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FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章
作:ユーリ



ファイル22:心変わり・・・そして新しき仲間・松葉!!


翌日



アリス
「じゃあアタシ、学校行ってくるからね。ごはんは冷蔵庫の中に入れてあるから・・・」

コナン
「あの・・・」


「私達をほったらかしてていいの・・・?」

アリス
「大丈夫よ!結界を張ってあるし、ここは森の中よ?こんな所までわざわざ来る物好きなんて、いないわよ!」

コナン
「そりゃそうだけどさ・・・」

アリス
「じゃあね、仲良しのお2人さん!」


「アリスさん!!」

バヒュン!!

コナン
「でえっ!?」


「き、消えた・・・」





アリス
「やっぱり、からかいがいがあるわよね〜、あの2人♪」

アリスは上機嫌で、空を飛んでいた。

アリス
「今、7時30分か・・・余裕で間に合うわね・・・」

そう言うと、アリスはスピードを上げた。





一方、コテージ



コナン
「アリスさん、遅いなぁ・・・」


「早く帰ってこないかしら・・・」

コナン
「彼女がいないと、ここから出られないからなぁ・・・」


「そうね・・・」

その時、不意にドアがガタガタと揺れた。

コナン
「あ、アリスさん?」


「帰ってきたのかしら・・・」

コナンと哀はドアを開けようとしたが、その時、ドアがふっ飛んだ。

コナン・哀
「え?」

スコッチ
「やっと見つけたよ、ボウヤ達・・・」

壊れたドアから、1人の男が入って来た。

コナン
「だ、誰だオマエは!!」

スコッチ
「私の名は、スコッチ・・・」

コナン
「スコッチだって!?」

スコッチ
「その通り・・・」

スコッチと名乗ったその男は、鬼のような角を生やし、黒いマントを羽織っていた。

哀は後ろでコナンにしがみついて、ブルブルとふるえている。


「え、江戸川君・・・私、怖いよぉ・・・」

コナン
「大丈夫だ、灰原!オレがオマエを守ってやるから・・・」

スコッチ
「フフッ、君達はなかなか仲良しのようだねぇ・・・」

コナン
「テメエ、スコッチとかいったな?何をしに来たんだ!!」

スコッチ
「フフフ・・・私がここに来たのは、君達をある場所に連れていくためだ・・・」


「ど、どこに連れていくの・・・?」

スコッチ
「来ればわかる。さあ、一緒に来るんだ。」


「え、江戸川君・・・」

コナン
「そんな事させるかよ・・・」

コナンは、腕時計型麻酔銃のフタを開け、スコッチに照準を合わせた。

スコッチ
「フフッ、君は血の気が多いねぇ・・・簡単に連れていけると思ったんだが、そう簡単にはいかないか・・・しかたないなぁ・・・ムン!」

スコッチが手を握り何かを念じると、コナンと哀の体は急に動かなくなった。


「か、体が動かない・・・」

コナン
「テメエ、何しやがった・・・」

スコッチ
「金縛りだよ、お2人さん。今、私が君達に暗示をかけて、動きを封じさせてもらった。」

コナン
「くっ・・・」


「動けない・・・」

スコッチ
「さて、と。」

スコッチが指をパチンと鳴らすと、スコッチが床に置いていた袋から長いヒモがまるで生きているかのように伸びてきて、コナンと哀の体に巻きつき始めた。

コナン
「わっ!!」


「キャアッ!!」

コナンと哀は、グルグル巻きにされてしまった。

コナン・哀
「うぅ・・・」

パチン!

スコッチがもう一度指を鳴らすと、ヒモが2人を引き寄せた。

グイッ!

コナン・哀
「うわああああ〜っ・・・!!!」

パクン!

コナンと哀は、袋に飲み込まれてしまった。

袋はしばらくガタガタと動いたが、やがて動かなくなった。

スコッチ
「フフフ・・・ゆっくりお休み・・・お2人さん・・・」

そう、袋の中には、クロロホルムが気化した物が入っていたのだ。

コナンと哀は、そのクロロホルムをタップリと吸い込んで、眠りに落ちてしまったのだった。

スコッチ
「一丁上がり。」

スコッチは袋の口をゴムで縛ると、袋を背中に抱えて、コテージから出ていった。






時雨山大学院



ここは、時雨山大学院。

アリスこと、桜野松葉が通っている大学である。


蜂野鈴也(はちのすずや)19『松葉の幼なじみ 忍者』
「よぉ、松葉!」

松葉
「あ、おはよ・・・」

そう言うと、松葉は足早に校舎へと走っていった。

鈴也
「松葉・・・?」






授業中も、松葉はずっと上の空だった。

鈴也は、松葉の様子がおかしい事に気づいていた。

幼なじみの長年のカンなのだろうか、鈴也は松葉の表情で、何かがあったかなどがわかるのだ。






放課後



鈴也
「松葉!オマエ、コテージに帰る前に道場に来るだろ?」

松葉
「ああ、たまには体動かさないとナマるからな・・・」






蜂野家道場



マサフミ
「先生ェー!!腕相撲やろうぜ腕相撲!!」

松葉
「やーだよ!」

マサフミ
「なんでさー!!」

松葉
「だってオマエら弱ェーじゃん。」

アキラ
「いや!!今日こそ勝つーぅ!!」

松葉
「しゃーねーな!1人一回ずつやぞ?」

アキラ
「一回ありゃジューブンだぜよ!!」

マサフミ
「アキラ!先生が疲れたら次つまんねぇから早く負けろよ!」

アキラ
「ウルセー!!オラ、GO!!ふんぬぬぬぬぬぬぬ!!!」

松葉
「ホ〜ラどしたどした〜♪ビクともせえへんぞっ♪」

アキラ
「こんのバケモノ〜・・・!!」

松葉
「誰がや。」

グイッ!

アキラ
「ぐわ!!」

マサフミ
「今度はオレだっ!ぐおおおお!!」

松葉
「・・・お!マサフミ、ちょっち力上げたか?けど・・・まだまだ!おりゃ!」

グイッ!

マサフミ
「くっそ〜!!!」

マサフミ・アキラ
「鈴也!!カタキとってくれ!!」

鈴也
「先生をつけんか!!」

松葉
「勝てるか!!アタシは女だぞ!!」






松葉
「やっと帰りやがったよー!ホンット元気なヤツらだなぁっ!・・・な!」

鈴也
「・・・松葉。オマエ・・・何か・・・あったのか?」

松葉
「え・・・」

鈴也
「モヤモヤしたものはハッキリさせといた方がいいぞ・・・オマエらしくもない。」

松葉
「・・・ああ・・・そうだよ、な・・・」






松葉は、コテージに帰ってきた。



松葉
「なっ・・・こ、これは・・・!?」

コテージのドアは破壊され、コナンと哀はいなかった。

松葉
「コナン君、哀ちゃん!?」

松葉は辺りを見回した。

松葉
「ん?こ、これは・・・」

机の上に、手紙が置いてあった。

『アリスよ、コナンと哀は私が連れていった。残りの子供達も、すぐに捕まえろ。 スコッチ』

松葉
「スコッチ・・・アイツ・・・信用していいのかしら?」

松葉がそう思っていると、松葉の回りを男達が取り囲んだ。

松葉
「なっ・・・!?」

松葉は、男達に攻撃された。








その頃、刃達の前には、スコッチが立ちはだかっていた。

バヒュン!!

バッ!!


「あっ・・・」

レオン
「ブラッドストーンをとられた!!」

スコッチ
「ククク・・・これは、キサマらなんぞが持つ物ではない。」

そう言うと、スコッチはシュンッと消えた。

隆太
「アイツ・・・いったい何者なんだ・・・」


「そんな事より、みんな、先に進みましょ!今、アリスが住んでいる場所がどこなのかわかったのよ!!」

麻衣
「そうね、善は急げだわ!!」

刃達は、まっすぐに目的地へと向かった。







「見つけたわ!!」

刃達は、コテージに乗り込んだ。

レオン
「こ、この人は!!」

麻衣
「ア、アリスさん!?」

小さくなったアリスが、中に倒れていた。

隆太
「か、体が縮んでる・・・」

松葉
「う・・・」


「あ、起きたわ。」

松葉
「あ、あなた達は・・・」

隆太
「アリスさん、ちょっと聞きたい事があるんだけど・・・」

ガッ!!

レオン
「テメエ・・・」

松葉
「お願いだ・・・一緒に来てくれ・・・アンタ達が来なければ、2人が危ないんだ!!だから・・・」

レオン
「テメエ・・・いい加減にしろよ・・・スコッチにだまされてるのが、まだわからねえのか!!それにな・・・もうオマエキズだらけじゃねえか!!」

松葉
「え・・・(こんなになってたなんて・・・小さくなって、痛みを感じなかったから・・・)」

ドシャ・・・

隆太
「わっ、死んだ。」

麻衣
「気絶よ、気絶。」

レオン
「スコッチのヤツ・・・この子を幼児化させて、死ぬまでつき従わせるつもりだったんだ・・・」






松葉
「(体が動かない・・・どうしたんだ?アタシ。ここは・・・?背中・・・あったかい・・・誰の?)!」

タタタ・・・

松葉
「オマエ・・・」

レオン
「気がついたか。」

松葉
「降ろせ!アタシをどうする気だ。」

レオン
「何〜!」

ヒョイ!

麻衣
「スコッチを追ってるのよ。ブラッドストーンとられちゃったし、新一君達もさらわれちゃったから・・・」

レオン
「おう、アリスとか松葉とかいったな。テメエ、これ以上うだうだぬかすと捨ててくぞ。」

松葉
「なっ・・・」

麻衣
「も〜、レオン。あなたそういう言い方するから、誤解されるのよ。ゴメンね、口と目つきは悪いけど、本当はやさしいトコもあるのよ。」

レオン
「オマエなー。」


「レオン君!!」

隆太
「麻衣ちゃん!!」

再び稼ぎ屋の里に行ってきた刃と隆太が、2人に話しかけた。

レオン
「どうした、刃ちゃん、隆太君?」

隆太
「もう一度稼ぎ屋の里に行ってきたけど・・・里は無惨に破壊されてたよ・・・」

レオン
「そうか・・・」

松葉
「な・・・に!?」


「全員、供養しておいたわ。」

麻衣
「ごくろうさま。」

松葉
「(な、なんで・・・どうして・・・!?)」

レオン
「飛ばすぜ!しっかりつかまってろよ!!」






一方、連れ去られたコナンと哀は、怪しげな森の中で、木に縄でつながれていた。



コナン・哀
「う〜ん、う〜ん!!」

コナンと哀は、力なくジタバタともがいていた。

コナン・哀
「うぅ〜ん!!」

そんな2人を、上からスコッチが見下ろしていた。

スコッチ
「フフッ、いいカッコだねぇ、お2人さんよ・・・」

コナン
「スコッチ!オレ達を放せぇ!!」


「私達をどうするつもりなのよぉ!?」

スコッチ
「フフフ・・・いいだろう、教えてやる・・・出てこい!!」

スコッチが指を鳴らすと、森の奥から巨大なカエルが出て来た。

コナン
「なっ・・・カエル・・・」


「お、大きい・・・」

『ゲロゲロ・・・』

巨大なカエルは、コナンと哀を見て、舌なめずりをしている。


コナン
「え・・・」


「な、なに!?」

スコッチ
「どうやら、君達の事が気に入ったようだ・・・私のカワイイペットは、君達を食べたいらしい・・・」

『ジュル・・・』

コナン・哀
「そ、そんなぁ・・・」

コナンと哀は、必死にジタバタともがいた。

コナン
「イヤだ、イヤだぁ〜!!」


「カエルのエサになるなんてイヤよぉ〜!!」

必死にジタバタともがくコナンと哀を見て、スコッチは笑っている。

スコッチ
「ハッハッハッ!これはいい!!さて、試食をさせるか。ムン!」

スコッチが念じると、コナンと哀の1/1スケールの人形が現れた。

スコッチ
「さあ、フィズ。試食の時間だよ。」

スコッチが人形を置くと、フィズと呼ばれた巨大なカエルは、また舌なめずりをした。

そして、舌をニュルッと伸ばすと、コナンと哀の人形を捕まえ、あっという間にペロリと食べて、飲み込んでしまった。

コナン・哀
「ヒッ・・・」

フィズ『ゲロゲロ・・・』

スコッチ
「今度は、君達の番だよ。」

フィズは、再び舌なめずりをした。

コナン・哀
「うぅ・・・た、助けてぇ〜っ!!!」

スコッチ
「覚悟はいいかい?お2人さん・・・」

フィズはコナンと哀に近寄ると、舌でコナンと哀の顔をペロリとなめた。

コナン・哀
「ヒャッ!?」

スコッチ
「ハッハッハッ!!終わりだなぁ・・・」

コナン・哀
「うぅ・・・もうダメ!!!」

「そこまでだ!スコッチ!!」

スコッチ
「な、何!?」

コナン・哀
「え?」

コナンと哀が振り向くと、そこにはレオン達が立っていた。

コナン・哀
「み、みんな・・・」

スコッチ
「チッ・・・アリスめ・・・仕留め損なったか・・・」

松葉
「スコッチ、1つ聞いていい・・・?アタシの里が跡形もなく破壊されてたってこの子達に聞いんだけど、それってどういう事・・・?」

スコッチ
「フフフ・・・バレちまったか・・・そんな事は簡単さ・・・オマエの里から、ブラッドストーンを奪い取るためだ・・・」

松葉
「何ですって!?」

スコッチ
「そうだ。あれだけの戦いの最中、盗むのは簡単だった。」

松葉
「じゃあ・・・城の大グモの魔物・・・あれも罠だったのか!!!」

スコッチ
「フフフ、その通り・・・すべてオマエ達をおびき寄せるため・・・そして、後々邪魔になる稼ぎ屋達を始末するための罠さ・・・」

松葉
「そんな事の・・・そんな事のために・・・アタシの父上や、仲間や・・・レンを・・・キ・・・キサマーっ!!!」

松葉は、スコッチに飛びかかろうとした。

スコッチ
「フン!!」

スコッチが念じると、松葉は動かなくなった。

ズキン!!

松葉
「うぐっ・・・」

ドサッ・・・

麻衣
「アリスさん!!」

松葉
「う・・・ぐ・・・」

スコッチ
「コイツの背中に仕込んでおいた毒、ようやく効いてきたようだな。」

レオン
「テ、テメエ・・・」

隆太
「人情ってものがないのか!?」

スコッチ
「ハッハッハッ!!人情だと!?そんなもの我々には必要ない!!利用できる者は利用する、利用価値がなくなったら捨てる。それが我々組織のやり方だ・・・」

麻衣
「最低ね・・・」


「つくづく、組織を見限って正解だったわ・・・」


「やっぱりあなたは、その曲がった考えを根本から叩き直してやらなきゃいけないみたいね・・・」

スコッチ
「できるものならやってみろ・・・松葉は脱力状態、頼みの綱のコナンと哀は動けない・・・オマエ達の負けだ・・・いずれにしろ、オマエ達は全員フィズのエサになってもらう・・・」

フィズが、ゆっくりと刃達に近づいていく。


「やるしかないようね・・・」

レオン
「ハッ!!」

レオンはブーメランを投げた。

スコッチ
「ハッハッハッ、どこを狙って・・・」

ザン!!

スコッチ
「な、何!?」

レオンの投げたブーメランは、コナンと哀を縛りつけていた木の方に飛んでいき、2人を縛っていた縄を切った。


「レオン君、ありがとう・・・」

コナン
「これで形成逆転だな!!」

スコッチ
「それはどうかな・・・」

そう言うと、スコッチは再び指を合わせた。

スコッチ
「臨兵闘者皆陣列在前!!!ハッ!!」

スコッチが念じると、スコッチの体から無数のトゲが現れた。

スコッチ
「フフフ・・・できれば隠しておきたかったが・・・しかたがない・・・」

変化していくスコッチのまがまがしい姿に、コナン達は驚いている。

コナン
「ま、魔物・・・」


「そんな・・・」

スコッチ
「フフフ・・・終わりだよ?君達・・・」


「それはどうかしら?」

刃がそう言うと同時に、雷がフィズを貫き、爆発させた。


「終わりなのは、あなたの方よ!!」

スコッチ
「バカめ・・・私に勝てると思ってるのかぁ!!!」

スコッチは、体から無数のトゲを飛ばしてきた。

コナン達を、容赦なくトゲが襲う。

コナン・レオン・隆太
「うぐっ・・・」

哀・刃・麻衣
「いたっ・・・」

松葉は、まだ脱力したままだ。


「アリスさん、お願い!私達に協力して!!」

麻衣
「このままじゃ、私達負けちゃう!!」

松葉
「う・・・」

松葉は、コナン達を助けたいと思った。

でも、体が動かない・・・

そんな松葉に、刃が声をかけた。


「大事なのは、誰かのために戦える事・・・自分の危険もかえりみず、大切な人を救える事が、一番大切なのよ、松葉・・・」

松葉
「・・・!!」

松葉は、昔姉に言われた言葉を思い出していた・・・






ディアナ・ボーランジェ『大事なのは、誰かのために戦える事・・・自分の危険もかえりみず、大切な人を救える事が、一番大切なのよ、アリス・・・』






松葉
「(わかったわ、ディアナ・・・アタシは・・・この子達と一緒に戦う!!!)」

松葉が、前に飛び出した。

スコッチ
「な、何!?」

松葉
「桜流忍法・影分身!!」

ババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ!!!

スコッチ
「な、なんだ!?」

松葉
「桜流忍法・分身残像百裂弾!!!」

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!

スコッチ
「がはっ・・・」

松葉
「くらいなさい!!桜流忍法最大奥義・巨大火炎蝶・滅殺!!!」

ズオオオオ・・・

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

ヒュウウウ・・・

スコッチ
「ぐ・・・くそぉ・・・私の負けか・・・だが忘れるな・・・オマエはもう、ひとりぼっちなのだからな!!!」

バサッ・・・

ザァ・・・

松葉
「ひとりぼっちなんかじゃないわ・・・(そう・・・今のアタシには、心強い友達がいるんだから・・・)」






某国






ジン
「スコッチは死んだようですよ、クイーン・・・」

クラレット
「役に立たないものだね、彼も・・・」

クイーン/ディアナ・ボーランジェ
「本当ね・・・まったく、ムダな時間を浪費してくれたものだわ・・・スコッチも、あのベルモットって女もね・・・」

ジン
「しかし、収穫はありました・・・アリス・・・あなたの妹君は、まだ生きております・・・」

ディアナ
「そう・・・ジン、クラレット・・・」

ジン・クラレット
「はい?」

ディアナ
「この後の展開・・・楽しい事になりそうだわ・・・」






再び、稼ぎ屋の里



レオン
「ちっくしょーもー。どうなってんだよ、あのアリスって女。城の場所も、怪しげな若殿の顔も思い出せないなんてよ。」

隆太
「ガタガタ言ってないで片づけてよ。」

コナン
「黒の組織の事だ。悪事が露見した時には、戻って来れないよう暗示でもかけていたんだろう。」

隆太
「それに・・・よしんば覚えていたとしても、あのケガだ。今、あの子を動かすのは無理。」

レオン
「ってもう、十日も寝込んでるじゃねえか。オレならあんな傷4日で治るぞ。」

コナン
「ボクならひと月は寝込みますよ。」






「アリスさん、包帯取り替えよ・・・」


「あ・・・」

麻衣
「いない。」





ヒュー・・・


「アリスさん、まだ寝てなくちゃ・・・」

松葉
「お墓・・・」


「え・・・」

松葉
「みんなのお墓作ってくれたんだ。」

麻衣
「あ・・・うん。」


「あ、あのね、なんて言っていいかわかんないけど・・・」


「(元気出して・・・なんて言えないよね。この子、ひとりぼっちになっちゃったワケだし・・・)あっ、そうだ。体治ったら私達の仲間になって?」


「新一君も隆太君も、すっごくいい人なのよ、基本的には。」

麻衣
「基本・・・?」

松葉
「リアンちゃんっていったっけ・・・アンタ・・・ブラッドストーンを持ってたよね。」


「え・・・うん・・・なんとかスコッチから取り戻して、1つに固める事ができたけど・・・」

松葉
「それじゃアイツの仲間は・・・またそれを狙ってくるね・・・いいよ。仲間になってやっても。」


「アリスさん・・・みんなの仇をとるつもりなのね。」

松葉
「まあね。それにブラッディブラッドは・・・」


「この里で生まれたのよね?アタシ達、それが聞きたくて、来たんだけど・・・」

ヨロ・・・

麻衣
「アリスさん・・・?」

松葉
「アリス・・・もしくは松葉でいいよ。みんなのお弔いもしてもらったしさ・・・教えてあげるよ・・・ブラッディブラッドが生まれた理由(ワケ)・・・」

哀・刃・麻衣
「え・・・」


どうでしたか?
次回、いよいよブラッディブラッドの秘密が解き明かされます!!
お楽しみに!!











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