この世界のお金に関しては、いつものように適当ですので。
8話 初仕事と油断
「スゲェ」
城から出た俺は思った。
そして、町の風景・町の人の活気・いかにもファンタジーな雰囲気に
圧倒された。
そして改めて思う。
ここが俺が新しく生きていく世界・・・・・
チョーー最高!!!
もうたまんない。
俺も男の子だからさ、一度こういう世界に来てみたい
って厨二みたいなこと思ったよ。
それが今目の前に、
俺が夢見た光景がすぐそこに。
「でも、その前に金だな。」
現実的に考えて、生きていくには金が必要だし。
早速ギルドへ行くことにした。
~~~~ギルド~~~~
これがギルドか。
広いな。かなり広い。
紙がいっぱい張り出されてるし、受付のお姉ちゃんといい、
隅っこに酒場があったり、ゴツいおっさんがいたり、
想像どうりだ。
まあ、観光は後でやるとして、
さっそく登録しよ。
「こんにちは。新らしいハンター登録ですか。」
受付のお姉ちゃんのとこに行くと
ズバリ当てられた。
「はい。そうですけど どうして分かったんですか?」
「うふふ。そりゃあ何の装備も無しにキョロキョロしている少年
っていえば、素人にきまってるでしょ。」
それもそうだ。周りをみてもみんな20歳はいってるし、
装備もゴツいものばかりだ。
「じゃあ、早速登録しましょ。
必要事項を書いて頂戴。」
「分かりました。」
ーーーーーーーーーー
氏名 リュウ・クロミネ
年齢 15
保護者 なし
ーーーーーーーーーーー
・・・・・なんかデジャブな気がするけどまいいか。
「リュウくんね。わかったわ。あと紹介状とかあるなら
今のうちに渡して。」
そうだ。忘れていた。
「えっと・・・・・はい。これです。」
「はい。ちょっと待ってね。
・・・・・・・・・ちょちょちょっちょと待ってて」
「はい。分かりました」
きっと驚いたのだろう。
この国の王妃の紹介状だからな。
あ、責任者っぽい人と一緒に帰ってきた。
「奥の部屋で話そうか。」
「はい」
~~~~~~~~~~
「さて、この紹介状の事ですが、
あなたは、雷雲の魔王ことゼラ様とどのような関係で?」
責任者っぽいひとが言う。
ゼラさん。やっぱりあなたは魔王だったのですね。
俺だけでなく、ギルドも同じ考えだったなんて。
「え~と、ゼラさんていうか
エリーゼと知り合いなんですよ。でギルドに行くって言ったら、
紹介状を書いてくれたみたいな?」
うん。間違ってない。
「お、王女様を呼び捨てにできるなんて、リュウってスゴイ人?」
あ~そっか。エリーゼはアレでも王女なんだよな。
「まあ。そんなとこかな。」
「では、説明させていただきます。
この世界のギルドは共通で、すべてが繋がっております。
ギルドに登録している人のことをハンターなどと呼びます。
ハンターにはランクがあり、F<FF<FFFのようにSSSまであります。
ギルドは仲介料は別に依頼主から貰っているので、報酬はそのまま
ハンターの物になります。
大型モンスターなどは、ギルドから直接依頼が来ることもございます。
依頼人に指名されることもあり、断ることもできます。
一度、受けた依頼を、失敗もしくは依頼破棄した場合、
違約金が発生しますのでご注意ください。
依頼は自分のランクと自分のランクの上下を受けることができます。
Cランクなら、CとCCとDDDが受けることができるということです。
ランクの上下については、ギルドが判断した場合のみ上がることができ、
失敗を繰り返したりすると、ランクを下げられたり、登録解消になります。
依頼にはいろいろと指定があったりするので、ご注意ください。
以上が大まかな内容です。
質問はありますか?」
いろいろ聞きたいけど、
とりあえず、
「登録解消になった場合、登録し直しは?」
「できません。まあよほどの事が無い限り、
解消にはなりませんので。」
なるほど
「俺は何ランクからですか?」
まあ十中八九、Fランクだろう
「それなのですが、この紹介状のおかげで
リュウ様は、FランクなのですがBBランクまで受けることができます。」
ラッキー。
ありがとうゼラさん。
「では、これで説明を終了させていただきます。
これがギルドカードです。これがあれば大体の国には
入れるので。あと紛失した場合、再発行はせず
再登録という形になりますのでご注意ください。
再登録ですとランクがFからやり直しになるので。」
ーーー受付ーーー
「リュウくん。あなたってスゴイわね。
ねえ私と結婚しない?」
受付のお姉さんが冗談をいう。
「はははは。俺はまだ未成年ですよ。
冗談はやめてください。」
「ふふふ。じゃあ早速依頼をやる?」
「はい。正直いって今、金ないですから。」
「じゃあ、ギルドカードをかして頂戴。」
「で。どのランクの依頼を受けるの?」
俺のチート並みの強さがあれば大抵のことはできるだろう。
「BBランクで。」
「・・・いいの?あなた初めて依頼を受けるんでしょ?」
ホントに心配そうな目で言う。
「大丈夫ですよ。」
「わかったわ。はいコレ。私からのプレゼント。」
渡されたのは、30cmくらいの黒い外枠だけの四角い物
「ナニコレ?って顔してるわね。
それはハンターファインといって、ギルドからの連絡、依頼の確認、
依頼の受注ができる機械よ。あなたの魔力を流し込んでみて。」
流し込んでみる。
「ブオン」
「うお。スゲー」
なんかハンターファインに画面みたいなのが出てきた。
なにこれ。超ハイテクじゃん。
「それで、あなたの魔力だけに反応するようになったわ。」
・・・・[理解]・・・・
ふむふむなるほど。特殊魔法を使って作っているのか。
こいつは便利だな。
ちなみに[理解]にはこういう仕組みも分かるみたい。
「よし。ありがとう。え~と・・・・・」
「ネリアよ。じゃあがんばってね~。
後、結婚の事 考えといてね。」
「ああ。考えとく。」
「・・・・ふふふふふ。絶対にあきらめないわ。リュウ・・・
絶対に惚れさせてやるわ。」
実は、ネリアはこのギルドの看板娘で狙っている人も多いらしい。
そんな男たちの嫉妬の視線に気づかずに、
ギルドを出て行くリュウであった。
ーーーローゼンハイム城ーーー
?!?!?!?!?!?
「・・・・・大変!。私の夫が泥棒猫に。」
「リュウがあぶない。リュウが女にヤられる」
なにかに敏感な、エリーゼとルインがいたらしい。
ーーーーーーーーーーーーーー
当の本人はそんなことは知らずに
ハンターファインで、依頼の確認をしていた。
ーーーーーーーーーーーー
依頼主・・・あああああああ
ランク・・・・BB
内容・・・
この町の南にある、イデックの森で
グレデプトンが大量にいて、向こうの町にいけないので、
退治してください。
報酬・・・金貨4枚
ーーーーーーーーーー
依頼主あああああああ
って偽名
適当すぎる。
この国のお金は、上から
白金貨
黒金貨
金貨
白銀貨
黒銀貨
銀貨
白銅貨
黒銅貨
銅貨
の9種類となっており、俺の予想だと
白金貨・100万円
黒金貨・50万円
金貨 ・10万円
白銀貨・5万円
黒銀貨・1万円
銀貨 ・5千円
白銅貨・1000円
黒銅貨・500円
銅貨 ・100円
だと思う。適当だけど
(作者がめんどいからです。
だいたいの感覚ですので)
つまりこの報酬は40万円くらいってこと。
ちなみに平民一食分の値段は黒銅貨1枚前後。
まあBBランクってこんなものかな。
大金だけどそれだけ難しい・危ないってことだしね。
じゃあさっそく行くとしよう。
ーーーーーーーーーーー
はい。イデックの森の奥まで3時間くらいかけてきました。
「いね~な~。グレデプトン。」
なんか茶色くて
1メートルくらいの狼みたいなんだけど。
それにF~E級の魔物も見なかったし。
「ガサッ」
草が動いた。俺がそこをみると・・・・・
グレデプトンがいた。
いや~~~~けどこれはね。
なんていうか。
ゲーム風にいうと
グレデプトンABCDEFGHI・・・・・Z
が現れたった感じ?かな
多すぎだよ。27匹くらいいるよ。
そんなこと、依頼書に書いてなかったよ。
だから、報酬がたかかったのか?
それとも、BBランクはこんなもんなのか?
まあ、ああああああに罪は無いな。
さてどうするかな。
今にも襲ってきそうだ。
とりあえず一発撃っとくか。
「こいつら適当に殺っちゃって
フレアストーム」
火の中級魔法を撃つ
炎は俺の手からでると、グレデプトンA~Zを囲み
一気に覆いつくす。時間にして1秒。
「グギャアアアアォォォォォ」
そんな声を上げて燃えいくグレデプトンたち。
うぅぅぅ~~~この匂い嫌だな
けど匂いを消す魔法なんてあったかな?
・・・・・こういう時は[適当にやる]
これに限るね。
名前どうしようかな。
・・・・・そうだ。
「焦げ臭いのを消せ。
ファブリーズ」
スウウウウウゥウゥゥゥ
とそよ風が吹くと匂いが消えた。
成功したみたい。風の魔法かな?
お!ちょうどフレアストームも消えた。
そこには骨や牙があった。
「よしゼンブ燃えたな。」
「グルルルルルゥルル」
「って1っ匹残ってたか。
めんどくs「グァァァァ」ってうわ!」
最後の1っ匹はいきなり襲い掛かってきて、
俺に頭突きをした。
「ぐあっっ」
俺は5メートルくらい吹っ飛ぶ。
「イッテーーーーーー」
背骨が何本か折れた気がする。
「グァァァァァァァア」
また襲ってきた。
「死ね。ピドオン・プラズマ」
「ズシャゴゴゴゴーーン」
はぁ。ヤバかった。油断したぜ。
「光よ 俺の体を完治しろ
ヒールオーラ」
「ふうう。にしても俺って魔法以外弱いな」
魔法が使えなきゃ死んでたな。
ブロムさんの言うとおり、体も鍛えなきゃな。
「それよりこれどうしよう。」
目の前にあるのは無数の牙や骨。
依頼成功の証として持ってかないけないんだけど。
多すぎてカバンにはいらない。
「う~~~~ん。小さくして持って行くなんて
できるはずないし。・・・・・・いや、できるかも」
さっき使ったファブリーズだって、あるはずない魔法だし。
もしかしたら俺の特性[変換]は俺のイメージを変換して
オリジナルの技、魔法を創る・使ってくれる働きもあるのかも。
「よし!早速試してみよう。」
俺は目の前の骨に向かって言う。
「圧縮なんて特殊魔法あるか分からないけどやってみるか。」
「このハンカチに全部入るくらい小さく圧縮されろ。
スモール
その骨をハンカチの上に移動しろ
リープ」
「ギュン」
「は・・・ハハハハハ。成功だ。」
骨は一瞬で小さくなり、ハンカチの上に収まった。
どうやら、俺のチート能力はまだまだ使い方がありそうだ。
さて帰りも3時間も歩くのは嫌だな。
風の魔法を[変換]で弄くれば、飛べるかも。
魔法の名前は、・・・・・・・アレだ。
アレしかない。
「アイ・キャン・フラーーーーーイ」
「フフフウウワン」
「おおおおおおおおお!俺飛んでるぞ~~~~」
感動!マジ感動!人類で始めて舞空術をつかった。
そのまま上昇する。
「町はあそこか・・・・行くか。」
ーーーーーーーーー
町に入る手前で地面に降りる。
さすがに目立ちたくないしね。
ーーーギルドーーー
「ネリアーー」
「あら?どうしたの?まだ4時間くらいしか経ってないわよ。
やっぱり無理だった?契約破棄?ならわたしg「違いますよ」
何言ってんだ、この人は。
オレはそんなに貧弱に見えるのか
「依頼をやってきました。」
「そ、そう。で証拠部位は?」
俺はカバンから丸くなったハンカチを出す。
「これです。」
「ふざけてるの?」
まあ、そうなるわな。
「見ててください」
〔圧縮解除〕
「ブアアァァァン」
「・・・・・・・・・・」
そこにはグレデプトン約30匹分の
骨や牙が広がった。
「どうです?これでいいですか。」
アハハハハ
笑いを堪えるのがツライ
「え~~~と、どこから出したの。こんな大量に。」
適当に言っておこう。
全属性使えて、MP無限なんていったら目立つし。
「おれの属性は火属性と圧縮っていう特殊属性なんですよ。
その圧縮属性の魔法で小さくして持ってきて、ここで魔法を解除したんです。」
こんなとこかな。
「圧縮属性?聞いたことないけど・・・・
それより、こんな量どうしたの。」
どうしたのって言われてもねぇ
「え?だって依頼をやっただけですよ。普通に。
最初は“多すぎだろ”とか思ったけどBBランクってこんなもんかなって。」
「えええええ!いや普通グレデプトンって5匹くらいで群れてるのよ。
それがこんな大群だなんて。しかも倒しちゃうなんて・・・・・・」
なんか固まっちゃった。
「ネリアーーーーそれより、報酬を頂戴。」
早く金をくれ・・・腹が減って死にそうだし。
「ちょっと待って。マスター呼んでくる。」
マスター?ああ、あの責任者のことか。
でもなんで?
お!来た来た
「・・・・・・リュウ様。奥で話しましょう。」
またかよっ
腹減ってるのに。
ーーーーーーーーーー
「~~~~~~~~つう訳だよ。」
俺はギルドマスターにさっきと同じ事を説明した。
「なるほど。圧縮属性ですか・・・興味深いですね。
それより、よく約30匹の大群を倒せましたね。」
ハラヘッターーー
「まあね。これでもブロムさんに魔法教えてもらったからね」
ハラヘッターーー
「なんと!あの“豪雷の教師”のブロムですか。」
ブロムさんの二つ名か
それよりハラヘッター
「それより、報酬をくれ。」
「分かりました。コレが報酬・金貨4枚です。」
こっちの世界ではじめて稼いだ金・・・どうでもいい。
今は腹を満たしたい。
「リュウ様。それよりさっきのグレデプトンの牙や骨
どうするつもりですか?」
あんなゴミをどうしろと?
「その辺に捨てます。」
「!!!!勿体無い。ぜひともうちに売ってください。」
ん?
売ってください=金になる
金になる=メシが食える
つまり、売ってください=メシが食える。ってことか。
(空腹のため思考能力が低下しています。)
「おう。いいぞ。幾らで買ってくれる?」
「白金貨5枚で。」
ええええええええ!
「白金貨5枚!?!?!」
おもわず聞きかえす。
「少ないですか?なら8枚で。」
えええええ!ちょ高すぎでしょ。
「え!え!ちょちょっと待ってください。なんでそんなに高いんですか?」
マジわかんない。
頭イかれたのかな、この人
それとも俺の耳がイかれたのか?
「知らないのですか?グレデプトンの骨や牙は
とても高値で取引されているのですよ。
少なくとも白銀貨数枚、良くて金貨数枚といった具合に。
しかし、良質の物はなかなか手に入らないのですよ。」
「なんで?」
「グレデプトンの骨などを手に入れようとしたら、
身を燃やして取ればいいのですが、グレデプトンの皮には
火属性魔法がほとんど効かないのですよ。だから他の人は、
雷撃や水撃などを使っても必ず骨は傷ついてしまう物なのです。
しかしこの骨や牙には全く傷がない。
よほどスゴイ炎魔法だったのでしょう。
そしてこの数!すばらしい限りですよ。」
なるほどね~
さっきはメシの事ばっかで気づかなかったけど。
「ですから、白金貨8枚でどうでしょう。」
う~んでもな、もうちょっと高くなりそうだけどな~~~
ここは一つハッタリをかけるか。
「いや。いいです。他の武器屋かなんかに売りますから。」
これで食いついたら、売るし
食いつかなかったら他のとこで売ればいい。
「やっぱり・・・そうですよね。確かにぜんぜん少ないですよね。
よし!分かりました。白金貨12枚!これでどうでしょう?
これでも少ないくらいです。他のちゃんとした所で売れば
白金貨18枚くらいは貰えると思います。」
なんか悪いことしたな。
この人めっちゃ良い人だわ。
「わかりました。白金貨12枚で売りましょう。」
「いいんですか。その辺の武器屋でも15枚くらい出すとおもいますよ?」
チョーーーー良い人。
決めた。ここに売る。
「いいえ。このギルドに売ります。
これからもお世話になると思いますしね。」
「ああああありがとうございます。」
そういって出て行き、
白金貨が入ってるであろう袋を持ってきた。
「はい。これが白金貨12枚です。
本当にありがとうございました。」
ウヒュヒョヒョ。これでしばらく働かなくても生きていけるな。
だって俺はいつでも、引きこもりだぜ。
「それとギルドカードを貸してください。」
「ん。ほれ」
またマスターは出て行き、すぐに帰ってきた。
「はい、どうぞ。」
「で、何したの?」
「書き換えです。リュウ様は、FランクからAAランクになりました。」
AAって飛びすぎでしょ。
「BBの依頼だからBBランクじゃないの?」
「いえ普通の6倍の大きさの群れを倒したのですから、
このくらい当然です。本来ならSランク級の依頼だったのです。」
ま、これでゼラさんに追いついたし。
「あと、リュウ様のハンターファインにギルドの証明書を送っておきました。
この証明書はA・AA・AAAランクの人に送られて、一部の武器屋、
防具屋、宿、などいろんな店で割引になったりお得です。
店の人に見せれば、コロっと態度を変えますよ。」
ふ~~~ん。まあ、あるにこした事はないね。
「あとさ、銀行ってこの辺ある?」
ないならないで、いいんだけど
「はい。このギルドの隣に立っています。」
そんなに近くにあったのか。
「ありがとう、じゃあ」
「いえいえ。こちらこそ」
ーーー受付ーーー
「ネリエーーーー」
受付で待っていたネリエを呼ぶ。
「リュウ。いっぱい稼いだみたいね。」
情報早!
「まあね。あ!はいコレ」
そういって俺は金貨1枚渡す。
「え!っちょっと何コレ?」
「ハンターファインのお返し。」
「いやいいわよ。ハンターファインはこんなに高くないから。
それにあれはプレゼントなの。」
そういえばなんで、俺なんかにプレゼントをくれたんだろう。
まあいいや
「いいから、いいから。じゃあまたね」
ちょっとカッコつけて、おれはギルドから出て、
銀行に向かった。
「うっふっふふっふ。ますます好きになっちゃったわ。
絶対にリュウを手に入れてやる。」
ーーーローゼンハイム城ーーー
何かに敏感な2人
ーーーーー!?
ーーーーー!?
「大変!メスブタの気配がしたわ。」
ルインが王女らしからぬ言葉を言う。
「リュウがヤられる。クソッ、こんなことなら私が寝込みを・・・・・」
これまた王女らしからぬ発言のエリーゼ
「バチバチバチ」
「「・・・・・」」
その音に青ざめる2人
「ルイン。そんな言葉どこで覚えたの?
エリーゼ。何かしら寝込みって?それに“ヤられる”
って字がおかしくないかしら?」
ニコリと笑う、ゼラ。
「はあぁ。どうせ謝っても許されないのなら
いっそ開き直っt「ピドオン・プラズマ」
ギャヤアアアアアアアア」
最初にやられるルイン。
そしてエリーゼの方を見て
「なにか言う事は?」
エリーゼは言う。
「なんで・・・・・・・・
なんで今回もこのオチなのよぉぉぉぉぉぉ」
「ピドオン・プラズマ」
「キャァァァァァァァァァァァァ」
そして兵士は思う。
(リュウ殿が羨ましいなんて
思った自分はバカだった。あの家族と一緒に過すなんて
命が幾つあっても足らない。リュウ殿がこの城を出て行ったのは
本能が危険だと言っていたのだろう。)
勝手に納得する兵士たちであった。
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