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第3章 文月学園美少女コンテスト
第十二問 美少女コンテスト高二の部~一回戦目~ ③
霧島さんの出番が終わった後、しばらくしらない人が登場して、そして工藤さんの出番。
工藤さんは、今回のこのコンテストでも、暴走を止めなかった。

「…………き、きわどい」

ブシャアアアアアアアアアアアアアアア!
ムッツリーニは、工藤さんが登場するなり、いきなり鼻血をぶちまける。
それほどまでに、今日の工藤さんの格好は……その、何と言うか、ギリギリだった。
本当にここに登場していいのかと思わせる程ギリギリの格好で、会場に登場していた。

『こ、これはまたきわどいですね……失礼ですが、恥ずかしくは……』
「ないよ?何ならボクと一緒に勉強しない?……無論、実技でね♪」
「「「「「「ブハッ!」」」」」」

今、この会場にいるほとんどの人達が一斉に鼻血を出した!
無論、僕やムッツリーニを含めて。
雄二は……何故か目を抑えて悶絶している。
秀吉は……まぁ、特に何にも感じてはいなかった。
さすがは女の子……工藤さんの言葉攻撃も秀吉には効かなかったか。

「ところで雄二は、何で目を抑えているの?」
「……目にも止まらぬ速さで、翔子が眼つぶししてきやがった……」

ああ、なるほど。
納得がいった……さすがは霧島さん。
何でも出来ちゃうんだね、霧島さんは。

『……もう一位でいいんじゃないでしょうか!?』
「ちょ……それはさすがに横暴というのでは?」

司会者が鼻血を出しながら暴走してしまっている。
僕は思わずそんなことを呟いていたけど、当然司会者に聞こえるわけがない。

『……失礼いたしました。それではいくつか質問の方に参りましょう』

司会者もようやく落ち着きを取り戻したようだ。
……それで、司会者がいくつか工藤さんに質問をしていく。
その間にも、工藤さんの勢いはとどまるところを知らないのか、

「ボクはそういうの好みだなぁ……何か、ぬるぬるしてて、いいじゃない?」
『そ、そうですか?』
「うん、それからね……」

など、少し間違えれば間違いなく放送禁止になりそうな発言ばかりを連発してくる。
けど、そこはさすがはAクラス。
どこまでなら言ってもいいのかとかを、きちんと理解している。
なおかつ、僕達には精神的ダメージを。
……ああ、僕が投票するのは、工藤さんで決定かも……。

「…………流されるな、明久。このままでは、相手の思う壺」
「おっと!」

危うく工藤さんの勢いに流されてしまうところだったよ……。
危ない危ない、僕の理性で押しとどめられるところでよかった……。
もしムッツリーニが言葉を投げかけてくれなかったとしたら、僕はそのまま勢いに流されていたかもしれない。

「……さすがだね、ムッツリーニ君。惑わされないとはね……」
「…………この程度、どうてことない」
「言ってる割には鼻血出まくってるけどね」

ムッツリーニ、もう少しというところでおしかったね。
君はいつも……格好いい言葉を言うには言うんだけど、もう少しというところで何かしら失敗をするというか、何と言うか……。

「まぁ、そこがムッツリーニ君のいいところでもあるんだけどね♪」
「……工藤さん、それってどういう……」

工藤さんが気になる発言をしたけれど、それ以上は追及することなく、工藤さん自身も会場から降りて行った。

『それでは次の方……姫路瑞希さん、どうぞ!』

そして次に、姫路さんの出番となった。
そんな姫路さんは……工藤さんに比べれば、露出度はかなり減った服ながら、

「「「「「「おおおおおおお!!」」」」」」
「え?あ、ああああの、みなさん、どうしたんですか?」

かなり凄い目で、一同は姫路さんのことを見つめる。
その目線は……明らかに胸に行っていることに気づく。
思わず僕も、息を呑んでしまった。
やっぱり、姫路さんの胸って大きいな……揺れてるし。

『こ、これはまた、凄い人が現れました……バストサイズは、それに、今夜は暇でしょうか?』
「ストップ!!司会者暴走しすぎだから!!」

思わず僕は叫んでいた。
いくらなんでもそんな直線的な質問はないだろうに……。

『失礼いたしました……少し取り乱していたようです。それで、好きなバストタイプを教えてくれませんか?』
「バストと好きな人のタイプがごちゃまぜになってる!?」

もはや司会者は完全に取り乱している。
何と言うか……それはもうヤバいくらいに。
目だって血走っている……このままでは取り返しのつかない事態になってしまいそうな予感がするし……。
結局、姫路さんに対する質問はろくに出来ず、司会者の暴走という形で、姫路さんの出番は終了したのだった。
……何と言うか、姫路さんの破壊力、凄いな……。
















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