終わりなき夢を君に捧ぐ─World of the doll─(15/23)縦書き表示RDF


ほとんど会話文のみで構成されている上に、ただでさえぐだぐだな小説が、今回は更にぐだぐだしています。
それでもいいという方はご覧下さい。

それでは、番外編の始まりです。
終わりなき夢を君に捧ぐ─World of the doll─
作:有栖川 咲



番外編.登場人物紹介



「こんにちは!舞です。……って、黎月!早く!もう始まってるよ」

 ドタドタ

「ハァ……悪ィ、舞!」

「もう、遅いよっ。ほら、早く挨拶して!」

「こんにちは。えー……遅刻したことを心の底からお詫びします。ほんと、すいません!ってことで、俺達のマスターこと舞がこの国に来てから早一ヶ月が過ぎました!」

「『ってことで』って、接続の仕方おかしいでしょ!ていうか、切り替え早過ぎっ!実は反省してないでしょ?」

「…そんなことないぜ。ちゃんと反省してるって」

「目を逸らすな、目を。……まぁ、いいや。えっと、黎月が言っていた通り、ここに来て、一ヶ月が経ちました。知り合いも増えてきたということで、今回はこの国の住人をわたしと黎月で紹介していきたいと思います!黎月、準備はいい?」

「おう。いつでもオッケーだぜっ」

「「それじゃ、始めます!」」



 。*゜★。*゜



「まずはわたしの紹介から!」



名前:麻倉 (あさくら まい)
容姿:焦げ茶色のロングヘアー、焦げ茶色の瞳、身長156cm
年齢:17歳
備考:ごく普通のどこにでもいる女子高生。何においても平均的。好きなものは薔薇、読書、可愛いもの全般。


黎月
「舞の名字は本編では紹介されてないよな」

「皆、わたしのことを知っているから名乗る機会がなかったのよ」
黎月
「そりゃあ、あんたはマスターだからな。皆、知ってるさ」

「…だから、その“マスター”って何?」
黎月
「それは後々、本編の方で。あと、舞の場合は容姿のことも詳しく話されてないよな」

「自分で自分の容姿を語れってか?どうせ姫桜達みたいな美人じゃないですよっ」
黎月
「…いやいや、あんたも可愛いぜ。……たぶん」

「たぶんって何、たぶんって!無理にフォローしてくれなくて結構です」
黎月
「わっ、お、怒ってる?」

「怒ってないっ!……脱線してきたから話を元に戻すね。わたしの名字なんだけど、連載前からちゃんと決まっていたの。ただ、言う機会がなかっただけ。……容姿のことも同じ。早い段階から決まってたの。至って平凡って。そう、平凡って…」
黎月
「ま、舞は可愛いよ!可愛いから!(汗)」



 。*゜★。*゜



「次は黎月の紹介です(棒読み)」
黎月
「(……やっぱ怒ってる…)」


名前:黎月(くろつき)
種類:黒猫のぬいぐるみ
容姿:黒髪、黒い瞳、黒い猫耳と尻尾、身長170cm
服装:上下黒い服、首に赤いリボン
備考:性格はかなり気まぐれ。散歩が好きで、よく散歩に行くが、帰って来る時間はまちまちなので、いつ帰って来るか全く予想できない。すぐに帰って来ることもあれば、何時間も帰って来ないこともしょっちゅうある。実はかなり器用らしい。



「わたし、あんたに初めて逢った時は、なんだコイツって思ったわ」
黎月
「『なんだコイツ』って、ひっどいなぁ」

「だって、人の話聞かないし、男のくせに猫耳だし。男のくせに(強調)」
黎月
「……二回も言うなよ。真白や茉莉花だって獣耳付いてるじゃんか」

「あんたを見た後だったから、そんなに気にならなかったのよ」
黎月
「なんだよ、それー」

「大丈夫だよ。今は普通だと思ってるから。他の人達が個性的だから普通に見えるだけかもしれないけど」
黎月
「俺は個性がないって言いたいの?」

「………そんなこと言ってないよ」
黎月
「今の間、何?」

「……あはは、やだなぁ黎月。気のせいだよ、気のせい」
黎月
「…思いっきり棒読みじゃねぇか」



 。*゜★。*゜



「次は姫桜の紹介だよ」


名前:姫桜(ひめざくら)
種類:ビスクドール
容姿:ウェーブがかかった淡い桃色のロングヘアー、薄い紫の瞳、身長100cm
服装:レースやフリルを惜しみなく使った黒いドレス、ヘッドドレス
備考:常に冷静で落ち着いている。紅茶が大好きで、特にストレートティーが好き。紅茶と茶菓子についてはかなり詳しい。雪苺、雪林檎と仲が良く、彼女達のお茶会にはよく参加している。月華とも仲がいい。雛菊のことは嫌いというより苦手。



「姫桜って素敵だよね♪可愛いし、優雅だし」
黎月
「そうかぁ?アイツって意外と暴力的──ブッ!」

「あっ、姫桜!」
姫桜
「ご機嫌よう、舞」
黎月
「――いってぇ!行き成り何すんだ、姫桜ァァ!」
姫桜
「あら?ごめんなさい。手が滑っちゃったわ」
黎月
「…思いっきりビンタしやがって」
姫桜
「だって、聞き捨てならないことが聞こえたんだもの。ねぇ、黎月、誰が暴力的ですって?」
黎月
「……あはは、俺そんなこと言ったけ…?」
姫桜
「あら、自分で言ったことも忘れちゃったの?」
黎月
「……いや、その…」

「(姫桜、怖い…)」



 。*゜★。*゜


黎月
「あー、姫桜のやつ、おっかねぇな……。次は真白の紹介だぜ」


名前:真白(ましろ)
種類:白兎のぬいぐるみ
容姿:銀髪、赤い瞳、白い兎耳、身長175cm
服装:白いワイシャツ、黒いズボン、黒いネクタイ
備考:お酒に尋常じゃないほど弱く、お酒が使われたお菓子を少し食べただけでも酔ってしまう。酔うとキス魔になり、男女関係なく襲う。読書が好きで、部屋の壁には書籍がぎっしり並んでいる。怒らせるとかなり怖い。



「真白って意外過ぎる一面が多いよね…」
黎月
「誠実そうに見えるから余計な」

「うんうん。絶対、誠実な人だって思ってたから、知った時は驚いたよ…」
黎月
「そりゃ、驚くよなぁ。酔うとキス魔で怒らせると黒いオーラだもんな」
真白
「…酷い言われようですね」
黎月
「うっわあぁぁ!真白!おまえ、いつからそこに!?」
真白
「『真白って〜』辺りからです」

「……要するに始めからいたのね」
真白
「全く…キス魔なんて誤解されるような言い方しないで下さい」
黎月
「事実じゃねぇかっ!」
真白
「お酒には敵わないんです。仕方のないことなんですよ」

「……ねぇ、真白。もしかして、自覚あったの?」
真白
「はい、ありますよ」

「(自覚、あったんだ…)」
真白
「それにしても、二人とも随分、好き勝手言ってくれましたね?(笑顔)」
舞&黎月
「「(く、黒いオーラが……!!)」」



 。*゜★。*゜



「……うぅ、怖かった…。よし、気を取り直して、次だ、次!次は月華と茉莉花の紹介だよ」


名前:月華(げっか)
種類:ビスクドール
容姿:縦ロールがかかった金髪、右がエメラルドグリーンで左がスカイブルーのオッドアイ、身長105cm
服装:薔薇の飾りが付いたミニハット、お洒落なデザインのドレス
備考:有名なデザイナー。茉莉花と一緒にお店をやっている。せっかちな性格で待たされることが大嫌い。姫桜と仲良し。


名前:茉莉花(まつりか)
種類:テディベア
容姿:パーマがかかった焦げ茶色の髪、黒い瞳、丸い(熊の)耳、身長155cm
服装:ぶかぶかのニットのセーター、半ズボン
備考:有名なデザイナー。月華と一緒にお店をやっている。女の子のような名前だけど、れっきとした男の子。動作や話し方は人をイライラさせるくらいゆっくり。常にだるそうでやる気というものを全く感じさせない。



「この二人って真逆だよね」
黎月
「そうだよな。あれだけ性格が違うのに、二人で店やってけることに驚きだよ」
月華
「舞!黎月!」

「あっ!月華!」
月華
「皆の紹介をするっていうから茉莉花と一緒に来ちゃったわ♪」

「……えっ?どこに茉莉花が…?」
月華
「茉莉花ったら遅いんだもの。だから、途中で置いて来ちゃった」
黎月
「……それって『一緒に』って言わないんじゃ…」
月華
「細かいことは気にしないで。あっ!そうだわ。今度、また新作を出すのよ」

「ほんとに?じゃあ、またお店に行くね!」
月華
「ふふっ、楽しみに待ってるわ。あら?そろそろ時間ね」

「えっ!もう帰っちゃうの?」
月華
「ごめんなさい。仕事が残っているのよ」
茉莉花
「月華ぁ、置いてくなんて酷いです〜」

「あっ!茉莉花」
茉莉花
「こんにちは〜」
月華
「遅過ぎるわ!ほら、帰るわよ!」
茉莉花
「えっ!来たばっかりなのに〜。わっ、引っ張らないで下さい〜。あぁぁ〜」

 ずるずる

舞&黎月
「「……」」



 。*゜★。*゜


黎月
「次は双子の紹介だぜ」


名前:雪苺(ゆきいちご)
種類:ビスクドール
容姿:先の方だけウェーブのかかった銀髪のロングヘアーをツーサイドアップにしている、薄い桃色の瞳、身長100cm
服装:薄い桃色のドレス(デザインは雪林檎と同じ)、苺がモチーフの髪飾り
備考:双子の片割れ。どちらが姉でどちらが妹なのかは不明。雪林檎といつも一緒にいる。よくお茶会を開き、様々な人を招待している。苺が何よりも大好き。姫桜や雛菊と仲がいい。


名前:雪林檎(ゆきりんご)
種類:ビスクドール
容姿:先の方だけウェーブがかかった銀髪のロングヘアーをツーサイドアップにしている、ワインレッドの瞳、身長100cm
服装:ワインレッドのドレス(デザインは雪苺と同じ)、林檎がモチーフの髪飾り
備考:双子の片割れ。どちらが姉でどちらが妹なのかは不明。雪苺といつも一緒にいる。よくお茶会を開き、様々な人を招待している。林檎が何よりも大好き。姫桜や雛菊と仲がいい。



「この二人ってほんとにそっくりだよね。瞳とドレスの色が同じだったら見分けがつかないかも」
黎月
「俺、昔よく間違えてたもんなぁ」

「えー、いくらそっくりだからって間違えるのは酷いよ」
黎月
「うッ!……い、今は間違えねぇよ」

「『今は』を強調し過ぎだよ……」
雪苺&雪林檎
「「舞!黎月!」」

「あれっ?雪苺、雪林檎」
雪苺
「こんにちは♪」
雪林檎
「遊びに来ちゃった♪」

「いらっしゃい、二人とも」
雪苺
「ねぇ、舞」

「ん?」
雪林檎
「今度のお茶会のお茶菓子が決まらないんだけど、林檎のお菓子と苺のお菓子、どっちがいいと思う?」

「えっ!?」
雪苺
「苺だよね、舞?」
雪林檎
「林檎だよね、舞?」

「え、えーと……。黎月、ヘルプ!」
黎月
「…ん?ああ、頑張って?」

「ちょっ、見捨てるなァァ!」



 。*゜★。*゜



「くそぅ、黎月め……!えっと、次で最後かな。次は雛菊と凪の紹介だよ」


名前:雛菊(ひなぎく)
種類:ビスクドール
容姿:カールのかかった金髪、青い瞳、身長95cm
服装:桃色のエプロンドレス、レース付きの大きめなリボン
備考:超絶方向音痴。ひとりで外に出たら確実に迷う。ブラックホール並の胃袋の持ち主で、大好きな甘いものはいくらでも食べる。雪苺、雪林檎と仲がいい。


名前:(なぎ)
種類:不明
容姿:漆黒の髪、藍色の瞳、身長175cm
服装:黒いスーツ、薔薇のピアス
備考:話し方が特徴的。迷子になった雛菊を毎回探しに行っている。雛菊に振り回されまくっているため苦労が絶えない。



「ねぇ、黎月。凪が雛菊と一緒に来るって言ってたんだけど、二人を見てない?」
黎月
「うーん、見てないよ。あっ!そういえば、さっき凪から手紙が来てた気が……」

 ゴソゴソ

黎月
「あった、あった。よし、読んでみるぜっ」

――雛菊が昨日から帰って来ぃへん。アイツを探さなあかんから、そっちにはちょっと行けそうもない。ほんま、すまん。――


「……」
黎月
「……」

「……ねぇ、最後がこんなのでいいのかな?」
黎月
「…いいとは言えないね」

「うわぁ、最後がぐだぐだとか最悪じゃん」
黎月
「まぁ、しょうがないよ。じゃあ、俺らもそろそろ帰ろうか?」

「えっ!?ちょっと待ってよ!」
黎月
「早く行こうぜ」

「もうっ、ほんとにぐだぐだじゃない!じゃあ、皆さん、また本編でお会いしましょう!って、黎月!置いてかないで!」



終わり


私自身は書いていてとても楽しかったのですが、いかがでしたでしょうか?読者様の反応が気になるところです。

こんなぐだぐだ小説を読んで下さっている読者様には申し訳ないのですが、定期テストが近いため、暫く更新をお休みさせて頂きます。次回の更新は3月11日以降になる予定です。











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