2話
「ここが今日からあなた達に使ってもらう家だ」
「ありがとうございます」
「ども〜っす」
静間と大地は、家に案内された。
あの説明の後、カルマが村に案内してくれた。
カルマと言うのは男の事だ。
全身赤い鎧(リオレウスの装備らしい)で背中には斬破刀と言う刀を装備していた。
顔は兜で覆われていて今も見えないが、声からして30歳前半だろう。
兜の隙間から見える目は全てを見透かしている様に鋭かった。
女の方は、今まで一言も話していない。
カルマさんに紹介されるまでいたことを忘れていた。
名前はアイル、カルマさんの妻だそうだ。
彼女も全身赤い鎧を着ていた。
そして背中にはヴァルキリーファイヤという銃を装備していた。
兜の前は開いていたので顔は見えていた。
見た目は人形と思うほど綺麗にととのっていた。
あの時ティガレックスという怪物の頭に弾を当てたのはこの人となんとなく分かった。
なので説明が終わってから、
『さっきは助けてもらってありがと』
と静間はお礼を言ってみたものの、
『…………』
とまったくの無反応だった。
喋れないのかって聞いたらカルマさんが、
『アイルはクーデレなんだよ』
カルマさんの言葉を聞いたとき静間は危なく吹きかけた。
まさか他の世界にもこちらの言葉があるだなんて思いもしなかったからだ。
「じゃぁ私達は自分の家にもどる。それと装備はそこの箱に入ってるから着替えといてくれ。今の格好じゃ寒そうだからな」
男は部屋の隅にある横1m位で縦60cm位の箱を指差していった。
静間と大地はまだこちらの世界に来たまんまの姿だった。
「は〜い」
大地はフレンドリーに返す。
その返事を聞いてカルマが家から出て行った。
その後をいてもあんまり意味なかったんじゃ? と思うアイルが続いた。
「とりあえず現状把握しないか?」
カルマとアイルがかえった後、着替えてる最中に静間が唐突に切り出した。
「それもそうだな〜っと」
大地は胴の鎧を着ながら答えた。
すでに大地は足、腰、胴の鎧をつけていた。
静間はまだ腰だけである。
「つりあえずこの世界だが、なんだかモンスターとか言うのがうようよいるらしいな。さっきあったティガレックスとか言うのとか」
静間がさっきカルマから聞いた話を覚えてとこだけ軽く話す。
「そのモンスターを狩るのがカルマさんみたいなハンターらしいな〜」
大地がその後に続く。
「選ばれたって事は俺達もそのモンスターかるんじゃね?」
大地が軽いノリで質問した。
「まぁこんな装備着てる時点でそうなんだろうなっと、大地はどの武器がいい?」
全身着おえた後、箱に入っている武器を選ぶ。
武器は全部で11種類あるみたいだ。
よくこの箱に入るなというツッコミはなんだか世界を壊すのでやめておこう。
種類は太刀、大剣、片手剣、双剣、ハンマー、狩猟笛、ランス、ガンランス、ボウガン、弓となる。
ボウガンには種類が二つある。
ライトボウガンとへビィボウガンである。
アイルが使っているのはライトボウガンのほうだそうだ。
「俺は弓と大剣がいいな〜」
そう言って大地は二つ折りの弓と、大地の身長ほどある大剣を取り出し背負う。
ちなみに言うと大地の身長は186cmである。
どうやって入ってるんだというツッコミはやめておこう。
「じゃぁ俺は太刀でいいか」
すぐ目についた太刀を選んでそれを取り出した。 |