FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章(81/111)縦書き表示RDF


ファイル80の暗号の答えです。

暗号1の答え
5枚の紙切れに書かれた文字は、
『な 
 よ 
 、 
 小知
 五』

『、い山コ
   のナ』

『絶る
 対。別
   荘』

『  警 
  ら察 
 郎せに中
 。るはに』

『 ン
  は
 の、
  杯
  戸』
という風になっていた。
この紙切れを、縦7マス、横5マスのマス目にはめ込んでいくと・・・
『な、い山コ
 よ絶るのナ
 、対。別ン
 小知警荘は
 五ら察の、
 郎せに中杯
 。るはに戸

これを横に倒すと、
『コナンは、杯戸
 山の別荘の中に
 いる。警察には
 、絶対知らせる
 なよ、小五郎。』
となる。
つまり、コナンがいるのは『杯戸山』です。

暗号2の答え
暗号文は、
『←ア ↓ヌ →マ ↑ツ →サ ←キ ↓チ →ホ →ナ ←タ ↓ネ →ク ↑オ

ワラヤマハナタサカア
ヲリユミヒニチシキイ
ンルヨムフヌツスクウ
 レ メヘネテセケエ
 ロ モホノトソコオ

となっていた。
『五十音表を見ろ。矢印の向きがポイントだ。』というヒントから、1文字ずつ推理していくと、
『アヌマツサキチホナタネクオ』

『カネハチカシツノタナノウエ』
つまり、『金は地下室の棚の上』です。
FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章
作:ユーリ



ファイル81:三つ巴の戦い!!


ある日の黒羽家


快斗
「どうして、こうなるんだよ!!」

弥生
「しょうがないじゃない!もう予告状を出しちゃったんだもん!!」

ケンカしているのは、今世間を騒がしている怪盗キッド、怪盗レディーである黒羽快斗、弥生兄妹である。

さて、この2人、なぜケンカをしているのかというと、実は2人がまったく同じ獲物を狙って予告状を出してしまったのだ。

しかも、日時までも一緒だった。

そして、新聞もその事を大々的に書きたてていた。

快斗
「しょうがない、弥生。オマエ今回は休め。第一、夜の仕事はお子様だと条例違反だろ。それに、こないだあの灰原哀とかいう女の子に負けたオマエが行ったら、縁起が悪いだろ。」

弥生
「何よ!!お兄ちゃんだって、ここのところ江戸川コナン君に負け続けじゃない。疲労も溜まっているでしょ。『怪盗キッド、疲労で捕まる』なんてボツネタよ。全国500万のキッドファンが泣くわよ。それに、アタシが行かなきゃ全国1000万のレディーファンが泣くわ。」

快斗
「待て、なんでオマエの方が多いんだよ!!」

弥生
「そんなの、アタシのようなピチピチ年頃娘の怪盗の方が多いに決まってるでしょ!!」

快斗
「フン、なにが年頃娘だ。薬で作ったまやかしの姿のくせに。」

弥生
「何ですって!!!」

快斗
「何おう!!!」


「あのー、お2人さん?」

鈴を尻目に、快斗と弥生の口論はこの日1日中続いたという。



同日、警視庁捜査2課

こちらでも、一悶着が起きていた。

銀三
「だから、今回の捜査指揮はワシが執る。だいいち、こないだレディーに逃げられたオマエに任せられるか!!」

中森銀三が妹の銀河に向かって吐き捨てる。

一方、妹の銀河も負けてはいられない。

銀河
「何よ!!兄さんだって10年以上キッドに出し抜かれっぱなしじゃない。よく今まで警視庁にいられたわね!!」

言い争っているのは、警視庁捜査2課の中森銀三、銀河兄妹である。

さて、今回なぜ2人が言い争っているかというと、実は2人が追っている怪盗キッドとレディーが同じ獲物を、しかも同時刻に狙ってきたのだ。

もちろんそれにともなって捜査本部が立つワケなのだが、その指揮をどっちが執るのかでもめているというワケだ。

銀三
「やかましい!とにかく、オマエには任せれん。家で番茶でもすすって待ってろ!!」

これに対し、妹の銀河も言い返す。

銀河
「何ですって!!兄さんこそ家で紅茶でも飲んで待っていたら!!それに、『老兵は立ち去るのみ』って言葉もあるでしょ!!」

銀三
「老兵だと!?おのれええ!!!」

銀河
「何よ!!!」

一方、そんなやりとりを2人の直属の部下が見てこう言った。

「お互い気難しい上司を持つと、苦労しますね。」

「同感です。」

この後、2人に怒りの鉄槌が落ちたのは言うまでもない。


ところ変わって、阿笠邸

コナン
「まさか2人同時に現れるなんて。」


「しかも同じ場所に。」

新聞を見て、コナンと哀は驚きの声をあげた。


「で、どうするのコナン君?」

コナン
「もちろん、ヤツと対決するさ。オマエだってそうだろ?」


「もちろんよ!!」

2人ともやる気満々である。


「じゃあ、アタシ達も行こっか?」

ユリ
「そうね、それに私も2人にはお世話になっているからね。」

そう言うのは、刃とユリの2人である。

まさに、すばらしき友情と言えよう。

コナン
「ありがとう。けどこれは、オレと哀の問題だから。」


「私達だけでやりたいの。」

2人は刃達の提案をやんわりと却下した。


「そう、わかったわ。」

ユリ
「がんばってね。」

コナン
「ありがとう。じゃあ哀、さっそく作戦を練ろうぜ。」


「ええ。」

そして2人は情報収集のため部屋を出て行った。

そして、残された刃とユリの2人。


「まったく、あの2人は本当に仲良しね。あのコンビなら負けるって感じがしないもの。けれど、どうして2人とも早くお互いに告白をしないのかしら?」

ユリ
「リアン、そこが見てておもしろいんじゃない。」


「それもそうね、リリス。」


そして、この3組の対決の結果は、翌日の新聞を見れば一目瞭然だった。

『またまたお手柄、美少年美少女探偵カップル!!混乱する警察を尻目に、見事怪盗キッド、レディーを撃退!!!』

この事件で、コナンと哀の2人は一躍有名になった。

もちろん、2人に感謝していた中森兄妹と、新聞を読んで歯ぎしりしている黒羽兄妹の姿があった事は言うまでもない。


作「この対談ももう29回目だね!」
ユ「早いものですね〜。」
作「おお、長い事対談に登場してくれているユリちゃん!」
ユ「この対談、ぶっちゃけ作者さんの思いつきですよね?」
作「まぁねー。最初はまったく考えてなかったよ〜。」
ユ「ちなみに、今回の話って作者仲間からのアイデアなんですよね?」
作「そうだよ〜。ありがたいよ〜。」
ユ「感謝しなきゃいけませんね。」
作「そうだね。それじゃあユリちゃん、よろしく!!」
ユ「今回のお話は、山口多聞さんからいただいたアイデアを使わせていただきました!山口多聞さん、どうもありがとうございました〜!!」











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