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チートあるけどまったり暮らしたい のんびり魔道具つくってたいのに 作者:なんじゃもんじゃ

2章

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080 新体制

 

 王都やブリュンヒルを初め、数箇所の大都市から奴隷を買い集めた。
 倉庫管理に8人、剥ぎ取りに3人、農業に4人、警備に10人。
 家族がいる者は一緒に家族も購入し、合計で42人の奴隷を購入した。

 そして、カルラ、ペロン、クララ、プリッツの4人に転移の腕輪を渡す。
 既にフィーリアには渡している。
 この転移の腕輪はブリュト島と王都の屋敷に転移ができる物で、個人認証登録をしているので本人以外は使う事ができない。

「ここが王都の拠点なのね・・・デカイわね」

「ブリュトゼルス辺境伯家の屋敷を払い下げてもらったんだ」

 ブリュトゼルス辺境伯家は王都に3つの屋敷を所有していたのだが、1つはジムニス兄上が使っているのであまり使っていないこの屋敷を俺が譲り受けたのだ。
 勿論、親子でも代金は払っている。

「お爺様の隠居用に用意したらしいけど、殆ど使っていないんだ」

「流石はブリュトゼルス辺境伯家ね。王都の一等地に屋敷を遊ばせておくなんて」

 現在この屋敷はルーナが数人の侍女を引きつれ屋敷内の確認を行っている。
 俺専用の侍女だったルーナは俺の独立に合わせ俺の世話をする為についてくる事が昨日正式に決まったのだ。

「ルーナ、クララだ。今後はこの屋敷で俺の補佐をしてもらうのでルーナの上司だと思ってくれ。住み込みになるので部屋の用意を頼む」

「クララ・ヘカートです。クララと呼んで下さいね、ルーナさん」

「こちらこそ宜しくお願いします。クララ様。それと私の事は呼び捨てで構いません」

 ルーナの事をどう呼ぶのかはクララ次第なので、本人達で調整してもらう。
 ルーナが部屋を案内する為にクララを連れて行く。

「クリストフ様、準備できました」

「今行くよ」

 彼はフェデラー・トーレス。
 ブリュトゼルス辺境伯家の騎士団の副団長で俺の剣の師匠でもある。
 と言っても剣の腕はとても見れたものではないのだけどね。
 フェデラーは俺が新しい家を興すにあたり俺の家に移籍してくれる事になっている。
 今まで万の部下がいたのに俺の家臣になると百人程度の部下しかいなくなる。
 こんな条件でよく来てくれたよ。

 その他には俺の護衛騎士を纏めていたヒューマンのゲール、怠け者のヒューマンのレビス、サディストで虎獣人のウィック、真面目な天人のジョブ、身軽な猫獣人のプリメラ、準騎士で鷹獣人のジャバン、騎士見習いで鳥獣人のラース、同じく見習いでヒューマンのベン、魔術師団からエルフのエリメルダが移籍してくれた。
 それ以外には王城で働いていた事務官が数人移籍してもらう事になっている。
 後は新規登用で数を揃える事になるが、俺はまだ家を興していないので公に人材を集める事は今のところはない。

 今からブリュトゼルス辺境伯家から移籍してくれた騎士達との顔合わせの為に訓練場に向う。

「皆、私の為に有難う。既にフェデラーから聞いていると思うけど新しい家は騎士団も警備隊もない。皆には階級を与え、階級の高さにあわせて仕事をしてもらうので最初は困惑すると思うけど慣れてほしい」

 領地がブリュト島だけで、そのブリュト島はカルラが警備の全権を持っているので、彼らについては王都の屋敷の警備や俺の護衛などとなる。
 だから組織改革というか、上下関係を明確にする為に騎士団や警備隊などで区別するのではなく、階級で上下関係を明確にする事にしたのだ。

 では、どのような階級かと言うと簡単で、地球の西欧諸国が使っている軍の階級制を導入したのだ。

 兵卒として下から、二等兵、一等兵、上等兵。
 下士官として下から、伍長、軍曹、曹長。
 尉官として下から、准尉、少尉、中尉、大尉。
 佐官として下から、少佐、中佐、大佐。
 将官として下から、准将、少将、中将、大将、元帥。

 俺は軍オタではなかったのでこれらが正確な階級かどうかはどうでも良く重要ではない。
 要は階級が明確になれば良いのだし仕組みを作っておけば良いのだ。
 それから部隊は一個小隊が10人編成、一個中隊は十個小隊規模、一個大隊は十個中隊規模としているので、今は一個中隊規模の部隊編成しかできない。
 まぁ、今後どこまで人員が増えるか分からないけど枠組みを作っておけば拡張は楽になる。

 移籍組みの階級と職務は次の通りだ。
 フェデラー・トーレスは准将で司令官。
 ゲール・フビスは中佐で副司令官。
 レビス・アトレイは少佐で中隊長。
 ウィックは大尉で小隊長。
 ジョブは中尉で小隊長。
 プリメラは少尉で小隊長。
 ジャバンは曹長。
 ラースは伍長。
 ベンは伍長。
 エリメルダは中尉で小隊長。

 基本的には俺の護衛騎士はそのまま移籍してもらい、更に将来有望な人材も移籍してもらった。
 エリメルダはブリュトゼルス辺境伯家の魔術師団に所属していたのだけど、俺が父上にロザリア団長をと望んだものの拒否されたので優秀な人材をと望んだら推薦してくれたのだ。

 因みにカルラ達はこうなる。
 カルラ・アダチは少佐でブリュト島防衛主任。
 ペロン・クックは大尉待遇でブリュト島生産主任。
 プリッツ・フォン・ヘカートは大尉待遇でブリュト島資材主任。
 クララ・ヘカートは大尉で王都戦略室長。
 フィーリアは特務大尉で護衛主任。

 ペロンとプリッツの階級に待遇とあるのは2人が軍部ではない事を指しているのだが、2人の魔法は俺が仕込んでおり一級品なので非常時に動き易いようにしている。
 それとクララの王都戦略室長ってなんぞや?と疑問を持つかと思うが、これは対王家、対貴族の窓口って事だね。
 俺はクララが意外とこういう事が得意だと思っているので、面倒な役目ではあるが頑張ってやってほしい。
 まぁ、その他にもやってもらう事があるけど今はいいや。
 それとフィーリアの階級である特務大尉と言うのは階級自体は大尉なんだけど、俺以外の命令を拒否する権限を与えている事から『特務』としている。


 
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