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プロローグ12
 下に見えるクレーター。
 留守の家は完全に消滅しており、道路や周囲の家も一部消滅している。ただ、そのクレーターの中心には、倒れている男性と、全身を現した剛鬼丸がいた。
 どう言うわけか、剛鬼丸の全身の鎧が開いており……その下にある無数の目の様なものをあらわにしていた。………かなり気持ち悪い。
 どう見ても、このクレーターはあの剛鬼丸の目が作り出したものだろうが……あれって、多分だが、オウキと『同質の存在』………なんだよな?男性は剛鬼丸に命令してたし、さっきまでは命令無しに攻撃はしてなかった。これが何なのかはさて置き、命令無しで剛鬼丸がこんな事をしたと言う事は………俗に言う、『暴走状態』と言う事か?………なんで何にも分かってないのに、次から次と………いや、こんなものか現実か。
 俺が心の中で嘆いていると。
 目が合った。剛鬼丸と…………
 一瞬の間。
 気が付いたら、『目の前に』剛鬼丸がいた。拳を振り上げた状態で。
 無茶苦茶早い!!?
 俺が何かを言う前に、急上昇して避けるオウキ。
 飛ぶ能力がないのか、落下する剛鬼丸。
 このままじゃまずい!この状況を打破するのに最適な装備は………と言うか………このオウキ……全部再現されているだろうか?
 どうしても出てくる不安を抱えつつ、オウキへの命令を頭の中でイメージする。
 「セレクト。シールドサーバント。六機」


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