表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方望叶紀伝  作者: 雪の変人
65/99

番外① 那波の修行と昔語り



大変お待たせいたしましたぁ!!

最近は寝込んでいて(単なる寝不足)パソコンに触ってなかったんです^^;



で、今回は那波の話です。修行…なのかはよくわかりませんがとりあえずいろいろ。


では番外①へどうぞ!



side 那波


望「じゃあ、行ってくるね。」


私はその声が聞こえて目が覚めた。


那波「ん…望ぅ…?」


しかし私は寝ぼけていた。


その後数時間私は寝てしまった。起きたらもう11時くらいという始末だった。


那波「もう望は行ったのね…」


にとり「うん、ちっちゃくなって可愛かったよ♪」


!!それは見たかったわ!…って遅いのよね…


椛「そういえば那波さん、準備をしてくださいよ。今日は永琳さんの所へ行くんですから。」


あ~そういえば昨日そんな話をして…ハッ!!


那波「そうよ!早く行かなきゃ!」


その後パッと準備した私はすぐに家を出た…



永遠亭…


那波「へぇ~…ここが永遠亭…」


なんかパッと見は薬屋には到底見えない。普通の屋敷だ。


椛「え~っと…鈴仙さ~ん、居ますかぁ~?」


那波「え?ここ鈴仙ちゃんがいるの?」


ちなみに私が鈴仙ちゃんを知っているのは学校の体育で一緒だったからだ。彼女すごかったなぁ…うん。


鈴仙「は~い。あ、那波ちゃん!」


そういって私のほうにかけてくる鈴仙ちゃん。そのまま…


那波・鈴仙「久しぶり!」


といってもほんの数日だが…


椛「おや?二人とも知り合い…というかお友達だったんですか。」


うん、ほんの数回しか会ってないのに本当に仲良し。…望のこと話してただけだけどね。


鈴仙「そういえば今日はどうしてここに?」


那波「あ~えっと…」


椛「永琳さんはいらっしゃいますか?実は那波さんが弓を習いたいらしく…」


そのままいろいろ長々と説明…してたら


永琳「あら、お客さん?」


本人の登場。私は目を光らせた。


那波「あなたが永琳さんですか!?」


私は飛びつくように近づき質問した。


永琳「え、ええ。私が永琳ですが…」


対する永琳さんは引き気味だった。


那波「えっと、私、望の友達、いえ、幼馴染で那波って言います。あの、永琳さんは弓がうまいとお聞きしました!私に弓の手解きをお願いします!」


私は思いっきり頭を下げる。角度は90度を超えるお辞儀だ。


永琳「望の…ふぅん…那波って言ったかしら?いいわ。教えてあげる。でもその代わり…」



私は弓を教えてもらえることになった。その代償は望との昔話。といってもそこまで長くないので一部空くところもあるけど…でも私自身話せるのがうれしく思っている。だって望のことだもん♪


永琳「あなたなかなか筋がいいじゃない。一本打ちには教えることはないわ。」


一本打ち…ってなに?


永琳「じゃあこうして…」


永琳さんは矢を三本取り出して弓を引く。


那波「三本同時に!?」


そのまま射った。射られた矢はすべてひとつの的に当たる。


那波「す…すごい…」


私はそのとき副部長よりもすごいと確信してしまった。


永琳「…やってみる?それとももう一回見る?」


那波「もう一回お願いします!」


私はもう一回見ることにした。動きを見る、見て覚える。


永琳「…ふっ。」


射った矢は確実に的に当たる。その動きを私は見て覚えてみた。


那波「よし…」


私は弓を構え三本の矢を引く。


那波「はっ」


射る。放たれた矢は的へと飛ぶ。

トントントンッ

矢は…


永琳「二本が当たり…すごいわね。やっぱりあなた、筋がいいわ。誰かに習ってたのかしら?」


自分でもびっくりした。一本も当たらないのが最初だとも思っていたくらい。でも一本は当たってほしいとも思っていた。けど結果は二本当たった。


那波「いえ…しいて言うなら部活…ですか。」


もとの世界で弓道をやっていたことを話してはいたのでそう驚かれなかった。が出した名前に反応を示した。


永琳「…皆賀…慈紅…ね。まさか紫が言ってた…」


那波「!?副部長のこと知ってるんですか?」


永琳「いえ、名前だけ、ね。昔幻想郷に来てたらしいのよ。見たことはないけどね。」


…副部長が幻想郷に?…聞いたことない…って聞くわけないか。


永琳「へぇ~…彼の弓も見てみたいものね。…っと修行に戻るわ。」


その話は打ち切られ修行のほうに戻った。


能力についてはどうしようも出来ないとのことなので何もしなかったが弓のほうはかなり上達した…と思う。三本打ちも5回に1回はすべて当たるほどに(成長速い!とかの突っ込みは無しで;)それでも永琳さんにはかなわない、かなうわけもないけど…。


永琳「さ、これくらいにしましょうか。」


那波「はい…ふぅ、つかれたぁ…」


ほぼ休憩無しで射続けたので腕が棒…以前の問題くらいだった。


永琳「少し休憩入れたら…望の昔話、聞かせてもらうわね♪」


那波「は、はい!♪」



私たちは数十分休憩してから昔話をすることにした。時刻はもう夕方あたり。



那波「私は望と三歳のときに知り合ったんですけど…(省略)…でですね、最初に会ったときの望の格好、どんなだと思います?」


私はまずあったときの経緯、それとあったときについて話す。格好は…


永琳「まぁ妥当な予想だと思うのだけど女の子の服装ね?」


那波「そうなんですよ!短いスカート履かされて髪の毛は大きいリボンつけてて…はぁ…あの時の望は…(省略←ものすごいのろけが連発しました;)」


永琳「そうなの…(←ちょっと引き気味)で続きは?」


那波「あ、そうでしたね。すいません、ちょっとトリップしてました。」


その後も話し続けた。

私と望は姉妹みたいに過ごしていたこと。小学校までは私をお姉ちゃんと呼んでいたこと。小学校入っても少しはお姉ちゃんが残っていたので可愛かったなぁ…こほん、話がっと。小学校入った当時は先生に女の子として扱われていたことも。服装は多分男の子……あいのこかな?その所為か身体測定のときは苦労したものだ。狛と二人で先生に望が男と何十分もかけて説明、最後は最後に順をまわしてもらって保険医に確認してもらってようやく理解してもらったくらいだった。…それからかなぁ?望が高学年の人たちに可愛がられるようになったのって…う…少しはらがたって来るわ…私の特権だったのに…っとまたずれた。その後は何かすごかったなぁ…望が人気者になって…それからかなぁ一気に望はあがり症になって私の後ろについてまわって…ことあると後ろに隠れるようになって…はぁ…可愛い望…カムバry…っとまたまた。中学校にあがってからは大変だったなぁ。私はなぜか怨まれてたし…望は校内人気ランキング一位…しかも入学してもないのに一位だったとか。…もはや校内じゃないよ…。あ、入学当初もまた女子と間違えられてたよ。なんで女子なのに男子制服なんだって聞かれてた。その時はまた狛とふたりで先生に説明したなぁ…その時はもう頭にあったから学生名簿でも何でもみて確認してくださいって言って納得させたなぁ。望はその時は髪が長くてポニーにしてたから仕方ないんだけど…。二年になってからは私は引っ越したから知らない。


那波「っとこれくらいですかね…」


永琳「望もそうだけどあなたも苦労してたのね…」


那波「いえ、望のためならこれくらい苦労でもなんでもないです!♪」


永琳「…そう。っとそろそろ夜になってしまうけど…どうする?泊まっていく?」


う~ん…どうしよう…泊まっていくのもいいけど…望と一緒に居たいし……やっぱり!…


那波「帰ります。望が最優先です!」


永琳「…そういうと思った。…また明日もいらっしゃい、修行くらいはつけてあげるわ。そのかわり望のこといろいろ聞かせて。」


那波「はい♪では!」


私は椛さんに連れられて家へと帰っていった。



昔の望を思い出しながら…



那波「やっぱり望可愛い♪」


椛「え?何ですか?」


那波「独り言です♪」













どうでしょうか?那波と望の昔話です。


望の格好は望母の好み(笑)です。昔から娘がほしかったとかw




次回は番外② 狛のry


お楽しみに!!




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ