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間章その一『星波学園の人々』46
  ★夜衣斗★
 気が付いた瞬間、顎と後ろ首に物凄い痛みが走った。
 反射的に痛みのする部分を抑えながら、ヒーラーサーバントをイメージし、
 「セレクト。ヒーラーサーバント」
 ヒーラーサーバントだけ具現化。
 すぐさま治療用ナノマシンを体内に注入させ、痛みが引いた所で、気付く。
 俺が今どこかの道場内にいる事と、道場内にいる道着姿の女の子達十数人がこっちに注目している事に…………?………どうなってんの?
 俺が固まっていると、女の子達は思い思いの人数で固まってヒソヒソ話をし始めた。
 ………えっと、確か………隠れるのに丁度好さそうなぼろぼろの道場に入ろうとして………そこで物凄い衝撃を感じて…………。
 治療が終わったヒーラーサーバントを消し、首の様子を確認する為に首を回し………そこで俺のすぐ近くに飛矢折さんがいる事に気付いた。
 驚いて反射的に身を反らすと、飛矢折さんは困った様に苦笑する。
 ………えっと、どう言う状況?
 俺が困って固まっていると、飛矢折さんが申し訳なさそうな、困った顔をして、俺から目をそらした。
 妙な沈黙………?何なんだろう?
 疑問に思っていると、道場の出入り口が開き、道着姿の女の子と白衣を着て禁煙パイプを加えた女性が現れた。
 っで、白衣の女性が、俺の顔を見て、眉を顰める。
 「なんだ。飛矢折に殴られたって聞いたから、見事な流血をしてるかと思えば………無傷じゃん。期待して損した」
 物騒な事を言う白衣の女性。
 ってか、俺、飛矢折さんに殴られたのか?
 飛矢折さんに視線を向けると、申し訳なさそうに正座している。
 「そう言う発言は、保健医として相応しくないんじゃないですか?池上先生」
 っと、それほど真剣じゃない表情で言う後から来た道着服の女の子。
 「はん!私は不良保健医だからね。いいんだよ」
 ……不良保健医って……


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