もう会えないあなたへ(1/15)縦書き表示RDF


こんばんは、ERIKAです。
今回は長編にチャレンジしてみたいと思います。
どれくらいの長さになるかわからないのですが、丁寧に書いていきたいと思います。
短編の話とは、関係ありませんので、よろしくお願いします。

和葉の母は、和葉が幼い頃亡くなった。
和葉は、いつも心の中で母を想っている。
誰にもその寂しさを気づかれないように。
しかし、ある人との出会いで、母への想いは溢れ出す。
もう会えないあなたへ
作:ERIKA



1.もう会えないあなたへ


 
 あたしのお母ちゃんが天国へと旅立ったのは、あたしが5歳の夏やった。



 
 お母ちゃんは生まれたときから心臓に思い病気を抱えてたと、お母ちゃんが旅立った後、お父ちゃんが教えてくれた。

これからも、永遠に、お母ちゃんは和葉のことを天国から見守ってくれてるんやでと、悲しい顔で言っていた。
 

でも、お母ちゃんはどこを探してもいなかった。

どこから、あたしのことを見てくれているのか教えてほしかった。

お父ちゃんが泣くのを必死に堪えているのを、幼心に気づいたから、あたしは聞くことをやめた。




それから、平次のオバチャンがお母ちゃんのように、いろんなことを教えてくれて、見守ってくれた。

お父ちゃんは、ずっと仕事が忙しかったけど、一緒にいられるときは、ずっと傍にいてくれた。 


お父ちゃん、平次、平次のオッチャン、オバチャン、大滝はん、大阪府警の刑事さんたち、友達、いろんな人が見守ってくれているのを知っていたから、それはどんなに感謝しても足らない程うれしかったから、本当は今すぐにでもお母ちゃんに会いたいと、寂しい、傍にいてほしいと絶対に言わなかった。




でも、どうしても会いたいと思う気持ちは消せなかった。


そんな遠くで見守らないで、あたしの傍にいて欲しかった。





でも、どんなに願っても、もう会うことはできないことぐらいわかっていた。


第1話、読んでくださってありがとうございます。
プロローグなので短いのですが、次回は現在の和葉のお話となります。
ゆっくりですが、皆様に少しでも楽しんでいただけるように、がんばりますので、よろしくお願いします。











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