転機2
1ヵ月後、仲村は若者の常連になっていた。
何も趣味のような物がない仲村にとってシャブは初めて娯楽だった。
シャブを覚え、今まで恥ずかしくてほとんど行くことの無かった風俗にも行くようになった。女性と話す事もシャブの力を借りれば平気だ。そして今までは全くやることの無かったギャンブルまでやりだした。
仲村は今ではシャブを飲むのではなく炙って吸っていた。売人が言うようにそちらのほうがキマるからだ。
サラリーマン時代に貯金した500万円があるので当面は生活できる、そう自分に言い聞かせて仕事すら探していない。
シャブでエロに走り、その後2、3日は体から抜き、また宇宙人(シャブを食う)になる生活を繰り返していた。
仲村は3日寝ていない。シャブが切れてい身体はダルいし気は重い。
シャブがやりたくてしょうがない。これがシャブの怖いところで仲村は1ヶ月間ほとんど体から抜かずをシャブを使用しってた為に1ヶ月という短期間ですっかり覚せい剤に依存してしまったのだ。
やりたくて仕方ないのでシャブを買いに売人がいる公園に向かった。
普段なら何でもない公園までの道のりだが悪い事をしているせいか、すれ違う人が警察に見える。これも覚せい剤の副作用だろう。
公園につくとサングラスをかけた若者がいた。
仲村はその男に近づく
「おう、オッサン、またいるのか?」若者はいつも通り声をかける。
「2万円分くれ」仲村は財布から金を出す。
「オッサン、炙りよりもポンプの方がちょっとでキマるぜ。サービスで一本つけてやるからやってみな」
若者はそう言うとパケと注射器をを仲村に渡した。
「注射はやったこと無いんだ。やり方もわからないし。どうやってやるんだ?」
「どうやってって言われても・・オッサン携帯番号教えてくれよ。後でやってやるからさ」
「携帯番号か・・・」仲村は少し考えた。別に若者が嫌なわけではないが、もし若者が捕まり、自分の番号が入っていれば仲村自身も警察に捕まる可能性がある。それに正直、注射器で体内に異物を入れるのには抵抗があった。
「注射はいいや、私はシャブ中じゃないんだから」仲村は若者にそう言うと若者は笑い出した。
「ワハハハ、シャブ中じゃないって。オッサンすっかりハマってんじゃんかよ。こんなにハマると思ってなかったてのに」
仲村は若者にポン中と笑われたことに腹が立ち、若者に帰ると言って公園を出た。
ポン中と言われて腹が立ち自分はポン中ではない、シャブなどはやめようと思えばすぐやめれると何度も自分に言い聞かせた。
しかし早くシャブをやりたいのは事実だ、仲村は急いで自宅に向かう。シャブがもうすぐやれるという事から糞がしたい衝動に襲われながら自宅へと向かった。
シャブを手元に持っているという負目からだろう、すれ違う人が警察ではないかと疑うが自分で自分を落ち着かせながら帰宅した。
自宅に戻ると、早速、若者から買ったシャブを見た。早くシャブをやりたいとう言う気持ちが仲村の鼓動を早くする。
台所からアルミホイルとストローを出すと、ストローを5cm程の長さに切り、アルミホイルを10cm程の大きさに重ねて折曲げてVの字に成るように谷をつけて折り曲げると置いた。
アルミホイルの上にシャブを耳かき3杯ほど置き、下からライターで炙る、シャブが結晶から液体に代わり白い煙が登る。
仲村はその白い煙をストローで吸い込み肺で止め、フゥーっと白い煙を吐き出した。仲村は同じような事を2、3度繰り返すと、目をつぶり1人でうなづき何かに納得していた。
シャブが利きはじめ、気持ちが高鳴り何かがしたくてたまらなく成ってきた。何かがしたいとはスケベな事がしたいのだ。
スケベな妄想をすると快感が仲村を包みこむ。何かをしたい衝動に襲われた。何かをしたいとは勿論エロだ。オマンコをしたいのだ。
新聞受けからピンクチラシ数枚を手に取り、ピンクチラシを見ると元モデル100分15000円、マル秘プレイ60分20000円と書かれている。もちろんマル秘プレイとは本番であろう。
時間は夜中11時、シャブと銀紙をポケットに入れると仲村は自宅を出た。もちろんシャブでテンパっているので恐怖心など無い。今、仲村は自分自身をスーパーマンだと思っているのだ。
自宅を出るとタクシーを拾い、車で5分ほどのラブホテル「エンペラー」前でタクシーを降りる。
ラブホテルなど男一人で入ってもさほど珍しくも無い。さすがに集団で入れば怪しいだろうが男1人ではいる分には全く問題ない。
仲村は205号室を選ぶと部屋に入っていった。
部屋に入りベットに腰掛けると家から持ってきたピンクチラシを見始めた。
・18〜23歳までのギャル、平均20、5歳、、タイプ別指名無料、初回限定100分15000円
・マル秘プレイ、美人人妻と本気プレイ60分20000円
・女子大生限定、巨乳、モデル、ロリ好みのタイプの指名無料、60分10000円
・時間内連射OK、淫乱娘多数在籍、チェンジ無料、100分10000円
4枚のピンクチラシに目を通す。
仲村は考えた、本番がしたいが2万で60分、シャブをキメながらじゃ時間が短すぎる。
それならばとチェンジ無料100分10000円にしようと思い。電話した。
「トゥルルルー・・・トゥルルルー・・・はい」
「チラシ見たんですが」
「チラシの番号言って貰えませんか?上のほうに番号かいてるんですが」
この手の風俗は各店舗の代理で電話だけをとる専門の人がいるのか、同じ店舗でもいろんなチラシを配るのでどれか分からないのか、必ずといって良いほど番号を聞かれる。
仲村はチラシを取り、番号を探した、G11と書いてある
「えーとG11です」
「えーと・・・ハイありがとうございます。100分1万円のコースでよろしかったですか?」
「はい、そうです」
「本日はご自宅でしょうか?ホテルでしょうか?」
「ホテルです」
「それではどちらのホテルですか?」
「○○区のエンペラーの205です」
「それではご指名やご希望のタイプはいかかいたしましょう」
「チェンジは無料なんですよね?」
「はい無料です。当店では美人ばかりを厳選しておりますのでチェンジはほとんどありませんが、もしチェンジの場合は1回は無料でしております」
なんと優良店だろう、ホントにチェンジが無料のようだ。そして100分1万と安い。
「どんなタイプの子がよろしかったですか?」
「それじゃあ若くて胸の大きい子」
「はい、分かりました。それでは30分から40分後くらいに到着しますのでお待ちください。」
店員の電話の受け答えも良く、料金も安い。仲村はますます機嫌がよくなった。、
待ってる時間も退屈なので仲村は持ってきたシャブをやろうとポケットから出した。
ポケットの中にはサングラスの売人から貰った注射器も入っていた。
仲村は自分はポン中じゃないんだから注射なんかやらないのにと思った。しかし注射器をゴミ箱になど捨てる訳にはいかない。とりあえずは注射器をテーブルの上に置いて、アルミホイルの上にシャブを少量のせ炙り始めた。
さすがに1時間もしない間に追って吸ったために仲村はバリバリにキマり、あまりの気持ちよさのために目をつぶりシャブの陶酔間に浸っていた。
布団に潜ると暗闇がグルグル回り。身体は宙に浮いているように軽く。爽快感が身体を回る。
・・・・・・・・・
「ピンポーン」チャイムが鳴った
仲村は自分の世界に入っていた気が付くと40分が過ぎていた。シャブは自分の世界に入ってしまうと時間が経つのがホントに早い、だからスピードと言うらしい。
チャイムが鳴ったので慌てながら我に返りシャブとアルミホイルをポケットにしまう。
そして仲村は風俗嬢を入れるため玄関に向かった
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