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王都へ

25000ユニーク(人)突破しました!

「あの門から入るとグレイタス王国の王都だ。どうだ、大きいだろう?」


こうして我々マサルと騎士3人は王都に着いた。えっ?途中の行程は?そんな地味で華のない話はスキップしてしまいましたよ?


「7日も馬でひたすら移動してやっと到着とか…マジでお前等は何時からあの馬を探してたんだ…暇過ぎるだろ!?」


「別に暇だから探してた訳じゃないんだがな…それに馬の走るのに自走して着いてきたお前だけには何も言われたくないわ。おかし過ぎるだろ!」


だって馬に乗ると尻が超痛いじゃん…しかも男と2人乗りだよ?誰得だよ…変な趣味に目覚めたら悪夢だからな!


「で、普通に入れるのか?なんか検問してるけど…。」


「オレたちは任務中だからな、この任務証を出せば通れる。マサルも一緒に行くぞ!向こうに並んでいるのは市民や旅人、商人なんかだ。今回マサルは任務の関係者として入って貰うからこっちだ。」


連れていかれたのは騎士や貴族の審査をする列。審査をしている兵も一般人用の列とは鎧や服装が1ランク上だ。


「我々は一角の魔獣探索の任を受けている王の盾のフリードだ。速やかに通せ!」


うわぁ偉そうッスね…あれ?近衛って一応偉いのか。


「確かに確認したフリード殿とザーグ殿とウェイン殿…あとこちらは?」


「今回の任務の協力者だ。」


非協力的な協力者ですいません…。


「身分証はあるか?…ほぅ、冒険者か…よし本物だな。良いぞ通せ!」


ギルドカード作っておいて良かったよ…久しぶりにステータス見てみますかね。



******

鳴海 優(20)

職業《冒険者》

所属《冒険者ギルド》

称号《魔獣の狩人》(7)

レベル 32→39

生命力 274→299

魔力 334→360

力 144→151

体力 115→122

精神 101→107

素早さ 109→115

運 46→48


スキル《剣術3》《体術3》《弓術2》new《治癒魔法2》《鑑定4》《探索1→3》《解体4》《採掘4》《伐採3》《農業4》《鍛冶4》《石工5→7》《木工5》《革細工4》《調合4》《土木5》《建築3→4》《算術4》《美術4》《歌唱3》《言語翻訳》《収納空間》《地図》

******



「おい、マサル行くぞ!」


うおっ、めっちゃ上がってるやん!あの熊さん達どんだけ強かったんねん!ってヤバい、興奮し過ぎてエセ関西弁が…。


「じゃあ、オレ達は任務報告にいくがマサルはどうしてる?どうせ呼ばれるから一緒に行くか?」


「そうだな!じゃあ、俺は1人で先にご飯食べてるわ!」


何故か3人に無言でがっちり掴まれて連行されました…ご飯っ!?連れていかれたのは王城で予めフリードたちとも色々と今回の交渉に関しても打ち合わせをしてある。現在簡易報告と謁見の準備をしているそうだ。


「謁見は明日だ。今日は解散だな。」


「えっ?何の為に飯を中止にして来たんだよ!?」


「仕方ない、王は今日は他の謁見があって忙しいらしいのだ。今日は宿を手配するのでそこで休むと良い。宿は城門前の白き乙女亭に部屋をとっておくので少し足ったら行ってみてくれ。あとは何かあるか?」


「ちょっと冒険者ギルドに顔出してくるから場所教えて。一応冒険者ギルド所属らしいから何か面白い話ないか聞いてくるよ。」


「じゃあ、気をつけてな!この街はそんなに治安は悪くないがあまり人気(ひとけ)のない場所には…って無用な心配だな。出来るだけ殺さない様にな。」


むしろ相手を心配されながら送りだされてしまったマサルは冒険者ギルドへと向かう。そこは木造の2階立ての施設だった。


「ここは冒険者ギルドで間違いないですよね?」


「えぇ、間違いないんですよ。ご依頼でしょうか?それとも受注でしょうか?」


「まずはお話を聞きたいのですが…後日受注に来させて頂きたいと思ってます。」


「どんなご用件でしょうか?」


「先日に一角の魔獣と呼ばれる魔獣が現れたと聞いたのですが、その魔獣についてお聞きしたいと思いまして。それとは別にいくつかの魔物の素材の相場について教えて頂きたいと思ってます。」


「それでしたら専門のスタッフをお呼びしますよで少々お待ち下さい。」


聞いた情報は主に危険度や相場に関するものだ。明日の交渉次第ではかなりの儲けになるはずだ。時に情報は万金に値するのである。


「では商人ギルドの場所を教えていただきたいのですが…。」


さぁ、明日はどんな値段で吹っ掛けてくれるのかな〜楽しみです!



何だか今日は18年くらい前に同級生たちと一緒に書いた漫画&小説を思い出して懐かしい気分になりました。

自分たちを登場人物にしてゲームの中に閉じ込められるという題材でした。今はありふれた題材ですがインターネットもあまり普及してなかった当時にやった題材としては斬新だったのではと思います。結局、リレー方式で書き手を回した為に最初の最初の方で挫折したのも良い思い出です。

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― 新着の感想 ―
[一言] >出来るだけ殺さない様にな 日常会話でコレが出てくるレベルの危険人物って
[気になる点] 「仕方ない、王は今日は他の謁見があって忙しいらしいのだ。今日は宿を手配するのでそこで休むと良い。宿は城門前の白き乙女亭に部屋をとっておくので少し足ったら行ってみてくれ。あとは何かあるか…
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