プロローグ
この世にあるもの全てにおいていえる
均衡の上に成り立たないものはないと
全てのものが今あるべき姿はそれがそのものの均衡の形
その均衡が崩れ落ちる事は乱れと崩壊を意味する
遥か太古の昔
まだ人も生まれずただ創世の二神が居た
二神が自らの力を分け与えて造った零世代と第一世代の神が居た
不老不死
完全無欠
無敵にして無尽蔵
老いも死も超越し、尽きることのない強大な力を持った彼ら
全ての叡智を持ち合わせ、およそ知らない事はないとされた彼ら
それ故に最も幸福にして最大の不幸を得た彼ら
制御する必要もなく調える事すら考えつかない世界は混沌としていた
そんな彼らの前に一人の存在が現れる
寿命も力も遥かに及ばないその『ヒト』
しかし
その身に宿すその不思議な力を用いて彼らに強大な力と引き替えに枷をかける
完全性は失われ、限りを覚えた彼ら
それと同時に彼らは沢山の大切なものを手に入れていく
ただ力を放出するのみの不安定だった混沌たる世界が安定という名の下に調律されていく
そうしてただ在るだけだった全てのものを調律し均衡を生み出した『ヒト』
世界の創造に大きく貢献した『ヒト』達は、後にその力からこう呼ばれていく事になる
全てを調律する者――調律師――と
そして
――枷と………
とりあえず、プロローグです。
次からはまた果竪達が登場します♪
若干見切り発車的なものもありますが、こちらでもよろしくお願いします!!
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