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異世界に転生したんだけど俺、天才って勘違いされてない? <旧題  転生したんだけど俺なんか勘違いされてない?> 作者:にゅん

学院編 1年度 夏期休暇~新世界編~

58/77

アリス計画

 感想でネタバレになっている! というお知らせを頂いたので、一部を変更して投稿しました。


 後、北海道の春はまだですか(´・ω・`)
----荒川功樹 視点----

 母さんとの通信を終えてから2時間程は無い知恵を振り絞りながら状況を考えていたが、結局は相手の出方を見ないと何も出来ない事に気付いて大人しく渡されたロシアデスマンの飼育映像を鑑賞する事した。
 コイツには興味はなかったがそれでも時間つぶしには役立つと思い眺めていたがもうそろそろ日付が変わる時刻だ。

「アントンさん、そろそろ眠いですね。中佐達は今日はもう来ないのでしょうか?」

「うーん、どうだろう? もし来ないのなら連絡があるとは思うけど……」

 どうやらアントンさんも自信がないようだな。ぶっちゃけもう眠たいのだがまさかベッドに入った状態で中佐達を迎える訳にもいかない。
 どうしようかと悩みつつ部屋に備え付けてられているミニバーからカクテルに使うレモンジュースと炭酸水を取り出してレモンソーダを作っているとノックの音が聞こえてきた。すかさずアントンさんが内ポケットに手を突っ込みながらドアを用心深く開ける。

「アラカワさん、申し訳ない遅くなりました」

 入ってきたのは中佐とユーリさんだった。だが、先程までとは様子が違って中佐は軍服に皺がついているしユーリさんもネクタイを緩めて疲れた顔をしている。そんなに俺の提案が問題視されたかよ。どう考えてもロシア側に有利の筈だが……、まさか関連グッズのほうが遥かに利益が出ることがバレたのか。内心で冷や汗を流しながら中佐の様子を窺っていると、彼はゴクリと喉を鳴らしてから粘つく声色で質問してきた。

「単刀直入に御聞きします。アラカワさんは、『どこまで』ご承知の上で今回の提案をなされましたか?」

 あ、ヤバイこれ終わったわ。恐らく上層部とかの政治顧問や財政顧問みたいなのが単純な放送利益よりその他の売り上げの方が利益がでるのに気付きやがったな。
 クソ……、母さんですら気付かなかったから他の人間も気付く筈がないと踏んでいたが、どうやらこの世界にもある程度はサブカルチャー文化の仕組みを理解できる人間がいたようだ。どうする───、知らないフリをして美味い所を持って行かれるよりは話し合いで利益を折半したほうが遥かにマシか。

「最初からある程度は知っていました。ですが、あくまで予測に過ぎないので今後の事は話し合いで解決したいと思っています」

「助かります。それでは最初からご説明致しますので、一旦すべての説明を終えてから今後の事を決める事に致しましょう。それと私の本当の身分は諜報局ではなく内務省の所属です。同じようにユーリ・パムフィロワは外務省所属ではなく対外諜報局・長官というのが本当の身分です」

 内務省だと? なぜここで内務省が出張ってくるんだ。たかだか販売権の割り充てを決めるだけだぞ? それなのにどうして国内の治安維持を行っている中佐がこの場を仕切るんだよ。隣のアントンさんも驚いた顔をしているって事は俺が知らない部署が内務省の中に新設された訳でもないようだし本気で状況の変化についていけない。

「では、最初に全ての原因になった『アリス計画』についてご説明します。こちらの資料をご覧下さい」

 渡された紙の資料には何故かアリスの写真がプリントされていてページをめくるとロシア語で『遺伝子改良計画』と記述してあった。なんだコレは? なにを勘違いしてるのか知らんが俺はこんな計画なんか知らんぞ。
 というより売り上げの話は何処にいったんだよ。俺は立ち上がりながら慌てて中佐に『知らない』事を伝えようとしたが、まるでそれを止めるように腕の端末から音声通信を知らせる音が鳴り響いた。

「はい……」

『こうちゃん、冷静になってお母さんの言う事を聞いて頂戴。直ぐに会談を中止してその二人を帰しなさい。そこから先は貴方が知る必要は無い事よ』

 なるほどな───、ここまでくれば馬鹿な俺でも今ロシアで何が起きているのか理解できた。大分前にアリスが誘拐された時だったかマッチョが母さんとコソコソ話していた『アリス計画』とやらが今回の騒動の原因になっているようだ。
 母さん達……、それこそ俺の周りの大人達全員がアリス計画を隠したがっている様子だったから今まで質問するような事はしなかったが、これだけ大事になればさすがの俺も計画の内容が気になる。それにアリス本人に関係しているのなら尚更知りたい。

「母さんはアリス計画について何か知ってたの?」

『いいえ、まだ調査中よ。それよりも早く言う通りにしなさい!』

「嫌だ、それにさっきも言ったように今回の件は俺が最後まで責任をとる。母さんは黙ってて」

 思わず素が出て『俺』と言ってしまったがまぁべつに良いだろ。母さんはまだ端末の向こうで何かを言っていたがこちら側から一方的に通話を終了する。同時にテーブルの上にあるレモンソーダの氷がとけてカランという音が誰も喋らない部屋に響く。このまま黙っていても仕方がない、俺は中佐に話の続きをしてもらう為に咳払いをしてから口を開いた。

「んんっ、失礼しました。それでは続けてください」

「宜しいのですか? その、アラカワさんが……ミキさんが何か言っていたようでしたが」

「構いません。今回の件は僕が責任を持ちますので母は関係ありません」

 俺だっていつまでも母さんのスカートの影に隠れているようなガキじゃないんだ。いったんやると決めた事ぐらい最後までやり遂げてやる。絶対にアントンさんの上司を助けてチェルノボグの隊員を亡命させて、アリス計画の情報もゲットした上でついでにロシアにノアの販路を作ってから帰国してみせる。
 こうなったら開き直って軍服バージョンのクレアさんと会議をしてる状態の母さんになりきってやる!! どっちが交渉上手か勝負してやるぞ。俺は心の中でそんな事を考えながら、足を組み直してクレアさんの笑顔……マッチョが名づけた『魔女の微笑み』浮かべる事にした───。





----ヤコフ・タルコフスキー 視点----


 目の前にいるアラカワの雰囲気が変わった。今までのような歳相応の笑顔を見せていた子供ではなく、まるで長年のキャリアがある尋問官のような雰囲気を纏っている。怖い……、言い様のない恐怖のせいで喉が締め付けられるようだ。油断をすれば悲鳴を上げそうになる己を叱咤してアラカワに『アリス計画』の説明を始める。

「わかりました、アラカワさんが良いとおっしゃるのならば続けます。そもそもの始まりは2051年に実験が成功したナノマシンによる遺伝子改造プロジェクトです。これは、ヒトゲノムや染色体の中にあるトランスポゾン……可動性遺伝子を人為的に変異させるという実験でした。もちろん著名な研究者であるアラカワさんもご存知かとは思いますが、この実験は人体の突然変異───、つまり『人工的な進化』を最終目標としていましたが成果を確認する前に『倫理的な理由』から凍結されました」

 アラカワはグラスを口に運びながら黙って説明を聞いている。恐らくここまでは研究者である彼なら常識として知っていると思うが問題はここからなのだ……。

「55年の国連決議で正式に全世界でこの手の実験は禁止される事になりましたが我国ではこの研究を極秘裏に継続して行っていたのです。我々の最終目標は強靭な肉体をもつ兵士を作り上げることでしたが、研究は難航し一時はプロジェクト自体を破棄するという案まで出た程です。ですが、そんな時に諜報局がカナダ政府も同じような研究を行っているという情報を入手してきました。我々は事実関係を確認して直ぐにカナダ側と接触、共同研究を持ちかけました」

「なるほど、それがこの資料に書いてある『遺伝子改良計画』の始まりですか……」

「ご推察の通りです、我々が研究にかかる全面的な資金援助をするかわりにカナダ側は場所・研究者・機材を提供するという内容です。この辺りの詳しい資料は別にお渡し致しますのでそちらをご覧下さい。先程もご説明したように我々の目標は兵士を作る事でした。しかしこれには条件があり、あくまで薬品やナノマシンを使用して後天的に肉体を改造するというもので簡単に説明すると既存の兵士を強くしようという試みです。ですがカナダ側は『最初から』遺伝子を変化させる事を目的としていました───、それが『アリス計画』です」

 後天的に得られる人体の変異は微々たるモノでしかない。それならば最初から遺伝子情報を操作する事により更に強力な個体を生み出そうというのが『アリス計画』の根本的な考え方だ。本来ならアラカワにも端的に説明したいのだが、アリス・アルフォードに関わる事なのでどうしても柔らかい言葉で話さなければならない。
 もしも彼の恋人の事を『特殊個体』なんていう呼び方をしたら間違いなく私は明日の夜明けを見る事が出来なくなるだろう。

「我国の強化兵士計画については国家機密に関わるので割愛させて頂きますが、アリス計画については一定の成功を収めたと判断して問題はありません。根拠としては実際に……その……アリスさんがいらっしゃいますから」

「ふむ。ではアリスがこの資料でいう所の特殊個体、『エヴォリューション・シスターズ』という成功例なのですね」

 ぐっ!! 自分で特殊個体というのか。気を使ったこちらの身にもなってくれ!! 先程から私も長官もいつキミが怒りだすのか不安でしょうがないのだぞ!? いくら祖国の危機を回避する為とはいえ世界規模で危険視されているアラカワ・コウキ相手に説明をするなんて責任が重過ぎる……。
 資料を読んでいる彼に許可を貰ってから煙草に火をつけて煙を吐き出していると急に顔を上げてたので思わず身構える。一体なんだ?

「シスターズ……、姉妹達というくらいですから他にも成功例はいるのですか? アリスから姉や妹がいるとは聞いていませんが」

「シスターズという名称は実験段階で女性型の方が遺伝子操作をしやすかったというが理由です。男性型は存在していません、それに成功例はアリスさん以外は存在しません。その、正確にはなんと言っていいのか───」

「なんですか?」

 目で長官の様子を窺うと私の言わんとするところが分かったのだろう、渋い顔をしながら首を捻っている。果たして研究者である彼に対して『魂』や『転生』の話をした所で信じるのか? 与太話だと笑われるだけなら良いが真剣な話をしている時にふざけるなと怒られる可能性もある。
 だが、アラカワ・コウキがもし本当に悪魔のような頭脳をもっているのなら例の研究者が話していた仮説を理解するのではないかとも思う。ここは賭けてみるか……。

「正確には成功したのはアリスさん『だけ』なのです。ほかの実験体は生体反応を示しませんでした」

「それでは、アリスは偶然成功したと?」

「いえ、そうともいえません。これは研究に参加していた研究者が立てた仮説で多分にオカルトの要素が入っていますが……、アラカワさんは『魂』の存在を信じますか?」

「はぁ、魂ですか……」

 まぁそういう反応になるだろうな、私も最初にこの仮説を聞いた時はアイツの頭が変になったと思った。いや現実としてアイツはもうあの時点で狂っていたのだと思う……、でなければ『新世界』などという訳の分からんカルト教団を作ることもなかった筈だ。そんな事を考えているとアラカワは少し困ったような表情をしながら答えてきた。

「それなりには信じています」

「そうですか。では続けますが、ある研究者が立てた仮説によると例えば『人』という器には人の大きさの魂しか入らないそうです。虫ならば虫の大きさ、犬なら犬の大きさというように予め厳密に決められている可能性があると言っていました。では……人以上の力と頭脳をもつ人のような形をした器には───、一体なんの魂が入るのでしょうか?」

「なるほど……、つまり大きすぎる器である『エヴォリューション・シスターズ』には本来は命が宿る筈がないと。だが実際にはアリスは存在している……、その理論でいけばアリスは人間ではない事になりますね」

「そ、そういう意味ではっ!!」

「別に構いませんよ、恐らく本人もそこまで気にしないと思います。それよりもその研究者はこうは言っていませんでしたか? 『転生』───、たとえば別次元の世界だったり過去や未来から空間と時間を飛び越えて器に魂が定着する可能性があると……」

 冗談だよな? 今の説明だけでこの仮説を理解したのか!? それどころか彼自身も同じような理論を組み立てていたような話しぶりに聞こえるがいくらなんでも気のせいであって欲しい。アラカワは腕を組んで暫く無言だったが、中身の無くなりかかった飲み物で口を湿らせてからポツリと己に言い聞かせるように言葉を漏らした。

「証明する事が出来ませんが仮説は正しいかと思います。紛れも無くその研究者は母と同レベルの『天才』ですよ、一体どうやってその結論に到ったのか知りたいくらいですね」

「そんな!? では彼女が言っていた事は全部正しかったと? 私はなんてことを……」

「女性だったのですか。今その方は何処に……、中佐どうしました?」


 アラカワが私の異変に気付いて心配した声を掛けてくれる。今私はどんな顔色をしているのだろうか? いやそんな事よりも彼の言うようにアイツの仮説が正しいというならば『新世界』というカルト宗教を誕生させた最終的な責任は私にある。なぜあの時にアイツを……彼女を信じてやらなかった? なぜ私まで皆と一緒にサンドラを狂人扱いしたんだ。それさえしなければ、恋人だった私だけでも彼女を信じていればこんな事にならなかったかもしれない───。




----荒川功樹 視点----

 中佐は青い顔をしながら頭を抱え込んでしまった。一体どうしたんだよ? 俺がなにか変な事でも言ったのか。さっきから何度か話しかけてもなにも反応してくれないが、その『転生』の謎を解き明かした研究者の居場所を今すぐに知りたいんだよ。今更になって死ぬ前の世界に帰りたいとは言わないが自分に関係する事だけ忘れている微妙な記憶喪失状態をどうにかしたい。 それにアリスの中に入っている魂についても───、いやそれはある程度の想像はつくか。人より強大な力と頭脳を持つ生物なんて異世界の生き物、ドラゴンや精霊くらいだろ。それよりも今は目の前でぶっ倒れそうになっている中佐が心配になってきた。

「中佐、中佐! 大丈夫ですか? そろそろ僕も本格的に心配になってきましたが」

「あ、あぁ失礼しました大丈夫です。研究者についてでしたね?」

「はい、できればお話を伺いたいのですが」

「それは無理です。彼女は……、サンドラ・ツェレンスカヤ博士は行方不明です。そして彼女こそがアラカワさんやアリスさんを襲撃し日本のみならず世界中でテロを起こしているカルト宗教『新世界』の教主でもあります」

 苦虫を噛み潰したような顔をしている中佐の言葉で今まで整理できていなかったそれぞれの断片が全て理解できた。なるほどな、マッチョの部屋に悪戯をするために入った時に見かけた書類に記載されていた『核兵器』の件、母さんがクレアさんと話していたカルト宗教の資金やアリスが誘拐された時に学院で目撃したVSTOL機等の新型兵器を所有している謎。それにチェルノボグのメンバーが亡命を求めてきた理由……。
 どうやら俺は前世での映画や小説の中だけだと思っていたデカイ陰謀に巻き込まれてるらしい。どうせなら母さんも聞き耳を立てているだろうしここで全部の疑問を解決しておこう。その方が大切なアリスの安全が確保できそうだしな。

「中佐、確認ですが貴方達は条約で禁止されている核兵器を製造・保有していましたね?」

「……はい」

「新世界が使用している資金の元手はロシアの機密資金ですね?」

「……はい」

「自分達に不利な情報を掴んだチェルノボグメンバーを漏洩防止に謀殺しようとしましたね?」

「…………はい」

「新しい理論を構築したサンドラ博士を信用せず異端視した事が原因で彼女は研究機関から離脱しましたね?」

「……はい」

「これからは国益を損なわない程度には協力してくれますか?」

「協力します!! ですから、もうこれ以上は許してください……お願いします」

「それならばこの話は内密に処理しましょう」

「え?」

 俺の言葉に中佐どころかユーリさんも目を丸くして驚いている。いくら俺でもこの話が公になれば二人の首が物理的に飛ぶとかそういうレベルの話ではなくなるの理解できる。だったらここは恩を売りつける形で味方に引き入れて役立ってもらおう。
 なぜサンドラ博士が新世界なんて宗教を立ち上げたのか分からないがアリスに危険が及ぶのであれば徹底的に博士の企みを阻止する。その為には情報が欲しい……、とりあえず当初の予定通りアントンさんの元上司とチェルノボグは引き取るとして映画とかのセオリー通りにノアの目と耳をロシアに置いておきたい。

「内密に処理する条件として僕はアントンさんの元上司とチェルノボグを貰います。その代わりに貴国には莫大な利益が予想される無償放送権とノアとの『外交窓口』を設置することを許可します」

「あまりにも破格な待遇ですが本当に宜しいのですか?」

「構いません、貴国に肩入れする他国への言い訳も既に考えてあります。正式な書面を手渡すのは後日になると思いますが貴方達も上層部に連絡する時間が必要だと思うので丁度いいでしょう」

「わかりました、それでは私達も信頼の証として拘束しているユリヤ大尉を即刻解放いたします。他のメンバーにも可及的速やかにこの決定が行き渡るように計らいます」

 よし、後はクレアさんに連絡して迎えに来てもらってから母さんに書類を作って貰うか。それにマッチョにもアリスや信吾達の身辺警護を強力にしてもらう相談をしたほうが良いよな? 
 あぁそうだ、他にもユリヤ大尉とかいうアントンさんの上司にも話を聞かないといけない。というか時間が足りないんだが明日のアニメ見れるのか? コンに連絡して録画予約をしてもらったほうが良いな。そんな事を内心で考えながらも俺は腕の端末を操作してクレアさんに連絡をとる事にした───。
 さてさて、皆様からの感想で『詳細を!!』と言われていたアリス計画の全貌をお知らせする回でした。

 幸運にも周囲の人間達に受け入れられた主人公・功樹と天才的な理論を構築しながらも誰にも受け入れられなかったサンドラ博士……。対極的な人生を歩んだ二人の運命は───。


とかそれっぽい事を言ってみます(゜д゜) 活動報告を更新しました、ご覧下さい。
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