第38話 幻実混同
こんにちわ!いや、こんばんわ!!雪です。
本日は遅れてしまい申し訳ない^^;
では38話。どうぞ…
現実世界…
-side ??
??「あ~あ…暇だなぁ…」
俺は佐知野 狛、望の友達…いや、親友…いや、もっと上に位置していると思っている。それにしても望がいなくなってもはや2カ月弱…
狛「はぁぁ~望どうしてっかなぁ…」
俺は多分毎日望の事を考えているのではないだろうか…
狛「うぁぁ!!!まさか…変な集団にさらわれて崇拝されてるとかか!?あぁ~~~!!!俺の望ぅぅぅ!!」
??「うっさい!道のど真ん中で叫ぶな!!」
思いっきり後ろから殴られた。その本人は…
狛「いっつつ…浦瀬かぁいきなり殴んなよ~」
こいつは浦瀬 那波、こいつも俺たちの幼馴染だ…といっても知り合ったのは一番遅い。
那波「も~こんな住宅街で叫ぶからよ。全く…望なら大丈夫でしょ。まぁ心配はあるけど…」
狛「俺も大丈夫だと思いたいさ…だけどあのあがり症をどうにか出来ないと…」
そうだ、どこかわからない場所で知ってる人もいない。そんな土地だったら…
狛「うあぁぁぁ!!のぞ「だからうっさい!!」ぶはぁ!!」
また殴られた。くそ…痛くはないが他の何かが…
考えていると一気に激しい揺れが…
狛「お、地震…結構…「きゃぁ!」と、あぶねぇな。」
倒れてきた浦瀬を抱きとめる。
那波「あ、ありがと。」
そして揺れはおさまる。
狛「すげえ揺れだったなぁ…震度は…4あるかないかだな。」
するといきなりものすごい耳鳴りが襲った。
狛「う、うわぁぁぁ!!」
俺は耳を押さえてかがみこむ。
那波「なに!?どうしたの狛!!」
俺はその声を最後に意識を失った…
-side out
望「うぅ~ん…なんだったんだろう…今の地震…」
凄い地震、震度は4くらい。幻想郷に来て初めてのことだった。
時間は朝、みんなあんな地震があったのに寝ているみたいだ…幸せそうな寝顔……
僕は外にで…
望「ほえ?」
そういえば家の材質が変わってるような…この家ってこんな現代的じゃなかったよね…
僕は飛び出した。するとそこに広がるのは…
望「住宅街……」
現代、現実世界に戻った?まさか…そんなの…
はっと思い持っていた携帯を見る。
望「電波ある…そうだ。」
僕はこの周辺の航空地図を出してみた。すると…
望「博麗神社…守矢神社…香霖堂…」
幻想郷の家まですべてあった。まさかこれは…
僕は家を飛び出しすぐさま博麗神社、霊夢さんの下へ向かった。
行く途中…
家を出て数分、空を飛ぶ訳にも行かず走っている。僕は一つ気がついた。能力はそのまま使える事。しかし能力を使って行こうとしても行けなかった。それはつまり行ったことがない、混同した世界では行ったこと無し、という状態らしい。
僕は急いだ。博麗神社へと……あ、れ…
見知った顔を目撃した。
望「狛…那波ちゃん…」
幼馴染の2人だった。
狛は耳を押さえてのたうちまわっている。
望「狛!どうしたの!?」
那波「望!?今まで…ってそんな場合じゃないわ!」
するとぱったり動くのが止まる。
望「狛!?」
僕は駆け寄り息を確認する…うん、大丈夫、気を失ってるだけみたい。
那波「大丈夫…なの?」
望「うん、気絶してるだけみたい。」
ホントによかったぁ…あ、そういえば…
望「久しぶりだね、那波ちゃん。」
那波「…そうね。いままでどこに…」
望「あ、その話はあと。えっと…今から僕んちに送るからそこに居て。居候の人がいるけど僕の友達っていえばいいから。じゃね♪」
僕は『2人を僕んちに送って』と願う。すると2人は消えた。
望「ふぅ…さて、博麗神社へ急がないと…」
僕は急いで博麗神社へと駆け出した。
-side 霊夢
霊夢「なに…これ…」
目覚めたらそこは…
霊夢「なにここ…」
わからないところだった。
霊夢「なにかしら…また異変かし「霊夢さ~ん!!!」…この声は…」
望の声、この事に気付いて来たのかしらね。
望「大変です!!幻想郷が全部僕のいた世界と混同してます!!」
望の世界と混同している?…なによ…
霊夢「結界が解けたとでも「それはなさそうよ。」…」
紫がきた。目の前に…
紫「結界の方はちゃんと起動してるわ。これは何かしらの異変と考えるべきね。」
望「異変…ですか…」
やっぱりよね…結界は正常、すると何かしらの異変と考えるのが妥当ね…
霊夢「そういえばみんなこの世界にいるのかしら?」
気になったことを口にする。すると望から…
望「多分…えと、これ…上空から撮ったこの周辺何ですが…」
そう言って見せるのは何やら見たこともない…箱?
霊夢「なに?これ?」
私は箱を指さして言う。
望「あ、携帯っていうものです。遠くの人と話したり文通が一瞬で出来ちゃうんです…ってそれはよくてですね…」
けいたい…ふーん…っと、そうじゃなかった。
望「ここが博麗神社、ここは香霖堂、ここは…」
と、どんどん言っていく望。なるほど、みんなの家があるのね…
霊夢「みんなの家…それにしても紅魔館ってこんなにデカかったのね…」
望「そうですね…東京ドーム1/4…くらいかなぁ…」
東京どーむ?…まぁいいわ。
紫「霊夢はわかってないみたいね。まぁいいわ。さて、どうしようかしらねぇ…そのうち幻想郷の輩たちはどうかなるわよ?」
むぅ…ちょっと困るかも…
霊夢「とにかくそうね…紫、あんたみんなのとこ行ってこのこと伝えて動揺しないようにって。んでもってここに集まるようにと。」
望「あ、あと!なるべく飛ぶ以外の方法…紫さんが連れてくるとかで…」
紫「わかったわ。じゃね~♪」
紫はスキマに入って行った。
霊夢「何で飛んじゃ…ってあ、そっかこの世界じゃ人が飛ぶって無いのね。」
望「そうです。飛んでたらどうなるか…」
とにかく集まるまではどうしようもないわね。さて…
霊夢「望、この世界についていろいろと教えて。」
望「ふぇ?あ、うん。」
いろいろと教えてもらうことにした。知っとかないとどうなるか…
次回へ続く……
異変!現実と混同する。とのことです。
やはり現実に行くのが私の考えていたことなので^^;
ここで使ってしまうとは……
だはまた次回、お会いしませう!!