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新しい朝

作者:楽日
 新しい朝が来た。希望の朝だ?

 音楽は聞こえない。自ら口ずさむ。長い夢のような時間から醒めた朝。ひんやりとした冷気に包まれる中、できる準備は整える。

 新しい朝が来た。

 フレーズは最後まで覚えていなかった。中途半端、始めの部分から繰り返し、調子を付けて行進する。自分一人。

 昨日と何が違うというのだろう。既に終わったと言う人々。自分の中ではそうではない。時間とは一方向へ連続する流れ。一定点である今日が、昨日や明日とどれほど変わりがあると言えるだろうか。

 希望の朝だ?

 門をくぐる、目的地に着く。予定通りの時間、しばらく毎日続いていく。室内で全員と久しぶりに顔を会わせる。面々は変わりない。日に焼けたいい面構えの奴らは、昨日もつるんでいた仲間ども。眼鏡の、大人の女性が入ってきた。颯爽と衣裳を決めて、初日だから。前置きも早々、用件に話が移る。自分たちは一列に並ばされた。急いても何もないのに。言われることは知れていた。言う文句も決まっていた。

「課題を提出して下さい」
「「忘れました」」

 仲間とともに唱和した。



 取りに帰りなさい、など野暮なことを大人は言わない。我々は持ってくるのを忘れたのではない、やるのを忘れたのだ。確信犯的に迷言。あえては述べない。事務的に次の期限が決められ、当たり前の罰が言い渡される。累積、累々積。

 だが悲観、誰がしよう。新しい朝が来る。希望の朝が。いずれ宿題の無くなる朝が。



 9月1日、夏休みは終わった?、終わらない。俺たちの戦いはこれからだ!

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