結構前のことである。
『小説家になろう』で歌詞を掲載することが全面的に禁止となった。私は仕方なく過去の小説内で書いた歌詞を消して変えて行った。
それからしばらくたち、活動報告内でも歌詞掲載禁止と言う事を知り、何なんだよと思ったが過去の記事を確認していった。よくもまあこんなことを書いたな、と今になっては恥ずかしいものばかりが溢れている。
あの頃は若かった……と思いつつ何個か歌詞を書いているのを見つけは消していったのだが、事件は起きた。
『チェケラッ!』と活動報告のタイトルの語尾に書かれている。
一瞬見送りそうになった。チェケラッである。歌詞ではないだろうと。しかしその数秒後に思案の迷路に入ることになった。
様々な歌で『チェケラッ!』と叫ぶ場面は沢山ある。てことは歌詞だ。だがここで問題になるのは、『様々な歌』で『チェケラ』が叫ばれるという点だ。ここまでチェケラを大っぴらに使われていたら別に消さなくても良いんじゃないかと言う推測が頭でうまれる。
そこで試しに歌詞検索で『チェケラ』を調べてみた。実に15曲、『チェケラ』が歌詞内に出てくる曲が見つかった。これの作詞者は『チェケラ』を産み出した人からキチンと許可を得ているのだろうか。
最初はみんな不安だったに違いない、『チェケラ』とラッパーが叫ぶ。その『チェケラ』と言う言葉世界中のラッパーに衝撃を与えたのだろう。自分もチェケラと叫びたい。でも著作権が問題だ。このように、おそらく私と同じように『チェケラ』をどうすればいいのか迷った人がたくさんいるということになる。
と言うよりそもそも『チェケラ』って誰が作ったんだ。
と、グーグルで『チェケラ』を調べてみるとどうやら「check it out!」を英語の発音で叫ぶと『チェケラ』らしい。
意味は、「注目して!」と言う意味らしい。どうやらラッパーの皆さんは注目してもらいたいときに『チェケラッ』と言うらしい。
おそらくラッパーのみだろう、『チェケラッ』を「注目して!」と言う意味で使う事が出来るのは。教師が突然、「はい、この部分はテストに出すのでチェケラッ」とか言い出したらことである。
いや、そんなことはどうでも良い。
とにかく、『チェケラ』は著作権で保護されているわけではないらしい。誰にでも『チェケラ』を自由に使うことが出来る権利があるのだ。
『チェケラッ!』
そう思うと、今まで何とも思わなかった『チェケラッ!』も中々いとおしくなって来た。
『チェケラッ!』
いい言葉だ。
評価
ポイントを選んで「評価する」ボタンを押してください。
ついったーで読了宣言!
― お薦めレビューを書く ―
※は必須項目です。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。