第33話 2人きり-妹紅-
妹紅「なあ作者、またEX時みたいに学校の…」
雪「あぁ、あの。いいよ。性別も反転な」
妹紅「あぁ//」
雪「たのむよ~。今回は俺も楽しみだし。」
妹紅「わかってるって。」
雪「…一線だけは越えるなよ?^^」
妹紅「!!??///おま、作者ぁ!!///」
雪「だ、なぁ!?なんでこんなてれk(ピチュ-ン)」
望「…あれ?」
気付くとそこは高校だったそして…
望「女の子…」
そう、女の子になっていた。そして…
狛「おい望~妹紅がまたいないぜ?」
狛!?…なんで…って妹紅?…あ、そういえば…
望「またサボってるのかなぁ…私、探してくる。」
狛「望もおせっかいだなぁ。サボってるやつ気にして…あ、そうか、彼氏だもんな♪」
はぅ///言われるとちょっと恥ずかしいな…
望「はぅ…行ってくるから!」
ちなみに今は朝のHR後、もうすぐ授業が始まる所。
私は妹紅を探しに飛び出した。
先生「お~し授業始め…また2人はいなのか。」
狛「望は妹紅を探しに行ってま~す。」
先生「はぁ~…まぁいい、授業始める。佐知野、号令頼む。」
そうして一時間目が始まった…
屋上…
-side 妹紅
妹紅「はぁ…あいつの授業つまんねぇんだよな…」
俺はまたサボって屋上に来ていた。どうも火曜日の午前はめんどい。大抵サボっている。
妹紅「さぁ~て…寝るかぁ。」
そう思って横になったその時
望「やっぱりここに居たぁ。」
妹紅「の、望!?」
望がきた。はぁ…やっぱ可愛いぜ…//
望「もぅ、サボっちゃダメって何回言ったらわかってくれるの?」
妹紅「だってよぉ…やる気になんねぇし…」
その時一筋の風が吹く…
望「きゃ!」
妹紅「…白」
白だった。え?何がってそりゃぁ…
望「あぅ…見たでしょ…?」
妹紅「あぁ、ばっちり♪」
望「あぅ~…見られたぁ~//」
望は顔を押さえている。多分真っ赤にして。
妹紅「いいじゃねぇか、ここには俺しかいねぇんだし。」
そう、授業はもう始まって屋上は2人きりの空間だ。
望「あぅ…そうだけど…あ、授業!出ないと!」
はぁ…頭かてぇな…
俺は立ち上がり望の前に立つ
妹紅「もういいじゃん。一緒にサボっちまおう…ぜ!」
望「きゃん!」
俺は望を一気に抱き上げた
望「な、何するの!?」
妹紅「そう暴れんなって♪」
俺は屋上のまた上の空間、貯水タンクのある場へ移動。
妹紅「よっと。さ、寝よ寝よ。」
俺はまた横になる。
望「もう…なにかあったら妹紅が責任とってよね…」
妹紅「あぁ、わかったわかった。」
ほんと、委員長やってんな…
望「ねぇ妹紅、頭、コンクリで痛くない?」
妹紅「んぁ?別に…」
望「膝枕…してあげようか?///」
お、待ってました♪
妹紅「じゃあ頼むわ♪」
望は正座する。俺は望のモモに頭をのせる。
望「…どう?」
妹紅「うん、いい感じ♪しかもこうしたら…」
俺は顔をそれを見上げる形にする。
妹紅「お前の顔も見れるしな♪」
望「はぅ///(なんでこんなに好きって感情が…)」
顔真っ赤にして…やっぱ可愛いぜ…
妹紅「じゃあ俺は寝るから。おやすみ。」
望「あ、うん。おやすみ///」
俺は目を閉じる。やっぱり望の膝枕は安心する…
俺は眠ってしまった…。
-side out
なんでこんなに今妹紅が愛おしく感じるの…幻想郷ではそんなのなかったのに…
望「妹紅…」
妹紅はもう眠っている…
望「可愛い寝顔…」
この感情…初めて…これ…幻想郷にもどったらなくなって…
望「これを覚えたら…また私は成長出来るのかな…」
私は妹紅の頭を撫でながらそう思った。
望「ふぁ…私も…少しくらいいいよね…」
寝ようと思った。しかし下を見たら妹紅はこっちに顔を向け、寝ていた。そして私は妹紅の唇に目がいった。
望「…お休み、妹紅…ちゅ。」
私はキスをした。なんでだろう…吸い込まれるように唇に…
私も眠りについた。
-side 妹紅
妹紅「(な、俺…キスされた!?///)」
俺はまだ起きていた。そして突然のキス。
妹紅「やべぇ…本格的に俺…望好きだわ…」
するとチャイムがなる。一限終了だ。
だが望は起きない。
妹紅「さて、もうひと寝入りすr「やっぱここか。」誰だ!?」
終わってすぐ、誰も来る訳ないと思っていたところに…
狛「俺だよ、同じクラスの佐知野狛だ。って、すまんな。望寝てたのか。」
なんだ…こいつは確か望の幼馴染だよな…
妹紅「何でここに来た。」
狛「結局授業来なかったしさ、どうせここだろうとな。…っていつまでそうしてるんだ?」
?…あ、そういえば。
俺は望のモモに頭を乗っけたまま。
狛「見せつけるねぇ^^」
妹紅「うっせ。見せもんじゃねぇ。後、望の顔も見せもんじゃねぇから見んなよ。」
俺は望の前に立ち望の顔を隠す。
狛「ははっ。それはそれは…ぞっこんだねぇ。で、どうすんだ?授業。」
あぁ…そうだった…
妹紅「とりあえず望が起きてからだ。それまではここでいるさ。」
狛「そうか。じゃあな、俺は戻る。」
妹紅「ああ、またな。」
狛は立ち去る…
妹紅「さて…どうすっかなぁ…」
とりあえず寝ている望を抱き上げてタンクの下まで移動。
妹紅「しっかしよく寝るなぁ…あんな目の前で話してたら起きるだろ…」
俺は望をタンクに寄りかけさせる。そんで俺自身もタンクを背に座る。そして望の頭を俺の脚に乗せた。
よく寝ている望…可愛い寝顔だ…
俺は思わず頭をなでる。
望「ん~…」
妹紅「ん、起きたか?」
望「…すぅ…すぅ…」
まだ寝てたか。やっぱり可愛いな望は…
妹紅「望…好きだ…」
俺は寝ている顔にキスをする。すると望はくすぐったそうにすろ。
妹紅「さて、もうひと寝入りだ。」
俺は目を閉じた…
時は流れて放課後…
ちなみに授業、4限から出た。望が「寝過したぁ!!はやく授業いくよ!!」って引っ張っていくからだ。望の手…あったかかった…
で、いまは屋上で望と2人きり…
妹紅「やっと終わったぜ~。」
望「もう、ずっとねっぱなしだったじゃない。」
そう、俺は授業を聞かずねっぱだった。
妹紅「いいじゃねぇか。」
望「まぁ妹紅がいうならいいけど…」
そういってうつむく望…どうしたんだ…?
望「ねぇ妹紅…」
妹紅「ん?どうした?」
望「私のこと…好き?///」
直球が飛んできた。しかもど真ん中。
妹紅「は?いきなり何を…「ねぇ、答えて。」…あぁ、好きだ。大好きだ。///」
俺は答えてしまった。内にこもっているすべての一部を…
望「私ね…幻想郷じゃこんな感情感じたことないの…でもわかる。私、今妹紅が好き…でも今日が終わったら忘れてるかもしれない…」
そうか…そうだよな…幻想郷じゃ小さい子供。元のままでも成熟しきってないから…
望「私はこの感情、なくしたくない!好きっていう感情を理解したままでいたい!…」
妹紅「そうか…じゃあさ…」
俺は望を抱きしめる。
妹紅「忘れないように…さ。」
俺はキスをした。そして
妹紅「俺はずっと好きでいる。だから俺がまたこの感情にさせてやる…」
首元にキスマークを付けるように強く吸う。
望「はぁぅ…///ダメだよ…//」
妹紅「これで…俺のもん…」
その後一線を越え、そのまま望の家へ移動そこでも…
そして一日は終わる。
望は隣で裸で寝ている…
妹紅「幻想郷もどったら望は忘れてんのかなぁ…」
どうですかね?
霊夢編に連動して感情を覚えた望。そして幻想郷に戻ってしまったら忘れてしまうかもという望。
霊夢編では理解できてなかった感情をここでは理解できていた。それでこうなった望でした。
っと、堅苦しいですな^^;
で、この世界では一線を越えてしまった望と妹紅。
はて、本編筋でどう影響するのか!?
そして一話以来の再登場、狛です!!
学校なので出してしまった^^;
ほんの出来心なんです!!!許してください!!
でもまたすたれていくのか…
可哀そうな狛君ww
では、次回はレミリア編です!期待せず、お待ちください
(^^)ノシ