ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
修司の危機(2)(7/10)
(平常心平常心)と唱えながら何事も無かったように

「風呂気持ち良かったぜ」

と後ろから声かけたら
ビクッと里桜の肩があがり

「も〜吃驚させないでよ」

と顔を上げた里桜の目は赤くなっていて

「お前…泣いたのか?」

と思わず聞いたら

「あっ…ちょっと嬉しい事があったから…」

と頬を染めたのを見てギュッと抱きしめた。

オレの今の顔は嫉妬の怒りでとても見せられなかったから…


里桜が寝静まってからリビングに戻ってメモ帳を見たがはがされてた。

筆後があったから鉛筆で擦ったら日時と場所が浮かんできた。

それをはがし手帳に挟んだ

数日後、里桜と同じ日に有給を取ったオレ。

今は里桜を尾行中…

普段のカッコだとバレたらまずいからと友達のバンドやってる弟に一式借りた…がサングラスしてパンク系のカッコは目立つ…

カツラはアッシュ系の金メッシュが入って逆毛。
スカル柄のTシャツに皮のパンツとジャケット
アクセも多少じゃらつかせ知り合いとすれ違ってもわからないはずだった

「あれ?修司さん?」

「はっ?あっ…人違いです」

逃げようとしたけどつかまった…受け付けの川村さんだった…急ぐからと口止めしてその場は追及を逃れた。
けど里桜を見失った…

場所はわかってたからそこに向かえば大丈夫だと思ってたオレはバカだー

デッカい建物はカルチャーセンターのような所で教室やミニホールでいろいろな講習会や発表会が行われていた。

速く探さないとアキラをお持ち帰りされてしまう

里桜…早まるなよ
祈る気持ちで片っ端から扉をあけ探し始めた。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。