十一話 なるほどな
俺は起きたらすぐに時計を見た。そして思わず声がでた。
「ウソだろ!?」
もう昼の二時になっていた。昨日、あんなに早く寝たのに。どう考えたって、おかしいだろ。
俺はそんなことを思いながら自分の部屋を出た。そこで、また驚いた。家に誰もいない。蘭もおっちゃんも、俺が今日いなくなるって分かってるはずなのに。
ごはんぐらいは用意してあんだろうと思ってテーブルをみたら、ごはんのかわりに手紙が置いてあった。
「コナン君へ
今日、コナン君がお母さんたちのところに戻る日だからコナン君と
遊びたかったんだけど、コナン君が気持ちよさそうに寝てたから園
子の家に遊びに行くことにしたよ!!起きたら、園子の家に来てね
!!
蘭より」
・・・・・・・・・・・絶対ウソだ。なんとなく、昨日蘭や服部がかくしてたことが分かってきた。今日、何かするつもりなんだ。何をするのかは分かんねーけど。で、俺がこんな時間まで寝てたのは絶対灰原のしわざだ。俺が早く起きたら困ると思って俺に睡眠薬かなんかを飲ませたんだ。とにかく、園子ん家に行けば全て分かるってことだ。
俺は急いで着替えて探偵事務所を出た。そして、走って園子ん家に行った。
ピーンポーン
相変わらずでけー家だなーと思いながら、インターホンを押した。すると、一分もしないうちにメイドがやってきた。
「江戸川コナン様ですね。お待ちしておりました。お部屋にご案内いたします。」
メイドはそう言うと俺を奥の部屋に案内した。
「それでは。」
メイドはにっこり笑って、ドアを開けた。
パンパンパーン
それと同時に大きな音がなって、何かがとんできた。・・・・・・・クラッカーだった。部屋の中には大きく
『コナン君 元気でね』
と書いてあった。そして、蘭・園子・歩美・光彦・元太・灰原・父さん・母さん・蘭の母さん・おっちゃん・博士・服部・和葉ちゃん・目暮警部・白鳥警部・高木刑事・佐藤刑事・千葉刑事・真さんがいた。
俺のお別れ会のことをかくしてたのか。 |