なんとか間に合った・・・
あとがきにて少しお知らせが。
第33話
「しょうがないからボクが相手してあげるね!」
「ラディか・・・よし、がんばれラディ!」
ラディはうんっ!と元気良く返事をして背中にある大剣をブンブン振り回す。
結構洒落になってない音が聞こえるのは気のせいにしておこう。
「ほほほ・・・美少女がお相手とは光栄ですな。しかし、今の私は加減が効きませんぞ?」
「いいよー、ボクも全力で遊ばせてもらうね?」
対峙する両者の雰囲気が変わる。おっさんは身に纏う変態的な魔力が増大し、ラディはいつもの元気な笑顔が無表情に変わり、凍えるような殺気を醸し出す。
自分の身長を越える大剣を軽く振り回し、上段に構えた。只ならぬ気配を感じたのか、おっさんも油断無くステッキに魔力を這わせ構える。
「ハァッ!」
「ヌォゥッ!」
瞬きの間に戦いは始まっていた。
「ほほほ、お嬢さんは中々力持ちです、なぁッ!」
「・・・死ね」
息をつく暇も無く剣と杖を打ち合う。互いに力は互角。おっさんは自らの体格と武器の小回りを生かして巧みに、ラディは小柄な体格だが速さと遠心力を生かして大胆に。
ラディの上段からの強烈な叩きつけを、おっさんは受けることなく杖をくるりと回転させ左へ流す。そのときできた一瞬の隙を付き、音を置き去りにするほどの突きを放つ。しかしラディは慌てることなく身を屈め避け、鎧に付いている棘を突き刺そうと当身を食らわす。棘の当たる一点に魔力を集中させ受けたおっさんに棘が刺さることもなく、当身の衝撃を利用して大きく後退した。
「うーむ、攻め切れませんな」
「しぶとい・・・」
互いに得物を構えなおす。しかしすぐに動くことはなく、隙を探るようにじりじりと間合いを詰めて行く。
「一見、ラディが押してるように見えるが・・・」
「そうね、でもあの変態まだまだ余力を残してるわ」
「あら、それはラディちゃんもですよ」
「あ、動くみたいですよ!」
「なるほど・・・わからん!」
※※※※※※※※※※
ラディとおっさんの戦いはますます激化していった。もう戦い始めて30分は経とうとしているが、どちらも攻めあぐねて勝負が決まらない。
「いい加減に死ね、変態」
「ほふぅ、今の私に罵倒はドーピングと同じですぞ!」
激しい剣戟の中、おっさんの見せた小さな隙を付き、ラディは小さな身体全体をバネにして、恐ろしい速度の突きを放つ。しかしおっさんには見えているようで身体を左に捻り避け、その勢いを持って拳打をかます。
避けられると思っていなかったのか少し驚いた様子だったが、慌てて首を右に傾け避ける。だが完全に避けきれなかったのか、ラディのやわらかな頬に拳が掠り血が溢れ出した。
それを見た瞬間、俺は勝負の行方を悟った。
「この勝負、決まったな」
「そんな、ラディちゃんは掠っただけですよ!」
「うむ、傍から見てもまだまだ勝負はこれからだぞ」
「俺が言ってるのはそういうことじゃなくてだな・・・すぐ分かるから見てろよ」
無理に避けたせいか、少し体勢が崩れながらもラディはおっさんの脇腹に膝蹴りを打ち込む。おっさんは焦ることなくクルリと回避。その勢いで裏拳を放つ。
しかしラディは膝蹴りを避けられた段階で追撃を呼んでいたのか、そのまま前に飛び込む要領で危なげなくおっさんの間合いから脱した。
「ほほほ、思いがけなくレディのお顔に傷をつけてしまいましたな」
「こんなの、痛くない」
流れる血をそのままに気丈に相手を睨みつける。
「ほほ、気の強いお嬢さんだ」
「うるさい、黙れ」
お互い構え、再度激突。ラディは初手と同じく、スピードに乗せた強烈な上段からの振り下ろし。おっさんはそれを受け流すカウンターを取る。また最初と同じようになるかと思ったそのとき───
「グッ、身体が言うことを利かぬ・・・!」
「ハァァッ!」
受け流そうとした瞬間、おっさんの動きが急に鈍った。
「グガァァァッ!?」
鈍った動きでは避けも受け流しも出来ず、斬撃を身に受けたおっさんの左腕が宙を舞った。ラディはそのまま回し蹴りをおっさんの水月に放ち吹き飛ばす。
「ガフッ!?・・グギギギギィ・・!な、なぜ身体が急に・・・ッ」
「馬鹿だなぁ、おっさん。まるっきり自業自得じゃねぇか」
「な、なんだと・・・!」
「お兄ちゃん?」
受身も取れず転がり、左腕の切断部分を押さえ藻掻いていたおっさんの下へ歩く。
そのとき近くに居たラディの頭を撫でることを忘れない。ふにゃりと笑顔になったラディ超可愛い!
「お前は、ある規律を侵した」
「き、規律だと・・・?」
おっさんの下にたどり着くとビシッと指を突きつけ言い放つ!
「貴様は、YesロリータNoタッチの規律を侵した!だから力を借りていた変態神の怒りに触れ、逆に力を奪われたのだっ!」
「「「「「な、なんだってーっ!?Ω Ω Ω Ω Ω」」」」」
おっさんだけではなく仲間全員が驚いているなか、ラディだけは良くわからなかったのか不思議そうに首を傾げる。超可愛い!
だが驚いていたおっさんは納得いかなかったのか食って掛かる。超うぜぇ!
「し、しかしそのお嬢さんは見た目よりずっと歳を取っているだろう!」
「だからお前は馬鹿なのだぁ!変態神にとっては、歳なんて関係ねぇんだよぉぅ!オラァッ!」
「ゴフゥッ!?」
掴みかかって来たおっさんにレバーブローを入れ身体が少し剥がれたところで、水月に喧嘩キック。変態神の加護から外れたおっさんはそんなに強くない俺で容易に吹っ飛ばせた。
「神の規律を破り、あまつさえあんなに可愛いラディに傷をつけた・・・最早お前は変態紳士でもおっさんでもない。家畜の糞にも劣る屑野郎だ!この屑ッ!反省しろッ!神に謝れッ!ラディに謝れッ!お前を信じた仲間達(変態共)に謝れッ!」
俺は絶望と痛みに蹲っていたおっさんに容赦なく蹴りを入れる。
「ゴッ!?ガッ・・・す、すびッ!?・・グホォッ・・・ずびばぜんッ・・・でじだッ!ゲフッ!」
「あーん?聞こえんなぁ?もっと大きな声で謝れ屑めがッ!」
「ずびばぜんでじだぁぁぁぁっ!」
(ね、ねぇ・・・なんであいつあんなに怒ってるの?)
(お、恐らくじゃがラディに傷を付けたからじゃないかの?)
(ツクモ兄さん怖い・・・)
「あ、あの、主様・・・?その、悪魔の肩を持つわけじゃないのですが・・・えっと、流石にもう止めてもよろしいんじゃないかと・・・」
「ダメだっ!こいつがっ!泣くまでっ!ストンピングをっ!やめないっ!」
「泣いてますよ!?こっちが引くくらい泣いてますよーっ!?」
おっさんを蹴り繰り回してると、いきなりおっさんの後ろにある壁が無くなり昇り階段が見えた。その階段からカツンカツンと誰かが降りてくる音がする。
すわ新手か!とおっさんから離れ、身構える。
「爺や、何か騒がしいのですが一体何か・・・───」
そのとき俺は、聖女に出会った。
なんという引き・・・すいませんすいません。実はこの先のプロットといいますか、進行といいますか、そういうのが前のPCに入ってまして、そのPCが壊れてまして、内容とか覚えなくてですね・・・もはやノリだけで書くしかないんですよぉぉぉっ!
なので亀更新になってしまうんです。しかししかし、見てくれてる方が受け付けないかも知れないのですが、ほんわかほのぼのちょっとシリアスなリリなののSSのプロットが出来てまして、そっちをチマチマ上げながら語り手のプロット作りつつノリ更新していきたいなーとか思ってます。
もし「リリなの!?あにいってんだてめぇぇ!いいから更新しろ!」とか「よろしい、上げたまへ」とか意見ありましたら、感想にてお願いします。
ちなみに他のギャグ構想として。
オリ主が転生特典で調子に乗ってシュウに!?
魔法少女リリカルなのは~その名はグランゾン~
とか
オリ主二人になんか見たことあるけどオリキャラ達が織り成す愛と感動の巨編
魔法少女リリカルなのは~俺が、俺達がガンダムだ!(ニンジンはいらないよ)~
とか妄想してます(ぁ
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