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三界大戦記―好色皇子と三界の姫たち― 作者:安里優

第四部:人界侵攻・征西編

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第16回:決断(下)

「ちょ、ちょっと待つにゃ!」

 スオウの宣言に最も慌てたのは、誰あろうシャマラであった。
 口調がいつものにゃあにゃあいうものに戻っているのを自覚することも無く、彼女は叫ぶように続ける。

「そ、そんな簡単に決めちゃっていいのかにゃ!?」
「簡単ではありません」

 黙って席に戻るスオウに代わり、スズシロが重々しく言うのに、幹部たちは思い思いに同意の仕草を示す。
 スオウの決断は、たしかに素早いものであったかもしれないが、けして簡単ではない。
 ただし、それも前提となるものがあってこその話だ。

「ですが我々はいずれ世界全てを呑み込む者。で、あれば後は時期の問題でしか有りません」

 カラク=イオの頭脳がいま断言するように、彼らは全てを――大陸全土とそこに生きる人々全てを――手に入れんがために動いている。
 故に、大方針はすでに決定されている。あとはどのように行っていくかという取捨選択に過ぎない。

「いままで聞いたところによると、どうもネウストリアは小競り合いばっかりで、大規模な戦に慣れてない。戦慣れしてるくせにまとまりのない戦王国群を攻めるよりは攻めやすいと思うぜ」
「その上、今回はあなたがたという協力者がいるものねぇ。我々がネウストリアを知るための障壁はずいぶんと薄くなるってわけ」
「それらを勘案して、殿下は決定を下されたんですのよ。けして容易だと思っているわけでも、軽く捉えているわけでもありませんのよ、シャマラさん」

 フウロ、シラン、ユズリハの三人の大隊長が、代わる代わるに言うのを見て、シャマラは考え込むようにうつむいた。

「むしろ、貴殿はおののくべきだろう」

 そこで声をかけたのはラー=イェンの人身であった。

「我ら真龍がこの一党に加わったのはつい最近。しかしながら、彼らのことはずっと観察してきた。その上で言うが、カラク=イオは苛烈な支配者ではない。だが、領民になにも求めぬわけでもないぞ」

 人身の声にあわせるように龍身の喉から、長い息が漏れる。その音がまるで吹き付ける風のようで、シャマラは意識を向けずにはいられなかった。

「税はもちろん、兵士も要求する。そして、それ以前、支配が確立するまでは、魔族という名を忘れるほど小賢しい戦いを進める」

 小賢しい戦いという言葉に、幾人かが苦笑する。根拠地すらなく、兵力も多いとは言えない彼らは、そうした戦いをする他なかったのだ。

「貴殿は、そうした者たちを引き入れる役を担った。森が焼け、民が苦しむことだろう。貴殿の民の一部は死に、一部は不具となるだろう。我らのうちのいずれかも死ぬかもしれない。勝つまでは、そうしたことが続く。貴殿はそうした未来を確定させた」
「……覚悟の上にゃ」

 言い聞かせるようなラー=イェンに対して、シャマラの返答は短い。だが、その重みは拮抗していたといっていいだろう。

「ならば誇るがいい。貴殿の覚悟こそが、スオウ殿下の決断を引き出したはずだからな」

 ラー=イェンの人身はそう言ってにっこりと笑い、龍身はごろごろと喉を鳴らした。
 その笑顔のあまりの晴れ晴れとした様子に、シャマラはむぅともぬぅともよくわからぬ声を一つあげて、おしだまる。

 それまで周りのやりとりを黙って見ていたスオウは微笑みながら、声を発した。

「まあ、そういうことだ。決定はなされた。あとは、計画を立て、それをもとに実行するまでだ」

 シャマラがなにか言う前に、スオウはこう続けた。

「では、皆は事を進めてくれ。俺は、彼女ともう少しだけ話がある」

 そうして、その場は解散となったのだった。


                    †


「誤解したかもしれんが、ここは俺のわがままだけで事が通る組織じゃない。皆はそれなりの考えがあって、俺の意見に反対の時はきちんとそれを述べてくれる。今回はそうではなかったまでのことさ」

 スオウとシャマラは陣城の中を歩きながら、静かに言葉を交わしていた。

「いえ。承知しております。先ほどは動揺してしまいまして、申し訳ありません」

 ぺこりと頭を下げるシャマラの頭でぴょんと尖った耳が揺れる。その様子を見ながら、スオウは小首を傾げた。

「あちらの口調のほうがくつろぐなら、そうしてくれていいぞ」

 ユズリハからの報告でも、普段のシャマラの口調は、柔らかくにゃあにゃあいうものだと聞いている。
 落ち着いた様子で話すことで気を使うより、素直に話してくれるほうがいいと思っての発言であった。

「どうでしょうか。あれもこれもどちらも私ということなのだとは思うのですが」

 シャマラはそれに対して艶然と微笑んでこう応じた。
 その後で、顎に指をあて、少し考えるようにしてから、彼女はどこか遠くを見つめるような表情になる。

「ただ……」
「ただ?」
「時折……ずっとあちらのままでいられたならと思うことはあります」

 その横顔を見ながら、スオウは思う。
 同じようなことを思い、しかし、ずいぶんと前に諦めざるを得なかったことがあったなと。

「獣人の指導者でも英雄でもなく、ただのシャマラでいたいか」
「出来るはずがないと思っているからこその夢ですね」
「まあ、そうだな」

 寂しげに笑うシャマラに思わず一つ唸り、スオウはぽりぽりと頬をかく。

「俺たちは一度担った責任を放り出すことは許されないからな」

 二人は、しばらく黙ったまま歩いた。
 その胸中に去来するものがなにか。指導者たる二人はお互いに理解しているのかもしれなかった。

「ですが……いずれは誰かに引き継がねばなりません」
「後継者か。候補は?」
「それがないので苦慮しております」

 そうか、とスオウはため息のように言った。
 彼自身、後継者に心当たりがあるわけではない。名目上、ケイという『息子』はいるが、血が繋がっていないことを当人も自覚している人物に幹部勢がついていくわけもない。

 自分になにかあった時、勢力が四分五裂せずに済む方策を、きちんと考えねばならないのは間違いなく、頭の痛いところであった。
 とはいえ、いまの主眼は彼自身ではない。

「獣人の文化に疎くて申し訳無い。基本的なことを聞くが、指導者は世襲になるのかな?」
「いえ、そこからして問題ですね」

 大きく尖った牙を見せて、シャマラは苦笑した。

「かつては、なんらかの伝統があったのだと思われます。しかしながら、ネウストリアでの獣人奴隷化が進んだことで、それは失われてしまいました」
「ああ……。ふむ、引き継ぐべきものが失われているのか……」
「奴隷となることを免れ、森に住む者は元からおりました。それらの中では、長老による合議制がとられていたようです。代表者のいない、長老たちが平等な立場の合議です。しかし、それは少集団だからこそ通じたこと。現状……いえ、今後に適合するとは思えません。ましてや……」
「戦時ならばなおさら、か」
「はい」

 緊急時で無ければ、合議制もいいだろう。ゆっくりと決める時間があるならば、反対意見を吸収しつつ、方針を定めればいい。
 だが、ネウストリアの獣人にとって、現状は種族の危機といってもいい状況である。
 意思統一に時間をかければ、それだけ種が危うくなるのだ。

 少なくともシャマラはそれだけの危機感を抱いている。

「そうか。しかし、慣習がないというのは厄介だな。一から作らねばならん」
「ええ。余計な軋轢が生じます」

 いまはいい。シャマラがいるうちは、彼女の過去の業績が物を言う。
 だが、果たして、次代にまでそれは通用するだろうか。
 そして、世襲が根付いていない状況で、それを強行すれば、無惨な結果となりかねないのではないか。
 そのあたりを彼女は考え、どうするか決めかねているのだろう。

「魔界の話をすると、だ」
「ええ」
「魔界の太祖帝は高名な学者であり、偉大な冒険者であり、強力な指導者だった。二世皇帝がこれまた英邁で、父の威光を最大限に活用して魔界統治の基礎を形作った。三世皇帝は父と祖父に比べれば傑出した才を持ってはいなかったものの、自らそれを認め、適切な助言者を得ようとする度量があった。この三代があったからこそ、魔界に世襲による皇位継承が根付いたと言われている」

 他にも魔族特有の性質――ことに皇帝家の相――があるのだが、そこにはいま触れてもしかたあるまい。

「いまでも、人々は太祖への敬意を忘れていないし、二世皇帝の英邁さ、三世皇帝の度量を皇帝に求める。そして、なんとかして、それらに応えられてきたからこそ、皇帝家は千年に近い時を経ることが出来た」

 皇帝の血を引くからといって、経験もない若造に期待する者などいはしない。
 誰もが父祖たちの積み重ねに免じて登極を見守られ、そして、その価値を示し続けることで、皇帝の地位を保つのだ。

 そのことを忘れ、ただ皇帝の血筋だからということで帝位を簒奪したメギは、果たしてこれからどうなっていくのであろう。
 憤慨を通り越して、スオウは不安で仕方なかった。
 彼自身が魔界へと帰還するまでに、どれほど魔界は無駄な労力を費やすことになるのだろうかと。

 脇に逸れた思考を振り払い、彼は続ける。

「実際の所、二代目というのは凡庸ではつとまらない。代々引き継ぐことが『当たり前』となっていない状況で、二代目に求められるものは実に大きい」
「はい。しかも、私の次の指導者は、『支配される側』の統領となります。カラク=イオとの間で板挟みになることは必定。そうしたことを考えますと……」
「難しいところだな」

 再び黙ったまま、二人は歩く。
 たまに兵たちの集団とすれちがい、敬礼を受けながら、彼らは陣城の外縁までたどり着いた。

「聞いたところによりますれば」

 遠くに見えるショーンベルガーの最外壁を眺めながら、シャマラは口を開く。

「ソウライにおいては、ショーンベルガー公爵家の御令嬢との間に子を成し、次代の王とするご予定だとか」
「そうだな」

 実を言えば、そこについても色々と難しい部分はある。
 協約を結んだ当初はエリをエルザマリアだとばかり思っていたわけだが、そうでないとわかった以上、真のエルザマリアとこの問題を話し合う必要がある。
 ところが、スオウはそのための時間を作ることが出来ていなかった。
 いずれは……と思いつつ、なかなか進められていないのが実情であった。

「俺は三界を獲る」

 土で築かれた陣城の辺縁を歩きながら、スオウは改めて宣言した。

「だが、俺一代で成し遂げられるとは限らない。成し遂げたとしても、その後の統治もある。故に、土地の実力者との間で子を成し、その地を治めさせようと考えている」

 そこで、彼は小さく苦笑して付け加えた。

「親子だからといって、協力してくれるとは限らんのだが……」

 むしろ血族だからこそ、近しいと知っているからこそ、骨肉の争いを繰り広げる。
 そのことを彼も身を以て知っている。

「それでも、血統は周囲の人間がついていくための根拠の一つにはなりましょう。因習の絶えた我らでも、思いつくのは世襲か長老たちの互選くらいのものですし」
「そうだな……」

 それでも、シャマラが言うように血統は一つの根拠となるのは確かであり、それを利用するつもりであることは否めなかった。
 複雑な表情を浮かべるスオウの顔を見上げるようにしながら、シャマラは囁くように言葉をかける。

「果たして、私はショーンベルガー公爵令嬢のような信頼を得られるものでしょうか」

 スオウはその声にシャマラを見、二人の視線は真っ正面から絡み合った。
 これまでの流れを勘案すれば、その言葉は、スオウの子孫を得たいと述べているに等しい。

「それは、これから次第だろうな」

 彼の返答に目を伏せるシャマラ。
 毛皮を通してすら頬が赤く見えるのは、自分の言葉の大胆さに自分でも驚いていたからかもしれない。
 その様子に、スオウはこう付け加え、彼女に向けて手を伸ばした。

「個人的には、ぜひともよい時を積み上げていきたいと思っているよ」
「……はい」

 シャマラは目を伏せたまま、しかし、唇を笑みの形にして、ゆっくりと彼の手を取るのだった。


                    †


 短い呼気と共に、槍が突き出され、引き戻される。
 夜明け直後の澄んだ朝の空気を切り裂いて、槍は縦横無尽に振られ、突き出され、引き戻される。
 長い柄を利用した円運動と、一点の突きという直線運動を組み合わせ、変幻自在の攻撃を可能とする槍の特性を、その使い手はよくわかっているようだった。

 どれほど経ったことだろう。
 周囲がずいぶんと明るくなったところで、槍の主は手を止め、額に浮かんだ汗を拭った。
 次いで、近くにある土盛りに槍を立てかけてから、その人物は髪をまとめていたこよりを解いた。

 ふわりと広がるのは、さんさんと降り注ぐ朝日と同じ色――金緋。
 その美しい髪の色から旭姫ともあだ名される、ローザロスビータ・ミュラー=ピュトゥこそ、陣城の一画で槍を振るっていた人物であった。

「まあ、こんなものか……」

 どこか不満そうに呟き、先ほど槍をたてかけた土盛りのほうを見やる。そこには、槍や矛、長巻などの武器が十本ほど並んでいた。
 その内の一本を手にした後で迷ったように手放し、他のものに手を出しかけたところで、声がかかった。

「修練かな」

 朝の散歩の途中であったのか。
 長身の人物はいつも通りの黒衣を身に纏い、彼女のほうに近づいてきていた。

「いや、得物の試しだ。修練はどれを使うか決まってからになる」

 スオウのほうを一度見ただけで、その後は視線を向けようともせず、ローザは新しい武器を手に取った。
 大ぶりの刃のついた長巻きを、手の中で何度かはねあげて、重量の釣り合いを確認する。

「なるほど」

 彼女が背を向けるのも気にせずスオウはゆっくりと歩きながら話しかけ、武器の並べられた土盛りの背後に回った。
 ふっと息を吐きながら長巻を振るうローザを見やりながら、彼は問いかける。

「それで、納得のいくものは見つかったのかな?」
「それなりには」
「その割には不満そうじゃないか?」
「ふん」

 一つ鼻を鳴らして、ローザはもう一度その得物で空を切り裂いた。

「武器を用いずに肉体を変異させるお前たちに説明してわかるかどうかはわからんが、使えるのとしっくりくるのは違う。ここにあるのは、どうにか使えるか、慣れればしっくりくるかも知れない程度のものでしかない」

 それから、顔をしかめて彼女はこう続けた。

「神界の産に比べると、どれも出来がいいとは言い難い」
「それは、比べるのが悪い」

 マハーシュリーとヴァイシュラヴァナの加護として神界の武装を得ていたローザにしてみれば、人界の武器では満足いかないのもいたしかたないところなのかもしれない。
 とはいえ、ローザ自身も無い物ねだりだということは重々承知しているのだろう。

 彼女は手に取った長巻を試すべく、様々な斬撃を繰り出し始めた。
 刀の持ち手を長くして長柄の武器とした長巻は、槍のような刺突には向いていないため、その攻撃は円を基調としたものとなる。
 流れるような斬撃を連続して行うローザは、まるで舞い踊るかのようにも見えた。

「美しいな」
「褒めてもなにも出んぞ」

 一段落して汗を拭うローザに声をかけるスオウに、彼女はあくまでも淡々とした調子で応じる。
 それでも会話を拒否されているわけではない。
 そう判断して、スオウは彼女へ言葉をかけた。

「外の世界と接するようになったようだな?」
「いつまでも寝ているわけにもいかんと気づいたのでな」
「そうか。そのほうがいい。呆けているときよりずいぶんとな」
「ふん」

 さすがにこれには照れたように鼻を鳴らし、ローザはスオウの前の土盛りに長巻を置いてから、別の武器を選び始める。
 間近にある彼女の顔を見ながら、カラク=イオの主はなにか言いかけて、別の言葉を選んだようであった。

「ケイの護衛についてくれているようだな?」
「あれは素直すぎて危なっかしい。それに、お前たちに対するよりは感情が波立たずに済むからな」
「我々相手では、落ち着かないか」
「落ち着かない」

 そこで彼女は顔を上げ、スオウのことをじっと見つめた。

「私はいまだにお前たちを敵視しているし、父の仇だと思っている。たとえ、神々がその手を下したのだとしても、その原因は……」

 そこで彼女はふるふると頭を振り、その声はどこか自信なさげなものとなる。

「だが、その一方で、本当にそうなのかという疑問もある。父を殺害せしめたのは、一体なんであるか。私の中でまだ答えが出ていない」

 何事か言おうとしたスオウを、そこで彼女は押しとどめるような仕草をした。

「もう一つ」

 彼が口を閉じたのを見て、彼女はゆっくり、はっきりと伝わるように続ける。

「この体についても、相反する思いがある。穢らわしいものを埋め込まれたと恨みに思う一方で、いま、こうして話し、動き、考えられることをありがたいとも思う。お前たちにどう接して良いのかわからんのは、そのせいもある」

 それでも、と彼女は言った。

「父の仇が誰であったのか。最終的に私がどう判断するにしても、その結論を出すに至れるのは、生きているからだ。お前たちに命を救われたからだ」

 手近な武器を取り、彼女はそれを掲げるようにする。

「たとえおぞましい器官を移植されたのだとしても、私はここでこうして剣を振るい、自らの望むところへ歩いて行ける。そのことを、はっきりと理解している」

 だから、いま告げなくてはいけない。
 だから、この人物に告げなくてはいけない。

「だから、いまここで言っておこう。いま、こうしてここにあることを、私は感謝している。他ならぬお前に」

 そこで、ローザロスビータ・ミュラー=ピュトゥ、その名も高き旭姫は、獰猛な笑みを浮かべ、こう続けるのだった。

「結局はその感謝と共にその心臓に剣を振り下ろすことになるかもしれんが、それでも、私はお前に感謝しているのだ」

 と。
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