【登場人物】
*シャルギエル=グレアム・ジャンセン(十五歳)……本作の主人公。名家ジャンセン伯爵の超わがままな超上流階級なセレブ美形息子。不良に憧れてスラムの世界に足を踏み入れるが……。
*カノン(十三歳)……スラム街に住む超貧困社会の住人であるストリートチルドレン。スラムの世界を何一つ知らないシャルギエルの面倒を見る事になった少女。
*ロード(十歳)……カノンと一緒に住む捨て子だった男児。義姉のカノンを大事に思っている。同じくストリートチルドレン。
*R(十八歳)……ストリートチルドレングループを束ねるストリートギャングウォリアー(戦闘員)のトップ。東アジア人で殺人強奪暴力を日常としている。
*エリート(十九歳)……温和で優しげな冷静沈着なストリートギャングハスラー(商売人)のトップ。常にRの後ろにくっ付いていて、同じく別のストリートチルドレンを束ねている。褐色肌で金髪の美青年。
【第一章】 ギャングウォリアー力闘編
act,6:コンプレックス
翌朝目を覚ますと、カノンはまだ寝ていた。
ふとカノンの眠るベッドの脇を見ると、もう仕上げに掛かっている作りかけの掛け布団が置いてあった。
昨夜の夕食後ロードは、以前の売女の保護者の時以来の久方振りのご馳走に満足してか、至福のまどろみに誘われるかの如く先に眠りに落ちた。
そしてシャルギエルは自ら作ったサングリアを飲み、それにミックスされたワインの酔いが手伝ってか、ロードの寝顔に促がされるように続いて睡魔に引き込まれたらしい。
残されたカノンは恐らく推測するに、夜遅くまで布団作りに励んでいたのだろう。
昨日の凍える寒さはどこへやら、打って変わって今朝は朝日が眩しい秋日和だ。
ふと横を見るとロードがいない。
「やっぱお子ちゃまの朝は早ぇな……ってか今何時だ」
小さく呟きつつ腕時計を見ると七時前だった。
ひとまず一度家に帰るか。昨夜すっかり家に電話連絡し損ねたし。まぁ、いつも通り適当にシティーホテルで夜を明かしたとでも言って、誤魔化せばいい事だが。
そんな事を思いながら、携帯電話を取り出して見ると圏外だった。
どっちみち電波飛ばなかったか。さすがはスラム地区。
デジタル設備が整っている筈も無い事など、普段から裕福三昧のシャルギエルは予想もしていなかった。尤も、SCC館内は別だろうが。
ふと見ると壁のフックに引っ掛けてある、自分のコートとマフラーに気付いた。
ベッドから立ち上がりそのコートを取り上げると、小さく呟きながらコートをそっと寝ているカノンの上に被せてやった。
「マフラーもこいつも、ロードとお前にやるよ」
すると寝床からくぐもった声が漏れた。
「……帰るのかい?」
「何だ。起こしちまったか。ま、ひとまずな」
シャルギエルは言いながら、カノンのベッドに一旦腰を下ろす。
カノンはウンと横になったまま伸びをすると、まだ若干まどろみ気味に言った。
「気をつけて帰りなよ。あんたが一緒にいてくれるのは嬉しいけど、この街に長居させる訳にはいかないと思ってしまう……。この街にいたら明日が毎日来るとは限らない……。特にあんたみたいな金持ちの息子だと余計に狙われる。もうあんたはあのツートップコンビに先に目を付けられたみたいだから、他の連中があんたに手出しはもう出来ないだろうけど……。だからこそ余計に、あいつらが相手である事が心配でたまらなくなる……」
カノンは傍らにある、シャルギエルの片手に自分の手を重ね置く。
「大丈夫だ。安心しろ。いくら俺がお前等から見れば世間知らずな箱入りのボンでも、そう簡単にやられる程馬鹿じゃねぇ。金持ちには金持ちなりの高度な技も知識も学び得ているもんだ。心配するな」
彼は優しい口調で言いながら、その重ねてきた彼女の手に更に自分のもう片手を置いて優しく擦った。その時、眠る時に常に解くシャルギエルの長い漆黒の髪がサラサラと前方に流れ落ちた。
「そっか。改めてこうして見たらあんた、髪長かったっけね」
カノンは言いながら彼の艶やかな黒髪にそっと手をやる。
「サラサラで綺麗……。それにとてもいい香りがする」
そう静かに言いながら自分の髪を触る彼女を、シャルギエルは無言で見詰める。その目上辺りまでカットされた前髪の向こうから、彼の透き通るようなマリンブルーの瞳が覗く。
「……改めて見ると、本当いい男だね」
「当然だ。遅ぇよ気付くの。どうだ。まさかこの俺についに惚れたか」
「クス。全く自信過剰なんだから……。どうせあたいはあんたにとってガキだから、対象に入んないだろ」
すこし皮肉を込めるカノン。
「んー、そうだな。いくらスラムの住人だと言っても、せめて身なりを気にするようになるだけでガキから一歩、抜け出せるんじゃねぇか? 折角の赤い巻き毛も汚れて毛色の良さが発揮され損ねている上に、正直若干臭うしな」
シャルギエルの言葉に敏感に反応したカノンは、途端に跳ね起きて自分の髪や腕をクンクン嗅ぐと、顔を真っ赤にする。
「自分磨きを意識し始めりゃ女の仲間入りだな」
ニッと意地悪げな笑みをそんなカノンに見せながら、シャルギエルは自分の長髪を後ろ一つに束ねる。
今まで別に自分の身なりなど気にした事がなかったカノンだったが、いま初めて女としての“恥”を覚えた瞬間だった。
それはつまり無意識ながら、〈異性〉を〈女として意識する心〉という変化の始まりを意味した。尤もカノン本人はそこまで深くはまだ気付いていないようだが。
「じゃあ行くよ」
シャルギエルはベッドから立ち上がる。
「あ、えと……」
まだ先程の彼の言葉に動揺していたカノンは、思わずどうすれば良いのか分からずベッドから降りてアタフタする。
「また……その、遊び、に来ても……文句ねぇか?」
少し気恥ずかしそうにシャルギエルは訊ねた。
「……あんまり目立つんじゃないよ……」
そう呟いてカノンは再び彼に背を向ける形で、ベッドに腰を落ち着かせる。
ドアを開けるとまだ端々に残雪があるものの、昨夜一面を覆っていた積雪はすっかり溶け、路上がその姿を露にしていた。
「おー! いい朝だ!」
シャルギエルは言いながら体を大きく伸ばす。
「それじゃあひとまず、またな」
背を向けたまま片手を上げると、外に一歩踏み出そうとした。と同時に、カノンから声を掛けられ彼は振り返る。
「シャルギエル」
「うん?」
「――有り難う」
そう言ったカノンは、愛らしい笑顔を彼に向けていた。
「……いいって事よ」
シャルギエルは軽くときめきを覚えつつ笑い返す。
「また必ずお前らに会いに来る。それまで健康無事でいろよ」
「あんたがくれた食料のおかげで、数日は食には困らないさ。あんたこそとにかく目立たないように、無事にまたおいでよ」
「おう」
ニッと笑って見せると、改めて片手を上げて静かに出て行った。
彼の姿を最後まで見送っていたカノンは、閉まったドアを暫く見詰めていたが、はたと我に返ったようにピクリと体中に緊張を走らせた。そしてもう一度一人っきりになった部屋でクンクン自分の臭いを嗅ぎ直すと、大きな金ダライを引っ張り出す。
いつもの工程でヤカン一杯に水を入れてお湯を沸かし始めながら、タオルを一枚取り出しボソボソと呟いた。
「体洗った後、街まで行ってリサイクルBOXからちょっと洒落た服を何枚か貰ってこよう……」
一般住宅地の方に行くと、市民向けの繁華街が点在する。
そこの通りにはリサイクルBOXという、手紙投函ポストを三回りも大きくした様なBOXが幾つかあり、BOXの色によって種類分けされている。住人が要らなくなったがまだ使用出来る衣類や書物、玩具等をそのBOXの上から投函するというシステムが存在している。
そして下の引き開き型の開口部から、同じくそれらを再利用したがる市民達が自由に取り出して持ち帰る事が出来るというエコシステムだ。
ちなみにそれらを個人勝手に売買目的に利用する事は禁止されていて、きちんと管理人が側に立っている。
もし必要以上にごっそり持って行く奴はそういった違法行為と見なされ、その管理人が持っているデータシステムという手帳ぐらいのサイズの機械で顔写真や指紋、特徴をチェックされ以後利用不可とされる。だからせめて一人二、三品までとも決まっていた。
しかしここスラムの住人のほとんどは、近所のゴミ捨て場や長い年月一ヵ所に集中して廃棄され続け埋もれた土地、通称ゴミ山で衣類を得ている。その方が近場なので余計な体力を使用して無駄にエネルギーを費やす必要もないし、スラムの人間の小汚い外見は一目瞭然なので差別の的となり、嫌な思いをさせられたりもするからだ。
カノンも今までそうしていた。だがもう今日からは違う。シャルギエルの一言は、カノンに女としての身だしなみやお洒落を目覚めさせるには十分だった。
今までは滅多に体を清めるなんて事はしなかったが、今後は極力毎日それを続ける事を彼女は決意した。
必要以上にタオルで裸体になった肌をお湯に浸し擦る。ボロボロと垢が噴き出し、タオルもあっと言う間に黒く汚れた。それを今までは然程気にした事はなかったが、今日改めてこの光景を再確認したカノンは恥を覚え顔を赤らめる。
“不潔な女は恥だ” この言葉がいつしか彼女の脳裏に植え込まれた。
小銭を得たら石鹸を買おう。カノンはそう心の中で固く誓った。
男にも関わらず常に彼を中心に身に纏う物までが、気品溢れるいい香りに包まれていたシャルギエルを思い出しながら…。
SCCの駐車場からドゥカティを押し出してきたシャルギエルは、広い場所に出ると跨って鍵を差し込んだ。
ふと見ると、三台先の高級車の向こうに見覚えのある高級車が停めてあるのに気付いた。しかし誰の車だったかまでは思い出せない。
ま、所詮見覚えがあると言っても親の社交友人の誰かだろう。俺には直接関係ないしどうでもいい。しかし世は権力と無力で貧富の差を隔て人間を区別したがるが、結局こんな所に足を運んでコソコソと野蛮な行為に華開かせている辺り、所詮誰もかれも同じ穴の狢だな。
そう思いつつふとそこから目を逸らした時、背後から声を掛けられた。
振り返るとロードが手を振りながら走って来た。
「おうロード。一旦帰るぜ。一晩世話になったな。お前は今からお子ちゃまらしくお遊びか?」
「違うさ! さっきまでは友達とサッカーはしていたけど、今から仕事に行くんだ。そこの工場地帯で雑用をさ」
ロードはずっと奥にぼやけて見える、黒く小さな一帯を指差す。
「へぇ! いくら稼いでるんだ」
「一時間ワンコイン」
感心するシャルギエルに、ロードはあっけらかんと答える。
「はぁ!? たった!? 思いっきり非法労働の不完全雇用じゃねぇか!」
シャルギエルは顔を顰めて喚く。そんな彼にロードは冷静に答えた。
「仕方ねぇんだよ。本来ガキを雇うのを禁止されてるのに仕事貰ってんだからさ。何もねぇよかマシさ」
「……そうかよ……」
シャルギエルは大人のそういった好都合と身勝手を悪用して、子供を奴隷化労働させている矛盾に複雑な心境を覚える。
「また来るんだろう?」
ロードの言葉にシャルギエルは肯く。
「色々有り難うな! 次会うのを楽しみに待ってるぜ!」
そう言って手を上げながら駆け出すロードに、シャルギエルは声を掛ける。
「送ってってやろうか!?」
「いやいいよ! どうせ近いし! またな!」
ロードは元気良く駆けて行った。しかし近いと言ってもここから見える工場地区一帯が、ピンボケするぐらいの距離からすると簡単に近いとは言えない気もした。しかし子供の新陳代謝にしてみれば、こちらが思うより平気な距離なのかも知れない。
「……ガキってぇのは無駄に元気だな」
溜め息交じりで言いつつも笑顔を浮かべて見送ると、元来た方向へとバイクを発進させた……。
――人工水路を沿うように、鉄工団地に向かって歩くロード。
底を張り付くように浅く流れる汚水。
突然の羽音に目をやると、その水路に転がっていたネズミの死骸に目敏く気付いたカラスが二、三回突付いている。そしてそれを銜えると、カラスは再び舞い上がって行った。
その様子を見送り歩を止める事無く再び顔を前方に戻すと、少し先に知ってる姿があった。
細身で小柄な華奢な体は、黒人特有の肌色をしていた。その黒人少年はロードと同じ十歳にも関わらず明らかにロードよりもはるかに小さく、周囲の七、八歳の子供と変わらぬ背丈だった。
その黒人男児こそ、小児妊婦と言われる母から未熟児として産まれた子供の一人だ。
名前はスモール。周囲から便宜で付けられた呼称だ。スモールの母も例外なく彼を出産直後に死亡している。その産まれたてのか弱い命を拾い育てたのは、当時九歳のあのエリートだった。よってスモールは自動的にエリート側のグループに所属していた。
ツートップコンビと呼ばれるぐらいに仲の良いRとエリート。
そのRの統括するグループの一人であるロードと、エリートの統括するグループの一人であるスモール。体の大きさ、色こそは違えど、同じ年の同級生同士であるロードとスモールだ。同じく彼等もツートップコンビ同様に仲が……。
「ブラックのカラスが羨ましいのか甘ちゃん坊や」
「……同じブラックにしちゃあカラスの方がてめぇの五倍は利口そうだと思っていただけさ。このクソチビクロンボ」
―― 良い訳がなかった。
実はトップ同士のRとエリートも呆れるぐらい、ロードとスモールは犬猿の仲だった。
「いつも言ってんだろう。このロード様の行く手を阻むなと。小せぇから気付かず踏み潰しそうになるんだよ」
「うっせぇぞクソシロンボ野郎。やたらとどんどんミルク臭さが近付いて来るから、何かと思ったらてめぇから臭ってたんだよ。一緒に居るカノンさんにバブバブ言って乳縋ってたんじゃねぇか!?」
「あぁ!? 小児母の子であるてめぇが言うセリフかスモール? お前こそ未だに母親恋しさにその辺の女児から乳せがんでんじゃねぇの!?」
ロードの言葉にスモールの目の色が変わる。
「この野郎!! ぶっ殺してやる!!!」
スモールは闘牛の如く頭を突き出して、ロードに突進してきた。
「やってみろよこのノミ野郎」
静かに言って口端を上げるとロードは、身軽にヒョイとスモールの突進を除けるや否や、人工水路側へと背を向けたままポンと足で蹴りやった。
あっと一声上げたかと思うと、たちまちスモールはその浅い水路にドシャッと落下した。
「おーおー! ネズミと間違われてカラスに持ってかれねぇようになおチビちゃん!」
上からロードは余裕気味に声を掛けると、背を向け片手を上げて見せながら歩き去ってしまった。
「クソッ!!」
その後ろ姿を憎々しげに睨み見送っていたスモールだったが、一言叫んで水面に拳を叩き付けた。
「カア」
この一声に恐る恐るその方を見ると、一羽のカラスが水路の上からスモールを見ていた。その光景が先程のロードの言葉と重なりカッとなるスモール。
「失せやがれ! 人をなめてんじゃねぇぞ!!」
怒鳴りながらスモールはカラスに向かって浅い水を掻き掛けた。派手な羽音を立てながらカラスは飛び去って行く。苦々しくその姿を見上げながら、スモールは濡れた体でゆっくりと立ち上がった。
「ロードの野郎……絶対許さねぇ……」
悔しさの余り、スモールは涙が次々と零れた。
未熟児のせいで未だに年相応の背丈にも成長出来ず、自分より年上の少女を見ると見知らぬ母を思い浮かべた。
ロードはスモールの理想だった。カノンと共に暮らすロード。もし母が生きていれば、自分もあのような暮らしをしていたのかも知れなかったのだ。だからスモールはロードに嫉妬していた。でもその事を悟られたくはなかった。それがいつしか彼を敵視するようになっていた。
エリートはそんなスモールの心情に気付いていた。
チルドレンリーダーからギャングトップに昇格した今、エリートからすれば正直この小柄で無力なスモールは、今見る限りではとても将来的にも価値ある手先に成長する見込みは皆無だった。
だが何故かエリートは、そうでしかない無価値なスモールを放っておけずにいた。本来なら無駄でしかない下っ端は、兵力にならない以上見捨てられる。グループからも見放すのだが。
産まれたての未熟な赤ん坊が弱々しく手足を震わせながらも、生きるべく必死に泣き声を響かせていた十年前。泣き声に誘われるように辿り着いた先に、死に絶えた小児母の股の下に転がって仔猫か仔ヤギの様な鳴き声で生を求めもがいていた未熟な新生児。
当時九歳のエリートは、この儚い命をそっと抱き上げるとまるで宿命の如く以後、周囲にいる乳母を尋ね回っては必死にスモールを死なせないように手を尽くした。
それから十年後。
遠くからカノンと共に仲良く歩くロードの姿を、羨ましそうに眺める寂しそうなスモールの様子に見兼ねたエリートは、静かに近付いてしゃがみ込むとその小さな肩に手を置いて言った。
「その気持ちはきっとお前を大きくする。スモール。今は辛いだろうが逃げてはいけない。必ずそれが将来お前の糧となり、いつかきっと、お前が自分の力で栄光を掴む時が来る。体の大きさなんて関係ない。要は如何に大きい運を手にするかだよ。その時は、その幸運を思う存分最後の一滴まで利用し、自信を持って生きてゆけ」
エリートの言葉に、スモールは目を潤ませて彼の顔を見上げた。
「泣くな。人前で涙を決して流してはいけない。ただでさえ小さい体のお前だ。馬鹿にされる事も多いだろう。だからこそ涙を見せたらそれに慣れてしまい、ただの泣き虫になる。どうしても泣きたくなった時は一人っきりで、気が済むまで思う存分泣けばいい。そうして心を綺麗に洗い流した後には、更にお前の心のパロメーターも上がるだろう。――強くなれスモール」
そう言うエリートの言葉には優しさの中にも、畏怖を与えるぐらいの厳しさがあった。
スモールは涙を呑むと、代わりに固く拳を握り口唇を噛み締めた。
「俺としちゃあ極力俺ら二人を見習って、ロードと仲良く将来を担って欲しいもんだがなぁ……。今の所結構あのガキの気の強さは俺買ってんだしよぉ……」
少し離れた場所で椅子に跨っていたRが、老人が言いそうな事をこの年ではまだ気が早くも静かに呟くのだった……。
シャルギエルがこの街に来る、数ヶ月前の出来事であった。
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