第68話 解決とそれに伴う犠牲
はいどうも~。ユキさんですお^^
今回でようやく事件(異変)もおわりです!
なんか上手くまとめれなかったんですがね…
シリアスもなんだが苦手っす^^;
ですが頑張って書いたので見てってくださいっす^^ゝ
あと先に言っておくのですが次回からはEX編です。
一応次回書くのは3月になるので二月中は前回のアンケートにご協力くださいです。
-side 水騎
夢を見ていた。
過去の、俺と狛、そして望の三人でいる夢…
その時は俺は男で望も男だ。
休日の公園。狛に呼び出されてそこに向かった。用件も何も言わず、ただ来いとだけいわれた。
狛「おぉ、水騎来たか。」
望「ふぇ!?その人誰??」
その時多分初めて出会ったんだろうか。狛の後ろに隠れた子を俺は知らなかった。
水騎「誰だそのお前の後ろにいる…」
狛「あぁ。こいつは俺の幼なじみでな、望っていうんだ。ほら、望も自己紹介しろって。」
そう狛がいっても一向に前に出ようとしない。話そうともしない、いや離そうともしない。
狛「ははっ。ごめんな。こいつかなりの上がり症でな。」
望といったか。その子は可愛い服装。ふりふりのスカートでどこからみても美少女だった。そのときはそう思ってた。
水騎「で、狛。用事ってのはそれだけか?その望ってのとあわせたかっただけか。」
俺は当時は気取って女の子と関わろうとしないやつだった。
狛「まぁまぁそんなこというなって。お前が女と話さないことくらい知ってるって。だから望を連れてきたんだよ。望はれっきとした男だ。こんな格好で可愛いけどな♪」
どこからどうみても男には見えないそいつをみて俺は驚愕する。
水騎「本当かよ…どうみても女じゃねぇか…」
狛「そこらの子より可愛いだろ♪」
たしかにそう思う、いやそう思った。
狛「でな、女嫌いだかなんだか知らないがとりあえずこの望で慣れてもらおうとな。ほら望、ずっとくっついてないで話そうとぐらいしろって。お前の上がり症のこともあるんだからな。」
こいつは意外と頭がまわるやつだった。俺への行動と望って子のための行動を両方を考えての行動だったらしい。
望「はぅ…その…えと……僕、望っていいます…こんなだけど男の子です…その…」
前に出てきて、狛の手を握りながらでも頑張って話しているその子に当時の俺はきゅんとしたらしい。
水騎「あ、あぁ…俺は水騎。狛のダチってとこだ。よろしくな。」
俺はテレながら、顔をかきながら答えた。
―――――――
水騎「う…こ、ここは…」
紫「ん、目を覚ましたみたいだな。」
幽々子「そうみたいねぇ~。」
どうやら気絶していたみたいだ。俺は負けたのか…
水騎「俺の負け…か。」
そういえば俺は戦いのときに腕を折られた…のに今はなんともない。
水騎「俺の腕…誰かが治したのか?」
紫「ん?もともとなんともないが?」
おかしい…俺は確かに折られた…ということは望が治したのか。俺が気絶したあとに。
紫「多分望だな。最後、望も気絶する前に治したんだろう。それで気絶。望らしい。」
幽々子「望、優しいからねぇ♪」
優しい?あの戦いが優しいだと…?あれははっきり言って悪魔だ。やさしいわけが…いや、そういえば昔は優しいって印象…あれは消極的なだけか…
紫「そんな話じゃない。この事件、さっさと終わらせよう。さぁ、解いてもらおうか。」
水騎「う…」
この能力を解いたら…俺は死んでしまう…うぅ…望とかなら生き返らせれるのか…?く…
紫「どうした?解くことができないのか?」
水騎「いや、解くことは出来る…。だが解いた場合、俺が最初に能力を使ったところからすべて元通りになる。ここまでで途中に俺は一回殺された。つまり能力で生きている俺は死ぬ…。」
幽々子「なるほど~。死ぬのは嫌ってことね。」
紫「へぇ…」
そうだ。俺は死にたくない…でも解かなくてはならない…どうしたら…
-side out
その頃。
望「うぅ…」
狛「起きた!」
望「ここは…」
なんだろう…すごい寒い…怖い…
僕はどうしたんだろう…なんでこんなところ…何?この不安感…
那波「大丈夫か、望?」
望「ふぇ!?お兄さん誰!?怖い…怖いよぉ…」
いきなり話しかけてくる人に僕はおびえている。
狛「どうしたんだ?こいつは…」
望「あ、狛ぅ…」
僕は不安感からか狛に抱きついた。
望「何…これ…なんだかすごく怖い…不安…」
狛「どうしたんだ…えと…大丈夫だ、心配すんな。ここにいるやつはお前に危害は加えない。」
そういって僕の頭を撫でる狛…なんだろ…落ち着く…
妖夢「望君おきましたか~…って抱き合ってる!?」
そこに…妖夢…おねえちゃん?
那波「あ、妖夢おかえり。なんだか望が俺のこと怖がって…しかも狛になつくんだよ…」
妖夢「それは…」
なんだろ…僕の知らない人とお姉ちゃんが話してる…
望「ねぇ妖夢お姉ちゃん。今話してるの誰?」
妖夢「え!?//その…な「いっちゃだめ!」え?」
そこでさっきの知らない人が口を挟んだ。僕は大きい声だったのでびっくりして狛に抱きつく。
望「へぅ…なんで怒るの…?」
那波「え?あ、怒ったわけじゃないんだ…えっと…そうだ。望も起きたことだし紫さんのところに行こう。」
妖夢「あ、そうだ。起きたらつれてきてってことだった。じゃあ行きましょうか。」
狛「そうだな。望、立てるか?」
僕は立とうとする。けどなぜだか力が入らない。
望「ん~ん…立てない…力が入らないの…」
狛「仕方ないか。じゃあ俺が抱っこするけどいいか?」
望「…うん…」
僕は抱っこしてもらって紫さんのところへと向かった。
狛「(役得役得♪)」
妖夢「へんなこと考えてるなら私とかわってもらいますからね。」
狛「んな!?そ、そんな変なことなんか考えてねぇよ!;;;」
妖夢「…危険人物に登録…」
狛は妖夢お姉ちゃんから危険視されるようになりました。
-side 水騎
俺は依然として黙っていた。
紫「どうしたもんか…この手だと…『せいを操る程度の能力』…つまり自分の『所為』と認めさせれば解けるってとこだ。」
幽々子「でもあの子の口からじゃないと意味がないのよね?」
紫「そうだな。」
なんだ…そんな物騒な…
紫「無理やり言わすのもあり…か。」
幽々子「ん~でも霊増やすのは面倒だわ~。」
なんの会話だ…こいつらやばいな…下手したら言わされる…
そんな中、外側から足音。
妖夢「幽々子様、紫様。望君が起きたので連れてきました。」
紫「そうか。はいれ…って狛!?なんでお前が望を抱きしめてんだよ!!」
狛「いいだろ!てかその話し方止めろ!誰だかわかんねぇよ!」
望「あぅ…狛も怖いよ…?」
なんだこのにぎやかさは…にしてもなんだ…さっきまでの望とは違う…どちらかといえば昔の…なんだ…?
紫「やっぱり…反動ね。あのフィールド、無理があったのよ。」
狛「で口調やめてくれたか。なるほど。あれの反動か。俺の能力みたいな。」
みんなが座る。そして会話。
狛「で、水騎。さっさと解いてくれないか?俺が前にしてるようにこいつ、紫が男言葉使うってのになれない。いや、いままで女だったやつが男になるってことになれない。」
水騎「あぁ…解くって約束は守りたい。だが解くと俺が死ぬ…」
狛「な…」
また、俺はここにいる皆に能力とその解き方、ほかすべてを話す。
狛「なるほどな…で、お前は死にたくない…。」
那波「まぁ死にたくないってのはわかるけど。でもそれを考えて使わなかったあんたが悪い。」
幽々子「私からしたらもう死んでるから死にたくないとかわからないけどね~。」
妖夢「ちょ!幽々子様!?」
もう死んでる?どういうことだ…
紫「ん~そうねぇ…死なない方法はあるわ。」
幽々子「あ、紫まさか…」
水騎「死ななくてすむのか!?」
なんだ。その方法があるなら最初に言ってくれよ…
紫「あなたが永遠に、ずっと死ねなくていいなら…ね。」
水騎「え…?」
永遠に…死なない…?
狛「どういうことだ紫。」
紫「そのままよ。あったかもしれないけど永遠亭の姫やら医者は死なない。蓬莱人なの。あとは竹林の案内人。あの子も蓬莱人。死なないわ。つまり、あなたも蓬莱の薬。不老不死になればいいわ。永遠に死ねない苦しみに耐えられると思うなら…ね。」
水騎「……」
不老不死…だと…そんなのありえるのか…永遠に死ねない苦しみ…?なにに苦しむ…?
幽々子「苦しみがわからないってとこね。まぁそこは考えなくてもいいわ。さてどうする?死ぬか、不老不死か…」
水騎「俺は…」
不老不死…それは誰しもがあこがれるもの…苦しみの要素がわからない…
水騎「わかった。俺は不老不死になる道を選ぶ。死ぬのは嫌だ。」
紫「そう…なら、少し待ってなさい。」
そういって一人はどこかへ消えた。
幽々子「死よりそっちを選ぶのね…まぁ生きてるうちはそうよねぇ。」
狛「よくわからないが…とりあえず一件落着ってとこか。」
-side out
-side 狛
紫が帰ってきてから部屋を出された。紫曰く、見ないほうがいいらしい。
那波「にしてもあんまり話についていけなかった…まさか師匠が不死とか聞いたことなかったし…」
狛「不老不死の苦しみどうこうはよくわからないところだな。人間ならあこがれるところだし。」
妖夢「でもまぁ私にはわかりますよ。いとしい人がもし死んだとしても、自分は死ねない。」
みんなであぁ~と理解する…
とそこで
水騎「うぁ…あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁ!!」
ものすごい声が。
狛「水騎か!?」
那波「すごい声!」
妖夢「かなりの激痛が襲っているんでしょう…。」
俺はかなり心配した。望も声に怖がって必死に俺にしがみついていた。
辛そうな声が続きそうなので一旦は離れることにした。
小一時間。まだまだ治まる気配はなかった。
紫「多分三日くらいは治まらないかもよ。永琳もそんなこと言ってたし。」
幽々子「まぁその間は看てるからあなたたちはどこか他のところにいってなさいな♪」
ということで俺たちは三日の間。望家に邪魔することになった。
その三日は特になにもせず過ぎた。なぜなら望がみんな、男になってしまった人を怖がって店を閉めたまま。何もしなかった。しいて言うなら俺とにとりの喧嘩くらいだった。
にとり「なんでお前がお姉ちゃんと…望と一緒に寝るんだよ!離れろ!」
狛「んだよ!望が離れないから仕方ないだろ!」
このやり取りだけ。このやり取りがあるたびに望は妖夢の方にいくのだが。基本、俺のそばを離れなかった。
-side out
僕が戦ってから三日後。というかたってた。その記憶があいまいだった。三日間僕はなぜか狛と一緒だったみたいだし…あ~もう///
で、三日後に白玉楼に行くとのことだったみたいで僕たち、狛と泊まっていた妖夢さんの三人で向かった。
妖夢「着きましたね…静かです…」
なんでも前まではものすごい声が鳴り響いていたとか。
狛「水騎は無事なのか…」
望「水騎君がどうかしたの?僕は…戦ったあと治したはずなんだけど…」
妖夢「それとは別に…これは私たちからじゃちょっと。」
と奥へ行くとそこには男のままの紫さん。幽々子さん。そして…
水騎「…よぉ…」
髪が真っ白になり、少し疲れているような様子の水騎君が…
望「み、水騎君!?何があったの!?」
紫「それはね望。彼は…」
戻すための説明。水騎君の状況。すべて聞いた。
望「そうなんだ…」
水騎「まぁ…約束は守ろう。」
紫「悪いのはもとはあんたよ。」
水騎「う…」
そのとおりなんだけど…不老不死に…それになるために三日三晩くるしんだ…
望「頑張ったんだね…」
水騎「まぁ責任だ。死ぬのも嫌だった。仕方ないこと…じゃあ皆を解く。…ここから出ていたほうがいい。」
狛「なんでだ?」
水騎「おれは一回死んだって言ったろ?そのときナイフで刺された。そのときの傷がひらいて一回俺は死ぬ。らしい。そのとき血が噴出すだろう。見たいのならここにいてもいいが…トラウマになるぞ?」
その言葉を聴いて僕はすぐに外にでた。そんなの考えたくもない…あぅ…『今聞いたことを忘れたい』…
水騎「今までやったこと、すべては俺の『所為』だ。」
ふすまの奥から声が聞こえた。その後水騎君が倒れたのか、ドサと音がした。
望「水騎君、大丈夫かなぁ…」
狛「紫が大丈夫といったんだ。大丈夫だろう。」
僕たちは数分待った。すると
紫「もう入っても大丈夫よ。」
中からいつもの紫さん、女の人の声がした。
狛「よし、行くぞ。」
望「うん。」
中にはいつものドレスな紫さんと幽々子さん。あとは…
水「なんかあれだね。何か死んだら逆に疲れがなくなったわ♪」
元気になった、水騎君じゃなく水ちゃん。
望「なんか拍子抜けちゃった…」
狛「というかほんとに水ってのは水騎だったんだな…」
水「そうそう♪水騎は私♪これからも仲良くね、狛♪」
狛「なんか難しいぜ…。」
これで今回の事件はおわり。他のみんなも戻ったみたいで僕の喫茶店に押し寄せてきてた。みんな戻ってうれしかったみたいだね。でも妹紅さんはなんか悲しそうだった。『せっかく望を嫁にしようと…』とかいってた…僕は男だもの。嫁には…行かない…よ?
事件は解決した。ある意味で、水ちゃんの命の犠牲をはらって。
-後日談
望「にしても…せっかくの黒髪が真っ白になっちゃったね。」
水「まぁいいさ♪死ぬよりましだよ♪」
狛「確かにな。ん~白髪なら男のほうが似合うんじゃないか?」
水「そうかなぁ…あ、もしかして狛ってそっちな人なの?」
狛「んな!?違う!俺はノーマルだ!望なら男でもかまわないが…」
望「こっちがかまうよ!!」
水「まぁ冗談は置いといて。」
狛「おまえが発端だろ!」
水「私は廃洋館に住んでるから暇なら来てね♪皆で歓迎するから♪それだけいいたかっただけ。んじゃね~」
水ちゃんが住んでる場所が判明しましたとさ。
はい終了で~すw
さて、上手くまとめれなく、しかも可愛いところ倍増な弱弱しい望君も書かなくてすみませんでした。^^;
なんかインスピレーションがわかないんですよねぇ。
よし、だれか!サドンインスピレーションやろうず!(←知ってる人いたら挙手
とまぁ軽くスランプなんですよ、はい。
それでも応援してくれている人にものすごい感謝してます!(先に言うなしw
で、次回からのEX編のアンケート、二月中まで募集っす!
①ver.レース
②ver.脱出ゲーム
③両方やれ
④その他
⑤やらんでええわ
回答よろしくです~♪
あ、すでに回答済みの人は番号書かなくてOKっす
ではノシ