赤い糸
三日前、小指に赤い糸が結ばれているのに気づいた。
警告?
啓示?
いや誰かと結ばれているのが感覚的に分かる。
運命の赤い糸だ。
キモオタの俺についに春が。
だがすぐには手繰らず三日かけて身だしなみを整えた。
第一印象が肝心だ。
そして出発一時間後
市民病院の中、ある病室の個室へ延びる。
名字に覚えはない。
入室すると去年結婚した具合の悪そうな幼なじみが居た。
そして糸はその隣でスヤスヤ寝ている赤ん坊の小指に結ばれていた。
三日前、小指に赤い糸が結ばれているのに気づいた。
警告?
啓示?
いや誰かと結ばれているのが感覚的に分かる。
運命の赤い糸だ。
キモオタの俺についに春が。
だがすぐには手繰らず三日かけて身だしなみを整えた。
第一印象が肝心だ。
そして出発一時間後
市民病院の中、ある病室の個室へ延びる。
名字に覚えはない。
入室すると去年結婚した具合の悪そうな幼なじみが居た。
そして糸はその隣でスヤスヤ寝ている赤ん坊の小指に結ばれていた。
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