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三界大戦記―好色皇子と三界の姫たち― 作者:安里優

第三部:人界侵攻・龍玉編

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第19回:秘密(上)

 ゲデック郊外の大地に、奇妙な文様が描かれていた。
 土を削り、刈り取った草木を並べて作られたそれは、人の目ではなんだかよくわからなかったろう。
 ただ土がまっすぐに、あるいはうねくって掘られ、草が束ねられているのが見てとれるだけだ。

 しかし、視点を変えれば、それがなんだか判別できる。
 人よりも、塔よりも、ずっと高く視点を持てば。
 そこに、幾何学的な図形を連ねた文様の全容が現れる。
 それは空を行く者が見るべきものであり、空を行く者に伝えるものであった。

 見よ、いまも巨大な竜がその文様目指して降りてこようとしているではないか。
 まるで空に溶け込むような色の鱗を持った竜――真龍の一頭は、その文様の中央に降り立つと大きく一つ吠えた。
 その吠え声に応じて、一群の男女が近づいてくる。

 黒ずくめの男を中心としたその一行は竜から少し離れた所で止まった。
 そこに再び大音声が響く。

「魔族たちよ。古き約束の形象を用いて我らを呼び出す意図はなにか」

 今度のそれは吠え声ではなく、明確に魔界の言葉を用いていた。しかし、よく見れば、真龍の舌は動いていない。
 おそらく、人の身に適した言葉を形作っているのは龍の体では無く、その内に包み込まれているはずの人の体のほうなのだろう。

 ともあれ、真龍を呼び出したスオウたちの興味は、そんな真龍の身体構造にあるわけではない。
 彼は懐から何かの包みを取り出すと、それを真龍のほうに掲げた。

「ツェン=ディーに書簡を持って行ってもらいたい。以前の会談における条件の一つが整ったとな」
「条件とは?」
「最後に残っていた都市、ベーアが降伏した。ソウライ全土の征服から一月というのがそちらの提示した期限だ。最後の都市の征服は、それを確定させる」
「なるほど。承ろう」

 真龍はスオウがなにを伝えたいかを理解したようだった。
 そもそも、スオウたちがこの場所に文様を描き終えてから、この真龍が降り来たるまで、半日もかかっていない。

 おそらくはカラク=イオの動向を監視すべく派遣されている真龍――そのうちの一頭――のはずだ。
 であれば、事のあらましを説明されていないはずがない。
 スオウに話させたのも、確認の意味が強かったと思われる。

「どう渡す? 体にくくりつけるか?」
「もっと確実な手立てがある。少しお待ちあれ」

 言うなり、真龍はぐっと首を伸ばした。そののど元の宝玉が明滅し、べろりと肉がめくれあがる。
 花弁のように開いた肉の中にいたのは、小柄ながら肉感的な裸身を露わにした女性であった。

「こちらで預かりましょう」

 その女性が手を伸ばす。だが、スオウは手に持った包みを預ける手を戸惑うように揺らした。

「体内にというのは確実には違いないが……。体液で読めなくなったりしないだろうな?」
「不躾なことを言う男ですね」
「おい」

 女の物言いに、赤毛の女が気色ばむ。
 フウロ以外の幹部たちも大なり小なり不快そうな顔つきをしていた。例外はスオウとハグマくらいのものだ。
 その様子に女性は小さく微笑んだ。

「これは失礼。あなたがたは敵ではありませんから、敬意を払うべきでしたね。お許しくださいますか」

 慇懃無礼な態度に周囲が余計に怒気を溜める中、当のスオウは彼女の挑発に涼しい顔をしている。
 むしろ、彼女の言葉の中に潜む棘を楽しんでいるようにも見えた。

「ともあれ、濡らさずに済む場所がありますから大丈夫ですよ」
「種族的な差異があることだから、疑問に思うのは許してくれ。ともかく、ツェン=ディー、あるいは真龍の首脳部に伝えてほしい。頼めるな?」
「その点は、ご安心を。しっかりお伝えいたしますよ、魔界の皇太子殿」

 その言葉に、スオウは彼女に手渡そうとしていた包みをひっこめた。

「そこを間違えちゃいけないな」

 不思議そうな顔をする女に、スオウはそれまでとは態度を変え、厳しい表情で首を振る。

「いまの俺は、カラク=イオの長だ」
「……お許しいただきたい」

 これだけはおそらく真正の謝意を込めて深々と頭を下げるのに、スオウは頷く。周囲で見守っている女性たちは、龍の体のほうも釣られるように頭がくいと下がるのに気づいていた。

「では、頼んだ」
「はい。おまかせを」

 ツェン=ディーへの書簡を受け取り、再び人龍一体となって空に飛び行く真龍。その体が空へにじむように消えていくまで見守って、スオウは付き従う部下たちに向き直った。

「本陣をゲデックに移し、真龍にはベーア降伏の日を伝えた」

 噛みしめるように彼は言い、周囲も決然と受け止める。

「ここからは時間との勝負だ」

 そう、時間との勝負だ。
 北上してくるかもしれない人界勢力への備えと、信用の証を求める真龍への対策。
 ソウライの占領政策とこれらを並行して行わなくてはならない。

 期間はおよそ一月。それより短くなることはあっても、長くなることはけしてない。



                    †


「叔父上」

 声のかかる先には、人身と龍身、二つに分かれた真龍がいる。人の身をした者は岩盤を削り出した玉座に座し、龍身をしたものはそれを囲むように丸まっている。

 ここは、真龍のうちでも特に高位の人身の者たちが集う宮殿の、その中心。
 巨大な吹き抜けの空間である。
 そこだけは、人身、龍身を問わず入ることが出来る大広間であった。

「なんだ、ツェン=ディーよ」

 問い返されるツェン=ディーも、また龍身のツェンと人身のディーが揃っている。
 ディーは以前のように裸では無く、申し訳程度の布を身に纏っていた。それを見れば、彼でさえ好き勝手出来る空間でないことがわかるだろう。
 その中でも言葉を交わすのは、専ら人身のほうだ。龍身の吠え声は意思疎通自体は可能でも、込み入った内容を語り合うには舌が不向きなのだった。

「出陣の宴を命じられたとか」
「ああ。俺の仕事だからな」

 ディーはその答えに苦々しげな表情を浮かべる。隣ではツェンがその体を困ったようにうごめかせているのがわかる。
 たしかに戦に出る前の宴を取り仕切るのは、眼前の男の役割だ。
 それは真龍の長が成すべきことであり、ツェン=ディーの叔父である彼こそが真龍の当代の長なのだから。

 しかし、彼を含めた長老たちはいつもは隠居を決め込んで一族の運営をツェン=ディーたちに丸投げしている。
 やるべきことをやらずに都合の良いときだけその役割を主張するとは、なんとも図々しい話ではないか。
 しかも、今回は……。

「いかにも。しかし、叔父上。早すぎはしませんか」

 そうだ、早すぎる。
 招集と宴の準備があるにせよ、まだ出撃の時すら定められていないというのに、始めるべき事ではない。

「早い? 我らはずいぶんと待ったでは無いか。奴らが人界に侵入して、もう季節が一つ過ぎ、さらに時が過ぎようとしている」
「それはそうでしょうが」

 真龍たちは、魔族が人界に侵入したその日を知っている。
 この年の一月一日、吉日を選んで、彼らは二百年以上も閉じられていた関を開いた。

 そして、いまは四月も終盤となる。
 真龍の感覚でいえば、冬が過ぎ、春もそろそろ過ぎ去りそうだ。

「叔父上。ご冗談を」

 ディーは首をふりふり呆れたように告げる。彼自身が使者として赴き、魔族たちに示した要求の期限は『ソウライの支配の日から一月後』。
 その日はまだずいぶんと先だ。

「魔族からの報が今朝届いたばかりではありませんか。ソウライ支配の日は今日から十日前。あと二十日もあるのですよ。しかも、期限のその日に襲いかかるというような芸の無いまねをするわけにもいきますまい」

 すでに、一族全体に戦が起こりうることを知らせ、招集自体の下準備は終えている。実際に兵を動かす準備も進めているが、それは二十日より先に期日を定めてのことだ。
 だが、長が出陣の宴を催すと命じれば、その準備は前倒しされてしまう。

「重ねて尋ねますが、ご冗談でしょう?」

 そのことをわかっているはずの族長に、全てを冗談だったで済ませるようにと彼は迫っているのだった。

「馬鹿を言うな」

 真龍の族長――その人身はそんな甥に向けて、野太い声でしかりつけた。
 その片割れである龍身もまた轟と吠える。

「そもそも奴らが主張する日時などあてになるものか。これ以上待ってやる必要がどこにあるというのだ」
「叔父上」

 今度こそあんぐりと口をあけて、無茶苦茶な論理を展開する叔父を呼ぶことしか出来ないディー。隣ではツェンが困ったように首を落としている。
 しかし、どうやら目の前にいる叔父たちは本気であるように見えた。
 呆れて言葉も出ないツェン=ディーを蔑んだように睨みつけている。

「それとも、戦いが恐ろしいか?」
「そうではありません。そんなことより、約定を破り、真龍の名誉を汚そうと?」
「名誉などと。奴らは侵略者だぞ。人界を守ると誓った我らが撃退するのになんの遠慮がある」

 その論自体には一定の説得力が有り、以前から彼は同じように主張していた。
 しかしながら、それは一族全体の話し合いで決着した話ではないか。
 当代の長の強硬論も、ツェン=ディーが展開した論も一族は採択せず、結局、いくつか出た意見を折衷する形で魔族への要求を練り上げたのだ。

 そうして決まった話を、なぜ今更になって覆そうというのか。
 ディーは驚きよりむしろ疑いの感情がわき上がるのを感じていた。

「それに、だ」

 黙り込んでいる甥に得意げになって族長は続ける。

「奴らに要求をかなえることは出来んよ。一月が一年でも十年でもな」

 何故、そんなにも自信をもって言い切れるのか。
 ディーは己の中で疑惑が渦を巻くのを覚えていた。
 だからこそ、表に出る感情は落ち着き払い、諦観じみたものになる。

「なるほど。所詮は掠奪の徒。我らと人界の絆など見つけ出せるわけがありませんな。いえ、見つけ出したとしても、戦利品と隠してしまうかもしれません。もしそうなれば、これはどうやっても探し出す必要がありますな」
「さて、それはどうかわからぬがな」

 一転、慌てたようになる叔父。龍身のほうが首をそっぽに向けているところからして、なにかつっこまれたくないことがあるのかもしれない。
 ツェンとディーはそれぞれに叔父たちの様子を観察する。その後で、ディーが静かに口を開く。

「いずれにせよ、二十日も前倒しするには無理があります。近々宴を催すにしても、もう少し機を考慮願えませんか」
「ふん」

 次代の長の申し出に族長は不満げに鼻を鳴らしたものの、そのあごを撫でて少し考え直したようだった。
 彼は笑みを浮かべ、甥を見る。

「まあ、よいだろう。命は撤回せん。撤回はせんが、多少は慎重に行くとするか。なにしろ、久方ぶりの出陣だからな」
「はい。ぜひそれにふさわしい陣容にて」
「ああ。任せたぞ」
「わかりました、叔父上」

 そうして族長の前を辞したディーは、ツェンを宮殿の外に向かわせ、自らは一人廊下を行く。
 その彼の横にすっと並ぶ人影があった。

「いかがでしたか」

 そう尋ねるのは、一人の女性。
 スオウから書簡を受け取った、空色の鱗をした真龍の片割れであった。

「兵を集めることになったよ」
「説得は無理でしたか」
「元々聞く人じゃ無いさ。だけど……」

 ディーはそこで言葉を切り、そして、むすっと黙り込んだまま足を止めた。

「ディー様?」
「どうもおかしかったんだよ」
「長がですか」
「そう。まあ、僕らの感覚だとあの人はいつもおかしいんだけど」
「ディー様……」

 慌てたように辺りを見回す女性。彼女はディーの側近であろうが、ディーほど肝は据わっていない様子だった。

「ちょっと自信満々に過ぎた。いつも自分が正しいと思っている人だが、それで全てが通ると思っているほどおめでたい人じゃない。あれは、なにかある」

 そこで彼はぎゅっと目をつぶり、なにかを思い出すようにした。

「魔族たちが要求をかなえられないと、あの人は言い切った。それはなぜだ。なにを証拠にそんなことを言う」
「そのようなことを?」
「言った。得意げにね。だから、話を合わせてきたんだけど……」

 ディーは目を開き、ふるふると首を振った。
 その様子に、女はむしろ覚悟を決めたというような顔でぐいと身を寄せる。

「探りましょうか」
「探るとなると、あちらにも気づかれる。だから、覚えておいてくれるくらいでいい。信用できる仲間にそれとなく伝えておいて」
「はい」

 強く頷く女に、ディーはそれよりもと続ける。

「兵を集めよう。叔父上の言うとおりにね。ただし、これは叔父上の思うとおりになる軍勢じゃない」
「……ディー様。では、ついに!」

 彼の言葉をどう受け取ったか、女が興奮気味に拳を握るのに、ディーは苦笑する。

「勘違いしちゃいけないよ。あくまでも、これは真龍の軍だってことさ。僕らの軍であってもいけない。そこを見誤ると、行き着く先は破滅だよ」
「真龍の……」
「そう。真龍の軍だ」

 目を丸くする女に、彼は噛んで含めるように説明する。

「真龍のことを思い、未来のことを思い、三界のことを思う者たちの軍だ。そういう者を集めなけりゃいけない。なにしろ、いまは新たな時代の幕が開ける時だからね」

 沈黙を守っていた魔界がついに動き、人界にあきれ果て逼塞していた真龍もまたそれに刺激されて動き出そうとしている。
 どうなるにせよ、時代は動く。
 ツェンとディーはそれを確信していた。
 だからこそ、彼はこう言う。

「仲間を集めるんじゃない。真龍のことを心から思う皆に仲間になってもらうんだ。次の時代を築くためにね」
「それならば、大丈夫でしょう」

 女は満面の笑みでそう返す。その様子に、ディーは面食らった。

「そうかい?」
「もちろんです。次代の長はツェン=ディー様ではありませんか。皆、あなたがたを支持いたしますとも」
「……そううまくいくといいけどね」

 信頼と興奮からか顔を赤くしている側近の耳に届かぬよう、彼はそう呟く。
 その脳裏には、皇太子という地位にありながら、魔界を追放された男の姿が浮かんでいたのかもしれない。


                    †


 ちょうどその日の夜、ゲデックにおいて祝宴が開かれた。
 遡ること十日、ベーアが降伏し、ソウライ全土がついにカラク=イオの支配下に入った。
 そのことを祝う宴であった。

 この日あるを予期してか、カラク=イオ幹部は全員がゲデックに集合し、各市の領主たちも――病床にあるショーンベルガー公爵を除いて――それぞれに呼び出されていた。
 ベーアの子爵も、降伏を伝える一行と一緒にゲデックへと連れてこられている。これなどは無理矢理の連行に近かっただろう。

 いずれにしても、その宴が人界の人々に与えた衝撃は大きかった。
 祝宴自体がいかに急ごしらえで、一国の支配が定まったことを記念するにしてはこぢんまりとしたものであったとしても。
 ソウライ王家の末裔が殺され、かつてソウライであった大都市が全て魔族の前に膝を屈した。そのことを印象づけるには十分だったから。

 この時、人々はようやく、受け入れた。
 ついに、この国は――そう、自らの都市だけではなく、ソウライという国が――魔族のものとなったのだと。

 そして、さらに気づくのだ。
 これまでは……ベーアが陥ちるまでは、他の都市が生き残ってくれているのだから、自分たちはしかたないと、そんな風に考えていたということを。

 一方で、ソウライの支配を確実にしたと宴を開いているはずのカラク=イオ軍、ことにその幹部たちは、内心では浮かれるどころか焦燥に駆られていた。
 兵たちに気兼ねなく楽しんでもらうためと言い訳して、そそくさと奥に引っ込み、膝つき合わせて話し合いを始めるくらいに。

 話し合いは最初からどうにも重苦しいものであった。
 第一に、真龍の要求に応じることは不可能になったと判断され、いずれ来るであろう衝突に備えざるをえないことが確認された。
 第二に、ソウライの南方、戦王国群の『足萎えの雷将』がソウライ情勢を探っていたことから、この勢力の侵攻も考えられるという認識が共有された。
 それらの情報があわさったところで、一同はこう結論づけざるを得なかった。
 最悪の場合、これら二つの勢力からの攻撃が重なった時期に起こりかねないと。

 その予測が出た時点で、スオウは一度散会を命じていた。
 どちらに対する情報も乏しい現状ではあったが、それぞれの幹部に独自に思案して意見を出して欲しいと考えたからだった。
 ゆっくりと夕食でも摂って、風呂でも浴びてから集まろうと言って、彼は時間をおいたのだ。

 エリが彼の部屋を訪ねたのはそんな最中であった。

「ああ、エリか。一緒に食べるか?」

 スオウは、皆に言った通り、夕食を摂っていたところであった。しっかりと考えを聞き、決断を下すためには食事もしっかりとしておくべきだと考えてのことだ。
 おそらくスズシロたちも同じようにしているだろうと彼は信じていた。
 慌てふためいておろおろと食事も手に着かないような者は、少なくとも幹部になる資格が無いと。

 だから、彼は至極まじめにエリを誘っていた。

「少しお話があります。会議が再開される前に」

 だが、少女は頭を振って、それを断った。
 常ならば断るにしてももっと丁寧な仕草をする。どうやら、かなり切羽詰まった用事であるらしい。

「二人きりで?」
「二人きりで」

 スオウは頷いて、彼女を卓に招いた。
 素直に座る彼女に、杯を渡す。喉を湿らせるためとわかって、エリはそれを受け取って、彼の注いだ冷たい果汁を飲んだ。

「スオウ様」
「うん」

 彼の名を呼んで、しかし、彼女は口を開いたままに固まってしまった。
 まるで声が喉につかえて出すことが出来ないというように。

 スオウがもう一度杯に果汁を注ぐ。
 エリはそれを飲み干して、そのままの勢いで声を放った。

「スオウ様。あなたに打ち明けなければいけないことがあります」
「うん」
「実を言えば、真龍たちを納得させる方法は、あるのです。そして、私はそれを知っています」
「なんだと?」

 スオウが思わず立ち上がろうとしたその時。

「私はエルザマリア・ショーンベルガーではありません」

 彼女は、そんな衝撃の言葉を放ったのだった。
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