キャラメイク1 キャラメイクの内容
ここからは一人称で進みます。
さてと、どうするべきか…。
とりあえず画面を見る。
==============================
・種族
・各種パラメーター
・スキル
・装備
・Q&A
・時間延長
==============================
んーと、苦い呟きが口から漏れる。
選択肢が多くて、どれを最優先に選べばいいのかわからないからだ。
とりあえず、一番上の種族をダブルクリックする。
しかし、まるでインターネットのページのようだ。
ダブルクリックをすると、種族のページが開いた。
=============================
種族
ヒューマン(人間)、エルフ、ダークエルフ、ドワーフ、ハーフリング……
獣人(猫)、獣人(犬)獣人(狼)、獣人(虎)、獣人(兎)、獣人(狐)……
半魚人、龍人、巨人、鳥人……
吸血鬼、天狗、人魚、淫魔……
翼竜、海飛竜、霊体、海獣……
ゴブリン、スライム、オーク、リザードマン、オーガ……
天使、悪魔 貴族 王
ハーフ
=============================
種類の多さに愕然とする。
時間制限ありでこれだけあると、恐ろしさしか感じない。
各種族の横にチェックボックス:□が表示されている。現時点では、人間にチェックが入れられている。獣人の種類の多さに戸惑う。獣人の項目の最後には獣人(その他)と書かれていた。その他ってなんだ?
「…………」
物は試し。獣人(その他)にチェック入れると、下に記入欄が出てきた。自分で兎とか猫とか犬みたいに入力しろということだろう……。
無駄に親切だ。神は獣人になにか思い入れでもあるのだろうかと疑ってしまう。トカゲとか記入したらどうなるのだろうか。気にはなるが、試してみる勇気はない。
エルフにチェック入れると、保有ポイントが70になった。エルフは30消費するのか。多いのか、少ないのかは今のところわからない。
エルフの項目をクリックしてみると、エルフについての説明が出てきた。
=============================
エルフ
精霊魔術を得意とする森の一族。耳が長いことが特徴。美形が多く、長命なことも特徴。
=============================
ふむふむ。
知っているエルフの特徴と合致している。いちいち調べていたら時間がかかるので、種族は事前知識でなんとかなるだろうと判断。適当にチェックを入れたり、消したりする。魔物系はポイント消費が少ない。ゴブリンとか弱い種族は保有ポイントが増えたりする。
いくつかは判断つかないのが存在するが。とりあえず、わからないものはクリックして調べる。
=============================
王
その種族の王。重複して使用する。
=============================
=============================
ハーフ
重複して使用する。基本人間とのハーフとして利用すべし。
=============================
ふむふむ。
ハーフにチェックを入れ、人間とエルフにチェックにいれる。保有ポイント85になった。使用ポイント15になった。半分か。他に試してみると、どうやら人間は保有ポイントを減少させるみたいだ。
次に人間と王にチェックを入れる。保有ポイントがゼロになった。
高っ!
他の種族無理ではないか、これは。
悪魔と王にチェックボックス入れてみると、『保有ポイントが足りません!』と注意がでてきた。
この組み合わせは絶対に出来ないのだろうか。
疑問が残るが、時間がないので放置。次の項目へ行くとする。
=============================
各種パラメーター
名前:新城響
種族:ヒューマン(人間)
性別:男、女
顔:悪く、そのまま、美形
3サイズ(女性限定):
身長:そのまま、希望身長
HP30
MP20
STR(攻撃力):25
DEF(防御力):25
INT(賢さ):15
AGL(素早さ):15
DEX(器用さ):15
*能力値は1Pで1上昇。
身長、3サイズは1cm=1Pで交換。
顔の造形は本人をベースに種族にあうよう変化します。
美形は各自具体的な希望を記入してください。
職員がそれに沿うよう、独断と偏見で決定します。
一切の文句は受け付けないので高望みしすぎると危険です
(顔見知りの場合、同郷の者同士は不思議パワーでお互いがなんとなく認識できますのでご安心を)
=============================
これも、自由度高いな。
というか、注意書きの職員ってなんだ。神ではないのだろうが。
しかし、性別すら変えられるのか。
幼馴染の性別変わったら嫌だな、と思う。
顔を悪くにチェックしてみる。保有ポイントが10増えた。美形にすると10減った。これを多いと取るか、少ないと取るか。
とりあえず、特に変更するつもりはない。身長はもうすこしほしいが、そこに使うには馬鹿らしすぎる。
他は特になにも思うことないので次の項目、スキルへ。
=============================
スキル
*スキル最大取得数は6個です。
格闘術、水魔法、体力増加、遠見、槍術、HP回復速度上昇、悪魔殺し
斧術、召喚魔法、二刀流、鍛冶、スライム殺し、咆哮
火魔法、調教、精霊魔法、短剣術、闘気術、魅了耐性
筋力増加、麻痺耐性、石化耐性、騎乗
状態異常耐性、剣術、精神異常耐性、弓術、鑑定、光魔法
火耐性、HP増加、風耐性、錬金、光耐性、泳ぎ
暗視、分析、隠蔽、気配遮断、毒耐性、直感、水耐性
調合、呪い耐性、料理、賢さ増加、杖術、裁縫、音楽
獲得経験値増加、索敵、気配察知、身体能力強化、辛運
筋力成長値上昇、看破、速さ成長値上昇、賢さ成長値上昇
必要経験値減少、鞭術、MP回復速度上昇、暗殺、不運
買値低下、MP増加、風魔法、速さ増加、闇魔法、生命力強化
土魔法、魔力消費軽減、詠唱短縮、詠唱破棄、無詠唱
竜殺し、棒術、混乱耐性、獣殺し
金運上昇、闇耐性、健康運上昇、土耐性、暗算
矢よけの加護、魔眼、鬼殺し、威圧、罠解除、眠り耐性、ラッキースケベ体質
売値上昇、危険察知、ゴブリン殺し、精力増強、賢者……etc
=============================
多いわ!
数個、消費ポイントを確かめ。次の項目へ移った。
できれば、見なかったことにしたい。数が多いうえに、見にくい……。
=============================
装備
・武器
・防具
・道具
・その他
=============================
装備はスキルとは違い見やすく整理されていた。
武器は剣、斧といった武器ごとに系統付けられ。弱い武器が一番上で下に行くほど強くなっているみたいだった。
防具も同じようだが、武器ほど種類はないのでさらに見やすい。上(鎧)と下しかない。兜とかはないみたいだ。製作者のこだわりだろうか。
道具は武器や防具と違い、スキルみたいに統一感なくバラバラに並べられていた。食材やらポーション、石といった。ゴミまで多種多様ある。
少しげんなりする。
「…………」
その他を開いてみる。
そこには、異世界お金セット(小)、異世界お金セット(中)、異世界お金セット(大)、旅セット、大きなつづら、小さなつづらの項目が出てきた。
大きなつづら、小さなつづらの説明を見てみる。
=============================
大きなつづら
C級以下の品が2つ。D級以下の品が1つ入っている。
品はランダム。運任せにどうぞ。
神のご加護がありますように。
=============================
=============================
小さなつづら
C級以下の品が1つ。D級以下の品が3つ入っている。
品はランダム。運任せにどうぞ。
神のご加護がありますように。
=============================
C級、D級というのはアイテムのランクだろう。恐らく降順A、B、C……の順番で良いアイテムなのだろう。
消費ポイントはどちらも変わらず15だった。質をとるか、量をとるかだ。性格で分かれそうだなと思った。
Q&Aに行く前に、時間延長を見てみる。
=============================
時間延長
10分につき10p消費して、時間を延長します。お選びください。
→10分
20分
30分
トップページに戻る
=============================
なるほどなと思い、戻るのボタンを押す。
そして、Q&Aの項目へ移動した。
=============================
残り時間
27:13
=============================
神「スキルの表示は見やすいよう表示してあるよ。本当はもっと見にくいのさ」
ステータスの値を低くしました。ヒューマンなので。