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シュトラント王国異聞 〜雪解けの魔女と呪われし王〜 作者:山本 風碧
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22 おとぎ話の作り方

 謁見の間は人払いがされていた。部屋の中の人間は誰もが張りつめた顔をしている。誰かが動けば部屋に詰め込まれた空気が弾けそうだとティナは思った。
「ヒルデガルドの村長のアエナと申します。魔女シュメルツェの末裔としての仕事を果たしに参りました」
 ティナは母親の後ろにそっと付き添う。女王が卒倒しそうな顔で――いやもう一度卒倒してしまったのかもしれない、そんな気の抜けた顔でティナを見つめていた。
「――春に洪水の兆しが現れております」
 小さな沈黙の後、アエナがいつもどおり重みのある声で静かに告げた。
「…………ティナ、あなたが知らせたのね」
 女王は諦めたような顔で、ティナに尋ねた。どうやって逃げたのか、そんなことは最早どうでもいいのだろうか。それ以上は何も問わなかったし、責めもしなかった。
「はい」
 ティナは頷く。
「それで、どうするの」
 女王は何もかも知っているような顔でアエナに問うた。アエナがティナをちらりと見て、促した。ティナは拳を握りしめると、大きく息を吐いて、はっきりと言った。
「伝承通りに、"王子"を貰い受けたく存じます」
「王子などいない――と言えばいいのですか?」
 悪あがきだと分かっているのだろう。しかし、女王は後ろに立つヴィルを庇うように立ち上がった。
「無駄です」
 女王の肩越しに、ヴィルが意図を問うような目でじっとこちらを見つめるのを、申し訳なく思いながらも、ティナは自らの信念を突き通す。
(私が、ヴィルを助けてあげるの!)
 震えを抑えようとお腹にぐっと力を込めた。小さな身体から発せられた力強い声が広間に響き渡る。

「洪水を起こしたくなければ――王子を"解放"して下さい」

「え?」
 女王と、ヴィルが同時にぽかんとした顔をした。
「何だって?」
 ヴィルが小さく呟くと、アエナが応えるようににこりと笑う。
「大人の喧嘩に子供を巻き込むことは、本意ではございません」
 アエナはヴィルから視線を離して、再び女王に向き直った。
「女王陛下――大地の王と水の魔女は、昔、仲違いをしたかもしれません。ですが、そろそろ仲直りをしても良いのではないでしょうか?」
「仲直り……」
 女王は怪訝そうに呟き、アエナは淡々と続ける。
「ヒルデガルドには、村だけに伝わる一つのおとぎ話がございます」
「おとぎ話?」
 そんなものは初耳だと思いつつ、ティナは母の横顔を見やった。
「大地の王と水の魔女の恋は実らなかった。けれど――いつか互いの子供が結ばれるようにと、約束をしたそうです。王家に伝わる話ではいけにえを魔女が求めたと言われているようですが、いけにえと言うよりは、その約束を思い出してもらう為に王家を訪ねたのではないかと私は思っております。その古い約束が果たされる――それが今なのではないでしょうか?」
 ティナはアエナの大胆さに口をぱくぱくさせた。彼女の語るおとぎ話は嘘かもしれない。いや、少なくともティナは聞いたことの無いものだし、何かひらめいた様子だった伯父が母に囁いていたことを考えると、その可能性がかなり高い気がした。
(お、おじちゃんったら! 母さまに何を吹き込んだのよ!)
 反応が怖くて恐る恐るヴィルを見ると、彼は面白そうな顔をしてティナを見つめていた。その漆黒の瞳がアエナの方へと向いた直後、その麗しいと言ってもいい唇が開かれる。
「それは――脅迫ではないのか? 洪水を利用して、王家に取り入ろうと?」
「そう捉えられても仕方ありませんが」
「そちらの要求に応えれば、洪水は起こらないのか?」
「おそらくは」
 ヴィルと女王が怪訝そうにアエナを見つめる。
「信じるも信じないも、そちら次第でございます。しかし、王子殿下はどうでしょうか? 男と結婚するよりは、ましてや、シュプルングの河の泡になるよりは、始祖ヴィルヘルム王のように水の魔女の手を取る方が幸せだとは思いますが……」
 アエナが含みを持たせた口調で、ヴィルをじっと見つめる。彼はしばし考え込んだ後に、何か会得した様子でにやりと笑った。
「『男と結婚するより、溺れ死ぬよりははまし』などと言われるのですか? アエナ殿は、娘がその程度だと?」
「いいえ? もちろん、どこに出しても恥ずかしくないように育てておりますが。おかげさまで、ここ半年で見違えるようになりましたし」
 母にくすりと笑われて、認められたことを知り、ティナは全身が熱くなる。
 ヴィルはそこで、一歩ティナの方へと足を進ませた。
 数歩前に進んだところで彼は女王をちらりと振り返る。そして、ティナとアエナの前で丸めていた背を伸ばし、にこりと笑った。
 そうした彼は、美しいドレスを着ているというのにひどく男らしく見えて、ティナは彼とのやり取り――特に記憶に新しい口づけを思い出し、瞬く間に赤くなった。
「アエナ殿。一つ私から提案をさせてもらっても?」
「なんでしょう」
 アエナは彼の笑みの迫力にも全く動じずに、対応する。一方一瞬で陥落したティナはアエナの背に隠れた。
(な、何を言う気なのかしら――)
「ヒルデガルドに伝わる昔の約束についてだが――水の魔女の元へ大地の王が出向くのではなく、その逆でも構わないのだろうか? 私が身分を捨てて魔女の森に向かうのもいいが、できる限りは王子としての責務を放棄したくない」
「しかし、殿下の方のご都合はよろしいのでしょうか?」
 アエナが尋ねると、ヴィルは頷く。
「私は長い間姫として過ごして来たし、婚期が過ぎようとしている今、身分を考えても新しく姫との良縁を得るのはなかなかに難しいのだ。何より、大地の王が水の魔女に許されたことが公になれば、国民は洪水に怯えることが無くなるだろうし、これ以上の良縁は無いと思っている」
 ティナの目には、ヴィルがアエナ殿、と言いつつも、女王に了承をとっているように見えた。
 どうも回りくどいやり取りに付いて行けないティナは、アエナの語ったおとぎ話と、ヴィルの堅苦しい提案を頭の中で二、三度反芻する。
(ええと、つまりは、大地の王と水の魔女の子孫が結ばれて……あの不幸なおとぎ話が大団円で終わるってことよね? 素敵じゃない)
 人ごとのように考えた後、ティナは今の話の大地の王と水の魔女の末裔に当てはまる現実の人物に思い当たって、目を見開いた。
「……え?」
 周りよりかなり遅れて理解したティナは呆然とする。
「ね、ねえ、今のって……」
 ティナの問いはあっさり無視され、ヴィルとアエナと女王は勝手に話を進めていた。
「その辺は本人の意志に任せて構わないのでは?」
 アエナはあっさりとそう言って、女王はしばしの沈黙の後に、吐息を漏らした。
「…………好きになさい。私にはもう打つ手はありませんから。なにより、それが一番上手く纏まりそうな気がしています。王子の誕生を素直に喜べる世になることは、私としても嬉しいのです」
 細い声に含まれる柔らかな安堵感に、広間の空気が茜色に染まったような気がした。

 元の自分の部屋に戻り、ティナは先ほどのヴィルの言葉を反芻する。そして、まるでたとえ話のように皆の前で発せられた"プロポーズ"に頭を抱えた。
(う、うーん、あれって、そう解釈して間違いじゃないのよね?)
 自らの頭の回転に全く自信がないティナは、誰かに――ヴィルにもう一度きちんと説明、いや、はっきりと告げて欲しいと思っていた。都合の良い勘違いだったとなると――もう二度と浮上できないような気がする。

 もやもやするままに部屋の中で過ごすこと数時間。
 どうも落ち着かなくて、机の上に置いていた菓子ばかりが減って行く。
 庭を見ると、秋の夕日に枯れかけた草花が赤く染まっていた。その隙間を縫うように一匹の蜻蛉が赤い風の中を泳いでいる。秋も半ばを過ぎる。ここに初めて来たときからもう半年が過ぎようとしていた。


「ティナ」
 日が暮れてしまった後、その人物は以前と同じように窓から現れた。
 燭台の炎に浮かび上がった姿を見て、ティナは目を見張る。彼はドレスを着ていない。どこで手に入れたのか、今度はお仕着せではなく、上等な――それこそ王子が着るに相応しい見事な服を着ていた。漆黒の衣装に銀糸で大きな刺繍が入っている。それがまるでシュプルングの河の流れのように輝いていた。
 さらに驚くことに、彼は髪が短くなっていた。一瞬、結わえているのかもしれないと思ったけれど、よく見るとサラサラの髪は項の辺りで切り離されていた。
「ヴィル? う、うそ――髪がっ……勿体ない‼」
「お前……最初に言うのがそれか」
 ヴィルはがっかりした声を出す。
「だってだってだって! あんなに綺麗だったのに!」
「十二の時に"ヴィルヘルム"という名を捨て、王女ヴィルヘルミナとして生きることになってから、ずっと切れずにいたんだ。さっぱりした」
「え? ヴィルヘルム?」
 ヴィルは嬉しそうに頷く。
「俺の十二までの名だ。妹が生まれればその名のまま隠居する予定だった」
「じゃあ、もしかして、ヴィルヘルムに戻れるの?」
「ああ。戻るつもりだ。その方が似合っているだろう?」
 彼が髪をかきあげると、隠れていた凛々しい眉と秀でた額が現れる。髪を切ったからだけでなく、名を取り戻したからでもあるのだろうか。急に男の子らしくなってしまったヴィルにティナは頬を赤くして俯く。
(髪型も名前も、めちゃくちゃ似合ってるけど――素敵すぎて、見てられない)
 一方涼しい顔をしたヴィルは、机の上に散らばった菓子の包みを見て苦笑いをする。
「放っておいて悪かったな。アエナ殿に確認したいことがあったから、母と一緒に話を聞いて来て……それで時間がかかった。お前の母上は肝が座った方だな。王族にも平然と嘘をつく。まあ、嘘だとしてもこちらが呑むことを分かっていたんだろうが」
「もしかして、母さまに聞いたの? おとぎ話の裏話を?」
 まさか話すと思わなかった。驚くティナに、ヴィルは頷いた。
「昔からなんとなく気になってたんだ。シュメルツェが本当に悪なのかって。だからアエナ殿が始祖の話を出した辺りで分かった。伝承には、ヴィルヘルムとシュメルツェは協力して水害を防いだとある。アエナ殿に確認したが、つまりは、シュメルツェには洪水を起こす力ではなく、それを防ぐ――予知する力があったのだな。そして、末裔が洪水の兆しを持って来たのを、王家がシュメルツェを置き去りにした後ろ暗さから、脅迫に来たと勝手に勘違いしたってことだろう?」
 的確に答えを出して行くヴィルに驚きつつも、ティナは不安になる。
「女王様は怒っていらっしゃらなかった? 騙してしまって申し訳なくて」
「いや。どう考えてもお互い様だろう、これは。母上は逆にアエナ殿に謝っていらした。勘違いでお前達を差別していたのだからな。これからは、王家と魔女が昔のように協力して、災害を防いでいこうと約束してきた。もちろん簡単にはいかないことも多いだろうから――しばらくは忙しくなるな」
 ヴィルは肩をすくめて笑う。晴れ晴れとした笑顔が眩しくて見とれていたら、彼はティナの頭にポンと手を置いた。
「それにしても……おとぎ話を利用するなんて、上手くやるなって感心してたのに。お前の方が、説明が必要な顔をしているんだからな。まあ、お前らしいとは思うけど」
 ヴィルはくすりと笑う。
「お前には、誰もいないところで、もっとはっきりと言わないと分からないんだろうな。何と言っても、お前は鈍いから」
 彼はそう言ってティナをその腕の中に捕らえる。
 そしてあっという間にティナのリボンを解いたかと思うと、フワフワと広がる亜麻色の髪の中に頬を埋めた。
「ああ、もう! なにするのよ!」
 抱擁の驚きより、怒りが一瞬勝った。
「こうしてろって言っただろう? 柔らかくて気持ちいい。それに良い匂いだ――草花の匂い。前にも思ったけれど、これ何の匂いなんだ?」
「カモマイルよ。お風呂に入れたらこんな香りがするの」
「ああ、あの花か。今度、ライムントに言って使ってみることにする」
 その言葉にティナは気がかりだったことを尋ねた。
「あ、ライムントとリオは? お咎めなんかしないでね、絶対に」
「母上はあいつらに相変わらず信頼を置いてるよ。もちろん俺も。おかげで全てが丸く治まった。あの親子には感謝している。ライムントには勤続五十年、いやそれ以上の肩書きが付くかもな」
 しっかりと男に戻った口調にティナは落ち着かない。いや前からこんな口調だったとは思うけれど、髪を切ることで何かたがが外れてしまったかのよう。
って言ってるし……)
 腕の中にいるティナは動揺がひどくなるのが分かった。もがいても全く緩まない腕は彼女を余計に狼狽させる。
「こんなの、ずるい。ずっと女の子だと思ってたのに」
「女の俺の方が良かった?」
「そんなこと言ってないわ。けど、」
 文句を言おうと顔を上げたティナの唇に、ヴィルの唇が重なる。
「――――!」
 すぐに離れたヴィルは間近で微笑んだ。
「髪を切った理由はこれだ。お前とこうする時に、女の姿じゃ様にならない」
「だから、なんで、了承も得ないでそういうことするの! ま、前だって――ヴィルは手が早過ぎるってば!」
 以前のキスを思い出して、ティナはかっと頭に血が上った。
「これでも随分我慢しているつもりなんだが。大体、お前の返事を待っていたら夜が明けるだろう?」
 ティナの文句を全く取り合わず、ヴィルは胸元から美しい一通の手紙を取り出した。
「とにかく、今夜はこっちの返事をもらわないと」
 ヴィルの顔は笑顔だったけれど、僅かに不安が浮かんでいた。
 ティナは手紙を封筒から出し、そっと開く。そこには一言。あまりにも簡単な言葉が書かれている。

『俺と結婚してくれ』

「…………」
 暫く黙っていた間にふて腐れたような表情に変わってしまったヴィルに、ティナは恐る恐る尋ねた。
「えっとね、何で手紙なの?」
「出来の悪い生徒に、卒業の試しだ。読めれば合格。読めなければ不合格」
「不合格だったらどうするの?」
 ティナはあえてそちらを聞く。
「あと一年、いや、読めるようになるまで補修かな。字の読めない女じゃ、さすがに民が納得しない」
 ヴィルの顔が赤い。怒っているのか、それとも緊張しているのか、頬が強ばっていた。
(つまり、合格でも不合格でも、ここにいろってことなの?)
 ティナは外堀を綺麗に埋められて逃げ場所がほとんどないことに気が付いた。もちろん、ティナが合格した上で断れば、『水の魔女は、昔振られた腹いせに、今度は大地の王を振りました』なんていう結末が生まれるけれど、どう考えてもヴィルが用意した結末の方が、幸せなおとぎ話になりそうだった。何より、ティナ自身が頷くのを堪えられないくらいにそれを望んでいた。
 全身を覆い始める喜びに震えそうになりながらティナは問う。
「私でいいの? 字も読めなかった落ちこぼれの魔女よ?」
「ティナがいい。お前は――俺じゃ駄目か?」
 ティナはふとひらめいて、鞄の中にあったおとぎ話の書かれた本を取り出した。
 そして机に置いてあったインクを引き寄せると、ヴィルの目の前で物語の結末を綴る。――この半年、ヴィルに教えてもらった字で。
「どう? これで、試しは合格かしら?」
 ティナとヴィルは目を合わせて、そして互いを思いやるように優しく微笑みあった。


 * * *


 窓辺のテーブルの上に、『ヴィルヘルム王伝』と印された一冊の本がひっそりと置かれている。
 厳つい表題と表紙の割には、中身はおとぎ話がいくつか綴られている子供向けの本だった。
 そよ風が舞い込み、ひらひらと本の頁をめくる。その最後の頁に付け加えられた文章は、それまでに綴られた文字と比べるとインクが新しい。
 文字は辿々しくも幸せな結末を綴っている。

『――そして、大地の王の末裔と水の魔女の末裔は、古の約束に従って、夫婦となり、末永く幸せに暮らしました』


《了》
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
いろいろ詰め込んでみましたが、最後にほっとするようなラブファンタジーを目指しました。
少しでも楽しんで頂けると嬉しく思います。

ひと言でも感想を頂けると今後の励みになります。
どうぞよろしくお願いします。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!

碧檎

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薬の罠に気をつけて

王弟フィオン・アルファードに『惚れ薬』が盛られた。まったく困った様子も見せず、一人の少女を口説き始めるフィオン。そんな彼にいきなり甘い言葉をささやかれ、戸惑うコ//

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