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ロリコンへの道
作:ビュフォーアフター



「コンチクショー!」
オレの心の叫びに帰るべき家がある者達がなんだコイツみたいな視線を送って来ている、オレはそんな視線を振り払う様に肌寒い夜の街を走る。
別に帰る家が無いのではない、複雑な家庭な訳でもない。
理由は後々語るとしよう。


「はぁぁ」
誰もいない深夜の公園にある小さなベンチ、そこに腰かけた時つい溜め息が出た、静かなせいかとてもその溜め息は響いた気がした。
気分は憂鬱だ。
「―――!」
「 ――!」
「――」
なんて言っているかまではわからないが遠くから話し声が聞こえる気がする、
暴走族や不良がたむろっているのだろうか、楽しいそうな声がする。
気分は一層さがった。
「今は2時か…」
なぜか一人言がでた、ちなみに午前2時だ、
「学校…どうすっかな…」
オレは高校2年だ、しかも今日は…いや昨日は高校2年になって初めて登校した日、つまりは始業式があったのだ、
何がいいたいのかと言うと、始業式の次の日から休むのは少し気がひける。とゆうことだ。
「あの…」
マジでどうしよう?でも家に帰るのは…
「あの〜」
それにどうせ学校へ行ったってなぁ、家とあんま変わらんだろうし。
「オイ!」
「ぐえっ!」
痛い!
蹴られた!?
腹蹴られた!?
「誰じゃいこらぁ!」
目を開けて叫ぶオレ…目を開けて?
って
「朝じゃん!」
寝てたんか!オレ!
あれ?…腹蹴られたの夢?
いや、痛いんだけど、現在進行形で、じゃあ蹴ったの誰?
辺りを見渡すオレ、
でも近くにいるのは一部の男性に好まれるロリな少女、こんなちんまい子が腹を蹴るだなんて暴挙にでるわけがないな…
「おい、きいとんのか?」
おかしいな…ロリ少女がその可愛らしいボイスからは想像できない様な言葉使いで話しかけてきているぞ?
「おい…しばくぞ?」
「ばかな…こんな可愛らしいロリ少女からこんな言葉がでるはずが…」
「ロリゆうなぁ!」
ロリ少女から回し蹴りがぁ!
スカートだからパンツ見えるぞ!
なんて思ってるとオレの頭に回し蹴りが炸裂した、
「く、くまさんて…」
これが意識を失う前のオレの言葉だった。


後、恋愛小説っぽく言うと、これがオレと彼女の出会いでした。
みたいな



「…?」
オレはどうやら寝ていたらしい…
しかし、ここは何処だろう?
目を覚ますとみたことない天井がありましたって感じだった。
まあ天井なんて大した判断基準にならんのだが。
しかしながらここはマジでどこだ?寝てたのはソファ〜みたいだけど自分家のソファーとは違う種類というか、なんかそんなかんじ。
周りを見渡すと、普通な感じだった、
雰囲気的にはマンションって感じ。
しかし、どう見ても広い。
広い。
高級マンションか?
家はマンションじゃないから良く分からんがとにかく広い。
一人で住むには広すぎる気がするが、ここに住みたい。
「ここに住みたーい!」
叫んでみた。
何か暇だったから。
誰もいないし、
「家事やら買い物やら色々やってくれるなら別に良いけど。」
誰もいない……と思ったんだけどなぁ、
そう思いながら声のした方を見てみる、
それはもうびっくり、
少し失ってた記憶が一瞬で復活しましたよ。
「回し蹴りロリータ…」
「ロリってゆうな!」
ドスッ!

ぐああああああ!
は、腹から内臓が出ちまう!
「て、てめっ、なにを、し、やがり、ますか!?」
痛すぎてちゃんと喋れませんでした。
「ロリゆうな。」
それだけで内臓が破裂するくらいのナックルを人にするんっすか!?

「わかりました、ですんでもう回し蹴りやパンチはやめてください」
オレ情けネェな。
でもまずこれ言っとかないと死ぬかもしんないし、

数分経って、
ようやく呼吸が落ち着いたオレはロリ少女に疑問をぶつける
「ここはどこ?
あなたは誰?」
記憶喪失した人みたいだがしょうがない、分からないからしょうがない
「私の家
名前は神崎 紫苑【かんざき しおん】…あんたは?」
「進藤 歩【しんどう あゆむ】…てか君の家って…どゆこと?」
「私の蹴りで気絶しちゃったから、連れてきた」
「まってくれ、君が?オレを?一人で?」
「うん」

うん、て…オレ174あるんだぞ?どうみても君145前後じゃん、
どんだけ力持ってんだよ…

「歩…だったかな ?」
「イエス。良く言えました。ぐえっ!」
「なんで、公園のベンチで寝てたの?ホームレス?」
「そ…それは…痛い…
じゃなくて、家出というか、なんかそんな感じな事して…ベンチで座ってたら知らん間に寝てていきなり腹に激痛が…って、なんであの時蹴ったの?てか踏んだ?」
「あんたが手掴んだんじゃん」
「うそ!?」
な、オレは寝ている間にも女の子を求めていたのか!?
オレ変態じゃん!
「話変わるけど…家出?」
「いや、家出のような…違うような…」
「はっきりしろや。」
見た目ロリ少女なのに…しかもけっこー可愛いいし、
「まあ、最初から説明するけど…
関係無いのも入るよ?」
少女は無言でうなづく。
てかなんで、初対面の子と自己紹介したり殴られたり話したりしてんだろ?

「まず、オレには双子なのに全く似てない弟がいます、しかも弟のほうがかっこいいです。
そんで、オレは普通の一軒家にその弟と2人で暮らしていました、
そんなある日…
2人で暮らしていたその家に同い年の美人の転校生が同居する事になりました。
「アホらしいな」うっさい聞いとけ。
半年程前の事でした。
つかれた、飲み物ください」
疲れたので休憩することにした。
「そんな漫画チックな事あるんだ…」
信じられないみたいな顔する少女
まあ当たり前だ。
「あるんだよ、
そして現実は厳しいんだよ…」
オレはかっこつける。
効果は無いようだ
「続けるぞ?
その美人さんが来た半年程前からの話なんだけど、
美人さんが来てから約3ヶ月…
漫画や小説の様な恋愛が繰り広げられました…
オレの弟と、
その3ヶ月間オレは、したくもない恋のキューピットやら恋のキューピット的なものをやり…約3ヶ月前にその美人さんと弟は彼氏彼女の関係になりましたとさ…」

「そ、それは泣けるね、」
「まだ話は終わらないんだよ…むしろこれから」
そして、オレは深呼吸をし、
続きを話した、

「まだ付き合い始めの頃は良かったんだ…別にその美人さんが好きだったわけではないし。彼女のいないオレの前でいちゃいちゃされてもまだ我慢できたんだ。」
少女の顔がうわぁ、かわいそう、って顔になっていた。
「しかし!
さすがにこれはないだろ!みたいな出来事が一ヵ月程前からちょっとずつ増えていったんだ……」
ここでオレのテンションはどん底だ
「大人の階段を登ってしまったんだ…2人が…」

少女は理解したらしい、マジでかわいそうだこいつ、みたいな顔をしている、
「そして、毎晩ギシギシ……どーてー、彼女なしのオレの横の部屋で…」
沈黙

「で、嫌になったと、」
少女が沈黙を破った。
「…うん」
今のオレの顔はとても惨めだと思う。泣いてないよ?汗だよ?
「そ、それは…気の毒だね…」

………

「そーいや、今何時?」
気絶してたので時間の間隔が無くなっていた、
「7時半だね…じゃあ材料はあるからなんか作って」
「あいあいさー」

そしてオレは、カンペキな料理を…って
「なんでオレ初対面の子に料理を振る舞ってんの!?」
「え?約束したじゃん、てか料理上手いね、あたし下手だから困ってたんだよね」
「なに?約束って」
「ここに住むんでしょ?」

……なに?この展開
てか最初そんなやり取りした気がするな、
とゆうより
「君、家族は?」
「高校に入ったから一人暮らししてんの、」
まて、まて、まて、
「高校?中学の間違いじゃない?」
「殺すぞ?」
「すんません」

え?てことは高校生?どーみても145くらいしかないじゃん。小さすぎだろ。

「まあ、高校生なのは認めてやろう、しかし君、今気付いたのだがその制服オレと同じ学校じゃネェか!しかも一年?オレは2年だ!」
「あー気付くの遅いね、まあ食べたら?歩?」

「食べますよ!てか呼び捨て!?別に良いけど!」
「うるさいなぁ、じゃあ私お風呂入るから片付けておいてね?後、歩が持ってた荷物はあそこに置いてあるから、後、私が出たらお風呂入っていいよ」

早口で彼女は言うと、お風呂に入りにいった。
「何?フラグたった?」

まだまだ疑問は残るが、食事の片付けをする事にした。

てか、あいつオレの荷物も持って来てたの?
あの中にはどこかで泊まる事が出来るくらい物が入ってるんだけど…

力持ちなんてレベルか?
ちんまいし細いけど胸ないけど
とりあえず普通持てないだろ。

まぁいいや、
また時間が出来たらまだ残る疑問をあいつにぶつけないといけないな。





「お〜、これは喜ぶべきなのだろうか?いや、しかしこんなまな板を見ても…」
「これでもBだ!」
「グハァ!」


……
「うぅ…これで何回目だ?やばいって骨いっちゃってるよ…
てかAだと思った…」
「変態変態変態変態変態変態変態…」
「いや、ただ君のバスタオル姿についての感想を述べただけじゃないか」
そんなオレの言い訳というかなんというかを無視してロリ少女はどっかにいった。多分服を着にいったんだと思う。

その間に何があったか説明すると、前話からの続きで風呂に入っていたロリこと紫苑がそこらの男だったら襲ってしまう様なかっこでオレの前を通っていこうとしたわけです。
でその時に最初のセリフを言いましたところ、蹴られたと。まあ簡単に言いますとそんなところです。
そんなわけで、かわいい寝ま着を着た、ロリこと紫苑…もう紫苑と呼ばせてもらいます、
紫苑ともう一度話し合いをしようと思います。

といってもそろそろ読者様も話し合いナゲェヨみたいな事思ってるかもしれないんで、早く話しまとめる為にセリフだけで話を進めたいと思います。


「つか、年頃の女の子がこれまた年頃のしかもどーてーの男と一つ屋根の下で暮らす事を許可するのはどうかと思うのですが」
「あんたが住みたいって言ったじゃん。」
「言ったけど〜、あんときは誰もいないと思ってたしねぇ」
「住みたくないの?はっきりいってあんたが人を襲おうとする程根性あるとは思えないし、私ならあんたを殺すくらい出来ると思うけど?」
「そんなにオレと住みたいの?
もしやオレに惚れ…うわぁ!やめ!すまん!」
「あんたならちょうどいいと思うんだよ、家事も出来そうだし…」
「家事ならプロ級だ、つか顔を赤らめるくらいの反応してよ、ラブコメにしようよ。」
「アホか。
いや、別にあんたが嫌ならいいんだよ?
この家以外に行く当てがあったりするんだったら行っても良いよ?」
「すんません無いです。置いてくれるのでしたらぜひこの哀れな男をこの家に置いてください。」
「はい、契約ね。
私は歩の生活費を親からの仕送りから出す、そのかわり歩はこの家の家事全般をする、
おっけー?」
「おっけーおっけ。こんなかわいいロ…紫苑ちゃんと暮らせるなんてなんて幸せ者なんだオレは」
「じゃあ部屋はそこね、後夜這いなんかしてみな、永遠の眠りにつく事になるよ」
「分かってますよ…」




…………

「じゃあおやすみ、明日起こしてね?」
「おう」

紫苑は眠りについた。
で、オレも寝ようと思います、
ちなみに歯ブラシ等の生活に必要な色々な物は持って来てるのでそのへんは大丈夫です。
で、今日の事を振り返ろうと思う。

まず朝、大人の階段を登った発情期のガキ共がいる家を飛び出して公園に行ったまではいいが、行くアテがなくベンチで寝ていたところ、ロリ少女紫苑に出会い回し蹴りをくらい、気付いたらロリ少女紫苑の家だったのだが色々あって一緒に住む事になった。
3話分が一気にまとまったねぇ。
まぁ余談だが、オレは風呂に入ったんだがここは紫苑の家つまり女の子の家だ、しかも紫苑が入った後…いや、小さいけどかわいいんだよ?紫苑は、
だから色々反応して困りました、
色々。

そんなわけで、明日からは紫苑との同居生活が始まるわけだ、
とても楽しみだ。
死なない様に頑張ろう。

では、おやすみ。

オレは眠りについた。




「おきてぇん(はぁと)起きないとイタズラしちゃうぞ(はぁと)」
ガバッと飛び起きオレを蹴飛ばす紫苑、いてぇよ。
「きしょいんじゃ!まるで雪山にいったのかと思うくらいの寒気がしたわ!」
「やだなぁ照れちゃって〜(はぁ…」
「しょうりゅうけん!」
「すんません!」
土下座してますオレ、
ただの悪ふざけなのに…
「あ〜朝?おこすんならもうちょいマシな起こし方しろや」
「分かった分かった、後ご飯作ったから食べよう。」
「おぉありがとう…なにこれ?」
「歩特製お子様ランチ?」
「…」
あれ?無反応?つっこんでよ、寂しいじゃないか。

……

「もう行くよ?…歩?」
「えぇ?もうそんな時間?」
「なにへこんでんの?」
「いや…いいんだ。気に入ってもらえたんなら…」

まあ、そんな事は置いといて。
今からオレは学校へ行こうと思います…
と家を出ようとした所、オレに向けて携帯らしき物というか携帯を突きつけて来る、なにさ?
「アドレス…歩の知らない」
あ〜なるほどねぇ、つか平然とした顔して聞くのはなんか悲しいぞ。
顔を赤らめるか恥ずかしがるくらいの反応してよ。
「しょうがないなぁ、教えてあげるよう」
パカッと開くオレ、開いても新着メールが一つもないオレの携帯…
家出した兄の心配をせんのか?
マイフレンドも休んだ事とかについてとかのメールを送ってくれないのかい?
「あ、私のはこれだから」
「あぁ」
「なんでまたへこんでんの?」
「気にせんでくれ…」
察してくれたのか相槌的なものを返した後少し彼女のにしては大きい自転車の荷台に乗った……なに?まさか……なんだよ、その視線、漕げって?

「もぉぉ!なんでオレが漕ぐのぉ!?」
2人乗りしながら走るオレ、背中には紫苑の身体があるわけですがドキドキもくそもありません、ペチャイからです。
「いやさぁ、この自転車デカいから乗れなかったんだよ、
嬉しいでしょ?
女の子を後ろに乗せるなんて」
「あ〜、もうちょっとボンキュッボンだったらかなり嬉しいんだけどなぁ。
ハグゥ!やめろ!死ぬ…って」

「「ギャアアアアアア!! 」」

………

無事学校に着いたオレ達、途中トラックに轢かれそうになりましたがね。

「はぁ〜誰かさんのおかげで死ぬかと思ったわ!」
「は!?お前があんな事言うからだろ!」
「はぁ!?女の子がそんな言葉使いしてはいけません!」
「関係ねぇだろ!」
「ただでさえ色気が無いんだから他でカバーしないと…すいませんゆるしてください。」
土下座してますオレ、だって、拳握ってんですよ。
オレにはケンカのスキルはないので勝てません、
てかオレにはこんなかわいいロリ少女を殴るなんて事は出来ないんですよ。
もうゆるしてくださったかな?

顔を上げますと…
「いねぇ…」
はい、いませんでした。
まあ多分ここには周りにいっぱい生徒がいるから恥ずかしかったんだろう。

そりゃあ周りからみたら、ロリ少女にある意味この高校で有名なオレが土下座しているなんて笑いの種にしかならんだろうしな。

さて、チャイムも鳴りそうだしオレも教室に行くか…
「あ、弁当渡すの忘れてた、」
モチロン紫苑にだ。
せっかくだしメールを送っておこう。

気を取り直して教室に向かおう、ちなみにチャイムはさっきメール打ってる時に鳴ったので実質遅刻である。




関係無いけど紫苑は歩特製お子様ランチをすごく嬉しそうに食べてました。
まあツンデレなのかクールに決めてましたがオレの目は誤魔化せねぇ!
意外な所でガキっぽい紫苑だけど、これからの日々は楽しくなるんだろうと思う。


オレってロリコンなのかも。














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