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陰鬱系短編集(ホラー系)

殺すべきか殺さないべきか

作者:平尾樹
 この物語は批判されるのは承知の上で書かせて頂いております。更に不快感を感じる方もいるかもしれません。それでも良いと思う方は読んでください。
 地球とは違うもう一つの世界にファミリア王国という国がありました。
 ファミリア国は人間がいない動物達が住む国です。
 今回はそんな国のお話です。

 ある日、若く優しく逞しい青年のブタさんが言葉ではない何かを発しながら、動物達六匹を殺すという事件が起きました。これはニュースにもなり、色んな動物達に知れ渡りました。
 そして動物達は『何故ブタさんは殺したのか?』という事を考え始めます。勿論中には『凶悪な犯罪者は早く死刑にすべきだ』と言う動物達もいました。

 しかしブタさんのあまりにも不可解な行動とブタさんが今までしてきた善良な行動を知っている動物達が『何か理由があったに違いない』と言い始めます。

 そんな中、ブタさんが襲いかかった原因が他の国で流行中の伝染病であることが分かりました。

 この伝染病は近くにいる動物達に襲いかかるという病気で対処法はありませんし、どうやって伝染していくのかも解明されていません。
 この事はニュースになり、更に国を揺るがしました。

 ブタさんはあの日以来、獄中で言葉では無い何かをずっと話しているだけです。
 意識があるのかさえ、分からない状態です。

 こうしてブタさんを殺す派とブタさんを殺さない派に分かれました。

 まず殺す派の意見はこうでした。
『伝染病は感染する。それに周りの動物達を襲ってしまうなら先に根源を断つべきだ』

『まず何より動物を殺めてしまったのは事実だ。だからこそ、殺すべきだ』

 次に殺さない派の意見はこうでした。
『誰しもが伝染病になる可能性がある。だからこそ殺さないべきだ。自分が同じ立場なら絶対に殺されたくない』

『ブタさんは良い動物だった。だからこそ助かるべきだ。
 動物達を殺してしまったのは事実だが、伝染病にかかってしまったのなら仕方が無いことだった』

 国でブタさんを処刑するかしないかを決める投票を行いました。
 そして投票の結果。

 『処刑しないを選択しました』

 こうしてファミリア王国の動物達は滅びましたとさ。

 おしまい。
 皆様の意見を聞かせて下さい。
 勿論この問題に答えは絶対にありません。

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