表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/152

新たなる動き②(仮)

 レムルシル帝国宮殿にある一室。

 そこでこの度の遠征の報告と、ペテルシア王国への対応に関して会議が行われていた。

 会議への参列者はレムルシル帝国皇太子アルフレッドが臨席の下、内務を担当する各大臣に官僚、軍部からは千騎長以上の上級将校、そして貴族たち。


 ペテルシア王国と戦端を開くか否か。


 現在、自由な討議が許され、そこかしこで議論が戦わされていた。 

 ペテルシア王国は領土こそ帝国の三分の二程度しかないが、帝国と違い魔王領と接していない。

 そのため、魔王軍との戦いで疲弊している帝国と比べ、国力の消耗も少ない雄敵だった。

 そこに加えて、一つの噂話が彼らの間で駆け巡っていた。


「では、閣下もその噂をご存じで?」


「何でも、敵軍一千をたった一人で消し飛ばしたとか」


「私が聞いた噂ですと、剣の一振りで百人を斬り、攻撃魔法で村ごと消し飛ばし、まさに鬼神のごとき強さだったと」


「しかし、勇者の力というのは恐ろしいほど強大なものですな。その力があれば、我が帝国は安泰ではないか。それどころか、大陸に覇を唱えることもできるのではないか?」


 主戦派を中心に噂は徐々に声を大きくし、周囲に拡散していく。

 それも勇者メイヴィスが帝国軍に参加することで、ペテルシア王国に勝てるのではという楽観論付きだ。


(馬鹿馬鹿しい)


 心の中でロイズは罵った。

 今のロイズはペテルシア王国と隣接しているペテルシア領領主である伯爵として、御前会議に臨んでいた。


――帝国には勇者の力を振るう用意がある。


 これがどれだけ大きな意味を持っているのか、本当に理解している者が主戦派にいるのだろうか。

 勇者の力は強大である。

 今回の衝突で、敵軍千人を一人で壊滅させたと誇張された噂が流れているが、話をややこしくしているのが、本当に千人だったとしても可能だと言うことにある。

 実際、援軍に駆けつけて来た自領の騎士たちとともに、戦場へと戻った際、ロイズはその人の常識を遥かに超越した存在の力が振るわれた痕跡を目にすることになった。 

 地面に残る焼け焦げた跡。

 火炎系攻撃魔法の飽和攻撃の爪痕だろう。

 天にも昇らんとする爆炎は、撤退中のロイズも見ていた。

 だがそれだけの猛攻を受けながらも、後に合流したレティシアの身体には火傷の痕どころか、煤一つとして汚れていなかった。

 そして、死屍累々と横たわる騎士たち。

 中には数人息がある者もいた。


 そして、この状況をたった一人の少女がやってのけた。


 前線で勇者の活躍は聞いていたが、ロイズは勇者が実際に戦う姿を目にしたことは無かった。

 伝え聞く噂では幾分誇張も混ざっていると考えていたのだが――。

 だが、実際に目の当たりにして、ロイズは戦慄を覚えざるを得なかった。


 ウィンがケルヴィンとロイズの二人でドリアの村へ偵察に赴いたとき、ロイズはレティシアと二人きりとなった。


 その際のレティシアの変貌――。


 ウィンと一緒にいた時の年頃の少女のような表情は消え失せ、双眸は冷徹な光を宿す。身に纏うのは高貴さと神聖さを足したような近寄りがたい雰囲気。

 ロイズが皇宮で初めてレティシアと会った時と同じものだ。

 ロイズは自身が伯爵であるため、幾つもの夜会への参加経験は豊富である。

 帝国のみならず、諸外国の王侯貴族の姫君とも面識もある。

 勇者レティシア・ヴァン・メイヴィスへと意識を切り替えた彼女は、貴族の姫として気品を持ちながらも、犯し難い威厳と強烈な戦意を纏っていた。

 

 ウィン・バードという騎士候補生が勇者へと与えている影響の大きさを、ロイズは間近で見て改めて知ることになった。


 ロイズが思考している間にも討論は続く。


「我々は勇者メイヴィス様を前面に押し立てて、ペテルシア王国に進軍すべきです」


「待て! 確かに先のクーデターといい、この戦といい、勇者様が我が帝国に与して戦ってくれた。だが、ペテルシア王国と戦争に力をお貸しくださるかどうか定かではないのだぞ」


「宣戦布告をして、勇者様がお力を貸して下さなければどうするつもりだ」


「ほう? 我が帝国の誇る騎士団は、勇者様のお力添えを頂かねばペテルシアにも勝てぬと申すか?」


「そうではない。我が国の誇る勇猛な騎士団は、ペテルシア王国軍であろうと勝てると確信している」


「ならば問題ないではないか。その言葉通りの結果を見せてもらいたい」


 と、アルフレッド皇太子が手を挙げた。

 議論を交わしていた諸侯が口をつぐみ、アルフレッドへと視線を向けた。


「先程から聞いてると、勇者メイヴィスが戦場にいたように聞こえるけど。彼女は我が別荘を訪れていた。戦場にいるはずはないんだけどね」


「ですが、確か戦場にて勇者メイヴィスの姿を見たと報告がございます。そこにおられる、エルステッド伯の率いる小隊と同行していたとの噂もございますし」


「それ、噂だよね? エルステッド伯爵。君が勇者殿と同行したというのは本当かい?」


 アルフレッドの視線を受けて、ロイズは発言するべく立ち上がる。

 ロイズが立ち上がったのを見て、そこかしこから「敵前逃亡した臆病者が……」「勇者様の戦功を自らのものにして、逃亡したことを隠そうとしているに違いない」 と言った声が漏れ聞こえた。

 ロイズを見る彼らの視線はどこか嘲笑を含んだものだった。

 今のロイズへ向けられている他の貴族の評価は、かつて千騎長の地位にあった男が十騎長へ。

 そして、伯爵という貴族として高位であるが、権力闘争に敗れた男である。

 御前会議に軍人として出られないものだから、紛争地域の当事者ということで無理矢理伯爵として参加した。周囲から見れば、権勢を取り戻そうと必死に悪あがきをしている男となっている。

 本人も特にその噂話を否定していない。

 そしてロイズ自身の外見がまた、いかにも腹に一物を抱えた容姿をしているため、その噂に説得力を持たせていた。

 ロイズとしては、噂に関しては特に何も言い訳をしていない。

 悪い噂で宮廷仕えすらも罷免となり、領地へと戻してもらえるなら、ロイズにとっては願ったりかなったりだ。


(とはいえ、あの方によって嵌められたとはいえ、部下として預かっている以上、放り出して領地にこもるわけにも行かんだろうな)


 はぁ、ロイズはこっそりと溜息を吐いた。


「私は戦地で保護した平民を後方へと護送の任についておりましたので、勇者メイヴィス様と同行する栄誉を授かるような事実はございませんでした」


「平民の護送ではなく、敵前逃亡ではないかね?」


 じろりと横目でロイズを睨みながら発言したのは、ウェルト・ヴァン・クライフドルフ侯爵。


「どこだかの村で、敵戦力を卿の率いた部隊によって排除したと報告があったが、実は勇者様の功績を卿らが横取りをしたのではないかという報告もある」


「ほう、それはどこからの報告なのか興味深いですね。侯爵閣下。平民を後方へと護送した件につきましては、亡きフェイル千騎長から命令書を頂いていますし、敵前逃亡とは甚だしい誤解です。どこだかの村での戦績に関しましては、平民を護送するために我が領の騎士団を呼び寄せたまでの事。私は生来の臆病者でして、万が一に備えたのです。たまたま後退中に敵軍と遭遇したことは運に恵まれました。それに、侯爵閣下のおっしゃられるどこだかの村とは、クライフドル侯爵領内にあるドリアという村でございます。むしろ侯爵閣下におかれましては、閣下の大切な領民を救い敵軍を排除した我が騎士団へ、感謝のお言葉を頂けると思っていましたよ」


「ちっ……感謝はしている」


 ウェルトは忌々しげに舌打ちをした。

 

「その辺にしておけ、クライフドルフ候、エルステッド伯。エルステッド伯が陣地を離れた件に関しては、確かに当時上官であったフェイル千騎長の署名入りの正式な命令書がある。よって敵前逃亡には当たらない。それと、勇者殿は確かに皇族の別荘へと滞在されていた」


 アルフレッドは、先ほど勇者が戦場にいたという報告があったという発言をした貴族を見る。


「それとも何だい? 私が嘘をついているとでも?」

 

「いえ、そのようなことは……」


「畏れながら申し上げます、殿下。例え勇者様といえども、彼女は我が国のれっきとした貴族なのです。皇室の血も引いておられる。恐れ多くも皇帝陛下のご聖断が下されば、従わねばならぬ義務があるはずでは?」


「うん。本来であればそうだ。でも、勇者殿は女神アナスタシア様から聖別されたお方だから、実際のところ私たちが無理強いは出来ない。メイヴィス公爵、そこのところどうなんだい?」


 アルフレッドから視線を向けられたレティシアの父、レクトール・ヴァン・メイヴィス公爵は苦々しい表情を浮かべた。


「恐らく、皇帝陛下のご聖断であっても簡単には従わぬと思われます」


「私もそう思う」


「畏れながら殿下」


 再びウェルトが発言をする。


「勇者様が例え積極的に我が帝国へ協力されないとしても、それでも戦力として数えておくことは無意味とは思いませぬ。いくら勇者様であっても、祖国の危機となれば立ち上がると思われますし、立ち上がると他国に思わせるだけでも抑止力となります」


「…………」


「そして、もう一つ。我が騎士団にはあの勇者様の師匠筋の騎士候補生がいます。その候補生も騎士である以上、組織上層部からの命には従わねばなりませぬ。彼に命じて、勇者様へ協力を要請すればこれを無碍にすることは出来ますまい」


「おお、確かに」


「なるほど。確かに命令には従わねばならない。そして弟子としては師匠の言に従うものだ」


 ウェルトの発言に、次々と賛同の声が上がる。


「陛下のご聖断を頂けましたら、さっそくその騎士候補生に命じて、勇者様に協力を要請し、ペテルシア王国に目に物を見せてご覧にいれますが、いかがでしょう?」


 ウェルトは発言の途中で、ロイズの方を見やりニヤリと笑みを浮かべる。

 貴族としてであれば、爵位が上であっても意見という形で自身の考えを述べることもできる。

 だが、騎士団では万騎長と十騎長という階級差は大きい。

 発言を許されなければ異論を挟むこともできず、命令には従うしかない。

 

「さすが、クライフドルフ候。その手があったか」


「ペテルシアの連中が騎士団の先頭に立つ勇者様を見て青くなる姿が想像できるわ!」


 追従の声にウェルトは満足そうに頷きながら、周囲に片手を挙げて応えて見せた。

 

「殿下、ご下命頂けましたら私が勇者様と共に最前線へと赴き、ペテルシアの王宮に我が帝国の旗を立ててご覧にいれます。どうぞ、陛下にご聖断を!」


「ああ、その件なんだが。侯爵」

 

 決断を迫るウェルトにアルフレッドは微笑みを浮かべた。


「悪いんだけどウィン・バード騎士候補生は配置換え」


「は?」


「ちょっと考えがあってね」


 一瞬の静寂の後、広間は騒然とした雰囲気に包まれた。






「あはは、いや、笑った。笑った」


「笑い事じゃございません、殿下。これで、ますますウィン・バード騎士候補生への風当たりは強くなる」


 先ほどまで会議が行われていた一室。

 アルフレッドは参列者でただ一人残ったロイズと話していた。


「これで主戦派がすぐに暴発する危険性は抑えることが出来たかな?」


「少なくとも、ウィン・バードを好き勝手に利用されることはないでしょうが」


「何せ、勇者メイヴィス殿の唯一無二の弱点だからねぇ。早めに手を打っておかないと。それにこの件に関しては君も反対はしなかったじゃないか」


「私としましては、もう少し慎重に事を運んでほしかったんですけどね」


 ロイズは溜息を吐いた。

 

「それで、人選はあのままでよろしいのですか?」


「ああ。問題ないと思う」


「いやいや、問題は山積みですよ。皇女殿下のお側に、平民のしかも男性騎士をつけようと言うのですから」


「うちの妹が、貴族どもの権力争いの道具にされるよりかは遥かにマシだよ。それに、ウィン・バード騎士候補生をいいように利用されるのも困る。大体、あいつら抑止力ってのが本当に分かっているのか」


 ――帝国は勇者の力を振るう用意がある。


 抑止力としては確かにこの上ないものである。

 実際、レティシアの力は敵国の中枢にまで届きうるのだから。

 ただし、それは一国相手であればの話である。

 その力がどこへ向けられるかわからない以上、他国にとっては脅威だ。


 そして、実際に振るわれることがあると思われたなら――。

 

「とりあえず、帝国は滅びるだろうね。それに――」


 アルフレッドは両手を組むと柔らかい表情を浮かべる。


「兄としては、妹にも少しは機会を与えてやりたいと思うじゃないか」 

 





 騎士団本部は騎士学校と同じ敷地内にある。

 正面門を潜り、騎士団本部のある建物へと歩きながら、ウィンは、はぁ、と大きくため息を吐いた。

 ウィンに騎士団本部へ来るよう伝えたティアラは、正装に着替えてくるよう要求した。

 つまり、正装に着替えなければならない事情が待っているわけで、その事実がウィンの心を重くしていた。

 

(何の呼び出しなんだろう。先日の戦いでの戦功が認められて、何か貰えるとか思ったけど、それだったらティアラ様は関係ないことだし、そもそも一介の騎士候補生にしか過ぎない俺に、わざわざ正装で騎士団本部へ呼び出す必要もないし……)


 軍功での褒賞であれば、ウィン一人を呼び出すことはない。

 そもそも、先遣隊はペテルシア王国軍によって蹂躙され、帝国側のほうが被害が甚大だ。

 負け戦と言っても過言ではない以上、万が一褒賞や昇格辞令があったとしても、小隊長であるロイズの口から伝えられるのが普通だ。

 あのクーデター事件によって帝都近郊に詰める正騎士たちの激減により、騎士学校が休校状態に陥ってはや二ヶ月。

 あの時からウィンの環境は一変してしまった。

 いや、ウィンに限らず学生全体がと言ったほうがよいだろう。

 レムルシル帝国の北の国境は、魔王が支配していた広大な土地が広がっている。

 そこではかつて勇者によって魔王が討伐されるまで、悪夢のような人類と魔物たちの戦争が延々と続いていた。

 魔族はもちろん、魔物の多くが人類よりも身体能力に優れている。そして、低級の魔物たちは繁殖力も強く、圧倒的な物量差で人類側は押され、帝国も多大なる犠牲を払い続けてきた。

 それは魔王が倒れた後も同様であり、いまだに北の国境付近では魔物による深刻な被害が発している。

 そのため、北の国境付近の精鋭の騎士たちを引き上げることができず、結果として中央から南部にかけての戦力が手薄になっているという状況があった。

 帝国は学生といえども戦力にせざるを得なかったのである。

 

 騎士団本部の受付で名を告げると、係りの者が上階にある部屋へと案内してくれる。

 騎士学校と併設しているが、ウィンは騎士団本部のある上階へは足を運んだことはない。

 せいぜい、書類などを受け取りに一階に訪れたことがある程度だ。

 かつての宮殿ということで、そこかしこに美麗で精緻な細工が施された柱や壁画が残されているが、騎士学校と違い調度品のようなものは取り払われていた。

 案内された部屋の扉は、その階でもっとも奥まったところにあった。

 分厚い黒塗りの樫でできた扉は、ウィンがこれまで見たことないほど立派なものだった。 

 扉の上には『貴賓室』と書かれた札。


「あ、あの? 本当にこの部屋であっているのでしょうか?」


「はい。こちらに案内するよう仰せつかっております」


 思わずウィンは案内をしてくれた女性を振り向いたが、彼女はウィンに微笑して一例をすると、立ち去っていく。

 あとに残されたウィンは、どこか威圧感を放つその立派な扉を前に立ち尽くしていた。


(どうしよう? 開けて、怒られたりしないだろうか……)


 ウィンはしばらく扉の前で固まっていたが、ここで時間をかけてしまい呼びつけた偉い人を待たせても問題になると思い、意を決して扉を叩いた。


「入りたまえ」


 入室を許可する声が中から聞こえ、ウィンは「失礼します」 と重い樫の扉を開けた。

 室内は騎士団への来客を迎える部屋ということで、勇壮な騎馬に乗った騎士の巨大な絵がかけられ、黄金の柄と宝石が散りばめられた剣や盾、鎧など装飾用として造られた武具が飾られ、また一見して高級そうな調度品が置かれていた。

 そして中央には巨大な卓が置かれ、四人の人物がウィンを待っていた。

 四人のうち、三人が席に着き一人が立っていた。


(あれ? 隊長? それにコーネリアとティアラ様がどうして一緒に?)


ただ一人立っていた人物はロイズ十騎長。ウィンの直属の上司である。

 ティアラはウィンが入ってくると小さく黙礼し、コーネリアは小さく手を振って微笑みを浮かべた。

 ウィンは顔見知りの顔を見つけて、少しだけ安堵する。

 

「ウィン・バード騎士候補生、参りました」


(あれ? この真中に座っているお方は誰なのだろう? どっかで見たことがあるような?)


 ウィンが騎士の礼をすると、コーネリアとティアラの間に挟まれて座るまだ若い青年は、鷹揚に頷いてみせた。

 騎士団の正装――に近いが、厚手の布を使用した白い騎士服。金のモールを付け、金糸で袖口や裾、さらには精緻な刺繍が施されていた。

 帝国で白の騎士服を身に付けることができるのは、近衛騎士隊であり金を使った装飾を身につけられるものはその中でも限られている。

 ウィンの同期生ではあるが、帝国の第一皇女であり、皇位継承権二位のコーネリアと大賢者にしてエルフ族の姫であるティアラよりも上座に座ることができる人物。

 つまり――。


「ああ、楽にしていいよ。今日の訪問は非公式のものだ。今日はレムルシル帝国の皇太子として、勇者殿の師であるウィン・バード君に会いたかったんだ」


 帝国皇太子、アルフレッド・ラウ・ルート・レムルシル。

 慌てて膝をつき、皇族への最敬礼をするウィンに苦笑しながら、


「君には私の妹であるコーネリアの従士をしてもらいたいんだ」


区切りがいいのでここで第二章を一度〆ます。次回から第三章へと入りますが、シリアス展開が続いたので少し力を抜いた話になるかなと。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ