番外⑥ 望君の恋心!?
ユキ「はいどうも~作者のユキさんで~す♪」
望「なんでそんな元気なのさ…」
ユキ「実は空元気なのだw」
望「…で、今回はなんなの…?」
ユキ「今回の主人公はなんと!望君と…」
望「僕と?」
ユキ「慈紅さんなのだぁ!!」
望「ふぇぇぇぇ!?」
ユキ「どうだぁおどrぶふぉ!!」
望 (なんで?なんでこんなことに!?///)
ユキ「まぁ考えても仕方ない、さぁ!行くのだ勇者よ!」
望「へぅ…なんだよ、勇者って…」
と、言うわけで作者の勝手で書いた番外ですw
前にあったリクエストの中に慈紅さんとのってのがあったのでそれといろいろでw
あ、この話は本編に影響しないので、あしからず。
ではどぞ~/~
とある日、僕の喫茶店には二人だけ、そう、僕と慈紅さんの二人だけだった。
にとりちゃんはどうも山のほうに戻っているらしく朝からいない。紫さんも見当たらず、他にお客さんは珍しく来ない。もうずっと二人きりだった。
慈紅「うん、望君の入れる紅茶はおいしいね。市販のとは比べ物にならないくらいだよ。」
そう言って僕のほうに笑顔を向ける慈紅さん…はぅ//…なんでこんなに照れちゃうんだろう…//
望「えと、ありがとうございます…//」
慈紅「ん?顔が赤いね…熱でもあるのか?」
そういって僕のおでこに手を当てる慈紅さん…はぅ~///
慈紅「ん~どうやら…む?熱くなっていく…?」
望「あわわ!なんでもないんです!心配しないでください!!///」
はぅ~…なんでこんなに動悸、息切れ…なんだろう…
慈紅「本当に大丈夫かい?働きすぎで疲れてないか?休んだほうがいいんじゃ…」
そういって心配してくれてる…わ、なんかうれしい…あぅ!?またお顔が熱くなってきちゃった…
慈紅「ん~…顔が真っ赤だ。やっぱり休んだほうがいいだろう。よっと。」
そう言って僕を持ち上げ…わ!?これってお姫様抱っこ…
望「あわわわ///…」
僕はどんどん顔が熱くなっていくのを感じる。なんでこんなに照れたりしちゃうんだろう…僕、わかんないよ…
その後、僕は奥の生活スペースのほうに連れて行かれ、ベッドに寝かされる。
慈紅「さぁ、ゆっくり休むといい。」
望「へぅ…ありがとう…//」
あぅ~//なんだか恥ずかしくて慈紅さんの顔、直視できないよぉ…
僕は布団を顔をかくすようにかぶってしまう。
慈紅「こらこら、顔を隠して寝るのはよくないぞ。」
そう言ってかぶっている布団をはがし、ちゃんとかけなおす慈紅さん…
望「えぅ…ごめんなさい…//」
慈紅「ん~…寒いかい?寒ければ暖房つけるけど…」
望「えと、大丈夫です//ありがとうございます…///」
なんか恥ずかしいので目だけ出すようにして布団を引く。
慈紅「あ、ちゃんと布団からは顔出すように。あまり良くないぞ、その布団のかけ方は。」
うぅ~…恥ずかしいけど慈紅さんがそういうなら…
望「はい…」
僕は布団を普通にする。
というか僕は病人でもないのになんでベッドに…
慈紅「病人でもないのにって顔をしてるけど、君は少し休んだほうがいいよ。いろんな意味で体力や精神力を使っている、からいろいろ疲れている。でも望君自身はそれと向き合えていないみたいだ。」
ふみゅう??なんか言ってることが難しくてわかんない??
望「あの、えと…」
慈紅「まぁとにかく望君、今日くらい休めばいいよ♪」
そういって僕に笑顔を向ける慈紅さん…はぅ~//かっこいい…///
そのあと、僕に慈紅さんが手を当てたと思うと僕の意識は急速に落ちていった…
-side 慈紅
僕は望君の額に手をあて、能力を実効する。
多分望君は早く寝るだろうから…『望君の体の時間軸を午後11時に』…
とすぐに望君は眠ってしまった。
慈紅「本当に規則的なんだな…。」
僕は望君を撫でながらそう口にした。
このまま時間軸をほおっておくとだめだ。このままだと望君の昼夜は逆転してしまうので僕は撫でつつも時間軸を少しずつ逆行させていく。
紫「あら、今は望寝てるのね。」
慈紅「あぁ、紫か。僕が紅茶を飲んでいたら顔を赤くしてしまってね、心配だから寝かせたんだ。」
紫「それはあなたが…ってそうと決まったわけじゃないわね。」
ん?なにを言いかけたんだ、紫は…まぁいいが…。
紫「にしてもなんであなた、望の頭を撫でてるの?」
慈紅「ん?いや、この方がぐっすり眠れるだろうと思ってね。昔、親にしてもらってぐっすり寝れてた気がしたんでね。」
まぁ望君がそうとは限らないけどね。
紫「そう…ボソッ(楽しくないわねぇ…)」
慈紅「?なんか言ったか?」
紫「なにも~♪じゃあ私は表に休業の札でも立ててくるわ。ゆっくり寝かせといてあげてね~♪」
そういってスキマを開いて出て行った…そうだ、店のことを忘れていたが…まぁ大丈夫だろう、紫がなんとかしてるだろうしな。
-side out
-望の夢の中-
望「あれ…ここは…?」
僕は知らない場所…いや、来たことあるような場所なんだけど思い出せないのかな…にいた。
公園のような、噴水があって子供たちやカップルなんかもいたりして…にぎやかな場所だった。
慈紅「すまない、待たせてしまったかな。」
望「ふぇ?」
その声の先には慈紅さんが居た。ふわぁ…なんだか一段とかっこいいかも…//
慈紅「さ、行こうか望」
望「え?今、僕のことのぞみって…」
慈紅「え?だめだったかな?僕達、付き合ってるんだから名前で呼び合っても。」
ふぇ!?僕達付き合ってるの!?なんでなんでなんで!?
慈紅「そういえば、また『僕』って使ってるね。付き合うって決めたときにもう使うのやめるって言わなかったかい?まぁ僕は別にかまわないけどね。」
え?え?なに?何がどうなってるの??あぅ…えっとえっと………
カチッ と僕の中で切り替わるような音がした。
望「えっと、ごめんなさい。初めてのデートだから私、緊張しちゃって…」
あれ?なんで僕こんなこと…
慈紅「そうか、よかった、緊張してるのは僕だけじゃないみたいだね。」
そういって二人で笑いあう。あれ、でもなんか『僕』は楽しくない…『私』は楽しそうにしてるのに…
慈紅「さ、行こうか。」
望「はい♪」
そういって『私』は慈紅さんと手をつなぐ。あれ…なんか『僕』のほうにズキって…
望「そういえば慈紅さん、今からどこに?」
慈紅「そうだね、ちょうどお昼時だけどお昼ご飯はたべたかい?」
『私』は首をふって答える。
慈紅「じゃあ適当なところでお昼ご飯にでもしようか。あ、僕のことは呼び捨てでかまわないよ。」
望「あぅ//えっと…慈紅…?」
慈紅「ん?なんだい?」
このときにも『僕』のこころになにかズキって…
望「ううん、なんでもないです///さ、行きましょう♪」
昼食を食べた後は普通にデート。ショッピングモールに行って服をみていいものだったら買って、本屋さんに行ってこの本はどうだとかって話したりして、慈紅のオススメの本は買って…他にもいろいろして……途中から『私』は無意識に慈紅の腕に抱きついてて…///
その時『僕』はずっと不愉快な気持ちでいっぱいだった…なんでそんな…
慈紅「そろそろいい時間だね。」
多分19時を過ぎた頃だろう。日は落ち、街灯で街がライトアップしている。
望「私、まだ一緒にいたい…」
その台詞を聞いて『僕』にまたズキっと…
慈紅「そうだな、僕も…」
二人の間がどんどん近づいていく…
望「慈紅…」
-out-
望「だめぇぇぇ!!!!」
慈紅「おわ!ど、どうしたんだい望君?」
夢だったのか…なんで僕、あんな夢を…
望「な、なんでもない…です…。」
僕はまた布団にもぐる。
慈紅「そうか。あ、だからもぐるのはダメだって言ったろう。」
そう言って僕を覆っている布団をはぐ慈紅さん…そしてゆっくり僕にかけ…はわっ//慈紅さんの顔…
慈紅「ん?そんなにみて…僕の顔になにかついてるかい?」
望「あぅ!///な、なんでもないです!///」
あぅ~///あんな夢でも慈紅さんかっこよかったし…あぅあぅ~///
望「ねぇ、慈紅さん…」
慈紅「ん?なんだい?」
望「ずっとそばにいてね…?///」
慈紅「ああ、君が寝ている間は。」
何故か僕はこのときつれないなぁとおもってしまったけどなにがつれないのか、僕にはわからなかった…
ほんとすいません。本編書かずにこんなの書いて…でも後悔はしていない!!
と、言うわけでまた頑張って本編書き始めますよっと。
新年初うpなのにあとがきですまないと思うのですが、一応。
望「新年明けましておめでとうございます。」
慈紅「今年も」
優衣「…よろしく…」
那波「お願いします!!♪」
狛「あれ!?俺の分は!???」
は、というわけで、また次回、お会いしましょ~♪
P.S.
今年は他にまた『ネギま!』で新作を、と考えてますのでそこのところもよろしくです^^ゝ