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求道者よ

 主よ 我を導きたまえと女がのたまえば


 祈り通じて 降臨する光よ


 主よ 我が道はいかがすればよろしいかと宣えば


 光 我が命ずるままに と 言の葉降らす


 されど 闇よ 地より現れ

 お前さんはそれでよござんすかと 嘲笑す


 去れ 悪魔よ 惑わすな 我が信徒を と言の葉降らせば


 悪魔笑いて 貴様こそ と返す


 戸惑う信徒に 悪魔よ笑う


 貴様は 自分の言の葉持たず 光の奴隷となりしか


 否 と叫びし 女の前より 光も闇も消えたもう


 やや経ちて 茫我の女に 男の声ぞ背後より


 迷い子よ 迷いこそが我らが道 悩みて自ら見付けしが我らが道


 言葉を無くして 立ち去る女 見守る男の眼差しこそ 優しけれ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 1つの神話を見かけてしまったような気がします。 [一言] 玉藻さんこんにちは^^ こちらの感想欄にお邪魔するのは初めてですね! チベスナよりも先に読了してしまったので (短いので当たり前…
[一言] 道を選んだ以上、覚悟というものはつきものです。 でも、時にその歩み方に疑問符が思い浮かんしまう。 頭を抱え、苦悩し、次の一歩をどうやって踏み出そうかとその場に留まってしまう。 そんな、自分の…
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