修司の危機 (6)(7/14)
オレは走りながら里桜との出会いを走馬灯のように思い出していた。
取引先の受付の子だったから月に何度か会社訪問で顔は知ってた
可愛いなとは思ったが彼氏がいるだろうとあまり気にもしなかった。
それがあの日、同期会で行った居酒屋からの帰り道で駅横の路地で争ってる男女がいた。
人目もあるし痴話喧嘩だろうと素通りしようとしたら前を歩いてた女が路地に向かって歩きだし
「あ〜…お…兄さん?」
と話かけたから妹が間に入ったから収まるなと思ったら
「あっ?テメェ誰だよ」
へっ?他人?
「フフッ私は誰かな〜?」
「バカ野郎俺が聞いたんだ」
「あらあら怒っちゃダ〜メ
」
ノンビリ話す女に相手の男は益々イライラし始めて声が大きくなる
「人バカにする話し方するんじゃねぇ〜」
「凄〜い大声大会優勝〜おめでとうございます」
と男の片手をとり上にあけ゛更に
「応援されてた皆さんに一言どうぞ〜」
と言ったものだから
クスクスゲラゲラいつの間にか集まってた野次馬が一斉に笑い出し恥ずかしくなった男は喧嘩してた女を連れて逃げ出した。
バカなのか?あんな強面に話しかけるなんて人が多いし大丈夫だったからいいようなものを…
考えてたら女が振り向いたそれはあの受付の子だった。
酔って怖いもの知らずの状態だったらしい…
とは後日談
あれからなんだか心配になったんのがキッカケだったんだよな〜
って今も現在進行形で危ないんだった
里桜…オレ別れたくない
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