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ずっと一緒にいたいから
作:霧想大雨



02:男友達に聞いてみる


[いきなりだけど、ちょっと聞いていい?
嫌いじゃないのに、別れなきゃいけないって思って別れちゃったことってある?]


男友達にメールしてみた。
やっぱりいきなりすぎるよなぁって思いつつ。でもあの子なら、答えてくれると思ったから。
いつものように、返事はすぐに返ってきた。
そそくさとメールを開く。

[俺ゎそういうこと、結構あるよ。
ってかお前、ガキだなっ!
中学の頃に話してたようなことだぜ。ソレ。恋愛はシンプルに楽しめばいいんだよ。
まあ、俺ゎ複雑すぎる恋愛も嫌いじゃないけんね!]

へえ。『結構ある』のか。私は彼にとって『結構ある』ことに対して悩んでる。だって、私も彼氏も辛い別れかたになってしまうんだもの。振ったほうも、振られたほうも辛いの。だってまだ、二人はお互いを想い合っているんだから。

それにしても、シンプルに恋愛を楽しむって、恋愛する上では理想論になってしまうんじゃないかしら。
心がからむとシンプルにはいられない。ムリして制御しようものなら、いつかは爆発してしまう。いつ破れるかわからない風船を抱えているみたい。
心って不便よね。私自身のモノのはずなのに、自分の思い通りにならないんだもの。
恋愛となるとなおさらに、コントロールなんて出来やしない。どんなに立派な大人だって、心を完全にコントロールすることなんてできないんじゃあないかしら。
きっと恋愛は心がするものなのね。心がない恋愛なんて、恋愛とは言えないと思うもの。












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