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彼と彼女の千文字会話 作者:江見村元素

同棲編

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下ネタ

 コタツの中で足を温め、窓の向こうの夕焼けと街の灯りを見つめながら。
 一日の終わりに、二人は他愛ない会話を始めます。



「この連載も始まってそろそろ二ヶ月が経ちますね」

「先月も同じこと言ってたよね? でもアクセス数は連載当初よりたくさんあるぞ。ありがたいことに」

「ユニークアクセスはまだ『夕暮れの土手でツンデレな彼が私にズコバコ突っ込んでくるのらめぇ!』がタイトルだった日を上回ってません。これはもう『らめぇの呪い』と言っても過言ではないかと」

「変な呼称作るな」

「呪いが解けた暁には私とあなたの濃厚な濡れ場を」

「しないよ! 削除されるよ!」

「要は規定に引っ掛からなければいいんでしょう? 適当にボカせば無問題です。そもそもセリフだけなんですから直接的に描写しようがありません」

「まあそうだろうけど」

「ジュッポジュッポグチュッヌチュッ」

「やめろ!」

「はい? ただ指を舐めてただけですが。何か?」

「ぐっ、そんな法の死角を突くような方法――」

「(U)」

「おい」

「はい? なんですか?」

「なんですかじゃないよ。カッコユーって何だ」

「何を言ってるのかさっぱりです。私はただ(U)と言いたい気分になっただけですが」

「どんな気分だ。結局エロで釣るのかよ。再び呪いを生み出すだけじゃないか」

「んー、確かにらめぇの呪いならまだしも、ジュッポジュッポグチュヌチュの呪いは嫌ですね」

「最悪だよ」

「ではどうやって釣れば?」

「まずその詐欺師みたいな思考回路をどうにかしろ。別に大勢を意識する必要なんてないじゃんか。見てくれてる人がいるなら、その人のために続ければいい」

「綺麗事を」

「鼻で笑うな。別にアクセス数増えたからって何か得られるわけでもないだろ」

「自尊心が満たされます」

「もう何も言えない……」

「だったら、あなたは何のためにこの会話を続けてるんですか?」

「君と話すのが楽しいからに決まってるじゃん」

「うぇっ? そ、それはどうも……。私も楽しいですよ。あなたをいじるの」

「最後のは余計だ」

「冗談ですよ。わりと本気で誘惑してます」

「そこは冗談であってほしかったような」

「早くあなたの(U)を私の(i)に」

「終わろうか」



 日は山に隠れ、星々が輝き出しました。
 月が今日を急かしていますが、二人の一日はまだ少しだけ続きます。
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