FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章(7/111)縦書き表示RDF


FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章
作:ユーリ



ファイル07:灰原VS女怪盗『後編』怪盗レディー


隆太
「ええっ、怪盗4121号がもうこの船に乗り込んでる!?父さんに変装して!?」


「さっきトイレで見つけたの!隆太君のお父さんの服と、変装に使った道具をね!今、刑事さん達が調べてるよ!」

平尾朋美(ひらおともみ)42『隆太の母』
「まあ・・・」


「(フ・・・でもヤツの事だわ・・・どうせ何も証拠なんて出てこないと思うけどね・・・)」


「それより、江戸川君、どこに行ったの?」

優作
「ああ・・・アイツならオマエがなかなか戻ってこないから、探しに行ったぞ・・・もしかしたら怪盗4121号に捕まってるかもしれないって・・・」

中森銀河(なかもりぎんが)36『警視庁捜査2課警部 銀三の妹』
「4121号じゃない・・・ヤツの名前は怪盗レディーよ!!ややこしいから、まちがえないでください!!」

優作
「は、はあ・・・」

銀河
「フン・・・」

優作
「誰ですか、あの人は・・・」

朋美
「ああ、彼女は警視庁の中森警部・・・怪盗レディー専任の刑事さんですわ・・・彼女もあなた同様、我が家の秘宝『純白の星』を守ってくださる頼もしいナイトの1人・・・」

優作
「しかしですなー奥さん・・・今夜集まったこの500人を越える客は全員、問題の白真珠を身に着けているんですよ!しかもたった1つの本物以外はすべて精巧に作られたニセモノ・・・どれが本物か教えていただかないと守りようが・・・」

朋美
「精巧に出来ているといっても、しょせん模造品・・・よーく見定めれば多少数は絞れますわ・・・中には私が着けているような光沢が鈍くて冴えない物や・・・あなたが着けているような、輝きすぎて安っぽい失敗作も混ざってますので・・・」

優作
「はあ・・・しかし、この群衆を1人1人チェックするってのは・・・」

朋美
「では1つとっておきのヒントを・・・60年前、祖母を魅了した、あのピーコックブルーの光沢を持つ白真珠に、最もふさわしい方にお預けしてあります・・・」

哀「(ふさわしい・・・?)」

朋美
「偶然にもそれに値する人物は、500人中たった1人だけ・・・」

優作
「宝石が似合うとなると、やっぱり女性に・・・」

朋美
「あら、あなたもお似合いですわよ優作さん?」

浜崎雪菜(はまざきゆきな)14『フランス料理店経営(2代目)シェフ・春也の娘』
「あっ、やっぱり優作さんだ!お久しぶりです!いつぞやは大変お世話になりました!!」

優作
「あれ?君は確か、春也君の娘で、料理店を任されている・・・」

雪菜
「はい!こちらの奥さんや会長のお力添えで、店も増やす事ができました!実は今夜の料理も私が考案した・・・」

諸星秀樹(もろぼしひでき)12『警視副総監・諸星の孫』
「残念だったな雪菜さんよ・・・どうやら、怪盗レディーのせいで平尾会長は欠席だ・・・おべっかのための料理が泣いてるぜ!!」

雪菜
「相変わらずの悪態ぶりね、諸星君!!」

ドスッ!!

秀樹
「いやいや・・・」

雪菜
「あら?あなたは着けてないの?白真珠・・・」

秀樹
「こういうガキっぽいゲームのような事は、嫌いでね・・・」

優作
「でも着けてないと疑われるぞ・・・」

秀樹
「しゃあねえな・・・」

シュル・・・


「(え?)」

カチッ・・・

菊川清一郎(きくかわせいいちろう)11『狂言師の息子』
「ああ、諸星君も浜崎さんもこんな所にいた・・・」

雪菜
「あら、菊川君!」

清一郎
「何しゃべってたんですか?」

雪菜
「この子が悪態少年だって話よ・・・」

清一郎
「そういえば浜崎さん、コクーンの事件の時、ソロモンの秘宝に行ってたんですよね?」

雪菜
「そうそう、もうちょっとってところで、最後にやられちゃったのよね・・・」

秀樹
「まあ、オレは最後まで残ったから、関係ないけどな・・・」

雪菜
「よく言うわよ、コナン君がいなかったらゲームオーバーになってたクセに・・・」

清一郎
「助かったのはコナン君のおかげでしょ?」

秀樹
「う・・・」

優作
「・・・にしてもコナンのヤツ遅えなぁ・・・」

隆太
「きっとどこかで迷ってるんですよ・・・コナン君って方向オンチだから・・・」

コナン
「どうせ方向オンチですよ!」

隆太
「あ、コナン君・・・部屋の外の様子どうだった?」

コナン
「廊下は刑事さん達でごった返してたよ・・・」

茶木愛子(ちゃきあいこ)39『警視庁捜査2課警視 神太郎の妹』
「えー警視庁の茶木です!もう耳にされた方もおられると思いますが、あの忌々しい悪党がどうやら本船に侵入したようです!!ご存じの通りヤツは変装の達人!なりすます相手の事をあらかじめ調べあげ、顔はおろか声や性格まで完全に模写してしまう・・・常識では計れない悪才の持ち主です!もしかしたらすでにヤツはあなた方の中に混ざっているかもしれません!本来なら1人1人入念に調べあげるところですが・・・今回はそんな無粋なマネは避けましょう・・・合い言葉です!そばにいる方とペアを組んで、2人だけの合い言葉を決めてください!」

優作
「なるほど・・・そうすればヤツは次から次へと変装ができなくなり、警察としても不審人物を特定できるってワケか・・・」

愛子
「さあ皆さん、近くにいる方と合い言葉を!!」

コナン
「ねえ、何にする?合い言葉・・・」


「え?じゃ、じゃあ、私が『コーデリア』って言ったら・・・」

コナン
「オレは『ホームズ』だね!」

フッ・・・

アハハハハハ・・・

銀河
「ちょっと何やってんの発電機室!?」

「あ、いや警部これは・・・」

プシュウウ・・・

哀・銀河
「か、怪盗レディー!?」

「フフフ・・・合い言葉なんてムダですよ・・・」

銀河
「なに!?」

「すでに『純白の星』は私の手の中だ・・・」

銀河
「バ、バカな!?」

隆太
「わーっ!」

朋美
「おやおや困った泥棒さんだ事・・・ああいう『イタズラ娘』には・・・お仕置きしてあげなくちゃ・・・」

パァン!!

パンパンパン!!

ドシャアン!!

隆太
「か、母さん!?」

パッ。

キャアアアア・・・

銀河
「あ、あなたなんて事を!?」

朋美
「心配無用ですわ、警部さん・・・だって彼女はまだ・・・生きてますもの・・・」

銀河
「え・・・?」

ムクッ・・・

朋美
「ウチのガードマンがテーブルクロスで彼女を受け止めたんです・・・このモデルガンで撃たれたフリをした彼女をね・・・そう・・・彼女はこの余興のために私が雇った天才マジシャン・・・真田恵美ちゃんですわ!!」

雪菜
「なるほど、怪盗レディーはマジックの名手・・・まさに適役ってワケね・・・」

真田恵美(さなだめぐみ)14『マジシャン 真田一三の妹』
「フ・・・確かに彼女も私も人の目を欺く芸術家ですが・・・私は根っからのマジシャン・・・泥棒が本職の彼女には負けませんよ・・・では皆さん、ステージのそばへ・・・私のマジックをご覧に入れましょう・・・」


「(芸術家・・・)」

レディー『怪盗はあざやかに獲物を盗み出す想像的な芸術家だけど・・・探偵はその跡を見てなんくせつける・・・ただの批評家に過ぎないのよ?過ぎないのよ?過ぎないのよ?』

ゾクッ!!


「(こ、この感じ・・・ヤツだわ!!ヤツはもうこの中にいる!!!)」

恵美
「えーではまず最初に・・・簡単なカードマジックから・・・」

秀樹
「ちょい待ち!」

恵美
「ん?」

秀樹
「オレは昔から、疑い深いたちなんでねぇ・・・そのカード、オレに切らせてくれないか?」

恵美
「ええ・・・かまいませんよ・・・よかったら他の方もどうです?」


「(どいつ?どいつが怪盗レディーなの!?くそっ・・・どいつもこいつも・・・怪しく見えてくるわ・・・せめて奥さんが言っていた・・・あの言葉の意味がわかれば・・・)」

清一郎
「あ・・・」

バラッ。

ドサッ。

清一郎
「す、すみません・・・」

恵美
「いえいえ・・・カードを落としたぐらいじゃ私のツキは落ちませんから・・・」


「(え?月?)」


「ねえ優作さん、確かこのパーティに来る人のリスト持ってたよね?」

優作
「ああ・・・」

隆太
「はい!」

恵美
「ありがとうボウヤ達・・・お礼にカードを1枚差し上げましょう!」

コナン
「えーいいんですか?」


「・・・」

パラパラ・・・

恵美
「待った!その前に、私の透視眼であなた達の心を見透かして、選ぶカードを予言しよう・・・」


「(なるほど・・・だからヤツは2度目の予告状であんな事を・・・わかったわよ怪盗レディー・・・あなたが狙う・・・獲物のありかがね・・・)」

恵美
「んー・・・」

ポン!

恵美
「フム・・・鳩・・・ハト・・・ハート・・・じゃあハートのエースという事で!さあ、お好きなカードを・・・」

隆太
「コナン君、右!右!右のヤツ・・・」

パッ。

コナン・隆太
「え?」

『ナポレオンに魅了されたジョゼフィーヌのごとく、私はもうあなたのそばに・・・怪盗レディー』

コナン・隆太
「か、怪盗レディー!?」

恵美
「え?」

「レ、レディーだ・・・レディーが現れた!!」

愛子
「皆さん落ち着いて、合い言葉の確認を!!ちょっと銀河ちゃん、まさかもう盗られちゃいないでしょうね?」


「ヤツはまだ盗っちゃいないし逃げてもいないわ・・・動揺させて自分のペースに巻き込もうとしてるだけ・・・」

銀河
「え?」


「大丈夫・・・捕まえられるわ・・・ヤツは魔女じゃない・・・タネも仕掛けもある・・・人間なんだから・・・」





清一郎
「ええっ!?怪盗レディーのメッセージが!?」

隆太
「そうだよ!さっきコナン君が引いたカードの裏に貼ってあったんだ!」

恵美
「で、でも・・・彼女いったい、いつどうやってこんな物を・・・」

雪菜
「レディーは神出鬼没・・・すべては謎というワケね・・・」

秀樹
「ああ・・・わかっているのは・・・ヤツがすでにこの中に紛れ込んでいるっていう事だけだ!!」

優作
「じゃあまさか・・・ヤツはもう、本物の白真珠のありかを・・・」

朋美
「フ・・・万が一わかっていたとしても、ここは洋上の監獄・・・刑事さん達がひしめくこの船から、見事に『純白の星』を奪って逃げ失せる事ができるかしら?」


「(さあシッポを出しなさい、怪盗レディー!!仕掛けるのなら客達が浮き足立ってる・・・この時をおいて他はないわよ・・・)」

隆太
「ちょ、ちょっとコナン君・・・胸の真珠どこいったの?」

コナン
「え?ウソ・・・」

コロコロ・・・

コナン
「あ・・・すみませーん!!誰かその真珠拾ってください!!」

プシュウウウ・・・

パァン!!

「え?何?」

「なんだ今の音!?」

「し、真珠だ・・・真珠が爆発した!!」

雪菜
「ま、まさかレディーが真珠に・・・」

コロコロ・・・

秀樹
「ん?」

コロコロ・・・

プシュウウウ・・・

パンパンパン!!

「に、逃げろ!!」

「爆弾だ!!」

愛子
「み、皆さん落ち着いて!!落ち着いて!!」

ドン!

朋美
「あっ・・・」

隆太
「か、母さん!!」

サッ!

コナン
「大丈夫ですか?」

朋美
「あ、ゴメンなさいねコナン君・・・」

隆太
「あれ・・・?母さんのも無くなってるよ、白真珠・・・」

朋美
「え?」


「(フ・・・)」

朋美
「キッ・・・キャアアアアア!!レディーよ!!レディーに『純白の星』を盗まれましたわ!!」

銀河
「じゃあ奥さんが着けていたのが本物の・・・」

「け、警部助け・・・」

ギッ!

ドバッ!!

銀河
「逃がすな!今、外に出たヤツがレディーよ!!」

「は、はい!!」

ダッ!!


「工藤君、私達も捕まえに行きましょ!!」

コナン
「え?」


「わかったのよ!怪盗レディーの正体が!!」

コナン
「え〜っ!!」





ガコン・・・

ガコン・・・

コナン
「ちょっと、灰原?ここ、機関室だよ!本当にこんな所に怪盗レディーがいるの?」


「ねえ工藤君・・・宝石言葉って知ってる?」

ゴソッ・・・

コナン
「宝石言葉?」


「隆太君の母さんがヒントをくれたのよ・・・本物の白真珠は最もふさわしい人に預けてるって・・・真珠の宝石言葉は『月』と『女性』・・・船に乗ってるお客さんの中で、名前に『月』を持つ女の人は『平尾朋美』さんだけ・・・つまり本物はあの人本人が持ってたってワケよ!」

コナン
「へー・・・でもなんで、それでレディーの正体がわかっちゃうの?」


「カードよ・・・ホラ、工藤君が引いたカードに、レディーのメッセージが貼ってあったでしょ?」

コナン
「う、うん・・・」


「あの手品は右手で出したハトに客の目を引きつけてるスキに、左手のカードを全部目当てのカードにスリ替える初歩的なトリックなのよ・・・だからカードを彼女に渡す前に誰がどう切っても、引くカードは決まっているってワケなのよ・・・」

コナン
「じゃ、じゃあ、そのカードにメッセージが貼ってあったって事は・・・まさか怪盗レディーの正体は、あの真田っていうマジシャン・・・」


「ちがうわ!私ずーっと見てたけど、あの子奥さんに近づいてないもの・・・」

コナン
「じゃあ誰なんだよ?」


「もう1人いるじゃない・・・カードをスリ替えられる人が・・・そう・・・その人物は床にカードをバラまかせ、拾うフリをしてカードを1枚抜き、メッセージを貼り付けた・・・それを手のひらに忍ばせて、あたかもカードの束から引いたかのように見せかけた・・・」

ザシッ!


「そうよね?工藤君・・・いや・・・怪盗レディーさんよぉ!!!」

コナン
「!!!」


「そう・・・あなたが工藤君とスリ替わったのは、彼が私を探しにパーティ会場を出た時だわ・・・見事よ・・・まったく気づかなかったわ・・・まんまと工藤君になりすましたあなたは、例のメッセージで客を動揺させた上に煙をふいて破裂する白真珠をバラまいてパニックに陥れた・・・そしてその混乱に乗じて、本物の『純白の星』を奪い取ったのよ・・・奥さんの体を支えるフリをしてね・・・あんな花火を用意してたって事は、知ってたんでしょ?奥さんが模造真珠を大量に造らせていた事を・・・」

コナン
「や、やだなー冗談はやめてよ灰原?オレどれが本物かなんて知らなかったよ?ヒントなんて聞いてなかったし・・・」


「フン・・・ヒント無しでも、あなたにはあれが本物だとわかっていたはずよ・・・奥さんが手袋をして小箱から真珠を取り出した時点でね・・・」

コナン
「え?」


「真珠の主成分は炭酸カルシウムで、酸に侵されやすい・・・指の脂で汚れたりすると、表面が酸化され光沢が失われてしまう・・・まあ中には諸星君のように、知ってた子もいたみたいだけど・・・そんなデリケートな宝石を、他人に預けるワケがないって事よ・・・」

コナン
「でも、それだけじゃ・・・」


「確かにそれだけじゃ不十分だけど・・・奥さんが着けていた冴えない真珠の事を重ね合わせれば、推測は確信になるわ!!そう・・・有名博物館に展示してある昔の真珠が、いずれも色あせてしまっているように、真珠の光沢寿命はせいぜい数十年・・・60年前に購入された『純白の星』が今もなお美しい姿であるわけがない・・・そんな色あせた真珠を手袋をして大事そうに扱う奥さんの姿を見れば、一目瞭然ってワケよ!フ・・・情けない話だわ・・・あなたの存在に気を取られて、すっかり忘れてたわよ・・・」

コナン
「でも・・・米花博物館の『純白の星』はキラキラしてたような・・・」


「だから盗らなかったんでしょ?偽物だと知ってたから・・・そして2度目の予告状で奥さんを挑発し、本物を持って来るように仕向けたのよ・・・わざわざ『本物の』って記してね・・・」

コナン
「わ、わかったよ、そんなに疑うんなら、電話でここに警察の人を・・・」

ドンッ!!!

コナン
「うわぁっ!!」

バラバラ・・・

コナン
「あ・・・あ・・・」


「フン・・・ビルの屋上で消えた時と同じ手は使わせないわよ・・・あの時あなたが警察を呼んだのは、私への当てつけじゃない・・・あの閃光の中ですばやく警官に扮し、彼らの中に紛れ姿を隠すためだわ!ハンググライダーで今にも飛ぶかのように見せかけてね!!それに、この場に人を呼ぶなんてヤボなマネは無しよ?こっちはこの警戒の中、たった1人で乗り込んで来た犯罪の芸術家に敬意を表して、1対1の勝負を仕掛けてあげてるんだから・・・」

コナン
「・・・」


「そう・・・すぐれた芸術家のほとんどは、死んでからその名を馳せる・・・」

パリパリパリ・・・


「あなたを巨匠にしてあげるわ、怪盗レディー・・・監獄という墓場に入れてね・・・」

パリパリパリ・・・

コナン
「フ・・・まいったわ、降参よ・・・この真珠はあきらめるわ・・・奥さんに伝えといて、パーティを台無しにして悪かったってね・・・」

ポイッ!


「今さら何を・・・」

パシッ!

コナン
「あ、そうそう、この服借りて救命ボートに眠らせてる男の子・・・早く行ってあげないと、カゼ引いちゃうわよ?」

カチャカチャ・・・


「え?」

コナン
「アタシは完璧主義者なんでね!!」

ゴソ!

カチャリ!

ボン!


「(な!?)」

カアアアア・・・

コナン
「フッ!!」

カッ!!!


「閃光弾!?」

ポン!

タタタ・・・


「くっ!!逃がさない!!」

パサッ。

ヒラヒラ・・・


「あんにゃろー!覚えてなさい!!」

ダダダ・・・





「おい、男の子がボートの中で寝てるぞ!!」

「とにかくデッキの上に・・・」


「あーっ!!ちょっと待ってぇ!!出しちゃダメェ〜!!」

ザッ・・・

哀「え?あれ?」

タタタ・・・


「ん?」

『先日お預けいただいたこの純紺のジャケットスーツ、とてもよくお似合いですよ!ある時はクリーニング屋の怪盗レディー』

コナン
「ふあぁ・・・」


「ヤロォ・・・」




その後、怪盗レディーが逃走用に用意したと思われる、ハンググライダーが発見されたが・・・彼女本人の姿は、忽然と船内から消え失せたのだった・・・





翌日



隆太
「わーっ!載ってる載ってる!!『お手柄女の子、純白の星をたった1人で死守!!怪盗レディー撃退!婦警の帽子プレゼント』・・・もう大ヒロインだね、哀ちゃん!」


「偶然よ、偶然!」

隆太
「でもいいなー2人とも・・・レディーに直接会えちゃうなんて・・・」


「(よかないわよ・・・)」

隆太
「ねえ、彼女の顔、どんなだった?」

コナン
「・・・」

隆太
「コナン君?」

コナン
「え?なに?」

隆太
「レディーの顔だよ!」

コナン
「ゴメン・・・いつのまにか眠らされちゃったから・・・」


「チラッとなら私見たわよ!」

隆太
「えー?どんな顔だった?」


「意外に若かったと思うわよ・・・20代かもしかしたら・・・」


黒羽弥生
「くっしゅ〜ん!!」

中森北斗
「まーったく!セリザベス号を見物に行って、海に落ちるなんて、バッカみたい!」

弥生
「うっさいわねー・・・(あのガキの星せいで、泳いで逃げるしかなかったのよ・・・)」

隆太
「ねえ、ちょっと・・・あの女の子・・・何か哀ちゃんに似てない?」


「そーお?」

隆太
「もしかして、コナン君が渋谷で見た人って・・・」

コナン
「・・・」

コナン
「よかった!」


「え?」

コナン
「そっかそっか!」


「?」


どうでしたか?次回は回想シーンの話が続きます。何が出るかは、お楽しみ〜・・・

キャラ・オリキャラ説明文

灰原哀 コナンの同級生。コナンに恋心を持つ。

江戸川コナン 哀の同級生。渋谷で哀そっくりな女の子を目撃する・・・

工藤優作 コナンの父親。原作よりも少し冴えない性格。

平尾隆太 賢橋小学校1年生。コナンの親友で、平尾財閥の息子。

平尾朋美 隆太の母親。怪盗レディーに挑戦状をたたきつけるが・・・

中森銀河 警視庁捜査2課警部で、銀三の妹。兄と同じく執念深い。

茶木愛子 警視庁捜査2課警視で、神太郎の妹。

浜崎雪菜 シェフ・浜崎春也の娘で、フランス料理店の2代目の経営者兼シェフ。ベイカー街の亡霊に登場した設定になっている。

諸星秀樹 ベイカー街の亡霊に登場した子供。悪態をよく付く。

菊川清一郎 ベイカー街の亡霊に登場した子供。

真田恵美 天才マジシャン・真田一三の妹。

怪盗レディー シークレットナンバーは4121。世界的な女大怪盗。




哀とコナンの服装

哀 水平線上の陰謀(ストラテジー)で着ていたドレス

コナン 純紺のジャケットスーツ

オリキャラ・声の設定

平尾隆太 大谷育江
平尾朋美 島本須美
中森銀河 折笠愛
茶木愛子 松井菜桜子
浜崎雪菜 高山みなみ
真田恵美 岩井由希子
怪盗レディー/黒羽弥生 山崎和佳奈
中森北斗 高山みなみ











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