ニキビ(200文字小説)
鼻の左横にできたニキビ。
そのうちに消滅してくれるだろうとは思っても、とても邪魔だった。
顔を洗うたび、鼻をかむたび、それがその都度引っかかって、ここにいるよー、と自己主張。
もうがまんできない。
熟して、てっぺんが白くなってきたところを爪の先で、エイッ!
押されたニキビからゴマみたいな白い油が飛び出した。
そいつをティシュに捕らえ、プチン、と潰して終了。
やった。始末した。
しかし、勝利の証は今も私の顔に残る。
鼻の左横にできたニキビ。
そのうちに消滅してくれるだろうとは思っても、とても邪魔だった。
顔を洗うたび、鼻をかむたび、それがその都度引っかかって、ここにいるよー、と自己主張。
もうがまんできない。
熟して、てっぺんが白くなってきたところを爪の先で、エイッ!
押されたニキビからゴマみたいな白い油が飛び出した。
そいつをティシュに捕らえ、プチン、と潰して終了。
やった。始末した。
しかし、勝利の証は今も私の顔に残る。
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