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東方望叶紀伝  作者: 雪の変人
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第47話 学校② 後篇



はいどうも~♪雪の変人です~♪


今回は新キャラ現る!?

以外に過去が濃くなりそうです^^;


今日は4595文字!


では、47話へとお進みください……



今はプールも終わって放課後(授業後の方が適切かも)……


フラン「♪~」


僕の膝の上にはフランちゃんが乗っている。抱きしめててね。との事なので僕の腕はフランちゃんの前。そんでもってなぜかにとりちゃん(姉妹意識継続中)が後ろについている。来た時「あ~ずる~い!」と言って抱きついて来たのだ。


望「む~それにしても…することないなぁ……」


そう、学校の授業は終わっている。だが帰れない、いや帰らせてもらえないのだ。フランちゃん曰く「家帰っちゃダメ!!だって…」その後は聞こえなかった。


那波「望望~!!…なにしてんの?」


望「ああ、那波ちゃんかぁ…フランちゃんに甘えていいって約束しちゃったしにとりちゃんは…なんでかな?」


なぜかにとりちゃんは後ろにくっついたまま寝ているようだ、寝息が聞こえるし。


那波「そ…ねぇねぇ、よかったら弓道部来ない?暇でしょ?」


望「ふぇ?弓道?」


那波ちゃんは弓道部らしい。なんでも期待の~とか。


望「あぅ~でもフランちゃんもにとりちゃんもいるし…あと僕が行ったら迷惑じゃ…」


那波「そこは大丈夫だよ。部長は会いたがってる方だし…あとは…(みんな今日出来たファンクラブ入ってるくらいだし)」


そっかぁ…じゃあ行ってもいいかなぁ…


望「う~ん…フランちゃん、行ってもいい?」


フランちゃんは那波が来たくらいからむすっとしていた。


フラン「う~…ダメって言ったら…?」


望「う~んまぁ諦めるけど。フランちゃんに甘えていいって約束したし今日くらいはわがまま聞いてあげてもいいよ?」


そう言ったら次は那波ちゃんがむっとした。


フラン「う~…なんか那波が怖い顔してるよ~?」


那波「そんな顔してないもん!」


いや、してるよ…


フラン「じゃあ私も一緒に行くなら行ってもいいよ~♪」


その言葉でぱっと明るくなる那波ちゃんの顔。喜びが目に見える。


那波「じゃあ今すぐいこっ!うん善は急げだ!!」


といって背中ににとりちゃんがいるのも気にせずに手を引いた。


望「あわわっ!危ないよ!にとりちゃあっ!」


どさっと背中からにとりちゃんが落ちちゃった;;;


僕はフランちゃんを抱き上げてにとりちゃんの方へと向く。那波ちゃんは「はちゃ~ごめんごめん」と言ってはいるがなぜかワクワクしてるような…


にとり「う~…ここは~ってなに!なんで私は床で!?」


落されたことに気がついてないみたいだ。…うん。


望「今から弓道部行くんだけど…来る?」


落したことは言わないでおこう…


にとり「ん~…ふぁ…眠いから帰る~…お姉ちゃんも早く帰ってきてね~…じゃ…。」


勝手に帰って行った。うん、欲望に忠実だね、いいことだ…いい意味で。


望「気をつけて帰ってね~。…さて、那波ちゃん、いこっか。」


と言うことで僕らは弓道場へと出発した。ちなみにフランちゃんは甘えで僕に抱っこされたままだった。



弓道場……-side ??


??「ふぅ…結構射たな……」


僕の名は皆賀(みなが) 慈紅(じく)ここ弓道部の副部長。


慈紅「よし、休憩だ!10分後に再開、休憩いらなやつはまだ射て構わん。しかし後で的をかえておくように。」


ふぅ…なぜ僕が操作までしなくてはいけないんだろうか…全く、部長ときたら…


部長「はっやく望君、こっないっかなぁ~♪」


なぜか入口でわくわくしている…誰だ、望って…


那波「ただいま戻りました~♪」


っと、期待の新人、浦瀬が来たか。


部長「おぉ~来た来たぁ♪望君は?」


すると浦瀬の後ろから…なんだ、少女を抱えた少女が…


望「え、えっと…あの…」


フラン「こんにちわ!私はフラン!そんでこっちが望だよ♪」


ほう…望…!?まさか中学の時にいた…ふむ…でも…


慈紅「…女、だよな?」


そう、望…御願は男だったはずだ…なのになぜ…


望「はぅ…えっと今日は招いていただき…ありがとうございまs「まぁまぁ、かたくならないでいいから~♪」ふぇ!?」


部長は御願をおしてこっちに来た。


部長「これがここの副部長の皆賀慈紅ね~♪」


望「……どっかであったことない…ですか?」


慈紅「ふむ…御願望、という男になら面識はある。だが女には…」


望「あ!そういえば今女だった;え、えと…初めまし…て?」


ふむ…今の発言からこの子はあの御願で間違いなさそうだ…


慈紅「まぁ、はじめまして、だな。僕は皆賀慈紅、よろしく。…ボソ(と言っても一応男の君には面識があるはずだ、中学の時にね)」


僕は彼女に耳打ちをする。と、彼女は抱いていた子をおろしなぜか耳を押さえ顔を赤くした。


那波「…先輩…ちょっとかっこいいからって望に色目使わないでください…。」


む、なぜ僕は攻撃的な目をくらわないといけないんだ?


部長「はいはい~じゃあ次ね~♪みんな~ついに望君が来たよ~!!♪」


その一言でほとんどの部員は御願に集まった。…はぁ、今日は練習になるのか…


慈紅「それにしてもなぜ御願が女になって…」



-side out



慈紅…先輩と話してからはものすごいことになった。


望「みんなでもみくちゃにするんだもん…はぅ~…」


僕はフランちゃんを抱きしめて一息つく。ふ~…何かを抱きしめてると落ち着く~♪


那波「望~♪これから射るわよ~♪」


??いる…なに??


望「那波ちゃん…よくわかんない…」


那波「だから~今から着替えて矢を射るの!今日だけ特別だから♪」


ふぇ!?僕弓道なんてやったことないよ!!?


望「あぅ~でも他の人たちは~「ぜひとも見たいって!♪」…へぅ…」



と、言うことで着せかえられて今は的に向かっている…



那波「こうして…こうして…こうね。」


ふむふむ…あぅ~何だか緊張してきた…こんな人の前でなにかするなんて…


望「はわ…変なとこにとんだら…あぅ~…」


那波「大丈夫、下手だったら飛びもしないから♪」


以外にすぽっと言い放った。そうなんだ…下手なら飛ばないんだ…


望「あぅ…下手でも笑わないでね…?」


するとみんなで「可愛い~!!♪」っと声援があがった。

しかし慈紅先輩だけは真剣な目で見ていた。そして心配しているようにも見えた。


望「慈紅先輩…真剣に…うん、頑張ってみよう。」


真剣に見てる人の前ではしっかりやりたいと思った。


望「えっと…こうして…それ!」


以外に前には飛んだ。だが的に届く前に落ちてしまった…

しかし声援は凄かった。すごい!初めてなのに飛ばすなんて!という部長の声が一番大きかった。



その後も僕は何回か端っこの方でやらせてもらった、はまってしまったようだ。フランちゃんも「頑張って~お姉ちゃ~ん♪」と応援してくれてる。そこに…


慈紅「…まだやってたのか…もう終わるが…もう少しやるか?」


先輩だった。もう終わるのか…なんか残念…


慈紅「…誰もいなさそうだな…よし、御願、少し教えてやろう。」


そう言って僕の背後に立って


望「ふぇ!?」


先輩は僕の腕をつかんだ。何だろう…ドキドキする…//


慈紅「ん?どうした?」


望「いえ!なんでも…//」


数分だけだがいろいろとコツを教えてもらった。


望「えと…ありがとうございました。」


慈紅「いや、君は筋がいい、うまくなる。」


そういわれて僕は嬉しくなった。

そして僕は着替え弓道場をあとにした、フランちゃんをおんぶして…



-side 慈紅



慈紅「さて…鍵もよし…と。」


僕は鍵まで担当…むしろ僕が部長じゃないかと言うくらいだ。…全く、部長も仕事してくださいってかんじだ。


慈紅「ふむ…しかし…いや、まさか…」


今しがた思い出したがあの御願の抱いていた子は…


慈紅「いや、名前が同じだけか…」


僕は校門へと歩き始める。大きな懸念を抱いて…


紫「…やっぱりあなただったのね…慈紅。」


慈紅「ん?あぁ、確か…紫さんだったかな?」


紫「なんか他人行儀ね…昔、と言っても3年前だけど、その時みたいに呼び捨てで構わないわ。」


そう、僕は一時『能力』の暴走で紫さん…いや、紫のいる世界、幻想郷へと行っている。


慈紅「そうか。じゃあ紫、まさかとは思うが…御願は…」


紫「そうよ、能力があるの。でも暴走とかじゃないわ。今望が女の子なのは能力の所為で間違いない。でも能力が『願いを叶える程度の能力』、転じて『願いを聞き入れる程度の能力』が発動してああなってるの。まぁ私はどっちも可愛いからいいけどね♪」


…なるほど…僕よりいい能力を持ってるんじゃないか…


慈紅「そうか…というかなぜ紫はここにいる?幻想郷はどうした?」


それから知った、今幻想郷と現実が混同していること。他の幻想郷の人たち…と言っても八雲一家以外に会ったことはないが…いや、あった覚えもないのか。


紫「でももうすぐこの異変も終わるわ。そしたらまた幻想郷は隔離される…よかったらあなたもこっちにきたら?あなたの『軸を操る程度の能力』をつかって…」


慈紅「…あぁ…少しだけならな…この『能力』あまり好きじゃないんだ。」


紫「そう、じゃあまた。…あと、望には手を出さないようにね。他の幻想郷の皆に…刺されるわ。」


その言葉は理解できなかった。刺される?何のことだ…うむ、わからん…

そして紫はスキマに入って行った。


慈紅「幻想郷か…藍、橙も元気してるのか…」



僕は久々に幻想郷のことを思い返しながら帰宅した…



omake



望「…やっぱりこんなとこでも門番なんだ…」


僕は紅魔館前に来ていた…美鈴さん寝てるよ…一件永遠の家探しをしている人(暗にホームレス)かとおもわれそうな…


望「あの~…美鈴さん?」


僕はフランちゃんをおぶっているので手が離せない…ふむぅ…どうしよう…


レミリア「あら望、フランを背負って…ってまた美鈴は寝てるのね…一回性根からどうにかしないと…」


レミリアさんだった…ってバリバリ今風のファッションだったぁ!!

っとそこはふれないでっと…え?だって僕ファッションよくわかんないし。


望「こんにちわレミリアさん。えっと…フランちゃんが寝ちゃってたんで起こすのもなんか…だったんで送ってきました。」


レミリア「そう…ありがと…(くぅ~…フランだけずるいわ…)」


望「えと…どうしましょうか…僕、早く家帰って晩御飯を作らないと…」


レミリア「…そう…(どうせならうちにきてほしかったのに…)じゃあいいわ。咲夜!「はい、ここに」フランを部屋に運んで。じゃあ望…明日暇かしら?よかったらうちに来てほしいの。」


いきなり咲夜さん現れて…ううん、そうじゃない!…明日は…あ、土曜日!


望「あぅ~えっと…じゃあ行きますね。」


レミリア「やった♪じゃあ早めに来てね♪また明日~♪」


レミリアさんはルンルン気分で館内へと入って行った。咲夜さんは…御想像にお任せします…^^;



望「明日…か。お昼御飯だけ作っておいて朝から行こうかな…」



そうして明日の予定を決めたのであった…



異変終了まであと………2日










オリキャラ出過ぎですねぇ…

と、言っても幻想郷に行くかは不明ですなww


新キャラである慈紅君は…まぁわかりますね^^


さぁ~ってもうすぐ異変も終わり…かも。


次回は紅魔館が主体の話です。


その次は…何かしてほしいことがあったらどぞ~^^



では^^ノ

また次回お会いしましょ~



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