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キャラクターメイキングで異世界転生!  作者: 九重 遥
3章 ミシェロの町でのギルド活動
17/98

はじめてのぎるど アポロくん がんばる!

 日の光で目が覚めた。窓のほうを見てみると夜が明けようとしていた。早朝といって良い時間だ。日本では考えられないくらいの早起きだ。


「アポロさぁん、朝ですかぁ?ふぁ?」


 物音で起こしてしまったのか。アルがテーブルの上にある自分のベッドから起き上がる。昨日、雑貨屋で色々買って作ったアル専用のベッドだ。一緒に寝てもいいのだが、寝返りでぷちっと踏み潰しましたとか恐ろしい出来事を回避するために作ったのだ。そんなことで仲間を失いたくない。たとえ、復活するにしても。


「すまん。起こしたか。朝食には起こしてやるから、そのまま寝てろ」


「ふぁい」


 眠かったのだろう。アルはベッドにもぐり、すやすや寝息を立てた。

 そんな光景を見ながら微笑ましく思った。今日はよい1日になるかもしれない。

 剣を持ち、1階のカウンターに向かう。

 早朝だが、女将さんは起きてるようだった。さすが宿屋だ。


「おはようございます。素振りしたいのですが、庭を使っていいですか?」


「おはよ。壊さない、騒ぎをおこさない、うるさくしない。それさえ守ってくれれば好きにしていいよ」


「わかりました。ありがとうございます」


 女将さんに一礼して、庭に出る。

 庭は走り回るには狭く、ちょっと動くには広いという微妙な広さだが、素振りするのには十分だ。

 剣を正眼に構え 素振りをする。非常にゆっくりとした動作で。

 剣筋はぶれないか。正しい軌道を描いているか。体に余計な負担はかかってないか。それらを確かめながら体に動作を馴染ませていく。普通に素振りをしていては、速度ばかりに注意し、動きが荒くなってしまうからだ。

 何十回と確かめ、次は速度をあげる。そして、また速度を戻し、確かめる。何度もそれを繰り返す。

 

「次にいくか……」


 気がつけば、汗だくだ。布で体についた汗を拭き、次なる特訓を自分に課す。

 魔力を練る。これもゆっくりとした動作で。魔力がどうやって体を巡り、言霊がどのような働きをするのか確かめながら。無論、威力は最小限に。何か壊すと怒られる。


「…………まだまだだな」


 スキルの恩恵だろうか、簡単に魔法を使うことが出来る。

 だが、それだけではだめだ。使えるだけだ。使いこなすことができないと。

 MMOでも格闘ゲームでも、誰でも必殺技を使うことが出来る。だが、それだけでは勝てないのだ。実力者はそれを手足のように使いこなす必要があるのだ。

 魔法を手足のような感覚で使いこなす。それが理想だ。

 結局、MPが減って体調が悪く感じ始めるまで練習を止めなかった。

 訓練が終わり、部屋に戻りアルを起こす。


「アル、起きろ」


「ご飯ですかぁ?ふぁぁ……」


 寝ぼけながら、アルは尋ねる。


「あと10分くらいかかるらしい」


「なら10分後に起こしてくださいよ、気がききませんね!朝の時間は大事なんですよ。そこんところ理解してください」


「ひねり潰してやろうか、虫が!」


 なんで起こしただけで、上から目線で文句を言われなきゃならんのだ。

 一緒の時間に寝たはずなのに、この差はなんなのだ。もしや、寝られなかったのか?

 んーとのびをしながら、アルは起きる。


「今日から忙しくなるぞ。覚悟しろよ」


「そういえば、アポロさんの目的聞いてませんでしたね」


「そういえば、そうだな」


 アルとは色々話したが、聞かれなかった気がする。

 気をきかしてくれたのだろうか。


「世界征服ですか?それとも奴隷を買いまくって、地球ではできないあれやこれやをするんですか?」


「なんで、そう物騒なのだ……俺を何だと思ってるんだ」


 アルの方を見ると、目をそらされた。顔を掴み、こちらに向かせる。しかし、顔は向いてもアルの視線は逃げるよう動く。


「……平和を愛する一般人だと思いますよ」


「目をあわせて言えや、こら」


「ほら、アポロさんがカッコ良すぎて目が合わせられないとかどうでしょう。あ、厳しいですね、今のなしで」


「喧嘩うってんのか………ま、いいが。

 とりあえず一番の目標は力をつけること。強くなければ、何もできないからな。

 二番目は異世界を楽しむこと。せっかく異世界に転生したんだ。満喫しないと意味無いだろ。殺伐な日々なぞ楽しくない!

 三番目は幼馴染を探すことかな。きっと生き抜いているはずだ。会わなくちゃいけない」


「幼馴染さんだけですか、会うの。他の転生者は………あ、アポロさん友達いませんもんね。ごめんなさい。変なこと聞いて。あ、謝りましたから、て、手を緩めて……いたいです」


「ったく。他の転生者に会いたくないのは危険だからだ。急に力を持ったんだ。力におぼれる奴、異世界で、はちゃめちゃに過ごす奴がいるかもしれない。関わりあいたくない。平和に生きたいんだ」


「平和に生きるですか……ぶっちゃけ無理だと思いますけどね」


「なんでだ?」


 ボケるネタと思ったが、違うらしい。

 至極真面目な表情をしながらアルは言う。


「アポロさん、主人公気質つーか、誘蛾灯のように重大なトラブルが舞い込んでる気がするのです。ま、私の思い過ごしかもしれませんが」


 その言葉にキュッと胸が締め付けられた。


「お、思い過ごしだと……思います………」


 強く否定できないのが悲しい。異世界初日に盗賊騒動が起こったのを思い出した。自分から首をつっこんだわけで後悔はしてないが……。

 がっくし肩を落としていると、トントンとドアのなる音が聞こえた。


「朝食できたってー」


 リンの声だ。

 わかったとリンに返事して、1階の食堂へ移る。

 朝食は、パンとオニオンのスープ、サラダ、卵とソーセージだ。味はおいしかった。異世界だから心配したが、こっちのご飯もおいしい。肉の種類がモンスターだったりもするのが、難点だが、いずれ慣れるだろう。

 朝食をとりながらこれからのことについて話し合う。


「まずはギルドだな。ギルドカードを手に入れないといけない。その後、買い物して、午後にギルドで仕事でもするかな。それでいいか?」


「いいわよ。それでいきましょう」


 リンはそう答える。

 なら、決定だ。朝食に集中しよう。

 アルは会話を聞いておらずパンを夢中で食べていた。

 ミシェロの町は商業都市だ。他の町や村に近いおかげで物流が盛んなのだ。そのお陰で、王都ほどではないが、大きな規模を誇っている。しばらくは、ミシェロの町を拠点にするのもいいかもなぁ。

 冒険者ギルドについた。ギルドは3階建ての大きな建物だった。

 この町で見たどの建物より、立派で大きな建物だ。


「でかいなぁ」


「でかいですねぇ」


 アルともども感慨深げに建物を見上げる。さ、行くわよとリンにつれられて、ギルド内に入る。

 ギルドの廊下を抜けると、部屋が3つあった。正面はカウンターで、右側は大きな部屋になっている。そこには、冒険者なのだろう男たちがたむろしていた。左側はギルド職員の作業部屋なのだろう。忙しく働く職員がいた。

 俺とアルは正面のカウンターに向かう。リンはクエストを見てくると右の部屋へ行った。

 ギルドの職員が俺達に気づき、こちらの方向へ向いた。

 その職員を見て衝撃を受けた。

 豊かな胸ながら、それとは対照的にほっそりとした体つき。

 透き通るような銀色の髪、優しげな瞳と小さな口。

 しかし、彼女を構成する要素として最も目立つものがある。

 彼女は狐耳をしていたのだ。

 耳元ではアルが「狐耳!狐耳」と興奮した様子で手を叩いてる。

 アルのお陰で冷静になった。深呼吸して心を落ち着かせる。


「何かご用でしょうか?」


 優しい声音で職員さんは聞いてくる。

 その優しげな声音に癒やされる。


「あぁ…‥ギルドに登録しようと思うのですが」


「分かりました。登録料は銀貨2枚となりますが、よろしいでしょうか?」


「分かりました」


 登録料に銀貨2枚は高めのお値段である。別に無くても登録は出来るが、ギルドカードは貰えない。借金という形で登録をし、依頼をこなし借金を返した後ギルドカードが交付されるのだ。これには、ギルドの思惑もあるらしい。ギルドカードを発行するにもお金がかかるので、ふるいをかけるためだ。ギルドにとって有用な人物なら、すぐにでもお金を返すはずだ。逆もまたしかりといった具合に。


「では、書類に記入をお願いします。文字は書けますか?」


「いや、書けないです」


 文字を書けないことに恥ずかしさを覚えてしまうが、職員さんは気にせず淡々と説明を続ける。

 後で聞いたら、文字を書けない人も多いらしい。

 ここは異世界。識字率は低いようだ。


「代筆は銅貨1枚になりますが、よろしいですか?」


 一縷の望みを託して、アルの方を見る。アルはハッと笑い首を振る。アルも文字が書けないらしい。

 文字も勉強しなければなぁ……いささか不便だ。


「ちょ、ちょっと待ってください」


 ぽかんとするギルド職員さんを尻目に、右側の部屋に入る。


「リンちょっと来てくれ!」


 ギルドのクエストの紙を見ていたリンを召喚する。リンは驚きながらも俺の方に来た。


「代筆してくれ!」

 

 たかが銅貨1枚。されど銅貨1枚なのだ。無駄な出費は避けたい。

 リンに頼みこむ。ため息をつきながら、リンは了承した。


「名前は」「年齢は」「出身地は」「種族は」……との項目に嘘を言いながら埋めていく。盗賊との尋問でギルドカードの登録に関する質問は分かっていたのだ。あらかじめ考えた内容を言うだけのお仕事です。

 記入が終わり、用紙を職員さんに渡す。しばらくお待ちくださいと言われ、待たされる。

 リンは役目を終えたとばかりに、先ほどの場所へ戻っていった。

 しばらく待っていると、職員さんは帰ってきた。手には小さな金属の札を持っていた。


「こちらは、ギルドカードです。血を一滴たらしてください」


 職員さんはそう言って、針をこちらに渡してきた。


「アポロさん、ついに貴方の覚悟をみせるときがきましたよ!

 大丈夫、私がついてます!チクッと刺しましょう。

 きっと痛くないはずです。覚悟をみせろ!アポロ!」


「なんで、針を刺すだけで、そこまで言われなきゃならんのだ」


 指に針を刺し、ギルドカードに血をたらす。

 血を注いだ瞬間、ギルドカードは鈍く光った。

 うん、ファンタジー。


「登録が終わりました。ギルドカードを持ち、ステータスと唱えてください。自分のステータスが閲覧できますので」


 ギルドカードを持ちステータスと唱える。


============================

名前:アポロ

種族:人間


ギルドランク:F


レベル3

HP118/118

MP4/62

STR:60

DEF:60

INT:35

AGL:45

DEX:45


スキル

剣術 レベル1 

調教 レベル1 

鑑定 レベル3 

分析 レベル1 

隠蔽 レベル4 

索敵 レベル3 

詠唱破棄 レベル1 

火魔法 レベル4 

精霊魔法 レベル1 

精神異常耐性 レベル2

直感 レベル7 

吸血 レベル1 

============================= 


 ギルドカードのステータスウィンドウは日本語とは違う異世界言語。知らない言葉も多いが。普通のステータスウィンドウとは若干変更されているのがわかる。種族の部分が人間なのは先程の記述した用紙の影響だろう。昨日、リンのギルドカードを見せてもらったので驚きはなかった。予想通り。


「すみませんが、初回登録時はステータスの開示を義務付けております。ご提示ください」


 原則、初回のみに限りギルドは登録者にステータス開示を求める。登録者がどの程度の実力を持っているか調べるためだ。

 以後、開示を求めないのは冒険者にとってステータスが他者に知られると危険だからだそうな。誰だって自身の実力を周りに知られるのは困る。ギルドとしては逆に冒険者がどの程度の実力を持っているか知りたい。その妥協点が初回に限りステータス開示を求めることだった。

 その質問も想定内だったので俺は焦らなかった。指を滑らし、隠蔽スキルを使用する。いけるかどうかの確証はない。だが、いけるはずだ。自身のステータスでは隠蔽スキルは使用できたから。

 ステータスウィンドウの項目へ指を滑らし脳内に描いた内容を出す。数字は変更されていく。試みはうまくいった。

 そして、ステータスを改竄したものを、職員さんに見せれるようにして、ギルドカードを渡す。


============================

名前:アポロ

種族:人間


ギルドランク:F


レベル3

HP54/54

MP4/22

STR:27

DEF:27

INT:18

AGL:20

DEX:20


スキル

剣術 レベル1 

調教 レベル1 

火魔法 レベル2 

============================= 


 数字は適当に、スキルの文字は昨日女将さんにお願いして習った言葉を使う。怪訝な顔をしながら教えてくれた女将さんに感謝。

 隠蔽スキルが使用したことがばれないか、それと言葉が間違っていないか内心どきどきしながら職員さんを見る。

 職員さんは気がついてないようだった。そして、言葉も間違ってなさそうだった。わぁ、レベルが低いのに、ステータス高いですねぇと感心しながら用紙に記入している。ほっと息をついた。山は越えた。


「では、カードを返却します。閲覧防止機能がありますので、以後ステータスの一部を隠すことができます。ご利用ください」


 他者に見せる時、見せたくない部分を表示しない機能だとか。

 あとで、隠蔽スキルと組み合わせて利用するか。


「さてと、ではギルドの説明に移らせてもらいます。よろしいですか」


「お願いします」


「ギルドランクはF~Sまであります。Sランクはほとんど名誉ランクと思ってください。特別な活躍や功績をした人だけに送られる称号です。実質F、E、D、C、B、Aと思っていただけたらいいと思います。Dランクで一人前と見なされるので、まずはそこを目指してください。ここまでで質問はありますか?」


 首を縦に振り、続きの説明を促す。


「では続きまして、ギルドの依頼、つまりクエストは難易度があり、各ギルドランクに対応しています。これは目安にもなっています。ギルドランクがEランクの方は、Eランク以下のクエストを受注するといった感じです。クエストによっては単独で受けることが出来ないクエストも存在しています。もし、受けたい場合はパーティーを組む等をしてください。依頼を達成しますと、報酬と昇格ポイントが手に入れられます。昇格ポイントは、依頼を達成すると、上昇し一定の値に達するとギルドランクが上昇します。依頼に失敗した場合は下がることもあるのでご注意ください。何か質問はありますか?」


「大丈夫です。続けてください」


 こちらには最終兵器リン・エスタードさんがいるのだ。分からないことがあれば、彼女に聞けばいい。半ば説明を聞き流し狐耳を見ていた。説明とともにピコピコ動くのがかわいらしい。

 アルは何かに触発されたのだろう、シャドーボクシングをしていた。


「では、続きまして……あとはなんでしょう。あ、そうそう。ギルドカードは再発行にかなりお金がかかりますのでご注意ください」


「あとは……あとは……ちょっちょっと待ってください」


 職員さんは急に立ち上がり、パタパタと違う職員の方へ走って行った。

 何かを聞き、戻ってきた。ちょっと顔が赤かった。狐耳はぺたんと倒れていた。


「お、お待たせしました。新人なので緊張しちゃって、手順を忘れてました!って、何言えばいいのでしたっけ?も、もう一回聞いてきます」


 聞いてもないのにあたふたと釈明の言葉を述べる。そうとう焦ってるのだろう、さらにミスをした。そして、走り去っていった。


「いいキャラだ……。ハーレムに入れちゃいましょうぜ、アポロさん」


 とりあえず、アルの発言を無視しておく。芸人にはこれが一番のあしらい方だと思ったのだ。

 職員さんが戻ってきた。


「度々ごめんなさい。ええと……」


 説明を遮り、アルは声をあげる。


「職員さん、職員さん。自己紹介してないですけど、お名前なんていうのですか?私はアルテミスって言います。アルと呼んでください。永遠の18歳です!倫理的に!」


 アルが突然声をあげたことに驚いたが、別段悪いことでもないので、アルに続いて自己紹介する。


「俺の名前はアポロです。アルの飼い主で冒険者見習いです。よろしくお願いします」


「ご丁寧にありがとうございます。そういえば、自己紹介してなかったですね。リサと言います。2、…20歳です」

 

 アルにつられたのだろう、律儀に、しかし恥ずかしそうに年齢を返してくる。いい人だ。


「彼氏は!?彼氏はいるのですか?」


 アルの猛攻はさらに続く。もうやめて、リサさんのHPはゼロよとの台詞が頭によぎったが、黙っておいた。ちょっと面白かったのだ。


「か、彼氏は……い、いません」


「うぉぉぉぉぉぉ!宴じゃあ!」


「じゃあ、うちのアポロなんてどうです?今はレベル低いですが、すぐ強くなりますよ!良物件ですよ」


「え、え、え!?」


 リサはチラチラと俺とアルを見ながら、戸惑った声をあげる。

 さらなる追撃にアルは入ろうとした。


「リサさんを困らすのはやめてくれ。すみません。アルが失礼しました。後で軒先に吊るしときますので、ご自由にお使いください」


「ちょ、アポロさん!」


 アルは抗議の声をあげるが、無視しておく。

 こちらに飛び火させるのが悪いのだ。


「リサさん説明の続きをどうぞ」


「え、ええと、はい。では、続きを。ギルドランクを上げるときには、試練をする場合があります。Dランクがそうですね。ここから討伐系のクエストが本格的になるので、ギルドが冒険者の実力をチェックします。アポロさんはスキルもありますし、ステータスも高いので大丈夫でしょう」 


「ギルドのクエストを探すときは、カウンターを出て左側の部屋でどうぞ。決まりましたら、カウンターに持ってきてください。受理しますので」


 5分ほど説明が続く。


「………といった感じです。以上で説明を終わりますが、何か質問がありますか?」


「はい!耳をさわらせて……ぷぎゃ」 

 

「いえ、ありません。説明ありがとうございました」


 余計なことを言うアルを潰して、黙らせる。


「で、では説明を終わらせてもらいます。ギルドは貴方の活躍を期待しています」



 そうして、ギルドの説明が終わった。

 そして、俺の冒険者生活が始まった。

 あとギルドの軒先にアルを吊るそうとしたらギルド職員に止められた。

*リサをヒロインにする予定はありません。


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