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FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章
作:ユーリ



ファイル90:黒の組織・不穏な動き


黒の組織


『ジンよ・・・オマエの度重なる失敗・・・ディアナ様はたいそうお怒りでおられるぞ・・・』

ジン
「うっ!!も、申し訳ございません!!」

『謝る事など、末端の下っ端にもできるわ・・・なぜオマエに任せた仕事は、いつもダメな結果に終わるのかのぅ?』

ジン
「うぅ・・・」

ジンは下を向いている。

『10億円強奪の時は、実行メンバーが全員死に金も取り返され・・・プログラマーとのソフト取り引きの時はテキーラが爆死・・・杯戸シティホテルでの政治家暗殺の時は、任務は果たしたがピスコも死んだ・・・末端の末端沼淵も、間もなく死刑が執行されると聞く・・・元自衛隊の土門並びに、探偵の毛利暗殺の時は、いずれも失敗に終わった上に、キールが行方不明となった・・・さらにこの間もスコッチが死んだな・・・ここまで失敗が続くと、我々を影で見守ってくださる『あの方』も怒るのではないかのぅ・・・?』

ジン
「申し訳ありません・・・今一度・・・今一度このジンに、最後のチャンスを・・・」

『フフフ・・・オマエがそう言うのを待っていた・・・ディアナ様からの指令が入った・・・次こそ必ず、宮野志保と工藤新一を捕まえろ・・・この任務に失敗すれば、オマエをナイト級から格下げすると!!!』

ジン
「わ、わかりました・・・このジン・・・次こそ必ずシェリーと工藤新一を捕らえてまいります・・・」

『ウム、では下がってよい。』

ジン
「ハッ・・・」

ジンは青ざめながら、そこを後にした。



ガーッ・・・

カツカツカツ・・・

『戻ったか、ダゴン。』

サー・プラネット『黒の組織幹部・別名:ダゴン』『ああ・・・たった今、ジンにディアナ様から託された指令を出してきた。アイツにとっては、文字通り『最後のチャンス』となるであろう指令をな・・・』

ダゴンが戻ってきた間にはダゴンを含め、ペンデュラムアッドを守る10人の悪魔が終結していた。

イフリートは荒々しいイヌ娘。

サイクロプスは1つ目をしている名ハンターのサル男。

ゴーゴンはコブラが進化したまがまがしいヘビ女。

ドレイクは十字の棺桶を背負ったカボチャ男。

トードは変質的コレクターのカエル(性別不明)。

ワイバーンはプライドが高いコウモリ男。

ティターンは雷を司る雷神の老人。

スフィンクスは占い好きのネコ娘。

スレイプニルは血を好む8つ足の馬。

そしてダゴンは鱗を体中に持つ男。

ペンデュラムアッド中、最強の10人である。

サー・ミリオン『黄の組織幹部・別名:ティターン』『アイツも、死にものぐるいで望むじゃろうな・・・』

サー・スノー『青の組織幹部・別名:ドレイク』『ヒュヒュヒュ・・・だろうな・・・もしかしたら死ぬかもなぁ・・・』

サー・サンライズ『赤の組織幹部・別名:イフリート』『でもさぁ、アタシは合点がいかないね・・・』

サー・ラグーン『青の組織幹部・別名:ワイバーン』『どういう意味だ、イフリート?』

イフリート『だってさぁ、何度も何度も失敗してるっていうのに、どうしてディアナ様はアイツをとっととクビにしないのよ?』

サー・フルムーン『黄の組織幹部・別名:サイクロプス』『それはあれだよ、イフリート。普通にそのままたたき出したところで、ヤツは自分を従う者達を引き連れて我々を襲撃するだけだからさ。』

サー・ティアラ『緑の組織幹部・別名:トード』『それよりは、絶望で満たしてから追い出した方がよい・・・』

サー・フォレスト『緑の組織幹部・別名:ゴーゴン』『ディアナ様なりに、しっかりとした考えがあるって事よ・・・』

サー・ラバーズ『赤の組織幹部・別名:スフィンクス』『もし反論をする気なのなら、アタシ達の手で消してしまえばよい・・・』

サー・ゴディバ『黒の組織幹部・別名:スレイプニル』『我々に勝てる者など・・・そうそうはいないだろうからな・・・ですよね、ダゴン?』

ダゴン『ああ・・・そうだな・・・しかし・・・』

イフリート・サイクロプス・ゴーゴン・ドレイク・トード・ワイバーン・ティターン・スフィンクス『しかし・・・?』

ダゴン『イヤ・・・何でもない・・・』

ダゴンはそう言うと、1人大広間を後にした。

スレイプニルが、その後を追っていく。



ダゴンの部屋


スレイプニル『ダゴン・・・私には話してくれませんか?『しかし・・・』の後の続きを・・・』

ダゴン『スレイプニル、君なら覚えているだろう?8年前の事を・・・』

スレイプニル『ええ・・・たった1人の女性の前に、ペンデュラムアッドが壊滅的な打撃を受けた事がありましたね・・・確か、あの女性の名前は・・・』

ダゴン『本堂瑛美・・・FBI捜査官をしていた本堂の娘だ・・・今はコードネーム『キュラソー』として我々の配下にいるが・・・少し不安が残るな・・・』

スレイプニル『大丈夫ですよ、ダゴン。あの娘の弱点はもう、つかんでおります。私めにお任せを・・・』

ダゴン『フフフ・・・君は本当に頼もしいね・・・』



ゾディアックの間



ジン
「たった今、指令を受けてきた・・・オレの『最後の任務』だ・・・」

ウォッカ・クラレット・コルン・キャンティ・?????・?????・?????・?????・?????・?????・?????
「・・・」

ゾディアック11人の顔が、いっせいに曇った。

ジン
「正直言って、今回の仕事も自信がない・・・皆と一緒にいられるのも、今回が最後かもしれないな・・・」

ウォッカ
「兄貴、オレはどこまでも兄貴についていきやす!だから元気を出してください!!」

ジン
「フッ、そうだな・・・今度どこかに遊びにでも行くか。気分転換にはちょうどいいからな・・・(それに・・・もしかしたらオレも組織を裏切るかもしれない・・・シェリーやベルモットのように・・・)」

ジンは、今月末にみんなでどこかに遊びに行く計画を立てた。

冷徹な仮面の下に、おだやかな素顔を残して・・・



キングの間


ディアナ
「これで、あの方は力を取り戻す・・・もう、ペンデュラムアッドは二度と壊滅はしない・・・これで、私の野望もゆうゆうと叶えられる・・・フフフ・・・アッハッハッハッハッ!!」

そう言うと、ディアナはキングの間を後にした。

そのキングの間にあったのは、1台のパソコン。

そのパソコンに、あの方の名前らしきものが刻まれていた・・・

『ANO−KATA=AK・MI−M・・AN・』


作「第38回生対談!今回のゲストはジョディさんです!!」
ジョ「なんとなくわかるわ・・・私が今回のゲストになったワケ・・・組織絡みだからでしょ?」
作「そうなんだよ。さて、今回の話についてはどう思う?」
ジョ「なんだか、ヤバいって感じですよね。あの10人の悪魔達・・・」
作「ああ・・・イフリート、サイクロプス、ゴーゴン、ドレイク、トード、ワイバーン、ティターン、スフィンクス、スレイプニル、そしてダゴンの10人だろ?」
ジョ「ええ、どれもこれも手強そうですし・・・」
作「コナン達が心配なんだね?」
ジョ「はい・・・」
作「大丈夫だよ、いざとなったら君達がいるしね。」
ジョ「やっぱりそうなるんですね・・・」
作「じゃあ、あとよろしく!!」
ジョ「決戦まで、後8話よ!!」











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