FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章(80/111)縦書き表示RDF


今回は、話の中に暗号が隠されています。
パソコンから見ても、携帯から見ても解けますが、携帯の方で見た方が解きやすくなるでしょう。
暗号の答えは、ファイル81で発表します。
FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章
作:ユーリ



ファイル80:捕らわれたコナンを救い出せ!!


それは、突然起こった事だった。

本屋に出かけたコナンが、いっこうに帰ってこないのだ。

最初は寄り道でもしているのだろうとか、歩美達と遊んでいるんだろうとかしか思っていなかった哀と小五郎は、コナンを探しに出かけた。

しかし、心当たりがある場所をすべて探しても、コナンを見つける事はできなかった。

哀と小五郎がしかたなく毛利探偵事務所に帰ってきた時、どこからか電話がかかってきた。

そして、その電話で哀と小五郎は顔色を変える事になる・・・

小五郎
「もしもし・・・」

「探偵の毛利小五郎だな?オマエの家に居候しているガキは、オレが誘拐した。」

小五郎
「何っ!コナンをあずかっただとっ!?」


「コナン君・・・」

哀の表情が曇った。

「今、ガキの声を聞かせてやる。」

そう言うと、男はコナンに受話器を向けた。

コナン
「おじさん、ボクは大丈夫。」

小五郎
「どこにいるんだ、コナン。」

「そのヒントは、オマエの郵便受けの中にある。」

小五郎
「郵便受けの中か。」

「見事、この場所を見つけてみな。」

そう言うと、男は電話を切った。

哀が下に降りていき、郵便受けを開けると、大きな封筒が入っていた。


「おじさん!変な手紙が入ってたわ。」

小五郎
「それが、犯人の言ったヒントだ。」

封筒の口を切り、下に向けると、小さな紙切れが5枚と、2枚の紙が落ちてきた。

1枚の紙には男からの手紙が、もう1枚にはマス目がふってあった。

『な 
 よ 
 、 
 小知
 五』

『、い山コ
   のナ』

『絶る
 対。別
   荘』

『  警 
  ら察 
 郎せに中
 。るはに』

『 ン
  は
 の、
  杯
  戸』

『この5枚の紙切れを並び替えて暗号を解き、、オレの場所まで来てみろ。』

『□□□□□
 □□□□□
 □□□□□
 □□□□□
 □□□□□
 □□□□□
 □□□□□』

小五郎
「なんだ、この紙切れは。これじゃあ、コナンの居場所がわからないぞ!!」


「封筒に、マス目があるわ。これが、謎解きのヒントなのよ。」

小五郎
「なるほど。紙切れを並べ替えてみるか・・・」

それから10分後、暗号を解いた哀と小五郎は、その場所にやって来た。

小五郎
「場所はわかったが、同じような家がいくつもあるな。」

その時、哀の携帯電話が鳴った。


「はい、もしもし・・・コ、コナン君!!」

小五郎
「な、何!?」

コナン
「イヤリング型携帯電話と、哀ちゃんの携帯電話がつながったんだ。」


「助けに来たの!今、無事?」

コナン
「うん、無事だよ!」

小五郎
「コナン、オマエどうなったんだ!?」

コナン
「本屋から出て、家に向かっていたら、人気のないところで急に拳銃を突きつけられて・・・その後、車に乗せられて、目隠しをされて・・・ねえ、哀ちゃん達今、地図がある場所にいるの?」


「ええ、一応・・・」

コナン
「ボクをここに連れてくる前に、男が『今からオマエを一番下の別荘に連れて行く。』って言ってたんだ。だから、一番下の別荘にいるよ!」

小五郎
「一番下の別荘だな?わかった、すぐに行くから、待ってろ!」

コナン
「うん、待ってる・・・」



しばらくして、哀と小五郎は別荘にたどり着いた。

小五郎
「ここだ。助けに来たぞ、コナン!」


「コナン君!」

哀と小五郎が乗り込むと、そこには男と誘拐されたコナンがいた。

コナンはイスに座らされ、ロープで両手を後ろ手に縛られている。

「さすがは名探偵・毛利小五郎だ。オレの思った通りここまで来たな。」

小五郎
「当たり前だ!さあ、早くコナンを放せ!!」

「オマエ達が命令できる立場にあると思っているのか!!」

哀と小五郎は、拳銃を突きつけられた。

小五郎
「くっ・・・」

「仲間の残したこの暗号、オマエ達に解いてもらうぞ。」

男は、小五郎に1枚の紙を渡した。

『←ア ↓ヌ →マ ↑ツ →サ ←キ ↓チ →ホ →ナ ←タ ↓ネ →ク ↑オ

ワラヤマハナタサカア
ヲリユミヒニチシキイ
ンルヨムフヌツスクウ
 レ メヘネテセケエ
 ロ モホノトソコオ

五十音表を見ろ。矢印の向きがポイントだ。』


「(そうか、最初の『←ア ↓ヌ →マ』は、『カ、ネ、ハ』ね。金!!それに『仲間』・・・!!そうだ、思い出したわ!!この男は1年前に逮捕された銀行強盗の仲間で、ただ1人逃げ延びた男なんだ!とにかく、なんとか警察に連絡しよう。暗号を解いたら、コイツは私達を殺す気だわ。)」

「早くしろ!」

哀がポケットに手を入れると、携帯電話が見つかった。


「あっ。(携帯電話!これだわ!)」

哀は静かにスイッチを入れた。

ピッ!

「はい、警察です。」


「暗号が解けたから、殺さないで!」

「ホウ、お嬢ちゃんが解いたのか。なら、案内してもらおう。」



「ここから地下に行けそうだわ。」

「地下室に隠してあったのか。」


「さあね、降りてみないとわからないわ。」

哀はワザと大声を出した。

「いちいち大声を出すな!お嬢ちゃん、オマエから降りろ。」


「危ないから、ピストルを向けないでよ!」



地下に降りると、大きなドアがあった。

ドアを開けると、部屋の中にトランクとカギが置いてある。

「あった、あったぞ。あのトランクを探していたんだ。これで仲間の金は見つかった。オマエ達の仕事は、まう終わりだ。そろそろ、死んでもらおうか!!」

男は拳銃を哀達に向ける。

しかし、その先には大勢の警官が立ちふさがっていた。

「うわっ!ど、どうなってるんだ!!」


「この電話よ。警察にかけたままつなげていたから、この場所がわかったのよ。」

「ち、ちくしょーっ!!」



こうして男は逮捕され、盗まれた金も取り戻す事ができた。

そして哀達3人は、事情聴取のためにパトカーに乗り込んだ。

その3人を、1人の影が屋根の上から見つめていた。

サー・ティアラ:トード『あの子が、江戸川コナン君か・・・あの子、コレクションにしたら私の展示室も栄えるだろうなぁ・・・でも、まだ手を出すなってボスは言ってたし・・・もう少し待つ事にしよう。』

そう言うと、その影は消え去った。


作「第28回生対談!今回のゲストはコナン君!」
コ「こんにちは!」
作「コナン君、今回は大ピンチだったね!」
コ「ええ、初っぱなから誘拐されて、閉じ込められてましたからね・・・」
作「怖かったかい?」
コ「少し・・・でも、必ず哀ちゃんが助けに来てくれるって信じていました!」
作「お2人さん、もうラブラブだね〜。」
コ「ヤダ、そんな・・・恥ずかしいですよ・・・」
作「ところで、ペンデュラムアッドの1人、トードに目をつけられたようだけど・・・」
コ「あれって、ボクらの視点からは見えてないんですよね?」
作「うん、トードの方から君達を見てるって事になるね。」
コ「なんか、怖いです・・・トードって、ヒキガエルの事ですよね?」
作「まあ、そうだよね。」
コ「ボク、食べられちゃったらどうしよう・・・」
作「大丈夫だよ、そういう事にはならないから・・・」
コ「不安です・・・」
作「じゃあ、いつものヤツよろしく!」
コ「コレクションにされるのもイヤ!!」











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