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東方望叶紀伝  作者: 雪の変人
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第73話 夏の終り 中編


はいどうもお待たせしましたユキさんです!


一ヶ月半ぶりですね。すぐ投稿しようと思ってたのにこれですよ…はい。


さて今回は…


本編へ。←おい




-side 狛


狛「たしか…ここらへんで待ってろとか言ってたか…?」


…たく。紫め、こんなおおまかな場所言われてもなぁ…湖のあそこら辺。とかどういうことだよ…


狛「で、上を見ていろ、と…眩しいだけだろ…」


上を見るのをやめ、夏もおわりというのにこの暑さ、冷たい水が気持ちいいな…そんな事を考えていると何かに日が遮られた。


??「えええぇぇぇ!?」


狛「ん?なんだ…?」


上を見るとそこには…


狛「しrぶっはぁ!?」


バッチャーン!と大きな音。いきなり降ってきたものに俺は顔を潰され、一瞬意識がとびかける。


??「ゴボボボボ…」


狛「お、おい!?大丈夫…って望か!?」


俺は急いで望を引き上げる。ゲホゲホと水を吐く望に大丈夫かと声をかけ…落ち着いた。


望「あぅ…狛ごめんね…?」


狛「別に大丈夫だって。」


なんだよこのしおらしい望。可愛すぎだろ…しかもなんでこんなしがみついて…ってそういえば望ってそんな泳ぎが得意じゃなかったな。


文「あやややや?これは大スクープですね~!」


狛「げ!やばい!写真撮られたら俺は一巻の終わりじゃないか!望、しっかり捕まってろよ!」


望「ふぇ?」


俺は望を強めに抱き、水柱を立て撹乱し、自分のできる最高速度で泳ぐ。




ある程度離れたところで俺は泳ぐのを辞める。ふう、とりあえず撒けたか。


??「ふん。」


狛「うお!?」


いきなり俺の近くから声がしたかと思うと抱きしめていた望が消える。


狛「望?どこに言った?」


少し離れたところからここだよ~と声がする、その方向を見ると…


にとり「お前がお姉ちゃんに触れるのは許せん…」


目の前にはにとりが…

ちょ、そのロケットランチャーてきな何かをこっちに向けるのはyって引き金に力をいれ…撃つな!?


狛「やめろぉぉぉ!!」

にとり「ぶっとべぇ!!」


引き金が引かれる。と同時に俺の身体がぶっ飛ぶ。あ、これは死んだな…

身体が上にういたかと思うと次は急降下する。このままでは水に打ち付けられる。


狛「死んでたまるかぁ!!」


『運気爆発』


俺の運を最大限まで引き出すスペカ。これで俺は運良く死ななくなる、はずだ。

バシャーン!と思い切り俺の身体が水に打ち付けられる。しかし痛くも痒くもない。身体が運気で強化されてるからだろう。しかし動けない。少し痺れてるみたいだ…っとそろそろタイムアップしちまう…あ。


狛「ぶはっ。あ、足つったぁ!!」


やべぇ。やべぇよ。こんな足の付かない湖のどまんなかで足つるとかどんだけ運がなくなってんだよ。


望「は、狛!?」


あ、望がこっちに頑張っておよいで…あれ…おれどんどんしずんで…



-side out


望「狛!しっかりして!」


僕はにとりちゃんといっしょに狛を岸に上げる。そして意識を確かめる。

…ない。呼吸は…してない!?そ、そんな…


望「狛……」


僕は人工呼吸をするために軌道を確保する。そして…


望「ん…」


くちづけし、いきを吹き込む。

にとりちゃんがそんな…とか言ってるけどなんのことだか。それよりも狛の命が優先だ。


望「狛…死んじゃやだよ…」


何度目かの人工呼吸で少し狛の手が動いた。


狛「ゴホッ!」


狛が水を吐き出した。

…良かった…


望「狛!よかった…ごめんね…」


狛「んあ…どうしたんだ…俺、さっきまで湖で…はっ!?」


狛がにとりちゃんのほうに向き直る。そして


狛「にとりお前よくもやってくれたな!」


にとり「お前がお姉ちゃんにベタベタするから悪いんだ!!」


喧嘩を始めてしまった……もう、二人は…


望「やめて!!二人共、そこに正座しなさい!!」


狛・にとり「は、はい!!」


僕の怒気のこもった声を聞いた二人はすぐさま僕の前で正座をする。


望「全く…狛、君はさっきまで溺れてたの。でさっき起きたばかり。OK?」


狛「OH…OK…」


望「で、にとりちゃん。君はその溺れさせた張本人。嫉妬するなとは言わないけど、命を危険に晒すようなことはしてはいけません。謝りなさい。」


にとり「はい…狛、ごめんなさい。」


望「よろしい。」


ふぅ…全く。この娘は僕に依存しすぎてるんだろうな…


望「狛、君はおとなしくしてること。皆の所まで送るから。」


僕は能力で狛を皆が集まっているところへ送るとにとりちゃんに向き直る。


望「にとりちゃん。さっきも言ったけど嫉妬しないでとは言わない。でもね、狛は僕の大切な友達、親友なの。代わりはいないんだよ?それをなくそうとするのはわるいことだってわかるよね?」


にとり「うん…」


望「じゃあ、すこしは狛に優しくして?確かに過剰なセクハラとかを僕がされてたら守ってほしいけど今回は僕があまり泳げないのが悪いだけ。だから狛にはなんの非もない。」


しょぼんとするにとりちゃん。かわいそうだけど叱ってあげないと成長できないんだもんで。僕もそれを教わったし。


望「さ、説教はこれでおしまい。僕達も皆の所にいこっか?」


にとり「うん!」


ニコッと笑ってみせるにとりちゃん。うん、笑顔が眩しい。この笑顔を守って行かないとって思っちゃうね。









お疲れ様です。中編でした。

結構適当な気がしますがいきあたりばったりで書いてますので…ごめんなさいです。


次回は望争奪水泳大会を予定してますので。


さーて、誰が優勝するかなー



ではまた次回、お会いしましょう。



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