ファイル71:たくまとマリアにバレた正体
コナンと哀達は、ミステリークルーズから無事に帰ってきた。
事件の後、園子に正体がバレてしまうというハプニングもあったが・・・
そして、コナン達は久しぶりに学校に登校していた。
帝丹小学校
授業が終わって、放課後・・・
ユリ
「それで?」
刃
「けっきょく、園子ちゃんにまで正体がバレちゃったってワケ?」
哀
「このバカ・・・」
コナン
「め、面目ない・・・」
コナンはガックリと落ち込んだ。
歩美
「まあまあ・・・その分、協力してくれる仲間が増えてよかったじゃない!」
コナン
「まぁな・・・」
哀
「私達の正体知ってる人が多い方が、少しはいいんだけどね・・・」
元太
「私達の正体?」
光彦
「何の事ですか?」
コナン・哀・刃・ユリ・歩美
「うっひゃあ!!!」
いきなり現れた元太と光彦の言葉に、コナン達はビクゥッ!となった。
元太・光彦
「うっひゃあ・・・?」
コナン
「な、何でもない、何でもないんだよ!な、歩美ちゃん、灰原、刃ちゃん、ユリちゃん?」
哀・歩美・刃・ユリ
「うんうん・・・」
元太・光彦
「は、はぁ・・・」
コナン
「じゃ、じゃあオレ達用事があるから・・・」
哀・歩美・刃・ユリ
「ま、また月曜日にね、2人とも!」
コナン達5人は、逃げるように教室を出た。
そんなコナン達5人を、疑惑の目で見ている者が2人いた。
コナン達と同じクラスの、坂本たくまと東尾マリアである。
ちなみに、なぜ2人が一緒にいるのかというと、小林先生が前に起こした騒動の謎解きの時に急接近し、2人は仲良くなったのだ。
そして、すでに2人はデキているとのウワサも、校内では多かった。
坂本たくま
「絶対に怪しいよな、あの5人・・・」
東尾マリア
「うんうん、メッチャ怪しいで・・・」
たくま
「なあ、明日か明後日に、2人であの5人を監視しないか?」
マリア
「それ、なんか探偵の尾行みたいでカッコええやん!やるやる!」
たくま
「じゃあ、まずはあの5人の予定を知らないといけないな・・・」
マリア
「尾行その1っちゅうワケやな・・・」
たくまとマリアは、急いで教室を飛び出していった。
コナン、哀、刃、ユリ、歩美は、談笑しながら米花町を歩いている。
その後ろを、たくまとマリアがつけていた。
たくま
「ゆっくり尾行するんだ。しゃべると見つかるぜ。」
マリア
「わかってる・・・」
やがて、歩美と刃がコナン達と別れた。
たくま
「あ!2人が消えた!」
マリア
「あの剣野刃って子、確か前は大阪の寝屋川小学校っちゅう小学校やったな。ウチが前いた小学校や。あの子らにメールで調査を頼んどこ。」
マリアはそう言うと、メールを速打ちした。
マリアのいう『あの子ら』というのは、繭美達の事である。
しばらくして、2人は毛利探偵事務所まで3人をつけてきた。
ユリ
「じゃあ、また月曜日にね。」
そう言うと、ユリは阿笠邸に向かって走っていった。
たくま
「よし、後2人だ・・・」
マリア
「ドキドキすんな・・・」
たくまとマリアは、事務所の3階まで2人をつけてきた。
コナンと哀は、まだ尾行に気づいていない。
たくまとマリアは、見つからないように隠れた。
コナン
「さて、買い物に行くか。」
哀
「ええ、そうね。」
コナンと哀は部屋にランドセルを置くと、買い物に出かけた。
たくま・マリア
「チャンス!」
たくまとマリアは2人の部屋に忍び込んだ。
マリア
「そや!今誰もおらんから、その間に・・・」
マリアは机の引き出しの中を見た。
マリア
「たくま君、見て、これ!」
たくま
「どういう事だ?」
マリアがたくまに見せたのは、2人の大人になった姿の写真だった。
たくま
「なーるほど・・・」
マリア
「そういう事かいな・・・」
2人は、ニヤリと笑みを浮かべた。
しばらくして、コナンと哀が帰ってきた。
コナン
「あれ?たくま君とマリアちゃん来てたの?」
哀
「お茶か何か出そうか?」
たくま
「ああ、いただくよ・・・工藤新一君。」
マリア
「そうやんな?宮野志保ちゃん。」
そう言うと、2人は写真を前に突き出した。
そして、それを裏返すと、コナンと哀の名前が2つずつ書かれていた。
コナン・哀
「ウ、ウソ・・・」
たくま・マリア
「さあ、説明してもらうよ?」
コナン・哀
「あ〜ん、正体がバレちゃったよぉ〜!!」
そして、コナンと哀は2人に真実を話したのだった。 |