ファイル21:敵か味方か?アリスの秘密
刃達は、鍾乳洞の中に入っていった。
ポウ・・・
刃・隆太・レオン・麻衣
「!」
ゴオオオオ・・・
レオン
「なっ・・・なんだこれは・・・教えてくれリアンちゃん、これは・・・」
刃
「見てのとおり。」
レオン
「見てわかんねえから聞いてんだっ。」
刃
「・・・ゴメン、アタシも知らないのよ・・・」
麻衣
「魔物の木乃伊・・・?」
隆太
「魔物・・・だろうか?魔物や妖怪達と一体化してしまっているが・・・これは・・・人間・・・に見える。」
麻衣
「人間・・・?(なにかしら、この胸の穴・・・?気になる・・・)」
その頃、コナンと哀、アリスは・・・
コナン・哀
「・・・」
アリス
「どうしたの?食べないの?なんなら、アタシが食べさせてあげてもいいよ。」
コナン
「いらないよ・・・」
哀
「こんなカッコでトイレに行きたくないもの・・・」
アリス
「逃げないのなら、糸を切ってあげるわよ。」
哀
「工藤君、どうする?」
コナン
「空腹じゃ力が出ない。お願いしよう。」
アリス
「わかったわ、切ってあげる。桜流忍法・火の刃!!」
シュッ!!
ザン!!
バサッ・・・
コナン
「フゥ・・・」
哀
「苦しかったわ・・・」
コナンと哀は、体のホコリをパンパンとはたいた。
アリス
「じゃあ、今から料理を作るから、逃げちゃダメよ。」
そう言うと、アリスはエプロンを羽織り、キッチンへと歩いていった。
哀
「工藤君、今のうちに・・・」
コナン
「あ、そうだな。」
コナンと哀は、ドアにソロリソロリと向かったが・・・
アリス
「ムダよ。」
後ろに立っていたアリスの言葉に、コナンと哀はビクッとなった。
アリス
「アタシの能力で、このコテージの回りに結界をはらせてもらったわ。よって、あなた達はここからは出られません。」
そう言うと、アリスはコナンと哀にズイズイと近寄ってきた。
アリス
「あなた達、約束を破るのなら、ごはんができるまで体を拘束させてもらうわよ?いいの?」
コナンと哀はビクッとなり、後ずさった。
コナン・哀
「・・・」
2人は、何も答えない。
アリス
「何も答えないのね。それなら、拘束させてもらいます。」
コナン・哀
「は、はい・・・」
アリス
「桜流忍法・捕縛の鉄糸!!」
アリスが呪文を唱えると、両手から糸が飛び出し、コナンと哀にグルグルと巻き付いた。
コナン・哀
「ハアァ・・・」
アリス
「それじゃあ、ごはんができるまで、おとなしく待っててね。」
そう言うと、アリスはキッチンに歩いていった。
キッチンに着いたアリスは、携帯で電話をしていた。
アリス
「スコッチ、アタシ。」
スコッチ
「アリスよ、調子はどうだ?」
アリス
「順調よ。コナン君と哀ちゃんを捕まえたわ。」
スコッチ
「そうか。では、残りのヤツらも頼んだぞ。」
アリス
「わかったわ。」
電話が切れると、スコッチはクククッと不適な笑みを浮かべた。
スコッチ
「アリス・・・バカな小娘だ・・・私の策略にはめられているとも知らないで・・・」
そう言うと、スコッチは奥の部屋に進んでいった。
『ゲコゲコ・・・ゲロゲロ・・・』
スコッチ
「フフフ、私のカワイイペットよ、待っておれ・・・すぐにオマエのエサを持ってきてやるぞ・・・ククク・・・ハッハッハッハッ!!!」
スコッチは、笑っていた。
数分後、3人は食卓を囲んでいた。
アリス
「さあ、遠慮なく食べて。」
コナン・哀
「い、いただきます・・・」
コナンと哀は、料理を口の中へ入れた。
コナン
「あ、これおいしい・・・」
哀
「料理上手なんですね。」
アリス
「アタシは料亭の女将だからね。これくらいは心得てるのよ。」
哀
「え?アリスさん、料亭の女将なんですか!?」
アリス
「ええ。今、大阪でバイト2人を雇って料亭を営んでいるのよ。今はちょっと休みにしてるけど、また料亭を再開するから、よかったら来なさいよ。これよりも数段おいしい料理をたくさんごちそうしてあげるわ。」
コナン
「うん、楽しみにしてますよ。」
アリス
「さーて、もう9時ね。子供はおフロに入って、寝る時間よ。」
哀
「そうですね。」
アリス
「お湯が冷めないように、2人で一緒に入っちゃいなさいな。」
コナン
「ア、アリスさん!?」
哀
「な、なんて事を・・・」
アリス
「あれ?あなた達って、つき合ってるんでしょ?」
コナン・哀
「なっ・・・」
アリス
「つき合ってるのなら、一緒におフロに入る事を恥ずかしがる必要なんてないでしょ?」
コナン・哀
「///うぅ・・・///」
コナンと哀は、赤面した。
アリス
「へぇー・・・あなた達って、子供なのに結構マセてるのね・・・」
アリスは、ニコニコしている。
コナン
「す、すいませんアリスさん・・・」
哀
「私達、先におフロ入ってきます・・・」
コナンと哀は、足早に風呂場に向かった。
そんな2人を、アリスはニコニコしながら見つめている。
アリス
「コナン君と哀ちゃんか・・・これから先も、この2人をからかえそうね・・・ウフフッ!」
アリスは、クスクスと笑っていた。
コナン
「フゥ・・・いい湯だった・・・」
哀
「それにしても、あの人があんなにイタズラ好きだったなんてね・・・」
コナンと哀が戻ってくると、アリスは何かを作っていた。
コナン
「アリスさん、何やってるんですか?」
アリス
「明日のお弁当よ。アタシともう1人の分を作ってるのよ。」
コナン
「明日、お弁当?」
哀
「どうして?」
アリス
「ああ、言ってなかったっけ。アタシ、明日学校なのよ。」
コナン
「が、学校〜!!?」
哀
「私達の警護はどうするんですか〜!!?」
アリス
「大丈夫よ、このコテージの回りに結界を張ってるし。」
コナン
「ものすごく不安なんだけど・・・」
哀
「同感だわ・・・」
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