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東方望叶紀伝  作者: 雪の変人
90/99

第68.5話 退行した3日間 二日目


週一更新したいとか言いながらもう一ヶ月半以上経ってる…だと…

なんとももうしわけないと謝罪するユキです^^;


どうにも文が進まないと作業が滞ってしまうんです…はい…


とにかくようやく二日目に入ります!

二日目はなんと…⇒本文にて!





-side にとり


私が起きたそのとき、なにやら賑やかな声が喫茶店の方から聞こえてきてるのに気がついた。

朝の、もうすぐ昼になろうという時間帯だった。

私は気になったので、見に行くことにした。するとそこに広がっていた光景は…


パチェ「やっぱりどんな格好しても望はかわいいわね♪」


妖夢「はい~♪もう天使みたいです~」


阿求「そうですよね~♪あ、にとりさん、おじゃましてます。」


昨日いたメンバーに加えて一人、阿求が来ていた。それで少し賑やかだったのか…にしても…


にとり「和服…しかも阿求とおそろい…」


阿求「いや実は私のお古なんですよ。昔からおんなじような服しかきてなかったもので柄まで同じなんですけど…」


パチェ「いいじゃない。いつも洋風な服ばっかりだし、今日くらい和風でも。」


望「あぅ…だからってボク、男の子なのに…」


実は望、今はパチュリーに張り付いている。見られるのが恥ずかしいのとまだ副作用の途中だから。といっても今は恥ずかしいのがまさっているのか、顔が真っ赤になっている。


狛「ふぁ…あ…なんだ、このにぎや…か…さ…?」


あ、狛まで起きてきた…

可愛い望、望大好きな狛…弱気な望…

やばい!これは狛が望に抱きつく気がする!そして望は回避できない!阻止しないと!

私は1秒もしない間に上の事を考え行動に移る。


にとり「望、こっち来て~。」


望「ふぇ?は~い。」


ぱっとパチュリーから手が離れた瞬間、狛の手が、足が動く。それを見越した私は望を抱きしめに行く。そしてちょっと力をいれ、離さないようにする。

すっと空をきる狛の腕。ふっ、あんたのことなんて予測は簡単なのさ。ふふっ、悔しそうw


狛「くっ…なぁ、にとり、俺にも少しは望を譲ってくれないか…?」


にとり「へんっだ、私が満足したらね~♪」


望に見えないように狛に向けてべーと舌を出す。


狛「ちぇ。まぁいいか。ちょっと外出てくる。あとで俺にも望抱かせてくれよな。」


そうとだけ言い残して狛は喫茶店から出て行った。


妖夢「なんか狛さんの目、親ばかのお父さんみたいな目でしたね…」


阿求「なんというか…親ばかのお父さんには子供を任せたくなくなりそうになりますよ、それ…」


にとり「あいつは獣だ。望を奪おうとする。」


そう話してる間、望は『?』を浮かべながらも甘えて私に抱きついてすりすりしてきた。

あぅ~かわいいなぁ♪などと思っているのもつかの間。カランカランと扉の開く音がした。


こあ「すみませ~ん…ここにパチュリー様は…」


望「あ~!こあお姉ちゃんだ~♪」


パチェ「あら、こあ来たの。」


こあ…あぁ~確かパチュリーの使い魔だったかの小悪魔!


こあ「あ~やっと見つけましたよ。早く帰ってきてくださいよ~。出て行ってから何度か魔理沙さんきて本もってk…は!?言ってはいけないことを;」


パチェ「へぇ~…本を持ってかれたと…。魔理沙、この異変だから動かない、というか異変の方につきっきりかと思っていたけど、まさか、ね。こあ、あなたのお仕置きはあと。魔理沙のところにいくわよ。」


こあ「え?あ、はい。というかやっぱりお仕置きなんですか~(泣)」


それだけ言うとパチュリーは私たちには何も言わずに喫茶店からでて行った。


こあ「あの、えと、失礼しますね。望君も、バイバイ。」


望「こあお姉ちゃんまたね~♪」


そして後を追うように小悪魔も出ていった。

その後、数十分は何事も無く雑談していたりはたまた望を着替えさせていたり…やっぱり望可愛いなぁ…


しかし、その平穏もつかの間だった…


??「やっべぇ!!ぶつかる!!」


バンッとすごい音を…バンというよりドン…かな?とにかく大きい音を発てて何かがぶつかる音が外から聞こえた。


阿求「な、なんです?いまの音…」


妖夢「ぶつかる直前に男の人の声が聞こえたような気がしましたが…」


にとり「まさか狛のやつが…」


とにかく外に出て確認しようということでみんなで外に出てみた。するとそこには…


??「つっはぁ~…この体になってからというもの、中々操作がきかないんだぜ…」


にとり「ま、魔理沙…」


そこに居たのは男になってしまっている魔理沙だった。しかも何冊かの本を持っている…


妖夢「え?魔理沙さん…なんですか?」


阿求「これはこれは…」


望「ふぇ?ふぇ??なに?誰なの??」


他のみんなはこの姿の魔理沙を見たことないのかびっくりしているみたいだった。望は少し怯えてるみたいに私にしがみついている。


魔理沙「お、ここは望の店か~。なんだか操作できてないうちにこんなところに来てたんだぜw」


にとり「来てたんだぜ、じゃないでしょ。というか運が良かったね、さっきまでパチュリーここにいたんだけど。」


魔理沙「マジか!?それは危なかった~。」


望「ねぇねぇにとりお姉ちゃん、この人誰なの?」


そういえば望は誰か認識していないみたい…どうしよう、教えちゃってもいいのかな…


魔理沙「よぉ望。男になった魔理沙だぜ!b」


望「ふぇ?男の…魔理沙お姉ちゃん…?


魔理沙「そうだ!今はお兄ちゃんだぜ!」


望「魔理沙…お兄ちゃん…?」


ちょ!?私が教えるか戸惑ってる間にもう魔理沙がばらしちゃってる!!?いいのかそんなことしても!?


望「わ~い♪お兄ちゃんだ~♪」


魔理沙「そうだ、お兄ちゃんだぜ!」


しかも望なんかノリ気で魔理沙の方に…抱きついてる!?

なんか抱きついてくるくる回ってる!?


妖夢「なんか中のいい兄弟みたいな光景ですね…」


阿求「そうですね、なんか微笑ましいというか…」


二人「「私もやりたい。」」


二人は光景をみてそんなことを口走っていた。

というか男の魔理沙見て何の反応もないのはどうなのかと私は思っていた。

というかなんでこんな私、ツッコんでばかりなんだろう…


にとり「はぁ、とにかく中に入ろう。」


魔理沙「わかったぜ。」


望「は~い♪」


望は怖がってる雰囲気がなくなっていた。というかもうもとに戻ってきてる感じがした。



望「ねぇ魔理沙おにいちゃん。さっきね、こあお姉ちゃんが来て魔理沙おにいちゃんが本を盗んだって話してたけどホント?盗むのはダメなんだよ?」


魔理沙「盗んではないぜ?ただ借りてるだけだ。私が死ぬまでな。」


いつもの決まった台詞がでる。というか魔理沙…なんかかっこよくない?なんというか…


妖夢「いいお兄さんしてますね…というか好青年ですね、魔理沙さん。」


阿求「そうですね…というか望くんを膝の上に…羨ましいです…」


なんか二人の会話にズレがあるけど…妖夢がいった感じを私は感じた。なんというかいい兄弟みたいな感じ。しかも弟思いのお兄さんみたいな…あ~もう!なんだ、軽くモヤモヤするような…


魔理沙「なんかにとりから熱い視線を感じるんだが…」


にとり「!?///な、なんでもないぞ!?」


望「ふぇ?にとりお姉ちゃん、魔理沙おにいちゃんのこと好きなの?」


にとり「そんなことない!!(汗)」


ちょっと焦ってしまって怒り口調になってしまったことに気づく。あ、やば。とおもったときにはもう遅かった。


望「へぅ…なんで怒るの…ふぇぇ…(泣)」


魔理沙「??ど、どうして泣いてるんだ?」


にとり「はわわ;ご、ごめん望。怒ってないから、怒ってないから;;」


望「…ホント…?」


私は大きく頷く。すると少しずつ望の顔が晴れていった


望「よかった…えと…ごめんなさい。ボクもなにか悪いこと言ったんだよね?」


にとり「え?あぁ…」


どういえばいいのか私にはよくわからなかった。


阿求「そうですね…望君、あまり誰々のことが好きなの?というのは本人の前で言うものではないです。だからにとりさんもさっきみたいに感情的になってしまったんでしょうね。ですから望君、いまのようなことは思っても言わないようにしようね?」


阿求が望の頭を撫でながら諭す。そっか、そういうことだったのか、と私の中でも納得した。


望「うん!わかった!」


望も笑顔で答える。あぁ、やっぱり望は可愛いなぁ…←結局これが全部



それからは数時間、ゆっくりまったりと過ごしていたように思う。

忘れた頃にガチャと入り口のドアが開いた音がした。


パチェ「全く…こあに任せてあんなことになるなんて…」


魔理沙「げ!パチュリー…」


パチェ「ま…魔理沙…(怒)」


パチュリーが帰ってきた。というかまた来た。

怒っているのだが顔に出さないようにしている。望が怖がるというのを考えているらしい。少しこめかみあたりがピクピクしているようにも見える。


望「あ、パチェお姉ちゃんおかえり~♪」


パチェ「ただいま望♪ところで望、こっちにおいで?」


望「ふぇ?うん。」


望が魔理沙の元からパチュリーの方へ歩く。

なぜか妖夢や阿求、私は二人の空気からか動けずにいた。


望「えい♪」


望はパチュリーに抱きつく。それに合わせてパチュリーも望の頭に手を乗せる。


魔理沙「よ、よぉパチュリー;」


パチェ「えぇ魔理沙。ところで魔理沙、●●って魔導書どこにあるか知らないかしら?」


魔理沙「え?;なんのことやら…;」


望「え?魔理沙お兄ちゃんさっきボクに見せてた本ってそんな名前…」


魔理沙「ばっ!」


素直な望はさっき魔理沙が借りて(ぬすんで)本を記憶していたらしく言ってしまった。


パチェ「へぇ…やっぱり魔理沙…」


魔理沙「か、借りただけなんだぜ…」


パチェ「ふ~ん…じゃあいつ返してくれるのかしら…?」


魔理沙「それは…」


パチェ・魔理沙「私が死んだら。」


二人の声が揃う。すると魔理沙はすこしずつ後ずさる。一方パチュリーはニコニコしながら魔理沙に近づく。


にとり「ヒソヒソ(二人の力関係ってこんなだっけ?)」

妖夢「ヒソヒソ(なんでもパチュリーさんの喘息が治ってからはこんな感じだとか)」

阿求「ヒソヒソ(単にパチュリーさんは喘息というハンデがあっただけでそれがない今はパチュリーさんのほうが強いということでしょうか。)」


私たちは集まって会議。その間にも二人は店の中をくるりとまわり、魔理沙が店の出入口側に来ていた。


魔理沙「よっしゃ!またな!!」


パチェ「しまった!!私としたことが!待ちなさい魔理沙!!」


望「え?お姉ちゃん!?」


望を残して二人は飛びさってしまった。すると望が…


望「うぅ…一人にしないで…ふぇぇ~(泣)」


三人「あ!」


私たちは少し遠巻きに居たので望を一人にする形になってしまった。しかも動揺してたからか誰も動けなかった。


狛「ただいまッと…全く、いきなり出てきてぶつかったらどうs…って望が泣いてる!?どうしたんだ望!!」


そこにちょうどよく…とはいいたくないけど狛が帰ってきて望に駆け寄った。


望「うぅ~…ボクを一人にしないで…ぐすっ…」


狛「あぁ。わかった。俺がいるからもう大丈夫だ。」


狛が望を泣き止ませる…だと…


阿求「なんか」

妖夢「狛さん」

にとり「お前」


三人「いいとこ取り過ぎ!!」


狛「ぐはっ!?なんだいきなり!?」


私たち三人は狛にチョップをかましてその場を離れた。


え?望を取り返さないのかって?

なんか空気的に望が狛から離れそうにないから…


べ、別にくやしくなんかないんだからね!!








どもです!

今回、なんか作風が変わってきてるようにかんじてしまったボクです。


可愛い望君ビジョンがボクの中でうまく映されなくなってきている…やばいぞ…妄想モードにうまく入れなくなってきているとでもいうのか…


とにかくスランプ真っ最中なわけですよ^^;


それでも頑張って書いている作者、雪の変人にエールをお願いします!←図々しいなww


ではでは、また次回をお楽しみにww


P.S.

まだまだリクエストは募集中ですのでこんなのみたい等、基本なんでもいいので募集してますよww←あと2つくらいかなーww

あ、ちゃんと本編の方も今同時進行でかいておりますので^^;



こんなリクばっか募集してネタを稼ぐようなクソ作者ですいません!



ではまた次回、お会いしましょう!!

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