結婚してくれ!!俺はいつまでも待っている!
「結婚してくれ!!」
「断る!!」
はーい!こんにちはー。私はリリーナです!
今の状況を説明すると・・・まぁわかるわよね。
どこかのお馬鹿な男にプロポーズされてました。
プロポーズされると好きでもない男でも少しは
ときめくと思う。
でも、でもね!?毎日プロポーズされてたら
なれるでしよう?
因みにプロポーズしてくる男の名前はジーニアス。
私の国の王太子。次期王様なのね。
一方私は地位だけは高いが貧乏なの。
釣り合わないってものでしょう?
なのに私の気持ちを考えもしないで~。
毎日毎日私の家に来て、
私に膝まづいて
「結婚してくれ!!」
「だが断る!!」
というやり取りをしているの。
あぁ、不毛な毎日だわ・・・
俺はジーニアス。
この国の王太子だ。
俺は今、一人の女にもうアタックしている。
何故なら、運命の女だからだ。
恋に落ちたのは10歳の時。
リリーナの家のパーティーに出た時だ。
面倒だったから最低限の挨拶だけ済ませ、庭へと
降りた。
そこで出会ったのだ。
俺の天使とっっ!!
それからはずっとプロポーズをしている!!
俺の両親も臣下も応援してくれているから、
心置きなくプロポーズしている。
俺はいつかリリーナが答えてくれると信じている!
「結婚してくれ!!」
「・・・ふふっ 断る!」