FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章(13/111)縦書き表示RDF


オリキャラ・声優設定

平尾隆太 大谷育江
播磨紅子 折笠愛
剣野刃/リアン・ハートネス 松本利香

FBIから来た女:1〜リアン・ハートネスとジンの章
作:ユーリ



ファイル13:播磨紅子登場、そして仲間探しの旅行へ


隆太
「君達、大人だろ?」

コナン・哀・刃
「ええええええええええ〜っ!!?」

コナン、哀、刃は、しばらくの間驚いて立ち尽くしていた。

なにしろ、この前まで初対面だった小学生に、いきなり正体を見破られたのだから、驚くのは当たり前である。

コナン
「な、何言ってるんだよ隆太君!」

哀・刃
「私達は本当に子供・・・」

隆太
「トボケるなぁ!!」

隆太の叫び声に、コナン達はビクッとなった。

隆太
「オレは財閥のお坊ちゃんなんだよ?少し探りを入れてみれば、こんな事すぐにわかるんだよ!!」

コナン達は、たじろいでいる。

隆太
「それに、気づかなかった?問題の中に、普通の小学生じゃ知らない事が入っていた事を・・・」

コナン・哀・刃
「ああっ!!!」

コナン、哀、刃は、やっとさっきまでの違和感が解けた。

怪盗キッドの事はともかく、図書館の殺人事件やナイトバロンの小説など、普通の子供なら知るはずがない事だ。

コナン達は、しかたなく隆太に本当の事を話した。

自分達が小さくされた事や、黒の組織の事・・・そしてAPTX4869・・・

全てを話し終えた後、隆太が口を開いた。

隆太
「そうだったんだ・・・まさか、そんな大変な事になってたなんて・・・」

どうやら隆太は、黒の組織などの事については知らなかったらしい。

隆太
「つまり、その黒の組織ってヤツらを倒して、APTX4869って薬を手に入れれば、君達は元の姿に戻れるってワケだね。」

コナン・哀・刃
「・・・」

コナン達は、黙っている。

隆太
「どうしたの?」

コナン
「君、ボク達を突き放さないの?」

隆太
「なんで?」


「だってそうでしょ?私達は体が小さくなった人間・・・」


「普通に見れば、『化け物』なのよ?」

隆太
「君達、なんて事言うんだよ!!」

コナン達は、隆太の予想外の言葉に驚いた。

隆太
「たとえどんな姿をしていても、君達はオレの大切な友達だよ!それに、命を狙われたりする事だって、財閥のお坊ちゃんともなれば、慣れてるさ・・・」

次の瞬間、なんと隆太は泣き出した。

隆太
「お願い・・・お願いだから・・・自分達だけですべてを抱え込まないで・・・君達の味方になってくれる人は・・・必ず君達のそばにいるから・・・」

コナン・哀・刃
「うん・・・」

コナン達は、うなずいた。



それからしばらくして、刃が口を開いた。


「新一君、志保ちゃん、そして隆太君・・・話があるの・・・」

コナン
「何?リアンちゃん。」


「例のAPTX4869で小さくなったのって、アタシ達3人だけだと思う?」

哀が答えた。


「そうは思わないわ。ヤツらの事だから、無差別に薬を飲ませたりしてるんでしょうけどね・・・」

隆太
「その、幼児化してる子を探すの?」


「イヤ・・・幼児化してるとまではいかなくても、アタシ達に協力してくれる子は何人かいるはずよ。」

コナン
「そうだな。」


「その子達を探し出して、仲間に加えるのよ!いいアイデアだと思わない?」


「そうね、どのみちヤツらと戦うためには、1人でも味方は多い方がいいわ。」

隆太
「そうだね。」

コナン
「その事だけど、協力してくれそうな人をある人に捜してもらっているよ。」


「え、ホント?」

コナン
「うん、もうそろそろ来る頃だと思うけど・・・」

「新ちゃーん!!」

コナン
「あ、来た来た。今開けるよ!」

コナンが扉を開けると、20代前半の女性が立っていた。

コナン
「播磨さん、久しぶり!最初は驚いたでしょ?」

コナンに名前を呼ばれた女性・・・播磨紅子は、うなずいた。

播磨紅子(はりまあかこ)24『兵庫県警姫路署の警視 優作の友人、姫川啓作刑事部長の娘』
「そうね、久しぶりに電話が来たと思ったら、『協力してほしいから家に来て』だもの・・・」

哀達は、ポカーンとしている。

コナン
「ああ、この人は兵庫県警姫路署の警視で、父さんの友人、姫川啓作さんの娘の播磨紅子さん!」

紅子
「こんにちは、コナン君・・・いえ、新ちゃんからご紹介にあずかった、播磨紅子です。」


「どうして、親子で名前がちがうんですか?」

紅子
「それは、刑事だという事を少しでも意識するためなのよ。ところで、新ちゃん・・・」

紅子は、コナンの方を向いた。

紅子
「そこにいる、ポニーテールの女の子と茶髪の男の子は誰?確か、あなたの正体を知ってるのは、アタシ以外ではそこにいる灰原哀ちゃんと阿笠博士、あなたの両親、そして大阪の高校生探偵の服部平次君と、怪盗キッドっていう泥棒さんだけじゃなかったっけ?」

コナン
「それからじばらくして、この2人に正体がバレちゃったんだ・・・」

紅子
「そう・・・で、あなた達は?」


「アタシは剣野刃です!」

隆太
「オレは平尾隆太・・・」

紅子
「そう、よろしくね。」

コナン
「ところで播磨さん、資料は?」

紅子
「ああ、ちゃんと調べてきたわ。はい!」

紅子から資料を渡されたコナンは、部屋にこもってスケジュールを立て始めた。



それからしばらくして、コナンはリビングに戻って来た。

コナン
「本格的に動くのは、夏休みに入ってからだ・・・みんな、準備はいい?」


「うん!」

隆太
「ああ!」


「もちろんよ!」

コナン
「じゃあ、播磨さんはまた調べておいて。」

紅子
「了解!また1人見つけたら、携帯にメールするわ。」

紅子はそう言うと、工藤邸を後にした。

そして、コナン達は、仲間探しの旅行の準備を始めた。


さて、次回からはオリジナル、仲間探し編のスタートです!!

ネクストコナンズヒント!「アイドル」











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