第57話 お休みはどこへ行こう。 前編
はいどうも、雪さんです、はい。
ここのところ遅れてばっかりで申し訳ないです^^;
実は投稿しているのはノートPCで前回の投稿後にノートンが切れてネットにつなげない事件発生。一応ウイルスバスターのCDはあるものの、このPC、CDドライブがない。ので外付けドライブ買うまで投稿不可とのことでした^^;
ですがもう復活!でも受験…一応週一更新で頑張っていきたいので応援よろしくです!
おっと、今回は望君の休暇(はや!)の話です。
では、どうぞ~^^
昨日はいろいろあって僕は疲れた!
ということで休みにしました~♪
望「さて、皆も帰したし僕は…」
と考えてみたらやることがない。どこかに行く?行く当てもない。
望「う~ん…とりあえず外に出よう♪」
ということで僕は店の外へ、必要最低限のものだけ持って。
望「で、出たはいいけどどこに行こうかなぁ…」
なにも考えてない。いや、考えても何も浮かばないような気がして考えるのを諦めてるのかも。
望「うむぅ…どこに…」
??「あら、見ない顔ね。」
望「え?」
僕の前から声。声の方向に目を向けるとそこには一人の女性、日傘をさして…
望「日傘…あ!日傘忘れちゃった!今日は少し日差し強いし…」
僕は日傘のことで頭がいっぱいで前の人を忘れていた。
??「あら、いい度胸ね。自己紹介もせず、ただ無視するなんて。」
望「あぅ…どうしよ……帰るのも時間がもったいないし…仕方ないや、ん…」
僕は日傘を取り寄せる。手元に出てきた日傘をさす。ふぅ、これで日焼けしない。
??「…すごいわね、どうやったのかしら。」
あれ?前から声…わぁ!なんで目の前に人がいるの!?
あ、そだ!自己紹介しないと…
望「あぅ、えと…僕、御願望って言います!あぅ、えと、その…あなたは?」
??「今頃名乗るの…いいわ、私は風見幽香。ねぇ、さっきのはどうらってるのかしら?」
風見幽香さん…聞いたことない…しかたないよね、僕あんまり外でないし。あ、さっきの…あぁ!
望「えと…ぼ、僕の能力でしゅ!あぅ、かんだぁ…」
久々に会ったことない人と話すから緊張してるなぁ…ふぅ…平常心平常心…
幽香「ふふ、可愛いわね。あなたの能力…ね。なんて名前なの?」
望「はい!えと、『願いを叶える程度の能力』です!あと、『願いを聞き入れる程度の能力』って言うのもあるんですけど…あ。」
こっちは言わないほうが良かったかもって今思った。…でもやさしそうだし、いいよね?
幽香「へぇ…両者とも興味あるわね…後者のほうは…こうね。」
望「はわ!?」
僕の体が光る。すると僕はやっぱり縮んでいた。
幽香「あら、やっぱりかわいいのね♪」
望「あぅ…なんでみんなちっちゃくしたがるんだろう…」
少しうつむきかげんで落ち込みがちに独り言。
幽香「…♪」
望「ふぇ?」
いきなり幽香さんは無言で僕を抱きしめる。はわぁ…柔らかい…
幽香「そんなに落ち込まないで、戻してあげるから。にしても…あなたの能力は戦いに向かないようね。能力聞いて戦いに役立ちそうだと思ったのだけど、精神力を消費するのでしょう。さっき日傘を取り出したときに減ったのが見えたわ。」
な、なんでわかるの!?僕まだ説明してないはず…あと精神力が見える?ってすごいなぁ。
望「そうですね。あと僕は戦いが嫌いだから…」
戦い、よりも喧嘩で僕はもう嫌になる。
幽香「そう。わかったわ、あなたと一回戦ってみたかったけれど辞めてあげる。」
そう言ってから僕をそっと放す幽香さん。あ…ぅ…
幽香「また会いましょう。今日はどこか出かけるのでしょう。暇なときに…」
そう言って向きかえり歩き出す幽香さん…そうだ!
望「あの!人里のはずれで喫茶店やってるんで良かったら来てください!」
幽香さんはふふっ、と笑ってそのまま立ち去る。それと同時に僕の体が元に戻った。
望「幽香さん…やさしい…人?」
人なのかいまいち僕は見分けがつけれてないので疑問形だ。でもいい人だったなぁ…
僕は森のほうへ来てみた。
望「森はやっぱり空気がいいなぁ♪」
そういいながらなんとなくで進んでいく。帰る心配はいらない、だって帰れるもん。
僕はそのまま奥に奥に…って感じで進んでいく。ちょっとした探求心とでも言おうか、なぜか奥に何があるのか気になる。
望「どこに通じるのかなぁ…」
上から見た図を浮かべてみる。このまま行くと紅魔館がある…ような気がする。気のせいかもだけど…
望「どうせ暇だし紅魔館に顔出してこっと♪」
そう言ってまた歩きだす。とすこしひんやりするのを感じる…あぅ、なんか寒いくらいかも…
と、考えていると話声が聞こえてきたような気がした。
??「――ノちゃ――」
??「はは~ア―――――キョー――」
聞こえてるのは二人分の、女の子の声。一人はもう一人についている。そんな感じだ。
望「誰か気になるけど多分あったことないからなぁ…」
あぅ…なんかまた緊張してる…今日はもう二回目だもんね…
と、後ろからバキバキと音が「うおぁぁぁぁ!!ちょ!それはやりすぎだよチルノぉぉぉぉ!!」した…
狛「おわ!望!?やば…とにかく!」
望「ふぇ!?」
僕はいきなり抱きかかえられた。そして…
狛「ちょいつかまってろよ!」
狛は走り出す。何かに追われてるみたいだった。
??「ははは♪狛逃げるなぁ~♪」
??「あわわ、チルノちゃん、やりすぎだよぉ。」
あれ?さっき僕より前で話してるように聞こえた声…反響でもしてたのかな…
狛「くそぉ!なんでこんな目に…不幸だぁぁぁ!!く、紫さんも間違いだ、なんでここに俺をおいて行ったんだ!!」
なんか嘆いてる。けど僕はそれより…
望「ねぇねぇ、あの二人は誰?」
狛「んぁ?あぁ、なんかここに住む妖精だかなんだかのチルノと大ちゃん、あ、大妖精で大ちゃんな。」
へぇ…妖精…妖精!?そんなのも幻想郷にはいるんだ…って神様やらなんやらいるしいてもおかしくない…って
望「そういえばなんで追われてるの?なにかやらかしたんじゃ…「あ~!狛がひとじちをとってる~!」僕、人質にされてるのね…。」
狛「なぜに追われてるか俺にもわからん。なんでも勝てたら子分にしてやるとか何とか言ってたような気がするが「早くひとじちをかいほーするんだ~!」いきなり撃たれて避け続けてこうなったわけだ。」
ふむふむ、つまりよけてるうちに
望「僕を人質にとったと。」
狛「違う!!?」
ふふ♪なんかあせった狛可愛いかも♪…は!僕は何を考えてるんだ!?あぅ~早く男にもどりたい…
狛「とりあえずどうしたら「早く助けて~!」ちょぉぉぉぉ!!!」
僕はとりあえず叫んでみた。するとわかった~!と帰ってくる。そして…
氷符『アイシクルマシンガン』
と聞こえすぐに氷の…
望「氷柱マシンガン!?」
大量の氷柱がかなりの速度で飛んでくる。狛こんなのよけれるの!?
狛「なに!?おわ!あぶね!これはきついかもしんねぇ…」
運符『流れの功』
狛がスペル宣言。すると狛はどんどん飛んでくる氷柱をよける、また避ける。立ち止まって。
チルノ「すきありぃ!冷体『スーパーアイスキック』!」
と、近くまで来たチルノ…ちゃんが飛び上がって一気に急降下キック。それに狛は気づいてない。
狛「ふう、よけk「かくごぉ!」どはぁ!!?」
と、狛はおもいっきり蹴りをくらい、僕は中に投げ出される。僕は自力で着地してパンパンと服を掃う。
チルノ「ははは~♪せいぎは勝つ!!」
大妖精「あわわ~;だ、大丈夫ですか~;;」
チルノちゃんは楽しそうに笑って、大ちゃんは心配そうに狛の方を見る。
狛「つつ…な!?ちょ、勘弁してくれ!!」
望「それじゃただの悪役だよ、往生際の悪い。」
狛「望もそっち側なのか!?」
とりあえず二人の後ろに立って会話に参加する。まぁ…
望「怪我とかもないし大丈夫だね。」
チルノ「??アンタ誰?」
なんか存在忘れられてたみたい…なんかショック…
大妖精「あわ、失礼だよチルノちゃん;」
望「ううん、いいんだよ大ちゃん?だっけ。僕は御願望。」
僕はとりあえず大ちゃんの頭を撫でながら自己紹介。僕より背が低いのは久々にみたかも…
チルノ「ふ~ん望っていうのか。アタイはチルノ!」
大妖精「あぅ///私は大妖精、えとみんなから大ちゃんで呼ばれてるのでそう呼んでください///」
チルノちゃんは元気よく、大ちゃんはなぜか顔を赤くしてそれぞれ自己紹介した。
狛「そろそろ~…」
望「あ、狛が逃げる。」
チルノ「何!?あぁ!!まてぇ!!」
狛がおわぁ!見つかった!といってまた逃げ出す。それをチルノちゃんが追う。この場に僕と大ちゃんが残された。
望「あ~あ、行っちゃったね。」
大妖精「あぅ~♪」
なぜか気持ちよさそうにしている大ちゃんをみて僕も和む。僕は座り込んで
望「そのうち帰ってくるかな…あ、大ちゃん、おいで♪」
僕は大ちゃんを膝の上に座らせて抱きしめる。はぅ~♪落ち着くなぁ…
そのまま待ち続け、数十分くらいで帰ってきた。固められた狛をチルノちゃんが引きずって…
幽香さんがドSじゃない?仕様です^^ というか私的にドSにせずにお母さんポジにしてみたいだけですw
あとはなぜかチルノほか二人ww
大ちゃんを可愛がる望君…僕は望んでました♪
久々の狛さんもまたまた不幸に…あ、某禁書の●条さんとの関係は全く無いのであしからず。
さ、次回は紅魔館の話を書くか…はたまた作者の大好きなイレギュラーか…
次回もお楽しみに!!